5段階評価 | ☆☆☆ |
トロフィー難度 | ☆☆ |
プレイ理由 | 面白そうに思えた |
スクリーンショット | 174枚 |
第2次大戦中のイタリアを舞台に双子の姉マーサの死を巡って妹のジュリアが色々と探る一人称視点アドベンチャーゲーム。と言っても謎解きの類は無くストーリー上指定の場所に行ってイベントを眺めるだけだが。
一応プレイヤーに選択肢はあるし、本編の進行とは関係ないサブイベントというかミニゲームは存在するけど、大した内容でもない。
序盤から、プレイヤーが操作する「ジュリア」は「自称ジュリア」でしかなく、プレイヤーからすると自分が動かしているのはジュリアなのかマーサなのかわからない。タイトルは「Martha Is Dead」だけれど、死んだのは本当にマーサなのか。
単なる翻訳ミスの可能性が高いけれど、ジュリアとマーサは場面場面でどちらが姉なのかが違う。これではジュリアとマーサが入れ替わっている、精神的に自分でもジュリアなのかマーサなのかお互いにわからないまま片方がジュリアの時、もう片方はマーサになっていて、双子のどちらがマーサでどちらがジュリアという区別は無かったんじゃないかとそんな疑惑さえ沸いてくる。
特別引き込まれるストーリーではないけれど、時々入る恐怖演出だとかはグッド。それが何だったのかは最後まで説明はない。けれどそれでいいんじゃないかと思う。
PS4版は特別に一部過激シーンを規制するオプションがあるけれど、表現が柔らかくなるのではなくそのシーンが丸ごとカットされるというやり方で何が起きたかわからなくなるのでデフォルトでONになってるけどOFFにするのを推奨。ネタバレになるとはいえ、PS4版の規制については発売前にもう「ここだろう」とか各地で書かれていて「顔の皮を切り取って自分につける」「腹をハサミで切り裂き腕を突っ込み退治を取り出す」とかその程度で、別に特別グロというわけではない。というか顔の皮をはぎ取られた状態の顔の方がよほどグロなんだけど、そこまでカットするとホントに何だかわからなくなるという判断なのかそこはそのまま。そして、ほんの少しとはいえ、マーサの遺体の服を脱がす時に胸…乳首がはっきり見えてしまってるシーンがあるけど、そこは規制対象にすらなっていない。何だかなぁ。
オートセーブ、セーブ含めぶっ壊れていて、同時に同じデータを2つ作ってしまう。が、どれか1つでも消そうものなら全てのセーブデータをLOAD出来なくなる可能性があるので消してはいけない。泣けた。
作中写真撮影可能なのだけれど、そのデータは管理データ的なものに保存されるわけではなく、セーブする度にそこに保存されていく。写真1枚1枚はかなり重いのでオートセーブが増えていくとセーブデータだけでとんでもない容量となってしまう。この容量が増えすぎるとフリーズするらしい。あまりにも技術的に未熟でいい加減だけれど、ゲーム自体はまあそこそこ楽しめる。
サブイベントをこなしながらクリアすれば自然とコンプリートとなる。ノーヒントのホワイトレディの心霊写真撮影が厄介で、電話がヒント無しで選択肢ミスが許されないのがかなり厄介なぐらい。が、ネットにいくらでも答えは転がってるはず。
※トロフィーに必要な部分のみ記述
![]() | すべてのトロフィーをアンロックした |
普通に最後までプレイしてクリアするだけでかなりトロフィーが埋まるんだけど赤外線写真がちょっと問題なもんでプラチナ率が実に低い。
![]() | 隠された謎の赤外線写真をすべて撮影する |
まずワインセラーの撮影ポイントを運よく見つける事が出来るかどうか。その後の謎解きがわかるかどうか。正直、一部かなり厳しい。
「光から逃れる男はその後ろに身を隠す」>光=聖なる光>教会の裏
「交差路、一方は生へ、もう片方は死へ」>生=家、市=墓>家から墓地に向かう途中の交差路
「わずかばかりの尊厳を持ちたる橋を超えればすぐさま曲がるべし。石はそこにある」>壊れた小橋の先…これが「どこだよ」になる。橋の手前だよな?
