戻る

The Mummy Demastered

5段階評価
トロフィー難度
プレイ理由フリープレイ
DLC評価
推しキャラ
スクリーンショット58枚

感想

 まずはプレイ当時に書いた雑記のまとめ

 映画「The Mummy」のゲーム化だけど、日本で一番有名だと思われる1999年版(ハムナプトラ)ではなく4度目ぐらいのリメイクとなる2017年版。ハムナプトラと同じくシリーズ化される予定だったけど大コケして1作で終わってしまった作品。

 本作の発売は映画公開から半年と経っていないので公開前から開発していたと思われ、ほぼほぼ映画とは関係ない。というより映画と舞台を同じくする別の物語として作られていて元々は映画とほぼ同時に販売される予定だったらしい。とはいえ、映画とゲームのストーリーが両立するかというと「蘇った女王アマネット」を双方の作品で倒しているし、映画で蘇生させようとしていたらしい「セト」がゲーム版のラスボスだしで、サイドストーリーというよりIF展開の話という感じか。

 ゲーム自体は典型的な探索型アクション。難易度はかなり低めで気軽にプレイ出来る。面白いのは主人公は「プロディジウム(プロディギウム)」なる特殊部隊の隊員。特定の誰かではなく不特定の誰か。探索中に死亡するとアマネットに操られアンデッドとして死んだその場で敵となる。プレイヤーは別の不特定の誰かを操作する事になる。その際には当然ながら「以前操作していた隊員が持っていた各種アイテム」は無い状態でスタートし、敵となった隊員のもとまでたどり着き、そいつを倒してアイテムを回収しないといけないという作り。敵として出てくる元主人公は後半になればなるほど装備が整い強敵となっていく。もちろん、ラスボス直前で死んだとしても、問題なく倒せるようにはなっている、そうじゃないと詰むし。ただとても厄介な事になってるのは確か。

 という、面白い仕様だとわかったのはクリア後。本作は道中の雑魚は弱く配置も優しい。ボスも2体目以外は弱く、「ほぼほぼ死なない」作り。2体目のボスだけが異質だと思う。この手のゲームに慣れた人ならまあまず死なないでしょ。だからこそ死んだ後のペナルティが大きめなんだろうけど。ただ死ぬっていうのはそれだけゲームが苦手な人って事で、その人にとってはただただ辛くなる一方なシステムになってるとは思う。

 本作のプレイヤーキャラクターは名無しの誰かとはいえエリート隊員という設定、とても強い。冒険していく中で強力な武器がどんどん増えていき、そしてHPもガンガン伸びる。敵の攻撃力もその高いHPに合わせてすごい威力なんだけど、割と簡単に回復するのでよっぽど無茶をしない限り死なない。「体力回復ポイント」的なものが無くて減ってしまったHPは地道に回復させていくしかないのが面倒だけど、MAXHPがあがるアイテムを手に入れれば確かフル回復する。なのである程度は放置しても大丈夫。よっぽど減ってしまったら少し体力回復用にザコと戯れる感じになる。

 2Dのキレイなグラフィックと主人公の気持ちの良い強さが楽しい本作だけれど、トロフィーコンプリートを狙うとなると色々と隠されてるアイテムをコンプリートしないといけなくなる。いくつかヘリポート…という名のワープポイントはあるけどかなり限られていて、移動がとても面倒臭い。このジャンルではそれは仕方無いのだろうけど、ワープポイントが少なすぎるのかな。結構かけ回るハメになった。それとボスがほとんど残念。大した事をしてこないのにとにかく硬い。最初のボスから異常に硬い。体力に応じて体色が変わっていくのでダメージ与えているのはわかるのだけれど、体力減ったからモード変更とかもなく、最初から最後まで同じ事しかしないので完全にただの作業。初見でも序盤こそダメージ受けるけど、みたいな感じ。それかその時点での主人公の体力を考えればダメージ受けても気にする必要はない、みたいなそんなボスばかり。これはホントがっかりポイント。ボス戦は本作で最もダメなポイントだろう。

 アイテム収集の最後の1個が見つからず何周もグルグルして探し回って、それでも6時間ぐらいでクリア。そういう事しなければ3時間もあれば終わるぐらいの短編、あまりにも短すぎる、そこだけが残念なところ、短編とはいえ「周回する意味がある、何周も楽しめる」という作りでもなく、1周すれば十分っぽい。

