5段階評価 | ☆☆☆☆ |
トロフィー難度 | ☆☆ |
プレイ理由 | 主人公が可愛かった |
推しキャラ | ジュリア |
スクリーンショット | 111枚 |
主人公が可愛いなーと思って買ったら男だった。女だと思ったら男でがっかりしたジェリドの気持ちがよくわかるぜ。なんだ、男か。
動きが遅くてダッシュ出来ないのは残念だし、セーブデータ破壊バグがあるのは非常によろしくないのだけれど、楽しくプレイできた1作。
適度なアクション性を有した理想的なアドベンチャーゲーム。特別難しい部分は無いけれど、ドキドキ感はとてもある。実はアクション部分にしてもかなり緩いのだけれど、拡がる暗闇、セーブするにも数に限りのあるコインが必要と初見プレイヤーを悩ませてくれる。
ストーリーは難解ではないけれど、最後までプレイしても、というより最後までプレイすると「結局どういう事だったんだ?」と謎に思ってしまう部分がいくつもある。が、多分作り手はそんなに細かい事は考えてないだろうから「これはどういう意味なんだろう?」と考察するだけ多分無駄だと思ってる。ただ、考える事自体は楽しいので「こういう事なんだろうな」と思うのは自由だろう。
タイトルの「ルカノール伯爵」というのが気になってネットで調べてみると、原典はかなりクソな代物だった。14世紀に書かれた道徳集。当時の…そして割と現代でも変わらない…クリスチャンのクソ思考によるクソな51の教えを集めたもの。ルカノール伯爵が何か困ったりすると友人でもあり部下でもあるパトローニオに相談する。するとパトローニオは現実にあったり無かったりする話を持ち出して、その話から伯爵が選択すべき、行うべき行動を示唆する、そんな作品。ただし、その示唆される内容が非常に差別的で、「イスラム教徒を殺害すれば神は喜ぶ」「どれだけ悪事を働こうと改心すれば許される」「イスラム教徒はゴミ」「女性は男性に支配されてこそ幸せ」「身分の高いものは些細な事などするな」その他、読んでてムカムカする事ばかりなのだけれど、反面教師だとかではなく、本気でこれを「道徳集」として現代の欧米人は捉えているようで、こんな奴らに男女の格差がどうだのアジアに対して偉そうに間違った評価されてると思うと…。レディーファーストやノブレスオブリージュにつながる思想なのだろうけれど、正直な話日本人はその思想を「善意」に受け取りすぎてる。奴らのその思想はそんな尊かったり高貴な代物じゃない。差別的な思想に満ち溢れているのだよ。まあ日本人もロクでもないけどさ。でもさ、「伯爵は下らない発明なんてしてるから民衆にバカにされる」みたいなのはホントヒドくない?三銃士でお馴染みのリシュリューとかマヨネーズ公爵として有名だろ?
事前知識が無くても特別難しい部分は無いと思う。ただ「こちらを選択するとあっちは無理」みたいな状態のトロフィーがあるので、こまめにセーブしないと何周もするハメになる。そしてセーブには上述の通りコインが必要。初プレイではコインがどれだけ必要になるかわからないので軽々しくセーブ出来ない。厄介なものだ。実際にはコインは有り余る。なので星2つ。
母親以外で唯一まともに会話が成立するというか、主人公やプレイヤーと同じ常人の思考をしている。臆病なのに好奇心旺盛で可愛い。一体どんだけ持ってたんだよってぐらいに大量にロウソクをくれる素敵なお姉さんだ。主人公のハンス君はジュリアがいなかったら城から抜け出す事は出来なかったと断言できる。それぐらいに重要な人。ハンス君が成長してジュリアさんと再会する物語とかは見てみたい。
※セーブデータを分けても1周+序盤までのプレイは必須
君は真の伯爵だ |
英語版だと「新しい伯爵」となっているし、そっちの方が正しいと思うんだけどなぁ。まあ、トゥルーエンドってわけでもないけどベストエンドともいうべきものは伯爵の座を継がないわけだが。
固いパンを見つけた |
これも英語版だとすごい親切に「夜が来る前に見つけろ」ってなってる。というか夜になったら家に入れないじゃん。ただ、正直開幕時点でわがまま言いたい放題で母親を傷つけるハンス君に反感しかないのにいきなり家に戻って文句言いつつパンをくすねる行動にいらだちしかない。
家のそばの隠された宝箱を見つけた |
誰だよ、家のそばに宝箱隠したやつ。
城壁である人物を見つけた |
やっぱり英語版とだいぶテキストが違う。でも城壁ってのはおかしくない?
