アニメやゲーム等のマニアが何かやらかす度に何故か、そのメディア自体が悪かのように扱われます。
 アニメファンという集団の中にいる1人が偶然何かをしただけという事はわかりきっており、正直「教師」だの「警察官」だのより、よっぽど「常識」ある人の比率が高いはずです。

 これらの「統計学」を全く無視した論に関してはいちいち語るのも面倒なので…まあ、こーいう「悪意」あるアンケートや集計があるんだなというものをあげてみようかと。

 あー、それと「今の子供はバカだ」っていう、「データに基づいた」悪意ある意見とかも。学力は確かに落ちてるわけですが、それを言ってる人がどうにも「お前、頭悪いだろ」って言う人が多いので。
 ゲーム脳なんていうのはその代表ですが、とりあえず…。といっても、第2回やるのかどーか。

・回答を誘導している&統計学を全く無視。求める回答を出してくれる生徒のみを重宝した調査

「んでは小中学生の生と死の意識調査について」
 サンプル数少なすぎ、これ。
「小4、小6、中2っていう抜き出し方も微妙。小2無いし」
 最初はやっぱし、話題になる原因になっちゃった「人は死んでも生き返ると思う」って答えたのが15%いたってとこから。
「異常な数字じゃないと思うがなぁ?つうかヒントはさ…そう答えたのが中2が一番多いってとこにあると思うんですがね」
 大人になるほど、知識増えて、その可能性がある事にきづくってことか。
「調査側の考察で『中学校2年生が18.5%と最も高くなっており、予想外の結果であった』とあるんですがね、当然の結果じゃないですかね?」
 そーかな?そりゃ、余計な事考え出すかもしんないけど、その分、有り得ない事は有り得ない事って直視出来るでしょ?
「世の中には悠さんみたいな、いい子もいれば私みたいに反発的なひねくれた奴もいる。中2当時の私なら、「意図的なアンケートやる頭悪い連中がっ」ってわざと生き返る選択しますね」
 ……祐里ならやるーーーーー。確かにやる、ね。想像出来る。なんだったっけ、テストで乗りたい車描けって設問に「乗りたい車なんかない」って書いたんだっけ。最初、聞いた時は素直に信じらんなかったけど、今はああいう話全部ホントだったってわかるし。
「わざと選択するだとか子供じみてんですがね。中学生当時の私なら絶対やってた。中学生にもなればこんな奴の割合は増えるし、面白がって、やっぱりわざと選ぶ奴だって出てくる」
 中学生は本気でアンケート答える率が……低い。
「ハンパに知恵と知識身について、大人とそんなに差は無いと思い込んでる子供ですから、中学2年ってまともに回答しない率、かなり高いと思いますよ」
 中学生読んだら反感もたれちゃうなー。思い込んでるだけの子供とか。
「大人と同じ扱いは無理でしょ、だって。ちなみにですが、私の場合、今でも同じ事をすると思う」
 子供じみてるって思ってても、やる。悪質だよなー、この人。
「署名運動とかねぇ、その内容がどうあれ拒否だし」
 その話も覚えてる。けど、それは意味あるよね?署名運動全部拒否ってわけじゃなかったはずだし。
「よく覚えてるもんですね?同意する必要は無いから名前を書けって回ってくる署名用紙。数さえあればいいと考えるその質の低い運動に協力するつもりはない、その内容に同意していたとしても、ね。何万人の署名が集まっただとか毎回のように疑ってるし、ホントにその運動を理解し署名したいと思って署名した人がどれだけいるのか。自分達の主張通す為に無理やり数だけ揃えたってそんな志低い運動はカスだし意味も無い」
 志が低い、悪意ある意図…求めたい答えが見えてる…そーいうものに祐里、反発してるんだなっていい加減わかってきた。今回のだと生き返ると思う理由の選択肢だよね、多分?
「それも含めて」

@テレビや映画等で生き返るところを見たことがあるから
A生き返る話を聞いたことがあるから(テレビ等を見て・本を読んで・人の話を聞いて)
Bゲームでリセットできるから
Cその他


 1と2の差が結構微妙。3番意味わかんないし。
「意味わかんないけど、すっごい悪意感じます。意識過剰とか思われそうですが、ゲームがどういうものかあんまりわかってないんだろうなっていうのと」
 リセットっていうのがゲーム的な危険な感覚って意図で使ってそう。
「死んだらリセットか?それは生き返ってないだろー。ゲームは本来、1番に含まれるねぇ。なのに独立させて意味のわからない項目を作るっていうのは選ばせたかったんでしょうな」
 でも、それならもっとわかりやすく書かないと。リセットって…生き返るっていうより人生やり直し?

