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プラプリル・アンジュ

モンスターレア

 2つあるワンダーボーイIIIの内のホントに3作目にあたる作品(ワンダーボーイIVは存在せずIIIの後にVなので2つあるIIIのどちらがIVなのかは不明)。ワンダーボーイシリーズ最後の業務用…ゲーセン向けの作品でもある。

 ワンダーボーイシリーズはその中にモンスターワールドシリーズを内包しており(グラディウスシリーズの中に沙羅曼蛇シリーズがあるようなもの)、ワンダーボーイ=横スクARPGのイメージだけれど、1作目は純粋な横スクアクションであり、この3作目は1作目のイメージに近い。ただし強制スクロールであり、ステージの半分は完全にシューティングゲームとなっているが。

 シリーズの中でも特に難易度が高い作品で、なかなかにクリアは困難。そしてシリーズで唯一2人同時プレイが出来る作品でもある。

 海外では「ワンダーボーイ」の名を冠しておらず、国内においても実質的な表記は「モンスターレア ワンダーボーイIII」とワンダーボーイの文字が小さくサブタイトル気味に記述されている程度にはワンダーボーイシリーズである事を公式にも除外してる感がある。まあ、それでも外伝とかでなく正式にワンダーボーイIIIではあるのだけれど。

 ストーリーとしてはIIから数百年後ぐらいの話。Vがこれの数百年後の話。

解説

 2人同時プレイの2P側専用キャラ。シリーズ初の女性PCという事になる。

 1P側の少年レオもそうなのだけれど、特別な設定があるわけではなく伝説の英雄ブックをしった2人が色々調べた結果偶然にも異星人の攻撃を知ってしまい、ただの少年少女でしかないはずの2人が人知れず異星人に立ち向かうというわけのわからない話である。

 調査の為に遺跡的なものを探るとそこにいくつかの装備品。そして謎のピンクのドラゴン。プラプリルは杖を手にドラゴンの背にまたがり異星人との戦いに。…いや、そうはならんだろ?

 特に戦いの訓練を受けたとかそういうわけでもなく、装備品の力だけで戦っているっぽいのだけれど、それにしては優秀。

 レオは幼馴染の少年なのだけど恋愛関係ではなく、冒険後もそういう関係にはならなかったようで、続編のVの主人公シオンはレオの子孫、ヒロインたるプラプリルはその名の通りプラプリルの子孫である。名前はプラプリル・シーラ…プラプリルは我々の感覚で言うところの苗字…家名だったのか。

 2P専用なのであまり目にすること自体が無いキャラで性能は1P側のレオと同じ。レオは剣と鎧を装備してるのにプラプリルと同じ性能。2人は杖や剣を直接攻撃に使うのではなく、そこから何かしらの弾を発射する発射装置として使用しているので、剣でも杖でも戦力は同じなのだ。レオ君…キミも杖でよくないか?

 その他の画像はスクショ集へ。

スクショを基にAIに描いてもらったプラプリル
エンディングの伝説の鎧をまとった姿

プラプリルを表す記号である額の稲妻とか装備品の★とか黄色で指定しても指定しても無視されてしまった。50枚ぐらい描き直したけどこれが限度だったよ。何で瞳が黄色になるんだよ、そこじゃない黄色くするのは。