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ブラッドレインビトレイヤル 鮮血

5段階評価☆☆
トロフィー難度☆☆☆☆
プレイ理由シリーズまとめ買い
推しキャラレイン
スクリーンショット46枚

感想

 まずはプレイ当時に書いた雑記のまとめ

 ストーリー設定上は前作からつながらないのでリブート作となる「BloodRayne 3: ReVamped」とでもいうべき作品。オリジナルよりは多少改善しているのだろうけど、元の出来が多分ヒドすぎる。「BloodRayne」として見ずにオリジナルの2D横スクアクションと考えても、クソゲーギリギリかなっていうレベルで、BloodRayneとして見ると完全に失敗作。

 ダンピールの超人的能力で駆けまわり、多少無茶しても吸血ですぐ元気になる、その快適さが失われただただ窮屈な「高難度アクション」と化している。しかも、その高難度は敵と戦う事によるものではなく2Dアクションならではの「アスレチック」によるもの。悪魔城ドラキュラとかロックマンとか、動く床だのギリギリのジャンプだとか、こちらにダメージを与えようとしてくる数々のギミックとかそういう類。

 ブラッドレイジもオーラビジョンも体感速度変化といった1作目から持っていた特殊能力は「全て」失われ、残されたのは斬撃と吸血だけ。吸血も即吸血は出来ず、斬撃後の敵が少しひるんでいる間にしか出来ず、その意味不明な仕様がかなりストレスになる。吸血を途中でやめると敵が爆弾になるという謎の仕様もストレスでしかない。

 雑記に書いた気もするけど斬撃でバラバラになった敵の残骸が「うごめいてる」時に踏み潰すとボーナス点。本作はステージクリアよりはステージクリア後のスコアによる「成績」に重点を置いてるっぽいのでボーナス点は多分ありがたい要素…のはずなんだけど、どう倒すとそうなるかとかじゃなくてランダム。そして「踏み潰す」のと「通常攻撃」が同じボタン。「通常攻撃」より「踏み潰し」が優先されるというバカげた仕様で乱戦では運が悪いとヒドい目に遭う。同じく雑記に書いたけれど、ほぼ全ステージに「真っ暗になって敵が影としてのみ見える」状態になる事がある。この状態では踏み潰せる状態になってるかどうかもわからず、敵を攻撃しようとして踏み潰しが発動するとかバカげた事も起きる。どんなテストプレイするとこの不快要素を放置するって事になるんだろう?

 オリジナル含めプレイした人のほぼ全員が指摘してる意味不明な操作が必要なハイジャンプとか、どれだけ操作性を悪く出来るか、どれだけ操作性やシステムだけでプレイヤーを不快にさせられるかという点を考えて作ったんですかね?

 意味不明でクソつまらねぇストーリー、面白くもないボス戦。ただただストレスだけが残る道中。クリアする度に常人ではステージ1から「最低成績」を見せつけられ続けるのもストレスでしかない。ちょっと頑張ってだいぶいい感じでクリア程度では「最低成績」なんですよ、このゲーム。でも、頑張っていい成績取ろうと思える出来じゃねぇんすわ。ゲーム中に敵を倒したり特定の行動で入るボーナス点なんて実はたいした事なくて「ダメージを受けない」「素早くクリアする」があまりにも配点が大きい。ダメージ受けるとスコアマイナスになるのも意味不明だしな。ダメージで最後に大きなボーナスがあるんだから、ダメージ受けた事でスコア減らす必要はないだろ?

 ストーリーはヴァンパイアハンター扱いされてるレインが、ブリムストーンソサエティからの依頼で「ヴァンパイアが集結するらしいので倒せ」と。そこには父ケイガンの姿もあった。ただ前2作のように父への強い憎しみはレインには無い。2を無かった事にすれば1作目からならつながらない事もないかなとおも思えるストーリーだけど、それでもレインとケイガンの関係とかレインの性格や能力があまりにも違いすぎるかな、何でブラッドレイン名乗ったんだろう、これ?

 ウェイフォワードとは思えないぐらいに面白いと思える部分が全く見いだせない駄作でした。雑記に書いた通り隠されたアイテムを探すのが、こんなにもつまらないゲームも珍しいよ。NEWスーパーマリオのスターコインとか隠しコースというかゴール探すのは面白かった。本作の隠しはあっちこっちハイジャンプしてみて下さいという雑な隠し方でただの作業。ホントセンスが無い。

 銃撃がすっごい強くなってるんで、困った時は銃撃てってゲーム。

トロフィー難度について

 ゲーム自体の難度は操作性が悪い事もあって高め。敵は大して強くないけどレインの低い能力でアスレチックするのがキツい。そしてトロフィーでは全頭蓋骨(隠しアイテム)取得とか最高成績でのクリアとかがあるんでまあ面倒くさい。実際のとこ☆3つぐらいだけど、本作をプレイする事自体が苦痛なので+1して☆4つ。

