色々と説明
そもそもがネタとして書いたものなので、アレを元に色々言ってくれるならそれは本望です。
Jが失敗だとか言われてるところで紹介されたのは不本意ですが…J肯定派なので。
色々と叩かれてる点については反省すべき点もありますが、勘違いしてる部分もあったので、それの説明なんかを。
SRW世界の無茶な設定を敢えて挙げて、それを無理矢理補完する。それはSRW世界の楽しみ方の1つだと思っています。
かつて、当サイトではSRWアンケートを行いました。
・F完結編:「ウイングゼロ」を「ゼロカスタム」に改造するのは無理じゃない?
・F完結編:ディザードに乗ってるのに「エルガイムの機動性なら」とか言い出すダバは何事?
・2次:第1話で「少佐」と呼ばれていたシャアが、時が経っていない第3話で「大佐」と呼ばれるのって何?
これらの疑問は「SRWはダメすぎだろ」という事から出てきたものではないです。
ゼロカスタムへの改造などというのはスタッフも「わかっていて」やってる事ですし、少佐と大佐問題は第1話が「機動戦士ガンダム」の第1話なのに、第3話で既に「ララァ」が出てきてしまった事で起きた事です。「何故起きた」のかはわかってます。わかった上で「ネタ」として「じゃあ、どうすれば説明つくかな?」と(少佐、大佐問題はシナリオ自体に無理があるので本来、納得してはいけない箇所ではありますが)。
この疑問への回答は「その作品のネタ」を使って解決出来ればそれが最良。
Fでは「ゲッター線を多量に浴びた事でマジンガーはマジンカイザーに。ゲッターは真ゲッターに進化」しました。ならば、ウイングゼロもゲッター線で進化したのかもしれない。そうでないなら、ゲッター線以上に機体を大きく変化…進化させるDG細胞で変質したというネタでもいい。もちろん、どちらも違いますが…スタッフが持ってきたネタにネタで応えてみたわけです。
ディザード問題は「エルガイムを降ろされた事への現実逃避」と考えてもいいし、エルガイムの量産型であるディザードであればダバにとっては、それもエルガイムと考えてもいい。
結局、今回やったのは、これらと同じで…ただ単に自分で「回答」も「選択肢」も用意しないで、第3者に答えを任せたというだけです。
幸い、非常に良質な回答を頂く事も出来「やった甲斐はあった」かと思ってます。
ただし、SEEDに関しては敢えて、原作の疑問を書き記してます…作品混載のSRWと同レベルに謎だらけのSEEDって…って感じで。かなり悪意が含まれてるのは確かで、これに関しては言い訳のしようがなく「申し訳ありませんでした」と言うしかないです。SEEDファンには不快だったでしょうし。
でも、いくつかお答えを。
・J批判?
何故か、Jの批判文かのような扱いを受けてますが、批判したいのであれば、もっとマシなもの書きます、真面目に。
当然、Jにも問題点はありますが、わざわざ文章にまとめて公開するレベルのものでもなく、したいとも思いません。
アレを見てどう思うかは個人次第なのでしょうが…。私がSRWで批判したのはIMPACTとF完結編ぐらいです。
・原作を見てない?
どなたかが「だからテッカマンブレード無いのか」と書かれていましたが、それが「正解」です。
テッカマンブレード、マジンカイザー、ブレンパワード…全く見た事が無いから扱ってないわけです。別にこれらの作品にJにおいて謎が無いわけではありません。
ただし、原作を見た事がないからやってはいけないとは思いません。原作とSRWは基本的に別物。
「わからなかったら原作を見ろ」という意見もあるかもしれませんが、そうではなく、SRWだけではわからないからこそ「ストーリーわかりにくいよね」というツッコミを入れる事も可能なわけです。
原作を知った上で敢えて…一部例外を除き、原作を無視してJの世界でこの設定はどうなのか?と。
>マサキの目的がわかってないということは=原作見てない
などというのがありますが、この方はJをプレイしてませんよね?