りんごをあげた |
ボールも友達。
ワインを飲んだ |
10歳でそんな事をしてはいけません。何でこういう表現は日本でも海外でも問題にならず発売出来るんだ?
お墓を見た |
お墓を見たはヒドい。そこに知った名前を墓あったというのが大事だ。
夜に自分の家に戻った |
珍しく英語版と同じ文章体系。英語版はいちいち昼に、とか夜にって書いてある。
カラスは君の一番の味方になる |
そうだろうか?結局このカラスが何者なのかも不明なままで終わった。
J.F.の残したメモ書きを手に入れた |
JFのメモはあっちこっちにある。大事なのは「最も重要な」メモという事で英語版ではそうなっている。削ってはいけない部分を何故削ってしまったのか。
火の部屋に二つのドアから入った |
意味不明。英語版では「secondary door」で決して二つのドアではない。実際このトロフィー取得において二か所から入る必要はない。裏口から入ると取得だ。
蛇の指輪を最適な場所で装備していた |
装備していたっておかしな日本語だ。必要な場所っで装備すると取得。あらかじめ装備しておく必要はない。
金のロバに出会った |
donkeycornでロバコーン。驚く事にGoogleで自動翻訳してもロバコーンになる。ロバトウモロコシとかロバ角とかドンキーコーンではなくロバコーン。何でそうなった?
アイスバインを捕まえた |
罠で捕獲。英語のトロフィー名はTrapではなくAnimalTrap。わざわざAnimalとつけてる。
アイスバインとおばあさんを○○した |
英語版はしっかりとkillと書かれている。日本語環境への配慮素晴らしいね。Cero対策ばっちりですよ。
ヤギと契約した |
「Choose a goat.」Google翻訳したら「ヤギを選びます。」になった。正しいと思う。契約してねぇし。
ヤギと契約した |
「Choose a goat.」Google翻訳したら「ヤギを選んでください。」になった。Google舐めてのか?何で違う翻訳になってんだ。
青い妖精のなまえを文字無しで当てた |
英語ではkoboldとなっているのを日本語版は執拗に「青い妖精」とする。意味としては妖精も精霊も大差ないのだけれど、日本人は使い分ける、ましてや日本人の感性ではコボルト、ゴブリンの類は「邪妖」だ。作者の意図としてもkoboldを使ったのは日本で言うところの妖精…Fairyを意図してのものじゃないはずだ。というかそれを意図するならFairyとするだろう。日本語としてはファンタジー作品で使われる「小鬼」が相応しいはず、本作のパトローニオは。
中庭の宝箱を開けた |
おもちゃだっただろうか?
青い妖精の名前を文字を使って当てた |
かくれんぼでは「なまえ」だったのに。アルファベットの順番はもちろんヒントというか並び順を記したものがあるけれど、無くてもルカノール伯爵の原典を知っていればわかる。
地下の幼虫を餌付けした |
気持ち悪いよね、虫。
地下で蝶を捕まえた. |
網なんていらなかった。
エンディングの一つを見た |
真実なんてどうでもいいぜ、ボクが後継者だー
広間にて真実を見極めた |
蛇の指輪で伯爵の真の姿がわかるというのはまあいい。じゃあ、地下で出会ったルクレツィアとJ.Fは本物という事なのかっていう。多くの人が蛇の指輪を装備して彼らを見たと思う。
エンディングの一つを見た |
パトローニオもうお疲れ。
目を覚ました |
夢の世界から色々と持ち帰りましたね。
隠された伯爵の財宝を見つけた |
城の探検なんてしなくてもバールようなものさえあれば誰でも手に入れる事が出来た伯爵の財宝。
ジュリアから証をもらった |
将来ジュリアと一緒にトレジャーハンターやりたいよね。
ロバと再会してプレゼントをあげた |
ロバのフンは1Gにもならない。
エンディングの一つを見た |
マリオジャンプ。心は豊かだった。いや今からでもいい。バールようなものでこじ開けるんだ。
エンディングの一つを見た |
どのエンディング迎えても謎は残るぞ。結局、城の中での冒険は何だったのか。ルクレツィアとJ.Fは主人公の両親なのか?だとすると主人公の母は何故伯爵の事を知らないというのか。謎だらけだぜ。
エンディングの一つを見た |
一見グッドエンドに見えてパトローニオにとってはバッドエンドという。
水無しで火の部屋から文字を手に入れた |
炎の裁きだと思うけれど英語版は「Burning Man」なのでわからない。というより何でこの位置にこのトロフィーがあるのかが謎。