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春日野さくら

ストリートファイターZERO2

 体感的にはZEROシリーズで最も人気があったと思われるストZEROシリーズの2作目。3作目はマニアックになりすぎたのと時代とで一般人が大幅減少してるからね。

 今回も初代ストリートファイター、ストリートファイターII、ファイナルファイト、ZEROオリジナルキャラを均等に追加。いや、IIはちょっと多いか。

 ZEROコンボを廃止し、オリジナルコンボを導入。傑作となった。が、オリコンがぶっ壊れすぎてしまったが。

 オリコン中の飛び道具の威力が高すぎる、ZEROカウンターが1ゲージで使える割に高性能で一部キャラはダメージも大きすぎる。春麗とロレントのオリコンが頭おかしい、などなどバランスはどうしようもない作品ではあったけれど、ゲームとしての面白さは十分だっただろう。ただ、このオリコンが結果として一般人離れを引き起こす結果となったわけだが。

 海外版アルファ2のみ殺意の波動に目覚めたリュウが使用可能という不公平感と上記にある通りあまりにもバランスがぶっ壊れすぎていたので殺意リュウを追加しバランス調整したZERO2アルファが後にリリースされる。ただ、そちらは飛道具の威力が低すぎてあまりにも調整が極端。

解説

 ストリートファイターシリーズでは貴重なフルネームが判明しているキャラであり、まさかのセーラー服女子高生。KOF'94で原作ゲームではセーラー服だったというのにそれをやるには勇気が無く(海外では理解されないという逃げ言葉を残し)採用しなかったセーラー服を採用。容赦なくめくれあがるスカート。こんなのストリートファイターのキャラじゃないと拒否反応を示す人が続出。が、結局超人気キャラに。

 セーラー服の下のブルマを露骨に見せに行くけど、キャラ造形そのものは媚びが無く、やりたかったけど敢えてやらなかったという主人公リュウへ恋愛心を持たせる事。結果、ブルマは別として意外と硬派なキャラとして認められるにいたった。ZERO2アルファじゃ白ブルマとかあるけどな。

 偶然見かけたリュウのストリートファイトで格闘に目覚め、見よう見まねで覚えた必殺技でストリートファイトに興じあの日見たリュウの姿を追い求め…。これで恋心無いっていうんだからすごいよね。

 設定としてはシャドルーも認める超がつく天才で密かにシャドルーに監視されている。

 現状ほぼ公式設定となったZERO2を漫画化した中平氏の「さくらがんばる」では見様見真似というだけでなく、一応の師匠として火引弾が基礎的な部分は教えた事となっている。ただし作中においても才能はさくらが上で既にダンより強く格闘の師匠よりは「ストリートファイト世界の案内役」の側面が強いとされている。ゆえにさくらはサイキョー流門下ではなく、あくまでも見様見真似のオリジナル格闘術の使い手という事になる。、

 わずか1年で極限流の必殺技を使えるようになった龍虎の拳のユリとは龍虎パロディのダンを介して接点があり、ユリとさくらとどちらも花の名前という事もありSNK VS CAPCOMにおいては2人で組むとフラワータッグという名称が与えらえる。後にユリはしつこいぐらいにさくらの技を真似しており、SNK…というよりKOF開発チームのセンスとプライドの無さがわかる。その逆、さくらがユリの真似をするという事はない。

 マーヴルVSストリートファイターエンディングでは子持ちの母親となった姿が描かれているが…

あなたが戦っているトコ見て‥‥
ストリートファイトってのに、ハマッちゃったみたい!
必殺技も練習したんだ!
ね、あたしと勝負してよ!
けっこうイケてると思うからさ!

スクショを基にAIに描いてもらったさくら
波動拳。ドットが荒いと顔が壊れるのホントどうにかして欲しい

キャラセレのはZERO3エンディング。ポケットファイターの水着にしようかと思ったけど、さすがに違うなと。