原作を見るまでもなくマサキが何をしようとしていたのかはJをプレイすればわかります。
では、何故「鉄甲龍は10人しかいないのか」「マサキは何の為に鉄甲龍を壊滅させたのか」となるのか。
そもそもが「鉄甲龍が10人しかいない」とは言ってなくて「何人いたののか?」という疑問なので、これは書いた方の勘違い。
次の「何故、壊滅させたのか」については…原作世界であれば、ロボット等の絶大な力を持った勢力は他には無さそう。それに対して、Jの世界では存在している。
そして、マサキはウィスパードの存在を知っていた。つまり…冥王計画を阻む事が可能かもしれないモノが存在している。
その状況においては「幽羅帝」と「マサト」の2人を後継者として、「どちらが勝っても」とするのではなく、マサキ自身が鉄甲龍内で力を振るった方が良いと思われるという事です。
つまり、それが「鉄甲龍のそもそものメンバーは何人なのか」という話になります。組織に消されると感じからこそマサキはゼオライマーを奪って逃走したわけですが…この場合、組織にどれだけ敵がいるかが問題となります。
八卦衆は自分の意思を持っているようでいて、マサキのプログラム通りに動かされていたわけで、それであればマサキの忠実な兵士とする事も可能だったかと思います。
鉄甲龍という「組織」がマサキを消しにかかったとして、マサキがそう簡単にやられるわけもなく…組織を2分するような事になったとしても、「壊滅してメンバーがほとんどいなくなった鉄甲龍(幽羅帝)」と「戦力は実質ゼオライマーだけのマサキ」に頼るぐらいなら、Jの世界では鉄甲龍を完全制圧した方がマシだったんじゃないかなという疑問です。
原作を見たか見てないかは全然関係ない話ですよね?いや、見たんですが。
>四ッ谷博士
そもそもが私の勘違いです。四谷博士なのか四ッ谷博士なのか混沌としています。
ただし「誤植とかシナリオ担当の勘違い」があっては「原作ファンに失礼」なのは事実で、だからこそ今回取り上げてます。…結果、私も原作ファンに失礼な事をやってしまったわけですが。
たかが名前と言っても、そのファンからすれば大事な事。借り物のキャラでゲームを作る以上は丁寧に作って欲しいという意味で。
ホント、私が言っても説得力が無いものになってしまいましたが。
>MSのOS
PCのOSとはそもそもが違うので例には使いにくいかと思います。
とはいえ、PCのOSという例であっても「一瞬で書き換え」など物理的に不可能です。どんな天才であっても。ハードの性能を超える事は人間には出来ません。
一応、業務アプリケーションのプログラマをやっている立場から意見を。
たとえば、エレベーター。
2機のエレベーターを制御。1Fで上ボタンを押した場合。
1機は5Fにいて、1Fボタンが押されていて、下に向かっている。
もう1機は2Fで止まっていて、誰も使っていない。
この場合、2Fで止まっているエレベーターが動き出すのか、それとも、「どうせもう1機が向かっているのだから」と動かないのか。これはプログラミングで決まっているかと思いますが、どちらが優れているのかは微妙です。考え方次第なので。
ところが、それとは全く違うレベルで「かなり頭の悪いエレベーター」というのは存在します。体験した方も多いかと思いますが。
こういう場合は「性能」がプログラムで大きく違うと言えます。では、ロボットの場合どうなのか。
あなたはロボットを作りました。とりあえず操縦してみようかと思いましたが、まともに歩かせる事さえ出来ません。
あなたが作ったロボットは非常に精巧であり、スペック上は歩くどころか走らせる事も可能だったはずです。が、操縦出来ません。
そこであなたはロボット制御プログラムを積む事を考えました。制御プログラムに動作を補助して貰うことを。
機体のバランス等をプログラムに任せた事で、ゆっくり歩く事が可能になりました。
そこであなたは考えました。こいつのスペックならもっと早く歩く事が可能なはずだと。
ところが、早く歩こうとしても歩けません。制御プログラムが歩行を制御しているからです。
わかりにくいかもしれませんが、つまりはロボットのOSというのを「歩行」に限って考えたものです。
この場合、早く歩くにはどうするのか。OSを進化させるか、退化させるかです。
操縦技術に自信があるのであれば、余計な制御を切ることで、よりスペックに近い動きが出来るようになります。つまり…OSを退化させる。
操縦技術に自信が無いのであれば、素早く歩かせる事が出来るように、OSを書き換えないといけません。
これだけ見ると「ロボットのOS」を書き換える事で「性能があがる」ように……見えますね。
……自分で言っておいて何ですが、OSで確かにロボットの性能は変わるようですね。これは訂正します。では、キラは本当にOSを書き換えたのかという問題。
エレベーターを一目見ただけで「性能」がわかる人はいませんし、もしエレベーターの扉に「ソース」が貼り付けられていても、やはり一瞬で性能がわかる人はいません。物理的に「エレベーターの扉」に全ソースコードを表示するのが無理です。つまり、全ソースを閲覧するには、何らかの操作が必要となる。
ロボットも同じ。ロボットを見ただけではOSの性能はわかりません。…これはさすがに原作アニメを見ないことにはキラが何をもって「ダメなOS」と判断したのかわからないので、原作設定を見ることにしますが「小さな画面」を一目見ただけで「こんなOSで」と言いだし、キーボードを叩きはじめています。これでは…
性能:現在値/MAX
移動力:3/10
運動性:20/100
かのようなものが表示されていて、この現在値を変更する事自体は簡単に出来る。と、こんな感じにしか見えないという事です。これをして「SRWの機体改造」と私は言ったわけです。
実際に画面に表示されていたのは紅白のBOXで、細かい部分はよく見えませんでしたが、アレでどのように機体が制御されているかわかるとは思えず、列に意味があり、その列のどこにBOXがあるか、どこのBOXが赤なのかという「記号」で性能が単純かされて表示されているとか、無理な解釈になります。
もちろん、現実を持ち込む事にあまり意味はありません。現実に出来なくとも「キラには出来る」わけですし。とはいえ、「本当にOSを書き換えたのか」という疑問自体は「現実」とは関係無く存在するという事です。
ストライクにOSが存在していたとして、キラでないと扱えないという事は、先の歩行制御の例で考えれば「OSでほとんど制御していない」…削除するだけだったから一瞬だったとも考えられますが、その場合…単純にストライクが動かなくなる気がします。カーネル…じゃあ無いですが、OSの核とも言える部分だけを残したとして、どこまで動けるのかですね。
ただ、どういう場合であれ「何か」を書き換えただけで即効果を表すといのはかなり危険だと思います。
…すいません。SEEDをどうこう言えませんね、これじゃ。上手く説明出来ません。OSでは有り得ないという辺りを。