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チャイルド オブ ライト

5段階評価☆☆☆☆
トロフィー難度
プレイ理由何かLIMBOっぽい?
DLC評価☆☆
推しキャラルベラ
スクリーンショット7枚

感想

 「LIMBO」をモチーフに「謎の世界で目覚める少女」「謎の世界から脱出」「それを導くホタル」「ホタルの光を利用したギミック」といったキーワードでゲーム作れと言われたチームが複数あって、それぞれ出来たのが「ホタルノニッキ」と「チャイルドオブライト」だったとか言われたら納得する。ただ、ホタルノニッキが駄作なのに対してこちらは名作と言っていいと思います。

 ゲームシステム自体はありきたり。ただバランス良好。そして音楽と台詞のセンスの良さと、全体としては謎が多いながらも1つ1つのイベントはわかりやすく、これ単発であれば特に疑問がわかない王道ストーリー。いいね。

 超短編なのに仲間がものすごく多く、あっさり終わってしまう割にその数多い仲間の事は意外と記憶に強く残る。基本、オズの魔法使い。どいつもこいつも欠点だらけ、問題あるヤツばかり、そんな奴らが幼女な主人公に依存しまくり。そんな奴らが旅の中で…あまり成長しなかった気がする。ダメな奴は所詮ダメって事か。まあ、最初よりはよくなったんじゃないか。

 日本の最近のゲームはパロディというと、特定作品の台詞をほぼそのまま使うだとか、ただその要素をぶち込むだけという作り手の無能さとセンスの無さを感じさせるものばかりだけど、このゲームは「あぁ、何となくジブリぽい」なとか、そんな感じ。特定のジブリ要素があるとかではなく、「ぽいな」と。風車谷に空飛ぶブタがいるとかは、パロディの域だけど、日本のゲームにもこの程度の事は求めたい。お前らのやってるのはパロディではなく盗作だ、と。もう、ポルナレフの台詞見飽きたよ。

 ああ、後、感想とかで「やり込み要素少ない」意見多いのは、「お前らの言ってるやり込みって、クソつまらないコレクション要素の事だろ」「やり込まされだろ?」って事で、本作は「やり込み要素」満載と言っていい。最低でも難易度が増した2周目の高難度モードプレイしてから言えよとは思う。戦闘は2人しか参加できないのに、仲間が多いし、お前ら「やり込み少ない」言ってるゲームの楽しみ方すら教えてもらわないとわからない連中は「特定のキャラ」しか使ってないんだろ?色々試すとかやってないんだろ?こんな短いゲームですら、「一定の提示されたプレイしか出来ない」なら、このスタイルのRPGなんて何が面白いんだよ。ただの作業をゲームと勘違いしてるだけじゃねぇかと。

 唯一、欠点あげるとすると、おっさん顔の主人公か。別に日本のゲームみたいに、顔の描き分けすら出来てなかったり、個性の無い「可愛い」という記号を持っただけの「可愛くもない」デザインにしろとは思わない、けど、おっさん顔は無いわ、おっさん顔は。キャラデザでは普通の「別に可愛くもない普通の女の子」なんで、ゲーム中のモデルが悪いな。誰だよアレ作ったの。

トロフィー難度について

 特に狙って何かをやる必要もない。1回クリアすれば全部埋まってるはず。

DLCについて

 主人公の衣装とかDLC専用仲間とか宝石(オキュライ)とかがそこそこの低価格で。全部買っても大した値段ではない。が、Vitaのパッケージ版というかVitaカード版は全DLCのDLコード付きだから。DLC全部で1600円だそうだが、価格は2480円。つまり、本体880円。…DL版の本体が1480円なんで、DLC買い足すぐらいならVitaカード版買えよ、だな。

推しキャラについて

 特に理由も無く最初に仲間になるというか、勝手についてくるというか。最初の仲間なだけに結構思い入れる事が出来る。そして間違った言葉の使い方の数々。日本語訳のセンスの良さが光る。

 「大いに心配しないでいいわ」「この暴挙に付き合うのに」「サーカスに誘拐したいわ」「弟とのアヴェックを復活させる」「輝かしいショーが再び幕を下ろす」「私たち2人もあなたと…共倒れよ!」「父が聞いたら小太りするでしょうね」

スターキャッチャー

星々を取り戻す

 ゲーム説明兼ねたプロローグ部分終わればすぐ取得。なのに取得率8割もいかないとかどういう事だ。

オーバー・ザ・ムーン

月を取り戻す

 ここまでで3/4ぐらい終わった感じか。たった3割か。意外とプレイしてもらえてない?

