餓狼3で落ち込み、RBで回復し本作で一気に餓狼は人気を取り戻した。今では低めの評価の作品だけれど、リアルタイムのゲーセンではRBシリーズは本作が一番人気があった。常に対戦相手がいる作品だったので。
スウェーラインを廃止してメインラインを2本。ライン移動はスムーズに行われるように。まあ、メインラインが2つという事で結局餓狼SPと同じくライン待ちが凶悪でなかなか崩せない作品になってしまったんですが。ライン間の移動がスムーズになり、別ラインの相手も攻撃しやすくなったとはいえ、それでも常時別ラインに逃げ続ける相手の対処は困難。
多くのキャラのデザインが変更され、舞やマリーは衣装ごと大きく変更。そして、さらばしたはずのギースがもう帰ってきてしまった。いつの間にかストーリー上は(アニメ版と同じく)死んだ扱いにされていたクラウザーが普通に登場。ダメじゃないか死んだヤツが出てきちゃあ、死んでなきゃあ。
ほとんどどのキャラを使っても強いので気持ち良くプレイ出来る作品です。
餓狼3でデビューしたフリーエージェントの人。金髪で高い露出度で舞ほどじゃないけど無闇に揺れる胸。どう見ても18号さん。が、恐ろしく人気が無かった。全く人気が無かった。餓狼3のあの地味キャラ群にすら人気で劣るキャラだった。
設定上はクールなキャラなはずなのに、ゲーム中のマリーは「バッキューン」とか言ってみたり「タッチみー」とか言って突進してみたり、「ぎゅっぎゅっ(ぎぶぎぶ)」とか言いながら絞めたり、恐ろしくハイテンションで1人だけ悪目立ちするキャラだったのです。「キャッホー」「エキサイティング イエェー」。…設定は後付けなんだろうなぁ。この昭和感溢れる「パツキン美女」とでも表現したくなるマリー像は当然全く受け入れられなかったわけで、続編では勝利ポーズでぽろりするハメに。登場2作目でもうそれって…。
本作では少し露出は抑え気味になり、ボイスも落ち着きのあるものに。結果として、人気を得てKOFシリーズの常連になったわけですが。本作には性格の違う裏キャラが一部に用意されていて、マリーにも存在。が、残念ながらキャッホーとか叫ぶキャラではなかった。いや、エキサイティングイエーってはしゃぐマリーさんを返せよ。
「涙をふいてあなたには笑顔のほうが似合うわよ」
…RBSのマリー一枚も無かったわ。しょうがないのでRBとRB2のマリーで。その他の画像なんて無いけど、その他の画像はスクショ集へ。
スクショを基にAIに描いてもらったマリー
どこのポーズってわけじゃなく普通に立っている状態のもの
キャラセレのはもちろんRBのぽろり勝利。バトルアーカイブズ2では削除されてる。