戻る

ムン

アンコラ

 デイランドサーガと呼ばれる作品の2作目で、おそらく時系列的には1番目に位置する作品。他の作品では立派な銀河パトロールとして登場しているムンが本作では年齢不明だけどどう見ても子供な姿で登場。

 未開の惑星アンコラに不時着したムンが何の装備もなく、彼女にとっては原始的な道具としか言いようのないハンマーやショベル、ノコギリを使って現地人たるANKと取引したりしながら自給自足生活を行う。説明だけ聞くと、木を切って岩を砕いて色々作ってというクラフト系のゲームに思えそうだし、その要素は強いけど、実際のところはヌルいアクションRPGアドベンチャーといったところ。クラフト要素は弱め。

 野菜だとかの栽培も一度耕せばずっと使えるし、種まけば後は放置しておいても絶対に数分で収穫出来る。収穫したものをそのまま種としても食物としても使える。敵はごく一部を除いて強い奴もいない。結局のところ広いマップを現地人のわがままを聞いてあっち行ったりこっち行ったりを繰り返すお使いゲーム。

 それでもプレイ中は結構楽しい。でこぼこの惑星を自然破壊して平らにしていく単純作業がとても楽しい。そこにおまけでストーリーがある、そんな感じ。残念ながらPS4では2024年現在、日本語版は発売されてない。デイランドサーガの残り2本は日本語版出てるのに何でアンコラだけでないんだろうね。

解説

 銀河パトロールの一員。本人は子供ではないと言ってるけど「銀河パトロールはこんな子供を働かせるクソ組織」とか作中言われる程度には実年齢はともかく見た目完全に子供。とても表情豊かで喜怒哀楽がはっきりしてる。

 銀河パトロールの一員だけあって基本スペックは高くて優しくて正義感も強い。実に主人公な女の子で魅力的。未開の惑星の不時着しちゃってムン本人が星を脱出するために1秒でも惜しいという状況なのに次々と何故か面倒な依頼をしてくる現地人の頼みをいちいち聞いてしまう。下手しなくても、おせっかいなレベルに「何か私に出来る事ある?」とわざわざ聞いてしまうぐらい。

 自給自足生活は彼女にとって初めてのもので、原始的な道具を使うのも道具作りも料理も初めての経験ばかり。でも、それをあっさりこなしちゃう。さすが主人公。

 コロコロコロコロ変わる表情を見てるだけで楽しい、そんなキャラクター。

I am Mûn, from the Interstellar Patrol. And with me stands Harvir.
And Keme, and Nidawi, and Adahy, and Wahkan.
And Umi, and Lootah, and Sakari, and Huslu, and Tadi.
And the fishermen. Everyone is with me.

 その他の画像はスクショ集へ。

スクショを基にAIに描いてもらったムン
レベルアップ時の振り向きムンちゃん

キャラセレのはタイトル画面の詐欺ムン。可愛い。