 ああ、本作は2020年にヒドい日本語訳でお馴染みのオーイズミから日本語版も出てるけどプレイしたのはそちらではなく北米版です。

トロフィー難度について

 アクションゲームとしても探索アクションとしても簡単、厄介なのはアイテムコンプリートぐらい。ただ「隠されてる」というようなものはなく、目に見える「壊せるもの」を全部壊していき、行けるところに全部行けば回収出来る。「こんなところにあるのかよ」は無い。とはいえ、「ただ破壊出来るだけの箱」とかがいっぱい置いてあるゲームで「その中に稀にアイテムが入ってる」というのを想像してみて欲しい。全部破壊するのが難しいというわけじゃないんだ。ただ「どれを以前壊したかなんて覚えてない」…つい見逃してしまいやすいものもある、そういう事だ。☆2つで。

コンプリートまでの流れ

 

  1. 全アイテムを回収する
  2. ノーデスクリア
  3. 死亡した後、新たな隊員で死亡した隊員を倒しアイテム回収する

Dedication

Unlock all trophies for The Mummy Demastered

 献身?よくわからないけどそこそこの達成感がある。楽しく終われるはず。

My Enemy, Myself

Die and be resurrected again by Ahmanet

 死ねばいいだけ。ノーデスクリアのトロフィーがあるので、万が一死んだらリセットしてやり直すべし。セーブデータを小まめに保存するのは面倒臭いとはいえ数時間巻き戻るのはもっと面倒臭い。あ、何かボス戦がありそうだなと思ったらその辺りでバックアップすればいいと思う。オートセーブなので死亡を誤魔化すのは無理…結局バックアップデータ使ったのは2番目のボスに負けた時の1回きりだったけど、バックアップがあるから安心してプレイ出来るわけだよ。

Bandage Your Wounds

Collect a Health Pack

 回復薬だぜ。難易度低いのは回復が簡単に出来るからであって敵の攻撃は結構苛烈。ムリをしてはいけない。

Lock and Load

Collect a Bandoleer

 弾薬を使う武器は強いものばかり。とはいえ、弾数無限のノーマルショットで十分、それぐらいの難易度です。場面場面で適度に強い武器を使っていけばいい。

Bring the Pain

Collect the Assault Rifle

 最初に入手できる弾薬を使う武器。威力は高いけどノーマルショットで十分かなー。高いトロフィー取得率でわかる通り普通に進行する中で簡単に手に入る、最初のボス戦前に手に入るんでボス戦で使ってみればどうだ?

Boomstick

Collect the Shotgun

 シャッガーン。典型的なショットガン性能…威力が高いけど射程は短いというやつ。硬い敵に…使うかなぁ?

Light in the Darkness

Collect the Flamethrower

 お馴染み汚物を消毒する武器。気持ちいいよね、火炎放射。まあただそれだけだ。

Hunt the Monsters

Collect the Mercury Harpoon

 水銀の銛。水銀というのが対魔物感あるね。貫通性能あるけど、貫通が必要な場面があまり無く結局こいつも使い道がほとんど無いぞ。

Heavy Duty

Collect the Cluster Rockets

 クラスターロケット。みんな大好きロケランだ。役に立つかどうかはともかくぶっ放そうぜ。

Eradicate Evil

Collect the Plasma Beam

 プラズマビィィッムっ。おいおいおいおいとんでもない科学技術だな。最後に手に入るだけあって超強いよ。

Primed for Entry

Collect the Grenades

 手榴弾は武器ではない!扉を破壊するための道具だ!ゲームだと壁とか床とか破壊するための道具だよね。武器として使うゲームが少ないというわけじゃないし、地形破壊用と化してるゲームでも本来は武器だけど。

Cleanse the Shadows

Collect the Incendiary Grenades

 焼夷弾も武器ではない!扉を破壊するための道具であるッ。

Detonate the Dark

Collect the C4

 C4プラスチック爆弾ももちろん扉を破壊するための道具なのである。

Not a Tomb, But a Prison

Collect the Rappel Gear

 ラペルギア…登攀用の器具だ。…各種武器もそうだが何故お前らは現地調達するのかね?使える場所は限られている。壁に張り付いて壁を昇れる能力ではなく、特定の箇所にロープを垂らして引っ掛ける器具。

Prodigium Protection

Collect the Ring of Wadjet

 ウアジェトの指輪?…日本ではウジャトの方がメジャーか?ウジャトの目のあのウジャトだ。よくわからんがまあ防御力アップ装備か?指輪すごいね。

Hanging Around

Collect the Scroll of Khepri

 ケプリの巻物。何故か蜘蛛の魔物に守られている。そして何故かこの巻物を手に入れると天井にぶら下がって移動出来るようになる。何もないつるつるの天井でも多分可能だ。何故太陽神の巻物でそんな事が出来るのかは知らぬっ。

Crush the Darkness

Collect the Horus Bracer

 ホルスの腕輪。こちらは攻撃力アップ装備っぽい。指輪で防御力があがって腕輪で攻撃力?

