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アーシャ

モンスターワールドIV

 ワンダーボーイシリーズ最終作。タイトルにワンダーボーイを冠しておらず主人公が女性なのでワンダーボーイに含まれないなどという情報ソースも無いただの憶測が平気でWikipediaにすら書き込まれているが、もちろんワンダーボーイシリーズに含まれる。そもそもがシリーズ統括の西澤氏が(シリーズタイトルの混乱もあって)ワンダーボーイというタイトルを消してモンスターワールドに統一したがっていた事もあってワンダーボーイの名がここで消されたのだけれど、ワンダーボーイシリーズには含まれないなどとは言っていない。

 後に「ワンダーボーイ アーシャインモンスターワールド」のタイトルでリメイクされているのはネットにあふれるこのガセネタに対処するための意味合いもあったのではないだろうか。

 メガドライブ末期という事もあり、結果的にという事ではなく開発元自身これがシリーズのとりあえずの最終作という位置づけで制作している。シリーズ打ち止めする気は無く、あくまでもセガをパートナーとしたシリーズの最後の作品という意味。が、実際にこの作品を最後に長い事シリーズは途絶え約25年の時を経て「モンスターボーイ」として新作発表となった。(ワンダーボーイはセガタイトルでありシリーズタイトル使用許諾が出なかったっぽい)

 メガドラ末期かつ日本のみの販売という事で触れた人の数が少なかったもののアーシャの愛らしさと完成度の高いゲームデザインにより名作として知られていた作品。ただし、シリーズ伝統としてストーリーは非常に薄く存在しないに等しいのは変わっていない。

解説

 シリーズ初の女性主人公(ワンダーボーイ3に女性PCのプラプリルは存在しているが単独主人公ではない)。

 可愛らしいアラブ風の衣装の美少女で、小さなドットキャラが開発者の愛を受けて可愛らしく動きまくる。

 特に宝箱を開ける時のおしりふりふりモーションは人気が高くおしりふりふりキーホルダーなんてものまで売られているほど。可愛らしいドットなのでそこにエロなど微塵もない。当時の公式イラストの時点でそのシーンが描かれているので意図的に「推し」ていたんだと思う、そのモーション。

 シリーズ伝統でセリフが無いのではっきりとどういう少女なのかはわからないものの、正義感に溢れ、そして優しい少女であることが各種反応からわかる。でも、相棒のペペログゥはマグマに投げつけたり、凍らせて足場代わりに使ったり、炎が降り注ぐ場では頭の上にのっけて盾代わりに使ったりと酷使する。まあ、ペペログゥが気にしてないからいいのだろうけど。普通気にしてないからって出来る所業ではないよな。

 

 その他の画像はスクショ集へ。

スクショを基にAIに描いてもらったアーシャ
魔法の絨毯シーン。…誰だよ?

宝箱シーンじゃないのかよ?と思った人はキャラセレへGoだ。