推しキャラについて

 すっかり普通の人間なアクションゲーム主人公と化してしまったレイン。何か誰だかもわからんパッと出の男性に惚れてしまった?レインっぽくねぇなぁ。

コンプリートまでの流れ

※絶対実行するであろうものは除外

ブリムストーン・エージェント

「ブラッドレイン ビトレイヤル」で全てのトロフィーを取得した

 鮮血だけどな。深紅の叛逆者クリムゾンスレイヤーもクソダサな上に意味わかんない。今回「ブラッドレイン 深紅の叛逆者クリムゾンスレイヤー 鮮血フビビッドレッド」とかにならなくてよかったよ。普通に原題のフレッシュバイトでいいじゃん、何で鮮血だよ。

古の吸血鬼の一人酒

古代ヴァンパイアの頭蓋骨を一つ集める

 英語版のトロフィーと名前が違い過ぎるんだけど、その多くは「深紅の叛逆者」の時に設定されたもの。それに合わせて今回新規分のトロフィーの日本語名も。当時のヤバいセンスの人のセンスに合わせてつけてるっぽい。

古の吸血鬼達の付き合い

古代ヴァンパイアの頭蓋骨を半分集める

 一人酒、付き合いと…何か昭和のサラリーマンのおっさんみたいな発想だよな、「宴」=飲み会って発想がもう気持ち悪すぎる。クリムゾンスレイヤーさんとはセンスが違うので当時の本人と偶然接触出来て名前つけてもらったってわけではなさそう。

古の吸血鬼達の宴

古代ヴァンパイアの頭蓋骨をすべて集める

 「深紅の叛逆者」の時に存在してたのはこの全部集めたトロフィーだけ。それでいいと思うんだよね。半分はともかく1つとかいらんでしょ。全部集めるのはちょっとばかし苦痛。

新たなる夜明

すべてのステージをクリア

 つまりはゲームクリア。「夜明け」ではないのは「深紅の叛逆者」の時から。英語版の日の出まで生き残った!からの書き換えが「オレセンスいいだろ」感出してて無理すぎる。クリムゾンスレイヤーさん二度とローカライズ仕事はしないで欲しいものだ。
 ちなみにローカライズ=翻訳じゃねぇからな。ただ翻訳しただけのはローカライズとは普通言わねぇわ。それは翻訳という。「パトラッシュ」を「ブチ」としちゃうとか、その国の文化やセンスに合わせるのがローカライズだ。キリスト教圏でこの表現はダメだから改変とか。

吸血鬼を刈り取る者

いずれかのステージを「DHAMPIR」でクリア

 ほとんどダメージを受けず超速クリア。ステージ1と2は楽。ただステージ2はボス戦あるんでステージ1が無難。銃を惜しまず使うべきで、多少のダメージは気にしない。
 「深紅の叛逆者」では「いずれか」ではなく「全ての」だった。英語では「Pro Vamp」だったのが「Elite Vamp」となったけど日本語版のトロフィー名称は変更無し。

興味本位

敵を吸血で倒す

 ステージ1でほぼ全てのプレイヤーが達成するはず。英語版は「Just a Taste」と味見となってる。興味本位はさすがに意味不明すぎる。「深紅の叛逆者」

止めを刺す

敵を楽にする

 体ちぎれて地面を這ってる敵を踏み潰す。ステージ1で達成すると思うけど、しない可能性もある。まあどこかで起きるでしょ、狙わなくても。
 この辺りのトロフィーはありがちな「英語版を直訳」したみたいな感じで残念というしかない。

血の結晶

聖人の血を集める

 英語版だと「Treasure Hunter」で「Large Treasure」となってる。これを多分「深紅の叛逆者」の時に「聖人の血」と名付けたんだろうなぁ。どこかで絶対に達成する。「集める」とあるけど1個でいいんで。何で「集める」にしたなだろう?日本語を理解出来てない?

天空に舞う蝙蝠

地面に触れずに連続50回ジャンプする

 トロフィー説明が英語版と違ってデタラメ。英語版は頭を踏め正しい説明。空中を50回ジャンプするのは無理だろ。50段ジャンプか?踏みつけとジャンプは別のアクションだ。つまり硬い敵を使って地面に着地する事なく踏み続けろという事。10回踏まないと倒せない敵がワラワラ出てくるとこで余裕で達成できる。
 トロフィー名は…これだよこれ、これが「深紅の叛逆者」のセンス。空を歩くという英語版と全く違うこのダサさ。天空を舞うコウモリ!コウモリというセンスはさすがだ。

天衣無縫

ダメージを一切受けずにいずれかのステージをクリア

 「Ms. Perfect」を4字熟語にするセンスはさすがクリムゾンスレイヤーさんである。
 本作の最難関トロフィーはこれ。ステージ1が一番楽なはず。ランク「DHAMPIR」と同時取得する必要はない。同時に取れればそれがいいけど、出来なかったらノーダメージ狙いでタイムを気にせずゆっくり確実にプレイすればいい。銃撃で確実に仕留めていきたい。
 弾が足りなくなったら、敵を吹き飛ばしてアイテムだけドロップさせて左に戻る。するとダメージ初期化された雑魚がまた出るので繰り返せば弾を補充し放題になる。あっちこっちで出来るよ。

血の拒絶連鎖

爆発連鎖で敵を5体倒す

 狙わなくてもステージ1でいきなり起きると思う。というか爆発の仕組みを「血の拒絶」と言ってるのが面白い。爆発に巻き込まれて爆発してんじゃないの?

