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リアン

JEANNE D'ARC(ジャンヌ・ダルク)

 100年戦争を舞台にイギリス、そしてフランスをも裏で操る魔王を相手にジャンヌやジルが華麗に戦う…任天堂の放ったナポレオンと同じぐらいに「何だ、これ?」な作品。ちなみにナポレオンはノストラダムスとかジャンヌが蘇ってナポレオンに敵対したりするトンデモ物語だし、ジャンヌが魔女と呼ばれた理由は「ホントに魔法が使えるからだった」って事で純軍事の世界に普通に魔法が飛んできてフランス軍が撃退されるという…まあノストラダムスってのもアレだけど。

 本作は普通に魔法がある。獣人、エルフ、ドワーフが当たり前に存在する。実在した人物の一部すら獣人に割り当てられていると、なかなかにやりたい放題。ジャンヌが魔女と言われてもみんな普通に魔法を使ってるから…。

 魔王までいるのだけど、その魔王はかつて腕輪の力を使う5人の英雄に封じられた。ジャンヌはその腕輪の力を使い変身出来る。ジルも変身出来る。つまり、魔女というより魔法少女なのだ。

 こんなトンデモ設定のゲームだけど、それでもストーリーは結構面白くてSRPGとしてはゲームバランスは良好。エンドコンテンツも用意されているし、多くの人が最後まで楽しくプレイ出来るんじゃないかと思える良作。ジャンヌを主人公としているけど宗教色は極めて薄いのでそこも問題にはならないはず。

解説

 ゲームオリジナルキャラでジャンヌの幼馴染。魔物率いるイギリス軍にドンレミ村が襲撃されジャンヌと2人だけで、そのイギリス軍を撃退した。リアンはジャンヌに剣なんて使えるの?と驚いていたが、リアンは落ちていた棒きれで殴って魔物を倒していたわけでその方がもっと驚きである。後リアンも普通に剣を装備出来る、剣士職のキャラ。

 どう見ても非力なただの村娘なのに最初から結構性能が高くて、主人公であるジャンヌと剣士としては同じぐらいの強さ、それに加えてジャンヌよりも魔法が得意で、ジャンヌに劣るのは腕輪が無いので変身出来ない事ぐらい。

 シナリオ中盤でジャンヌが戦死し、腕輪を受け継いだリアンはジャンヌ戦死なんていう戦意喪失の事態を避けるために偽ジャンヌに仕立て上げられてしまう。が、腕輪の力を引き出しリアンも普通に変身能力を得る。偽りの仮面のハクみたいですな。

 当初はとまどっていたリアンも、自分が恋していた男性がジャンヌに好意を寄せていたという事もあり密かにジャンヌに嫉妬していた事もあって、自分もジャンヌと同じ事が出来る、いやジャンヌなんかより自分の方がすごいと調子に乗って暴走を始めてしまう。

 やがてイギリス軍に捕らえられるも、フランス軍は救助に来てくれることはなかった。無茶な戦いを強いてフランス軍を大敗させた挙句「私は悪くない」「(私の作戦で負けたなんて)言いがかりよ」と国王含め周囲をどん引きさせてしまったからね。そして魔女ジャンヌとして生涯を終えた。

私は悪くない!
国王さま!なぜ私に兵を与えてくださらなかったの?
なぜ 途中で戦いをやめさせたの!!

スクショを基にAIに描いてもらったリアン
ジャンヌのように鎧をまとい立派な剣士として。


キャラセレのは棒きれを振り回すのが精いっぱいだったただの村娘だった頃