 ゲームの影響についても確認してみたが、「ゲームでリセットできるから」という理由を挙げた児童生徒は比較的少数(7.2%)であった。しかし、たとえ少数であっても、子どもたちを仮想と現実の区別がつかない状況に陥らせるものであり、今日的な課題としてとたえておく必要がある。  さらに、小学生よりも中学生の方が生き返ると思っている割合が高かったことにも留意しておく必要がある。

「このアホな考察。当事者だったらムカついてたか、それとも笑ってたか」
 ゲーム選んだの少なくてがっかりしてるのが伺える。と、考察します。
「比較的少数って表現に必死さ感じますね。15.4%の中のたったの7.2%がか?」
 全体の1.1%だね。
「それを比較的少数と言い張るとは…極少数とまでは言わんがかなり少ないぞ?比較的とか卑怯な言い方すんなや」
 祐里的にはむしろ少ないんじゃない、この数字?
「意味わかんない選択肢あったからふざけて選ぶ奴ってのは2%はいると思ったんですけどねぇ。本気で選んだ人も含めて1.1%か」
 …全員ふざけて答えたって気がするんだけど、この数字だと。
「全体の数字でなくて、学年別に計算してみるか」
 小4が1.64%、小6が0.45%、中2が1.16%。サンプル少ないからこっから考察しても意味ないだろけど。
「男女別集計あればなぁ。偏見かもしれんが、バカな回答すんのは男なような気がするから」
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「ウケ狙いとしか思えん考察だよな。ツッコミ入れて下さいみたいな」
 多分、本気なんだろーけど。
「アホな答えを記入する連中の存在を考慮しましょう、考察する時は」
 その割合がわかんないと考慮しにくい。
「でもね、常識的に考えてみましょうよ。身近な人が死んで悲しんだ事があるか無いか。これって感情の問題だけでなくて身近な人が死んだ事があるかどうかっていう前提含んでるんで、年齢あがればあがるほど割合は高くなる、正直に答えれば」
 その身近な人に好意持ってたかどうかっていうのもね。
「時が経てば経つほどに好きな人が死んでしまうという事を体験するようになる。同じ好きでも、悲しいと思う事もあれば思わない事だってあるかもしれない。その時の精神状態によって」
 祐里だと中学生の時、猫死んで泣いたんだっけ?でも、猫が死んで泣いたのってその1回だけでしょ、確か?
「その猫の事が今まで、んでその後に関わった猫に比べて特別だったわけじゃない。でも、泣いたのはその猫だけ。わかんないですよ、どういう時に悲しく思うかって」
 とりあえず年齢あがればあがるほど、割合は増えてく、これが数学的な事実。でも、アンケート結果だと小4>中2>小6の順番。じゃあ、何でこんな事が起きるのか。
「人が死んだ事で悲しいって感じる事を何故か恥ずかしいだとか思ったりするようになる人もいますね、中学生辺り」

 また、学年が上がるにつれてそうした経験を有する者の割合は高くなるのではないかという予想に反して、むしろ低くなる傾向にあったことは意外であった。離島部と都市部とを比較した結果の違いと併せて今後の課題と考えられる。

 事実誤認。小4>小6>中2の順番なら、低くなる傾向ってなるけど、中2と小6の間で逆転してるだけなんだから、これ。
「確かにね、あっさりと真実答えてないだけだろって結論出しちゃまずいでしょうけど、考察に入る前の前提が間違ってちゃ考察の意味無いですよ」
 小6>中2の関係はOKだから、小4>小6&中2の関係を考察しないとダメ。
「悲しく思った事の記憶と悲しいと感じる事が出来るかどうかと」