淑女の寝起きはご機嫌ななめ

飛空柩の扉を20回蹴り飛ばす

 英語版は「Coffin Kicker」これを淑女がどうとかしたり、棺を飛空柩とするこのセンス、クリムゾンスレイヤーさんすげぇ。
 ファミコン時代に「裏技」と言われた類のやつ。いくつかのステージ開始パターンがあるけど、普通に棺が地面に落ちるタイプの登場した時に棺が落ちると同時に□連打すればいい。

創造主の戯れ

秘密のアイドルを探し出す

 足の顔。初代のBloodRayneにもこの顔がついた銃があった。創造主…開発者の顔だったのか、これ?ステージ8で見つかるよ。弾丸が最低7発必要だけどな。

人ならざる者を貫く銀の弾丸

銃弾1発で敵を5体しとめる

 「人ならざる者を貫く銀の弾丸ラストバレット」。いや、ウソじゃないんだってば。英語版は「The Last Bullet」なんだってばよ。ステージ1で簡単に狙える。

鋼鉄のハサミ

メタルキャンサーを倒す

 ステージ2のボス。最初のボスがいきなり特殊なボス。手だか足だか爪だから踏みつければいい。ちなみに英語版はメタルキャンサーじゃなくて「Crab Puncher」…メタルキャンサーはクリムゾンスレイヤーさんとは別の人の仕事だよな。これはこれでダサいけど、センスが違うし。

霞を斬り裂く鋼鉄のハサミ

攻撃を一度もくらわずにメタルキャンサーを倒す

 上の爪は銃撃2発で即倒せるんで、すぐに倒してしまいたい、左右ともに。後は残った手を踏むだけだ。
 「深紅の叛逆者」に存在するボス撃破トロフィーはこれだけ。これをもとに上と下のトロフィー名をつけたんだろう。が、クリムゾンスレイヤーさんなら「血で錆びた」とかじゃない「揺るぎなき堅牢な黒鋼のハサミ」とかそんな感じだろ。

血で錆びたハサミ

デスメタルキャンサーを倒す

 「Crab Puncher MK.2」…というか本作はゲーム中、日本語テキストになるけど、ボス名は英語で表示されるからですメタルキャンサーとかそんなボス知らないよ。防御を固めたカニ。やってくる事はカニと同じだ。

白き烏の飛行

謎の仲間に助けられる

 このセンスはクリムゾンさんじゃないよね、白き鳥とかそんな普通の表現使わないし。謎の仲間って何だよ。

急激血圧降下

ディープレッドファントムを倒す

 「Crimson Demon」。わかりやすいぐらいにクリムゾンスレイヤーさんが当時名付けたんだろうなぁってボス名だな。クリムゾンって多分このボスから着想してるよな、クリムゾンスレイヤーさん。それにしても急激血圧とか日本語わかってない感がヒドい。直訳しろ直訳。

光の戦士

サンライトキャノンを手に入れる

 英語版は「サンガン」。そう2でフェリル姉さんを瞬殺したアレの手持ち版だ。威力は激減してる。ボスの名前はともかく、他シリーズで出た固有名詞を勝手に変更してしまうのは良くない。山吹色の大砲発射ですか?…いや、確かに波紋は太陽の力で、サンガンも太陽の力なわけだけどさ。

背負い投げを食う

ケイガンと戦う

 背負い投げを食うとは裏切りとかそんな意味の言葉だったはず。どっからその表現を見つけたきた。

羽ばたきの置き土産

レイブンから新たな力を得る

 謎の人の名前はレイブンでいいのか?

腹切り

ディアブロを倒す

 おぉ、フジヤーマ、ハラキーリ。腹切りじゃねぇから。「Zeta Gamma」をディアブロとかいう名前にしてしまうのは逆クリムゾンだ。クリムゾンスレイヤーさんならそんなつまらない名前にしない。むしろゼータ何たらとかそっちがクリムゾンさんの仕事だろ?何だよ、ディアブロって。
 というか「深紅の叛逆者」はことごとくボスの名前変更してるのな。

機械仕掛けの殺人罠

ステージ上の障害物で敵を250体倒す

 「Collateral」が「機械仕掛けの殺人罠」となるのはスゴいね。狙わなくてもその内どこかで250は達成する。