絶対絶望少女開始

 随分前のフリープレイでDLだけはしてあった。…苗木妹と腐川という、1作目をプレイした人全員が「そう、それがベスト」と言うであろう最高の組み合わせ。声同じだから…ねって、妹の声変更されてるじゃねぇか。…まあ、これで気持ち悪いレベルの十神依存から脱出出来るな。だんがんハイスクール見る限りだと、苗木が拾えば十神依存にならずに済んでいたようなんで…妹さんとも多分相性は良いだろう。ものすごく面倒臭い子だけど、だからこそ救いが欲しいキャラ。…ベストの組み合わせだな、やはり。

 うん、本編より遥かに面白いぞ。ゲームとして成り立ってるし、何より1作目を以下略ベスト以下略な苗木妹と腐川という組合わせで中略ジェノサイダーとかどうでもいいわけで後略。

 唐突に出てきたコマエダ君の存在が意味わからない。んー、修学旅行前なら絶望時代って事なんだが、修学旅行の時と振る舞いが全く同じじゃねぇか。そもそも、2のメンバーは固まって発見されたんだろ。何で1人だけ謎の街にいるんだ。…というか、左腕既に付け替えてる?……この腕切り落としちゃえよ、ジェノサイダー。

 ただね、何ていうか…白だろうが黒だろうがモノクマは壊しとけっていう。シリーズをプレイした人がプレイする作品なわけで…白かろうがモノクマの言う事を信じるわけねぇだろ。罠とわかってついていかないといけない。もうちょっと腐川さんはモノクマと戦い倒した勇者の1人として、「モノクマの言う事なんて信じんな」と、妹さんを説得すべきだと思うのですよ。

ボクちん、実は女の子だと思ってたのに

 絶望した、顔を隠した子に特に意味が無い現実に絶望した。……まあ、でもチャプター1で勇者の子にトイレに閉じ込められたとか言ってたからな。これでボクちんが女の子だとものすごくまずい事にはなるか。ただ、あのクソガキども、親がどうだろうと、許されるレベルでもないし、これで生き残っても心の傷とんでもない…正気になったら。正気にならないならならないでどこかに監禁しておかないといけないし。修学旅行行きだな。ただ、それだと誰も罪を背負わない事になる。やっぱり2の「記憶消して更生」はダメだよなぁと。その挙句失敗して「絶望堕ちしたお前らが悪いんだ」とか言い出して、実質自殺を強要するクソ未来機関…つうか苗木と十神。あいつ等は悪だ。身体が生きてようが記憶消えてやり直したら、それは別人だろうが。

 というか、ジェノサイダーはあの強さで、それでも、回避に徹すればさくらちゃんとしばらくの間戦えるってレベルって。ここで大事なのは「回避に徹すれば」とは「攻撃をしない」とかそういう話をしたいんじゃあない、「防御に徹すれば」ではない事が恐ろしいんだ。…ジェノサイダーはほぼ無敵。というか、これは腐川の時点でもそうなんだが…何故か、何故か腐川さんは肉体が強靭。本編でも爆発で吹き飛んでも平気で帰ってきてしまうぐらいに強靭だった。絶対絶望少女だと、妹ちゃんがあっさり死ぬような攻撃を何発受けても全く気にしない。元気に大暴れ。…この無敵の肉体を持ってしても「回避」が必要になる、さくらちゃんの攻撃って何よ?正直、身体能力自体は素が腐川である以上、それ程高くはないはず。実際、絶対絶望少女でも、ものすごく移動が速いとかそういうわけでもなく、割と普通。つまり、回避に優れてるわけではない、というか無敵の肉体を活用しての攻撃特化。なのに、回避優先せざるを得ない程の破壊力だというのか、さくらちゃん。…その強さで1体のモノクマと互角。うーん、そんな強靭な装甲だったろーか、モノクマ。あー、自爆するし、唐突にグングニルとかとんでもない事するの見てるから様子見しながらの戦いか。で、実際倒したとこで意味無いしな。

