ZEROシリーズ最終作。ZEROとZERO2はストIIシリーズが全部同じ物語を描いた作品なのと同じで同じ戦いを別の視点で描いただけのものであったのに対してZERO3はZERO、ZERO2の続きとなる物語。ただし、ZERO2までの設定の多くが無視されている。
ZEROはZEROなので敢えてIIのキャラはそんなに入れてないと公言していたけれど、この3でスーパーからの新キャラとガイル以外は全員揃い、家庭用移植版ではそれらのキャラも全員参戦となった。その一方で初代ストリートファイターからの参戦キャラは無し（特定の家庭用移植版では初代ストリートファイターというよりCVS2からイーグルがゲスト参戦しているが）。
キャラのシステムを選ぶISMセレクトシステムが採用され、今までの3レベルのスパコンを使い分けるZism。スパコンは3レベル技しか使えない、ついでに1種類しかない、空中ガードも無い等、スパIIXに近いX-ismに加え、オリコンが使えるV-ismの基本3種類。他にも一応あるにはあるけど…。
結局オリコンが汎用性が高く火力もあるため、本気で勝ちにいくならV-ism一択みたいな状態になり完全に一般人が消失。その後、前述の家庭用追加キャラを追加したバランス調整版のZERO3アッパーがリリースされて、一般人向けには間違いなく無印のより良い出来なんだけどクソゴミ格闘プレイヤーが慣れたZERO3から離れようとしなくてほぼプレイされず自然消滅。バーチャファイター2.1とか鉄拳2Ver.Bみたいに強制的に前バージョンのプレイは不可、大会は実施しないとかカプコンはやるべきだったよな。ハンター2、セイヴァー2、それからZERO2アルファも似たような運命をたどっている。
隠しの新キャラ。アッパーでは普通に使える。
ZERO3で突如追加されたベガ親衛隊なる12人の少女からなる部隊の隊員。1人だけ明らかに目が死んでるのがユーニ。親衛隊の名前は全員「月」の名前由来で、ユーニはドイツ語で6月そのまま。由来というかそのまんま6月という名前。ちなみに同じく月の名前を由来としてるギルティギアのジェリーフィッシュ快賊団の6月はジュン。JuneでもJuniでもどっちでも好きな方を選べ。公式にはJuneだが結局由来は同じだ。
特に設定も無く名前が似てるだけのユーリと2人セットで戦う。使う技は元シャドルーのキラービーことキャミィの流用がほとんど。ただユーリ「対空」「突進」と謎回転技と３つしか必殺技が無いのに対してユーニは「対空」「突進」「空中突進」「空中急降下」「高速移動」「投げ」「空中からの謎コンビネーション」「ATフィールド」と技の数が異常に多い。後、ベガ様が助けに来てくれる。ユーリは助けてもらえない。ユーニの方が可愛いからね、しょうがないよね。
PCとして使う時はもちろんユーニ1人で戦う。そしてセリフが無い。相手との会話はベガ様が全部やるというか、ストーリーも勝利メッセージもベガ様のもの。使うキャラがベガじゃなくてユーニというだけ。家庭用移植版ではしっかりとユーニ専用のストーリーや勝利メッセージが作成されることとなった。
この家庭用移植版で相方のユーリはその正体が…元々ドイツ出身とされていたのにメキシコのサンダーフット族のジュリアだと判明。なのにユーニはどこの誰だかもわからないまま。ヒドい事にベガの命令に応じて任務達成したのに、じゃあお前もう用済みな、と…それに対して自動で迎撃モードに入りベガを撃退。ところがベガ無しでは生きられない体にされていたというヒドい結末。ストIV以降の同人話は知らね。まあZERO3も同人レベルのクソ設定だが。
‥‥非常事態特Ａレベル
特Ａ級戦闘態勢、応戦開始‥‥！
スクショを基にAIに描いてもらったユーニ
挑発。手甲がAIには理解出来ないようで色々指定した挙句に諦めた
キャラセレのは家庭用ZERO3、ダブルアッパーのオープニングの時のもの。