FFシリーズ2作目はファンタジー世界を舞台にした軍事帝国による侵攻というFF偶数シリーズお馴染みの話。
レベルが存在せず、FFシリーズに限定するまでもなくコマンド式RPGとしてはかなり特異な成長システムを持った作品。使った能力が成長するのはいいとして、HPとMPは減ると成長するので、仲間を殴ってHPを育てるという謎のプレイがオリジナルのファミコン版ではよく見られた光景。
やけにキャラが死ぬのもFFシリーズとしてはこの作品が最初だろう。仲間になったキャラが次々と死ぬ。仲間でないキャラも次々と死ぬ。
究極魔法アルテマの使えなさっぷりで有名ではあったが、PS4にリリースされたピクセルリマスター版では使おうと思えば十分戦力になるレベル。まあ、それでも特にいらないレベルではあるんだけど。
最初からプレイヤーの女性キャラで、そこからするとメインヒロインのように見えて、一時期だけ仲間になる海賊のレイラやお姫様であるヒルダに明らかにヒロイン力で劣る…よくわからないキャラ。
主人公であるフリオニールに気があるかのようには見えるが、はっきりそう描写されているわけでもなく特にイベントがあるわけでもない。
敵方幹部がマリアの実の兄という展開ながら、割と特に見どころもなくその辺りの話も終わるのでほとんどストーリー的に出番は無く、ただの傭兵レベルのキャラでしかない。
公式イラストでは弓矢を装備しているけど、FF2は全キャラどんな武器でも使えるのでゲーム上は別に弓矢使いというわけではないし、弓矢はFF2のシステム的には弱いので使う人はそうそういないと思う。
兄が非道な事平気でする敵…帝国の幹部で新皇帝だと判明しても「皇帝に操られているだけだ」と信じていた。が、兄さんは「力こそ正義いい時代になったものだ」を地で行く「弱者に生きる価値無し」というクズだった。そして皇帝にあっさり新皇帝の座から引きずり降ろされ自身こそ弱者だと思い知ったのに反省しなかったという…なのにこの子はその兄を許しているというロクでもない兄妹である。
唯一ではないけど、実質唯一といっていい女性PCなのに人気が無い…が、自業自得としか言いようがない。
私が…私が行って説得してみます!
きっと皇帝の魔法で
操られているに違いありません!
その他の画像はスクショ集へ。
スクショを基にAIに描いてもらったマリア
戦闘画面のデフォルメ描写。魔法の為にバンザイ中
キャラセレのは公式イラストを基にしたもの