 やっぱり、1の舞台は電脳世界設定の2以上に、現実離れしてるんだよなぁ。「入学式当時から髪すら全く変化していない」「死体の後片付けが一瞬で行われ、血痕含め『最初からそんなもの無かった』かのようにキレイになるらしい」「さくらちゃんの破壊力を持ってしても破壊不能な学園校舎」「どこから調達されているのかすら謎な食材」「どこに用意していたんだか謎なおしおきの数々」「謎のモノクマ瞬間移動技術」「モノクマの謎の召喚攻撃」…現実離れしすぎだよなぁ。実際の肉体は学園にあって、扉を開けて脱出した時点で覚醒。自分達がいたのが「現実」ではなかった事すら判断出来ていないとかなら納得なんだが。

何となくようやく今更にして夜廻

 絶対絶望少女はようやく半分ってとこか。コマエダ君が絶望堕ちしてるはずなのに、修学旅行時と全く変わらぬ変態っぷりで和む。あまりにも頭おかしいと絶望も希望も無いって事か。妹の「弱い人の気持ちがわかってない」にすっきり。行動しないレジスタンスのリーダーを責めてるけどさ、勝ち目も無いのに「反撃だぁ」とかやる方がリーダーとして問題あると思うんですよ、その辺りどうなんですかね、腐川さん?大事なのは絶望しない事。…とはいえ、あのリーダーが何か計画あって少しづつでも進行してるとかならともかく、何か何もしていないっぽいのは問題だけどな。でも、彼は何故かとても元気。腐川が自分も弱いとか言われてもなぁ、困ったらいつでもジェノサイダーになれる術見に付けてしまってる以上、説得力まるで無いわ。極めて単純な答えとして、「モノクマを1体でも倒す能力があるか」。無い場合、ものすごく絶望的。数人がかりで1人倒せるとして…膨大な数のモノクマにどうやって対抗するのか。知恵だの勇気だのでどうにかなるレベルじゃあないんで、誰かが何とかしてくれるまで隠れてる、これが最適解に思える。自分では何もしないで他人が頑張ってくれるのを期待する。…無責任でヒドい話だが、力が無いなら仕方ない。勝ち目も無いのに「戦え」って言う方が遥かに無責任だしな。…少年漫画の主人公に何人かいるけど、このタイプ。そういう意味だと同じクズでも、孫悟空はまだマシだな。「他人に戦わせるなんてとんでもない」……「でも、自分が勝てなかった相手と他人が戦う時は敵を完全回復させてから」…これはダメだな、うん。

苗木妹がラクスクラスの迷惑なクズだった

 「自分は凶悪な武器…未来機関の謎銃+無敵の殺人鬼を手にした状態で、「力の無い私が戦ってるのにお前ら、クスだな」と煽って煽って、戦う方法すら示さず最後まで煽った」。クズすぎる。無力を強調するそこそこ可愛い女子高生?の演説。絶望に飲まれてそうになっていた無力なる民衆は偽りの希望を手にし、「特に何の策も武器も無い」のに、今こそ反撃だーーと盛り上がる。

 これね、少年漫画ならこのまま悪党倒して終わるんだけど、現実は「あっさり鎮圧」されて、「やっぱりやらなきゃ良かった」の可能性ほぼ100%なんですよ。だって戦意だけあがったって戦力皆無なんですもん。

 ただ、戦力があったらあったで、子供対大人の全面戦争、見るに堪えない殺し合いに発展するだけ。それ以外の解決法が無いから。…苗木妹は絶望の使者かよ。……これが、シナリオ担当が頭悪くてやってる事なのか、全て江ノ島アルターエゴ…シロクマかな?こいつの仕組んだ事だというならわからんでもない。

 人々に…希望…光を与える。でも、その光はいわゆる「白い闇」。すぐに絶望に塗り替わる。生きる気力を無くした奴らを蹂躙するより1度希望を持った奴らを蹂躙する方が楽しいからな。