「水しぶきを上げて水が水に流れ落ちる」>滝?そんなものない。結局川のほとりを探すことになる。実際にはホワイトレディの家の近く。
「従順の印の下、血塗られた花々の間に最後の階段がある」>赤い花が咲き乱れる十字架
![]() | レディの赤外線写真を4枚すべて撮影する |
「力」の赤外線写真を撮り終えると、こちらの写真が取れるようになる。こちらは順番に撮影ではなく4か所どこからでもいい。ただし、ノーヒント。何の為に撮影するのかは謎だ。
「自宅南の窓」「『塔』の廃屋(ホワイトレディの家)」「銃撃戦イベントがあった時の近くにあった社」「最後の赤外線写真撮影した十字架手前の廃屋(というか家の残骸)」
![]() | すべてのカメラアクセサリーを使って写真撮影する |
カメラアクセサリーが揃うのは最後の最後。それまでに小まめに撮影してもいいし、最後のフィルムを取得後にまとめて撮影してもいい。
他のトロフィーもそうだけど、何でこのカード?は考えるだけ無駄だと思う。
![]() | ラポのクエストを完了する |
まあ「恋人」ではあったんだろうな、双子姉妹両方と密かに交際して、姉妹両方とも孕ませてしまう外道だけど、ラポ。死んでよかったじゃないか、クズが。
![]() | 日記の全ページを読む |
実際には全ページではない。新聞と違って最終日にまとめて最初から読むでも取得出来るだろうし、どうという事もないだろう。いつ日記を書いてるのかはさっぱりわからないが、本作自体主人公の記憶がいい加減すぎるから、多分書いた記憶すら無いんじゃないか。
![]() | 情報収集に必要な電話をすべて完了する |
ほとんどの電話番号は電話をかけられるようになった時点では、つながらない。そしてつながったとして「正しい問答」が出来ないといけない。そのヒントは特にない。「母のフリ」をするとか「母の友のフリ」をするとか大事。
![]() | 林の中にある家を発見する |
森じゃなくて林なのか。作中は森だし、チャプター名にも森ってあるのに。道からちょっと外れたとこにあるホワイトレディの家。簡単に見つかるはず。ただ、この家の周囲は割と危険で、入れるけど出れない地形が多い。岩とか木とかゴロゴロしてて、間に嵌っちゃう。注意しないといけないけど、注意してもどうしようもない気もする。
![]() | 新聞のすべての号を読破する |
最後の新聞を開いた途端に取得したんで、読む必要は無かったのかもしれない。毎朝しっかり読むだけ。まあ、まず見逃さないでしょ。自転車禁止のニュースとか結構ろくでもないニュースだよな。
![]() | 家の中にあるオブジェクトを観察する |
大量にある何かをチェックした途端。このトロフィーを取らずにクリアする人の方が珍しいでしょ。何で皇帝なんだろね?
![]() | 最初の写真を撮影する |
ストーリー上、まずスズメを撮影させられる事になる。そんなに楽しい要素じゃないんだよね、本作の写真撮影。フラッシュで暗いところの本来の色がわかるとかは面白いんだけど。
![]() | 最初の写真を現像する |
写真撮影がつまらない最大の理由は白黒写真という事だろう。これがやっぱりあまりにも残念ポイント。そして現像もただの作業で何も面白くないのに自動化出来ないっていう。
![]() | マーサの服を着る |
マーサのベッドで寝ているので、起きてすぐ近くにあるタンスはマーサのもの。普通にプレイしてるとむしろジュリアの服の方が着ないよね。
![]() | 最初の人形劇を演じる |
ストーリー上絶対に演じる事になるイカれた人形劇。自称ジュリアがなかなかどうかしてる人物だとわかる。
![]() | 一族の墓所に入る |
ストーリー上絶対に行く事になる。自称ジュリアに冒涜などという概念は無いのだ。
![]() | 2度目の人形劇を演じる |
狂気の人形劇再び。悪魔すぎる。
![]() | ホワイトレディとコミュニケーションをとる |
ストーリー上絶対に交信する。私はマーサを殺してない、よし伝説の悪霊に相談だ!全くもって何でそういう発想になるのか理解出来ない。本人すら「おかしな発想」と言ってるぐらいだ。まず、ホワイトレディの霊なんてものがいるのかどうかわからない、いたとして会えるものなのか、逢えたとしてまともに会話出来るのか、会話出来たとして相談相手になってくれるのか。
![]() | すべてのカメラアクセサリーを集める |
ハングドマン。一般的には吊られた男、吊るされた男だよな、どうしても漢字だけにしたかったのかと思えば運命の輪とかあるし。ああ、アクセサリーが集まるのは最後の最後。別に全部集めるのは難しくない。
![]() | バイクを修理する |
自転車な。修理というかタイヤに空気入れるだけというか。特別早いわけでもなく操作性は悪い。何日目かの新聞で自転車禁止のニュースがあるけど、実際にナチスドイツは自転車を禁止してる。新聞にあったような理由とは違うはずだが。
![]() | 毎日占いをする |
ゲーム的に何の意味があるのかわからないタロット占い、そこで出る結果は別にゲームに影響は与えてないはずだ。
![]() | ストーリーに無関係な写真を5枚撮影する |
同じところを連続して撮影で何の問題もない。全てのカメラアクセサリで撮影ってトロフィーあるんでそれをやると絶対に達成するけどな。
![]() | ストーリーに無関係な写真を10枚現像する |
手間かかるけど、出来に関係なくとにかく現像すればいい。保存はしないでいい。保存すると容量の無駄遣いになる。
![]() | ゲームのストーリーを完了する |
結局何の救いも無い物語である。真相すらわからない。