トロフィーコンプリートではない。正直言って、トロフィーコンプリートは結構面倒くさい。特定のアイテムを3つづつ同時に持つ。終盤に手に入る魔法で何かボス1体倒す。実際にはクリアまでプレイする必要は無いだろうけど、それに近いだけはプレイが必要。後は平和主義者モードとかいう「何も壊してはいけない」っていうモード。障害物壊さないでどうやって先に進めというんだ。開始早々、箱にこばまれて先に進めなくなった。どうやら壊してもいいらしい。日本語訳大丈夫なのか?何も壊してはいけないんじゃないのか?
何も壊してはいけないは、敵と自分も含まれてる?まだ始めたばかりだからわからんな。泡とかブロック生み出す能力あるけど、泡なんて一定時間で弾けるんだが。が、その泡の魔法は使用必須だ。使わないと先にいけない。泡は壊してもいいという事?それとも勝手に壊れるのは「壊した」わけじゃないからいい?
ストーリー設定はは日本語訳が悪いとかじゃなくて、多分元からストーリーが意味不明な作品なんだと思う。結局最後までプレイしても謎だらけで、何というか「あっちこっちに色々ちりばめたから考察しろ」系じゃなくて、素で単純に説明不足な感じ。唐突に「こいつは何を言ってるんだ」で、作った人の頭の中には設定があって説明済な気になってるんだろうけど、「そんな話、今までどこにも出てないだろ」な会話を普通に繰り広げる。
ゲームとしては探索型アクションだけど、プレイヤーが強くなっても決して快適ではないというか能力増える度に難解さが増してく。パズルゲーム的に「どうやって先に進むんだ」って。アクションゲームだから、ギリギリのタイミングを狙うパターンも多くて「まさかこれをしろってわけじゃないよな」と思った場合、大抵「難しいかもしれないけど、それで正解」だったりする。いや、もしかしたらもっと簡単に先に行く方法とかあったりするのかもしんないけど。
マップ100%すら結構難しくて、そのマップに「どうすりゃいい?」と悩む仕掛けで手に入るアイテムとかあって、そういうものも100%にするとなると結構悩まされる。正直トロフィー無かったら面倒くさくて達成率100%なんて目指さなかったかもしれん。それぐらい面倒くさかった。
何も壊してはいけないという説明に怯えていたけど単に「敵を倒してはいけない」だけだった。和訳が間違ってるのか、原文から間違ってるのか。各種障害物は壊そうが燃やそうが自由だったし、自分を壊す…死んでもOKだった。ボスは祈ると消える。平和主義者最強だな。
ただこのモードは何が面白いんだろう?トロフィー目的で高難度モードプレイしたら面白かったってのはありがちだけど、平和主義者モードは何1つ面白くない。元々、探索型アクションは極まるとどれだけ敵を無視して先に進めるかってジャンルなんで、敵を倒すなっていうなら「ああはいそうですか」ってだけ。
ボスを倒さなくていいもんで、あっちこっちショートカット出来る結果、通常モードより遥かに簡単だった平和主義者モード。本来、死ぬか助かるかの二択の囚われの人物を「囚われたまま」クリアする事すら出来てしまう。いっそ死ねば蘇生出来るけど、永遠に囚われのまま、餓死という概念が無いから永遠にそこで生き続けろ。
Alwa'sAwakingという作品の続編だというのは少し前に知ったのだけれど、ストーリーが意味不明なのは2作目だからとかじゃなくて、1作目をプレイしてすら多分意味不明。「お前は何者でもないんだ」とか「は?」。主人公は記憶を失っていて家に帰りたいと言っている。で、どうにも別世界の人間ぽい。ただ、召喚された直後に記憶を失ったのではなく、その世界で勇者として本作ラスボスを倒した結果記憶を失って、倒されたラスボスが復讐してるという話のようなんだけれど、その世界の誰もが主人公の事を知らない。主人公は記憶はないけど、何となくその場所に見覚えがある。どういうこと?その世界の住人ごと記憶失ってんの?
特別面白いという作品ではなくて凡作。ただ攻略の順序がかなり自由でパズル要素が強い点は面白かったといえる。