 そして何より危ないのが苗木妹。彼女はもう勘違いしてる。自分は死なないと。そりゃ展開上、死なないのは確定だ。それはプレイヤーにはわかる。主人公だからね。でも、あまりにも調子に乗りすぎ。「私ならやれる」と勘違いしてる。出来るわけが無い事でもやろうとしてる。多分、1/100でしか生き残れないようなギャンブルがあっても挑戦するぜ、あの調子にのった妹は。自分は死なないと勘違いしてるから。「不死身だと勘違いしてる」って意味ではない。「何とかなる」と勘違いしてるって意味。あまりにも人が死にすぎる状況で自分は生き残ってきた、だからこの先も何とかなる、いわゆる勇気と無謀をはき違えた状態。何の為にネガティブ要員の腐川さんがついてるんだよ、使えねぇな腐川。……というか、ここまで不快なキャラになるとは思わなかったなぁ。戦争と虐殺を引き起こす扇動者じゃねぇか。

絶対絶望少女現在第4章

 あーあーあーあーあーあーあーあーあー。楽しい楽しい戦争だぁ。苗木妹のクソ演説含め、頭悪いシナリオっていうんじゃなくて、「全部黒幕の想定通り」って事か。まあだからって苗木妹のクソっぷりと無能低能が許されるわけでもないんだが。そして、腐川さんは冷静に「見てる」だけ。調子に乗ってる妹さんを気にかけてる。そう、腐川さんは妹さんの変化が「良く無い」方にも向いてしまっている事も気づいてる。でも、初めての友達だって事で浮かれてるのと、それでも白夜を助けないといけないというのと。これは…このシナリオは無理が無くてうまいかもしれない。そう、わかっていても腐川には止められない。どうにか出来ないかと方向修正には動いてるけど…無敵と化した人は力づくじゃないと無理だよなぁ。

 盛り上がって「反撃だー」となってる事自体「間違ってる」っぽいという、少年漫画否定の展開…なんだろう、これは。シロクマ、1度としてお前の事信じてなかった、信じたかった、それでも信じたかったよ。シュタインズゲートゼロのレスキネンも信じられないけど信じたかった。…この手のキャラが本当に「敵」ではないという展開無いよなぁ。「信じるに値する」「疑う要素特に無い」キャラを勝手に疑ってる人はよくいるけどさ。妹が演説しなかったら自分でやるつもりだったんだろうなぁ。

 つうか、未だに動いた気配無い未来機関何やってんの?ホント、未来機関役に経たないな。スピードワゴン財団の有能っぷりを見習えよ。エジプト派遣されたら死を覚悟しろ。そう、前線にいる奴らをサポートするだけでいい。何でその程度の事すら出来ないのか。無能揃いかよ、未来機関。

 はい、最終決戦。選択肢しつけぇ。こんな罠みたいなコントローラ壊すわけねぇだろ。罠じゃなくても怖くて壊せねぇわ。腕輪強制爆破かもしれないし、そうでなくても壊したら暴走とか、お約束の世界だし。というか、未来機関はそんなに融通効かないクソ組織なのか。単純に子供と大人の闘いを引き起こし、そこからまた混沌とした世界に、とかではなくて?…で、未来機関は罠だとわかっててすらそれでも暴動を引き起こすと?さすがにそれは無いわ。

 何か得意気になってるモナカちゃんと、生き残ってる希望の戦士を探し出して捕獲すれば終了。捕獲後は未来機関でも何でもいい、テキトーにそれっぽい組織に引き渡すだけ、そんなに難しい話でもない。コントローラとか全然関係無い。復讐は成し遂げられなければならない。ずーーーっとその復讐心消えねぇで残って、後々問題引き起こすから。…って、おう、これはダンガンロンパシリーズで初めて驚いたかもしれん。でも、これはコントローラを壊す理由にはならんなぁ。ただ単にモナカぶちころーすってなるだけじゃね、普通?

 モナカ頭悪くねっすか?何のためのシロクマだよ?何の為の白夜だよ?何の為の巨大モノクマだよ?切り札の使い方がまるでわかってない。…これでシロクマが本気で味方だったら「信じたかった」を引っ込めるわ。お前無能すぎるだろ、と。