サンライズ

太陽を取り戻す

 星と月と太陽が揃った。月と太陽はともかく、何で星なんだろうな?

戴冠式

闇の女王を追放する

 クリアトロフィー。この日本語が間違ってないなら、闇の女王はまーた追放されただけで生きてるって事?また復讐に来るんじゃね?…死んだように見えたんだがなぁ、闇の女王。

喜劇

ルベラを仲間にする

 空飛べる主人公じゃないと到達出来ないとこで「サーカスに置いていかれたよー」って嘆いてた人。飛び降りたら死ぬだろうし、サーカスヒドくね?何てとこに置き去りにするんだ。

カピッリを捕まえろ

フィンを仲間にする

 意気地なしのおっさん…と思わせておいて、まだお子様だった。カピッリ族=ドワーフか。見捨てて先に行こうとした時の、見下した表情で「他人の心配はしていられないの…」と言い放つ主人公に少し萌える事が出来る。まあ、主人公も子供だからね。「寄り道するひまはないわ」>この後、寄り道しまくる事になるがな。

仲の良い姉妹

ノラを仲間にする

 ノーラじゃないのかな?仲間の悪口ばっかり言う高性能お姉さま。この旅で何だかんだで主人公に思い入れてしまうみたいな展開は欲しかった。「優しい子」と評してるし、主人公の事を。

ボルマスの絆

ロバートを仲間にする

 ノラお姉さまに特に嫌われてるネズミ君。バカなネズミキャラは人気が出るはずじゃあないのか。

カテギダ族

オエンガスを仲間にする

 伝説に名前が出てくる程度の戦士だけど、特に頼りになるわけでもなかった。まあ、RPGだからね。伝説の戦士が伝説の強さ発揮して、そのまま普通に仲間にいたらゲームにならないからね。

ピシアンの約束

ジェンを仲間にする

 何で仲間になる必要があるのかわからない最後の仲間。この子が加入するともう後は最終決戦だけ。欠点だらけの仲間の中で特に欠点らしき欠点を持たないのが異質。それにしてもこの子のイベントは救いが無い気がする。サーカスに置いていかれたとか、告白したけどフラれたとか、他のキャラと比べて深刻すぎる。

悲劇

トリスティスを仲間にする

 何でこの順番なんだ、トロフィー?1人だけ仲間になる順と違う位置なんだが。トロフィーから最初抜けてて慌てて追加した?影薄かった?いや、影薄いけど、実際。まさに悲劇。

10回目の誕生日

オーロラのレベルが10になる

 序盤にすぐ達成してしまう。何でトロフィーこんなにヌルいんだろうな?ゲーム本編は凝ってるのに。

完ぺき主義者

1つのスキルを最高レベルにする

 普通にレベルあげていけばどこかで到達するだろ。別に完璧主義なわけではない。何で全スキル網羅にしなかったんだろうな?それなら「完璧」でもいいんだけど。普通にプレイしてる限り、1周目では到達しないから全スキルなんて。

オキュライ職人

オキュライを合成する

 普通のゲームなら、最終合成となるプリンセスストーンを作るとかってトロフィーになると思うんだが。とことん、トロフィーに力入れてないゲームですな。

目立ちたがり

先制攻撃を3回行う

 星を取り戻すより取得率高い=あっさり勝手に達成してしまう。普通のゲームだと300回とかだと思うんだ、「目立ちたがり」とまで言ってるし。3回はおかしいだろ、さすがに。

名演技

敵を3体同時に妨害する

 狙って出来ない事もないけど、そのウチどこかで偶然達成する。何で名演技という名前なんだろう?演技?

怒りの翼

敵5体を圧倒する

 オーバーキル。だから何でたった5体だよ。

探検者

宝箱を30個開ける

 エクスプローラー。30個はすぐ達成する。

完ぺきなソネット

すべての手記を集める

 制作側から唯一提示されているコレクション要素かな?が、全ての場所を回れば当然全部回収してしまう。わかりにくいものも無い。

国民の味方

レムリアの民の依頼を3つ完了する

 全依頼達成トロフィーが無いのはもうこのゲームではもはや常識