Seker Seeker

Collect the Ankh of Seker

 セケルのアンク。ハヤブサの神でダッシュが可能になる。これはイメージとしてわかる。…ちなみにジョジョのペットショップはハヤブサだがセケル神ではなくホルス神だ。天空の神のイメージからだろうか?が、普通こっちだろ、ハヤブサなんだから。ちなみに冥界の神らしい。冥界の神としてはオシリス神を出してるからダメだったか。

To New Heights

Collect the Scroll of Heket

 ヘケトの巻物。ジャンプ力があがる。が、ヘケトは出産の女神とのこと、何故にジャンプ力なんだろうか?

Stand Your Ground

Collect the Crown of Apis

 アピスの王冠。アピスは聖なる雄牛…HolyCow…すげぇ。のけぞりというかダメージによる吹き飛びが無くなるので、これでジャンプアクションが安定するようになる。これ手に入れた後じゃないと入手が超運任せなアイテムもある。最初「これ無理じゃね?」と頑張ったのがバカらしくなるな。

Leave Them In The Dust

Collect the Scroll of Qebui

 ケブイの巻物。ランブースト能力「フェイズダッシュ」。はやーい。ケブイは北風の神とのこと。何となくわかるようなわからないような。

Escape the Watery Grave

Collect the Scroll of Anuket

 アヌケトの巻物。やっと手に入った水中移動能力。水中移動というか水中呼吸というか。アヌケトはナイル川の女神らしい。これはまあわかりやすいつながり。

Ancient Evil

Defeat the Giant Arachnid

 最初のボス「ジャイアントアラクニド」巨大蜘蛛だな。蜘蛛ボスというと子蜘蛛をまき散らし、蜘蛛の糸を画面中にばらまき、強敵である事が多いが本作のは天井にはりつきほとんど何もしてこないと言ってもいい。こいつが何故かケプリの巻物を守っている。
 初見ノーダメージ撃破も可能かもしれないぐらい、ホント弱いボス。ただものすごく硬いので弾がつきるまで有弾武器ぶち込もう。どうせ冒険中にすぐにまた弾なんて溜まる。

Busting Through Barriers

Defeat Ammit

 2番目のボス「アミット」。死者というか罪人の魂を喰らう怪物。本作最強のボスと言っていい。
 攻撃というか動作に予告が無く、おそらくランダムではないだろうか。立った状態では相手の首の下にいかないと攻撃が当たらない。が、その位置からは敵の素早い手の攻撃が見てから回避は間に合わない。そして突然首を下げる、この首を下げる行動にも攻撃判定があるけど、これも見てからでは回避が間に合わない。一応、相手の首の下ではなくステージ右端の高台に乗ってジャンプ攻撃という事は出来るけれど、攻撃効率は悪い。そしてその高台めがけて炎弾をはき破壊するとこちらに向けての歩行スタート。この間はただ逃げるしかない。
 本作のボスは最初の蜘蛛に限らず「硬すぎだろ」ってぐらいに硬く数分間戦わされる事になる。「強すぎる」わけじゃないんだけど、あまりにも死ななくて面倒くさくなって一気にダメージ与えようとするとこちらがダメージを受けてしまう。そういうタイプ、ムリせず地道に戦えばまあほとんどダメージ受けない。

Overcome Mortality

Defeat Anubis

 3番目のボス「アヌビス」。王女様がセトの為に召喚したとかいう神様。セトより格下なのかアヌビス…。
 ずっと宙に浮いてシューティングゲームのように弾を大量に飛ばしてくる。回避は不可能ではないけど、あまりにも回避できるスペースが狭くて割とナンセンス。ただ喰らったとこで大したダメージでもないんで、回避出来ればラッキーぐらいの感覚でいい。
 正直、ほぼ回避出来なくてもこちらが的確に攻撃し続けていれば勝てる。相変わらず硬いけど。まあ主人公が強いんですよ。