 終わった。えーーーー、まさかシロクマ…本気で味方だったのか……大人達の。シロクマは本気で自分を「いいクマ」だと信じていた、でも、黒幕は最初から「そういう風」にシロクマを動かす事でより最悪な結末が迎えられると信じてた。つまり、シロクマは誰も騙していなかった?…ごめん、全く信じてなかったわ。結局クソ迷惑なだけだったkど、お前自身はいいヤツだったんだ、バカなだけで。って、やっぱり敵か。いや、もう、このエピローグ余計だよ。「いいヤツ」だからこそ最終的に主人公とは敵対したけど、実は何も考えてなかっただけの「いいヤツ」だったでいいじゃないか。でも、この事実は誰も知らない、なら問題無い。そう、モナカがやるべき事はシロクマの正体を明かす事だったんだわさ。

 救国軍事会議のメンバーが真に絶望したのは、ヤンに負けた時じゃあない、ヤンに負けた事に悔いがあるわけじゃあない。味方と信じていたリンチの提案にのって「俺たちなら同盟を立て直せるぜ、ひゃっはー」と気持ちよく暴れてたのに、自分達は黒幕である「ラインハルト」に踊らされていただけという知りたくもない真実を知ってしまったあの時、あの時にこそ絶望して…自滅の道を選択したんだわ。シロクマは英雄だ、俺たちもやってやるぜー>シロクマがお前らの味方なわけないじゃん、思い通り暴れてくれてありがとう。…「信じない」「信じない」「信じない」「信じない」「信じない」そう、表向きはこうなる。でも、心の奥底では真実を知ってしまってもう色々とやる気無くしてる。それはそれとして子供達への憎悪も消えない。とりあえず怒りをぶつける先は自分達を煽った苗木妹になる。一般人の苗木妹に憎悪をぶつけ無防備になった子供達を襲撃する大人…もうコントローラがどうとか関係ない絶望の街…そして絶望は伝染する。…モナカちゃんはバカだなぁ。使えねぇなぁ、ホント。シロクマのおかげでほぼ計画は成功してたのに、台無しにしやがった、自分で作ったアホな台本を変える事が出来ずに。高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応しろって僕らの英雄フォーク准将も言ってただろ。ホント使えないのな。これ、モナカ黙らせてクロクマに指揮させてたら成功してたんだろうなぁ。実に恐ろしい事だな。

 っていうか、アレ?まだ生きてるであろう希望のクソガキどもは?とりあえず勇者と僧侶のクソガキ2人は本気で許されるレベルにないからアレ放置しておくのはまずいぞ。後は魔物として腕輪つけられた人達どーすんだよ。爆発してるかもしれんし。何かこの辺り放置して終わったな。スタッフロールの後に…何かあればいいが。

 うんまあ結構面白かった。オートロック使うと「違うそっちじゃない」ってのばっかりロックするし、カメラもオートにするとバカだし、かといって手動にするとそれはそれで面倒だし、明らかに射線通ってるのに、平気で弾すり抜けたり、「こういうゲームでは軽やかにこちらの攻撃を回避しちゃいけない」という事すらわかってない敵の挙動だったり。問題点は色々あるけど、もうジェノサイダー使えばいいやでとりあえず解決するからまあOK。「解法あってるのにクリア扱いにならない」事があるモノックマンはOKではないが。というか使っていい弾の種類だけじゃなくて、使っていい弾数も出してくれ。だから、「これで解法あってる『はず』」のはず止まりになっちまう。

絶対絶望少女トロフィーコンプリート

 やっぱりモノックマン納得いかねぇべ。最小の手順ですらクリア扱いにならない「ことがある」。全く意味わかんねぇべ。爆弾持ったモノクマ吹き飛ばす>爆弾でモノクマ全滅する。たったこれだけの手順なのにクリア扱いにならん時があるのはどういう事だ。「サイレンを踊らせる>サイレンに引き寄せられる」「2匹まとめてふき飛ばし穴に落とす」。たった2手だ。何でこれもクリア扱いにならん。時間制限でもあるのか?が、そんな時間もかけてない。吹き飛ばし方が悪いのか?それとも踊らせる前に感知されてたのか、まさか?後ろ向いてたのに?…別のとこだと、1発無駄に撃ってもクリア扱いになったし、どうも判定がいい加減。もっとテキトーな判定でいいんだぜ。本来のクリア手順じゃないのに裏道で判定上クリア扱いになっちまう事もあるかもぐらいの適当さで。

