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両備

閃乱カグラSHINOVI VERSUS

 3DSで展開していた微エロ?忍者アクションのソニーハードでの第1弾。ストーリー自体は3DS版の続きとなっているのだけれど、この1作目時点で「3DS版とは並行世界の物語」である事がゲーム本体やマニュアルでは言及されていないものの、ムック本で宣言されていて、実際この後に3DSで発売された続編「閃乱カグラ2」では本作とは全く違う展開の物語が描かれた。こちらのソニーハードでのシリーズは根本となる物語は真面目でシリアスな設定ながら実際に描かれてるストーリーは軽く明るい。一方で3DSで展開されたシリーズは超シリアスという「テレビアニメ版リューナイト」と「OVA版リューナイト」ぐらいの違いを見せている。3DSの1作目はソニーハードシリーズと同じノリだったんだけどね。

 こちらの作品は3DSからはジャンルが少し変わり3Dの無双系アクション。そして3DS版では主人公達とそのライバル達という10人+αで話が進むのに対してこちらは更に追加で10人がメインキャラとして登場。にぎやかで華やかである。

 アクションゲームとしての出来は3流ながら、それなりにハイスピードで気持ち良く操作できる点は評価が出来る。そして道場する女の子達がエロ可愛い。衣装の数がDLC含めとんでもない数が用意されていてそれらを付け替えする更衣室モードがとても充実している。充実していた。Vita版においては直接女の子をタッチするセクハラやらジャイロセンサーを使ってゲーム機本体を傾ける事でそれに連動してキャラの角度も変わりスカートの中を覗く痴漢行為などなど…やりたい放題。まあVitaはこんなんばっかりだったからアメリカ様の怒りに触れたのかソニーはあらゆるゲームハードメーカーの中でも特に強いセクシャル表現規制を行うようになってしまったのだが。

解説

 ソニーハードシリーズでの実質的な主人公。主人公格とされるのは3DS版から存在していた主人公勢力とライバル勢力のそれぞれの代表2人、そして本作で加わった2つの勢力の代表2人の4人なのだけれど、ストーリー上の実質的な主人公はこの両備と、その双子の姉の両奈という事になる。

 閃乱カグラシリーズは「爆乳バトル」とかいう巨乳を超えた気持ち悪いレベルの異常サイズの胸の持ち主ばかりで、その中に1人だけぺったんこな子がいるという状態だったのだけれど、2人目のぺったんこ枠として加わったのがこの両備。描かれ方によってサイズ感はだいぶ違うのだけれど、大体において「まっ平ら」ってぐらいに平らである。

 が、両備がそこらのその手のキャラと違うのは変身すると爆乳化するところにある。本シリーズの忍者は「忍転身」なる「忍びとしての己の理想の姿」に変身して任務…忍務を行う。服装や髪型や体型、年齢も自由自在だ。ただし、変えるポイントが多ければ多いほどに高度となる。このシリーズに登場するキャラは正式な忍者ではなく、忍学生と呼ばれる学校でまだ忍者教育を受けている最中の子達であり忍転身もまだ完全ではなく、体型を変えるなど出来ようはずもいない。だというのに両備だけはそれをやってのけている。忍者としては明らかに邪魔になるだけで全然忍びとしての理想の姿とは思えないが、本人は満足しているのだ。偽乳だの、元の姿に戻った時どんな気持ち?とかバカにされ挑発されようとも本人はそれで満足なのだ。

 爆乳などありふれすぎているゲームなので、当然、転身前の姿の方が人気はある。貴重な貧乳枠だからね。が、本人は貧乳枠という事に納得がいってないという実に不憫なキャラである。受け入れろ、自分を。

 本作では、姉の仇討ちの為に正義の忍び…善忍育成学校から、姉の仇がいる悪の忍び…悪忍育成の学校へと転校し、姉の両奈と共にその学校の代表学生…4人の主人公の内の1人を討とうとする物語である。結局、それは勘違いであった事が判明し、続編では姉が一時的に蘇生。が、慕っていた姉が蘇ったとはいえ…姉が死ぬ直前にはその姉と喧嘩状態で、生前最後にかけた言葉が「お姉ちゃんなんて死ねばいい」的なもちろん本心ではない言葉。が、姉はその直後に本当に死亡。そんな状態なので姉にどう接したらいいかわからず…続編でのラストバトルは両備と姉との1対1の戦いとなる。4人の主人公ホント目立たない。

ただし、1つ言っておくわよ。
私の忍転身は一味違うから、その目でよく見ておきなさい。
……大きくなるのよ。

 その他の画像はスクショ集へ。

スクショを基にAIに描いてもらった両備
左上のと同じ状況でのもの。瞳の色が指定しても指定しても同じ色になったり色が逆転したり苦労した。後、すぐ胸を巨大化させるんよ、AIさんは。

キャラセレのはデカ盛りのLOAD画面で見せてくれた犬両備。可愛い。