Recognize, Examine, Contain, Destroy

Defeat the Giant Scarab

 4番目のボス「ジャイアントスカラベ」。悪魔城ドラキュラのような時計塔…歯車ステージ。歯車が動いてる間は落ちないように頑張って、歯車が止まったら敵の高さに合わせて撃ち込むだけ。回転レーザーは段差で避けるだけ。
 ただただただただ硬いだけでモード変更とかもないので、他のボスと同じく初見…序盤ダメージ受けつつも戦い方がわかれば後はほぼダメージを受けずただの作業となる。

The Ultimate Evil

Defeat Ahmanet

 ラスボス「アマネット王女」。プレイヤーと同じサイズというとても小さいボスキャラ。テレポートを繰り返しながらゾンビや虫を召喚する。本人はほとんど攻撃しないし、召喚されたザコ敵から弾薬や体力回復も出るのでこちらの消耗は少なめ。
 ただ、アマネット王女を倒すと本当のラスボス「セト」が出てくる。頭と両掌だけというありがちなやつ。ドラクエVIとかヴァリスIVとか。そこから弾をばらまくのだけど、アヌビスに比べるとだいぶ優しい攻撃で回避は初見ですら全然難しくない。時々アマネットちゃんも攻撃してくる…死んでなかったのか。自身を捧げてセトを召喚したわけでもなかったらしい。
 この手のボスはまずは掌を倒すところから始まるけど、頭にしか喰らい判定無いんで掌は完全無視だ。ただただ頭を撃ち続ければいい。これも残念ポイントだな。掌が強すぎて倒すと楽になるとかそういうタイプですらないから、頭と掌という構成がただ見た目だけなんだもん。

That Was Intense

Escape to the chopper after defeating Ahmanet

 セトを倒すと、お前も死ねと洞窟崩し。通信が入り「急いで脱出すれば助かるかもしれない」「よくやった不可能を可能にしたじゃないか、キミはプロディジウムの伝説だ。歴史に名を残すぞ」みたいに。脱出出来るかもしれないの直後にそれは「まあどうせ助からないけどね」的な通信やめろ。歴史に名を残すより生き残りたいんだよ!通信の順番逆なんじゃね、これ?
 まあ、別にこの脱出パートは難しくない。難しくないからこそいらなかったと思うんだ。

Undead Agent

Beat the game without dying

 死なずにクリア。何度も書いてきたが2体目のボスだけが脅威だ。そこは事前にセーブしとけ。どこに出るかはわからんだろうが。そこさえ注意すればまあ問題ないはず。

To Rappel Evil

Use Rappel Gear

 ラペルギアを使う。色々な能力強化アイテムがあり、それらはエジプトの神々の名がつけられている中、こいつだけストレートなネーミングは何故なんだろう?

Through the Heart

Kill two enemies with one harpoon

 Mercury Harpoon1発で2体の敵を仕留める。ザコ敵が並んでるとこに撃ち込むだけ。

Monster Bash

Use a Phase Dash to destroy a wall

 フェイズダッシュで壁を壊す。どこでもいいわけではないっぽい。あっちこっち壊せるけど、特定の壁を壊さないとダメみたい。

Defy Human Ability

Perform a Dash Boost

 ダッシュブースト。結構長い距離の助走が必要。スピードがついたらフェーズダッシュ。超すごい勢いでかっ飛んでいく。

Wrapping Things Up

Collect 100% of items

 本作で一番の難関になるアイテム100%。とはいえそんなに難しくはない。最初に来た時点では「届かない」位置にある「壊せる一般物」が要注意だ。

World of Gods and Monsters

Discover of the 100% Map

 マップ100%。こちらはまあどうという事もないはず。簡単に達成できる。

Tactical Advantage

Travel by Helicopter to a new location

 ヘリで移動するだけ。結構な距離を何度も移動する事になるので、ワープとしては不便とはいえ何度か使う事になる。

Takes a Monster to Defeat a Monster

Kill an Undead Agent

 プレイヤーを一度殺して、その死んだ元プレイヤーを倒す。ノーデストロフィー取得後に再開して殺して、新たなプレイヤーで殺すだけ。殺す位置を考えないとそこに到達するまでと、到達した後に関係ないザコ敵もいて面倒臭くなるのでそこが注意。

Close Call

Escape the caves in Iraq

 イラクの洞窟って書く必要ある?まるでエンディングトロフィーかのようだけど、その逆。イラクの洞窟を脱出して今回のゲームの舞台に入る。なのでゲーム開始のトロフィーとなる。