アクションゲームを作っていたはずなのにふと気づいたら対戦格闘だよ。餓狼と龍虎のキャラを使うと決まった後にじゃあ、オールドタイトルの怒とサイコソルジャーのキャラもと追加されSNKキャラのお祭りとなった。が、お祭りという程にはキャラが集まってない。
当時の対戦格闘は10〜16人程度だったけれど、本作は24人とかなりの人数、そしてドリームマッチという事で話題になった1作。
ただこの1作目時点で表にはほぼ出てこないものの、歪んでいるというか、間違ってはいないものの「キャラクターは会社の持ち物なので借り物ではない」という認識のようで、「原作から全然違うキャラ」にしてしまう事を全く気にしていない。確かに企業単位で見ればそうだろうが…キャラクターにも設定があるし、ファンもいるのだがなぁ。自分達の作ったオリジナルキャラの為なら「他のゲームのキャラ」をねじ曲げるというわけのわからない歪んだ心で作られている。ただ、1作目なのでその面はあまり目立たない。ただ、当時「怒」ファンがいたら、それこそ怒っていたのは想像に難くない。名前以外どこも引き継いでねぇだろうが。
中国、サイコソルジャーチームの一員。サイコソルジャー自体があまり設定が無い作品なので原作とは別人すぎる…とまでは言わないけれど、原作で使った攻撃は１つも使わない、サイコボールとか名前こそ同じだけど全く別モノ。
「歌うとサイコパワーが増す」という設定こそあったけれど、別にアイドルではなかったはずなのだが、本シリーズでは本業アイドル。でも、中国拳法の修行もしている。一体いつ修行しているのかはわからない。
設定として過去「サイコソルジャー」で描かれた戦いを経験しているかどうかもわからない。が、サイコソルジャーで見せて「鳳凰への変身」は出来ません。火の鳥の姿借りれません。
とても、ふわっとしたのんびりした感じのボイスが好評だったが、翌年何故かCV変更。ほぼ真逆の方向となり、そして以後しばらくの間、毎年声が変わるヘンなキャラとなりました。…もう毎回変えろよ、何固定してんだよ。
セーラー服は海外では理解してもらえないだろうからというわけのわからない理由で外された。が、正直…セーラー服をドットで描くのが面倒だっただけな気がしないでもない。その後、カプコンとか当たり前のようにセーラー服のキャラを対戦格闘に投入。そもそも、セーラー服で戦っていたサイコソルジャー自体、海外で販売されたわけで…
私がＳＮＫヒロインの元祖なの。ごめんね……。
その他の画像はスクショ集へ。
スクショを基にAIに描いてもらった麻宮アテナ
貴重なセーラー服姿。冬服バージョンの方がKOFでは実は貴重。
キャラセレのはビューティーダンジョン。元絵だとこぼれそうだった。紅茶の方じゃなくて…そんな巨乳キャラではなかったろ。