 モノクマ全滅時に「何の弾を何発使ったか?」「モノクマに気づかれなかったか?」の判定入れるだけで明確な判定が出来るだろうに。何かヘンな判定の仕方してるっぽいのう。確かにこの判定方法だと、前述の「テキトー判定」なんで、とんでもないクリアの仕方も場合によっては可能になるだろう。が、それでよくね?少ない手順で弾も出来る限り使わず倒すのがモノックマンだろ?なら開発者が想定していない手順だろうが、クリアはクリアだろ。手順あってるだろうにクリア扱いにならんよりましだわ。

 「モノックマン 判定」で検索したら、モノックマンの判定に「だべ」で文句言ってる人が…汎用性高いべ、葉隠っち。ノベル1章だけ読んだけど、相変わらずのクズっぷりで安心する。未来機関いいのか、ホントに?心底クズだぞ、葉隠。悪じゃなくて単純にクズっていうだけなら、1と2含めて葉隠が圧倒的大差で1位だろう…こんなのがいる未来機関とかやっぱり信頼できねぇ。

 V3とやらをプレイする気は無いので、これでダンガンロンパ完全終了。うーん、まとめとしてはだ…カンガルー肉が好きだというだけで「普通」ではない扱いはただの差別。そんなに特殊な肉でも無いだろう?お前の常識を世間一般の常識に当てはめるなよ?まあ、「超高校級の普通」とかならNGなのかもしれんが。そうか、妹ちゃんはもっと普通極めれば良かったんだな。とりあえず日塔さんからキングオブ普通の座を奪う事を目標にだな。というか日塔さんも苗木妹もそんなに普通かね?正直、かなりのレア種だと思うんだけどなぁ。

 後ね、ストーリー自体は別にいいけど、復讐を明確に否定してる話で、別人格がやった事とはいえ、恋心含め色々とトラウマ残した連中全部殺しただろ、腐川さんは。そんな人が今回の子供達を批判とかどうなんだよと。腐川さんは親や知人含め、耐えて耐えて耐えて爆発して殺人鬼になった。今はそれを制御して「どんな理由があっても人を殺してはいけない」とか言ってる。なるほど立派だな。…ジェノサイダーの罪を償った後ならな。腐川さん、ジェノサイダーのやった事は自分のやった事じゃねぇしって逃げ続けてるだけじゃん。これで子供達をどうこういうのは無いなぁと。ストーリーは良いと思うんだ。腐川さんと苗木妹の友情と成長。後は子供達の大人への憎悪。でも、この2つをくっつけた結果、「お前何言ってんの?」になってるんだよなぁ。2つのストーリーがかみ合ってないんすよ。

 小説は11037が一番のクズだと思ってたけど、小説第1章で圧倒的大差で1位は葉隠となり、最後まで読んで…それでも葉隠が1位だった。ダメだ、あいつ、根本的にダメだ。根っこが腐ってるから手の施しようがない。で、カノンちゃんはほぼ確実に「コロシアイ学園生活」ってのを誤解してる。まあ「学園から脱出する為には級友を殺さないといけない。生き残ったのはこの6人」と、こんな書き方だと、生き残った連中はみんな誰かを殺して生き残ったかのように思ってしまう。11037が心底クズ野郎で、一番最初に仲間を殺害したという事実を彼女は把握していない。が、いつか知る事になる。狂ってどうにかなりそうだから、今のうちに拘束した上で事実を知らせて、落ち着くまで拘束を解かない。これで、犠牲者は出ないし、自殺も防げるだろう。一見、冷酷残酷な対応であっても、そうでもしないと余計ヒドい事になる。…そこらにあった胡散臭いビラの内容信じるとか何考えてんだろうな?テレビとかネットとか全部信じちゃうような子だったのか、カノンちゃん。でも、結構鋭くてバカじゃあないんだよな。…小説の作者がダメなんだろうな、これは。キャラを扱いきれてない。まあ、ただ未来機関の人間だけを狙うなら、それもアリだろう。アレ、混沌とした今の内に始末しとかないとロクな未来待ってない。また、希望ヶ峰学園が作られて、そこで犯罪者を育成し、内部では人体実験が平気で行われる。