「ついでって事で、ちょい前に扱った生と死の意識調査。予想通り、あの結果をもって「今時の子供はバカだ」って言ってるデータの扱い方もわからないバカな大人が大量にいるようで、調査側はこれで満足か?」
 大人相手にやってもそんな差出ないだろーに。
「そもそもが「その他」の回答見てないだろ。生き返ると信じたいだとか、そーいうのも結構含まれてるんですがねぇ」
 本気で答えた子もいるんだろーけど「人は死んでもなんとなく生き返ると思うから」とか書いた子って間違いなく、わかっててふざけてわざと生き返る選択してる。
「私みたいなヤツはいつの時代にもいるもんです。私も多分、その他選んで、理由にかなりなめた事書くね」
 学力はともかく、思考能力とかは昔と変わってないみたいだし。TVとか見てそれを真実だって思う子そうそういないって。
「更に言うと、血液型による性格診断系を本気で信じるアホな大人も大量にいる。いちいち、テレビ番組を信じる大人がいる。それを考えればもっともらしく、蘇生の可能性みたいな番組作ると大人だって平気で「人って生き返る可能性あるんだな」とか言い出すぞ?自分で調べようともせずに、たった1つの情報源でもって、その情報を信じる。…日本人は見渡す限りバカだらけじゃないか。自分がバカだから本当にバカなのが誰なのかもわかんないってわけだ」
 アンケート結果はアンケート結果。でも、その1つのデータを信頼して思考進めちゃうと、ね。
「ゲームでは人が生き返る。それを現実と信じる子供がいる、だから危険だ。この考え方を認めるとして、それは本当に子供だけの現象なのか調べてないだろうに。この前の男子学生のバカ度調査といい、比較対象のない調査で結論を出すな」
 バカ呼ばわりするこれが…減る原因なのかなぁ?
「人をバカ呼ばわりして自分はバカじゃないって言い張ってる、まれに見るバカの著者だとか。自分の無能を理解出来ない、自分がどれ程に愚かなのかわかってない。自分がバカでないなら、自分と違う方向を向いてるやつらはバカって事だ。っつう」
 なかなか、ね。自分がバカだって認めるの簡単だけど、それを心から思うのは難しいよね。
「人は死んでも生き返ると思う子供。赤川次郎氏の作品に人間を冷凍した後に解凍したお子様がいましたね。これは思い込み。人間であっても解凍すれば元に戻るという…こんな間違った思い込みを持ってると確かに怖いです」
 そう思い込むに至る経験…それが今回の場合、TVとかゲームに責任があるって責任転嫁してるんだろーけど。そんな安易な事しちゃっていーのかどーか。
「生き返る事なんか出来ないってシーンだってどんだけだってあるんで、そんな勘違いするのかなっていうのが1つの謎」
 今回、本気で選んだ子が、それ選ぶに至った可能性として一番考えられるのって臨死体験者の話なんだろーから。テレビとか本とかっていえばそーだけど、勘違い思い込みっていうのとは違うような気はする。
「幽霊信じてるヤツがどれだけいるのかっつう。個人的には蘇生以上に幽霊の存在の方がバカらしいと思うんですが、幽霊見たとか言ってバカとか言われる人はあんましいなさそうだ」
 存在しない事が証明されてないからかな。
「今回の狭い範囲の1回だけの調査では何とも言えませんけど、真面目に答えない人の存在と、真面目に答えたにしても「人の心の中に生きてる」とか答えた方々の存在や、臨死体験者の存在…これらを考慮するに15%程度の数字は特別気にする必要は無いと結論します」
 人は死んでも生き返る可能性があるって意味で答えた子が多いんだろうなって結論。
「もうちょっとデータ下さい。心配する必要は無いと思いますが、心配なのであればもっと詳しく、そして全国的に調査しましょう。様々な年代で」
 エジプトのファラオのミイラとか、本気で蘇生すると思ってやってたのかどうかとか、そういう疑問もあるし。人間はどこまで蘇生を信じてるのか。
「命の概念が希薄かどうかより、他人を傷つける事をどう思うか、そっちが大事かなぁ。命の概念が希薄だから、人は生き返ると思ってるから、他人を傷つけるわけじゃないと思うんで」