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忍道2

 忍道 戒のものすごい数の続編の中で唯一タイトルに「2」が含まれる正式な続編であり、事実上のシリーズ最終作。

 開発のアクワイアは新作を作りたいけど、(売上が悪いわけでもないのに)権利を持つスパイクチュンソフトが続編を望んでなかったため、シリーズ最終作となった。

 元々、アクワイアは天誅シリーズを展開していたけれど、パブリッシャーに恵まれず作品を最終的にはフロムソフトウェアに乗っ取られ、それで始めたのが忍道シリーズなのだけれど…。結局こちらもパブリッシャーに恵まれず打ち切り。スーパーロボット大戦と魔装機神乗っ取られた乗っ取られたウィンキーソフトみたいに悲惨なのな。まあホントにシリーズ乗っ取って、本家がタイトル変えざるを得なくなった「ハーヴェストムーン」ほどじゃないけど。海外の事だからと任せておいたら何故か作品乗っ取られてた。

 ああ、話がずれた。忍道2は忍道 戒と同じ世界で、それより少し後の時代だけれどストーリー的なつながりはほぼ無しの完全新作。ラスボスの名前がシュウで声は子安さん。自分の偽物作ってるし…何故にこんなとこで魔装機神と被ってるんすか?作品乗っ取られ仲間ですか?

 一応、前作の主人公とかも出てくるよ、前作よく知らないけど。

 ステルスアクションだけど、敵を殺さないと評価が下がる困ったゲーム。「敵を殺すな」という条件付き任務でさえ評価が下がる。もちろん、殺してもいけない。どうしろと言うのだ。

 条件を満たすと衣装変更に加えボディの変更も可能で敵の姿になったりクマの姿になったり自由自在。依頼主を殺そうが町娘を誘拐しようがプレイヤーの自由なのだ。

解説

 本作ヒロイン。主人公「火祭のゼン」が愛し、シュウに殺害された「サン」そっくりの少女で、その正体は登場して即語られるので、全然ネタバレではない。その正体はマジックアイテムな鏡から生み出されたサンの現し身であり、身体は左右反転している。内臓の位置とかも常人と逆になってると思う、多分。

 サンの記憶は無く「楓」という名前を与えられゼンと行動を共にする。この行動を共にするようになるタイミングで第2のPCとして開放されるのだけれど、上述の通り本作は主人公のボディを変更可能で、その中には「楓」のボディもある。本作はレベルの概念があるので1人のキャラを使い続けた方が強くなる。シナリオ上、ゼンと楓が同時に別々の場所で仕事をするみたいな事態にはならない。ゼンの裏の話で強制的に楓を使わされるなんて事がない以上、育てる意味が無い。育成の方向性を変える事は出来るけど、大差は無いのでどう育てても。

 つまり使うかどうかは完全に趣味のレベル。ただ楓を使用する事で得られるトロフィーがあるので1回は使う事になるだろか。トロフィー名は「楓はかわいい」公式に可愛い、さすがヒロイン。ああ、それと追加衣装の使用条件がレベルアップだ。ウサミミとかね。使いたければ使うしかない。日本語がどうかしてるな。

愛……?よくわからない
でもゼンのそばにいたい
ゼンに……笑ってほしい

スクショを基にAIに描いてもらった楓
デフォルト衣装。忍者が露出度高いのは問題あるよな。森とか行動したら痛いと思うんだ。

キャラセレはウサギ楓。楓は無表情なんで正直怖い。