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ヒルドレッド・ローズ

Ravenous Devils

 夫が2階で仕立て屋、妻は地下と1階で料理屋を経営する。夫と妻を忙しく動かしてどちらの店の客にも対応していくリアルタイム操作の経営シミュレーション。公式にはクッキングシミュレーターとのこと。

 妻が使う食材は料理屋に比べれば客が少ない仕立て屋の夫が行う。野菜や卵は屋根裏で育てて採取、肉は仕立て屋に来た客の中でも注文に来た客を選んで殺害。遺体から服をはぎ取り新たな服の材料として、残った遺体は地下へと続くダストに投下。落ちてきた遺体は妻がひき肉にしたりソーセージにしたり解体して肉とする。

 「スウィーニー・トッド」に影響を受け製作されており、夫婦が使う店舗は以前は理髪店だったと語られており、夫婦が経営するのに便利な構造になっている。

 とまあ客の一部を殺して商売するというイカれた設定以外はありがちな客の注文に応えまくる忙しいゲーム。ストーリーはこの殺人の観点で進んでいくけど、ゲーム上はプレイヤーは人を殺してるという感覚はすぐになくなる。肉と服の材料でしかないからね、犠牲者は。

 夫婦が何をしているのか全て知っている何者かからの手紙、そして殺人行為をする以外は極めて善良な夫婦なので、彼ら夫婦を慕う人達との交流。そんなゲームです。ストーリー中盤にはもうただの作業となりゲームとしての面白さは失われてしまうのが残念なところ。

解説

 美味しいとは到底思えない「人」や「ネズミ」の肉を使って評判になるほど美味しい料理を作る天才料理人。

 今のこの時代に子供を作るなんて、子どもの事を思えば無責任すぎるから子供は作らない、自分はいい母親になる自信もないと語りつつ、店に来た子供にとても優しく振舞い「天使」とまで評されている。

 人の命を何とも思っていないという事はなく、ただ単に犠牲者を肉と考えているだけ。夫が始末している場面は見ていないし、どういう人間が選ばれているのかも見ていないからヒルドレッドにとってはただの料理の材料にしか見えていないのだろう。ただ、自分が罪深い事は理解している。もちろん他人に知られてはいけない事もわかっている。常識が無いわけではないのだ。

 動物の命をいたわる優しさもあり、特に弱者に対しての優しさを強く見せる女性である。「死は生が無いだけの状態」と、述べており死と生に大した差は無いと考えているっぽい。まあ、そりゃ生きてないから死んでるんだよとしか言いようがないが。「生きているから死んでない」という所ジョージ式の思考だな。

早く新しいお客さんと仲良くなりたいわ。
自分が愛情込めて作った料理を人が食べてくれるのは、いつ見ても楽しいもの。

 その他の画像はスクショ集へ。

スクショを基にAIに描いてもらったヒルドレッド
正面姿


キャラセレのは解体して肉を取り出したシーン