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夜廻

5段階評価☆☆☆
トロフィー難度☆☆
プレイ理由ホタルノニッキ臭
推しキャラ少女(主人公)
スクリーンショット38枚

感想

 ホタルノニッキ感あるなぁという事で購入したものの長い間放置していた作品。何となくプレイしてみたら、ホタルノニッキよりは面白かった。

 ただ、子供の頃に理屈ではなく本能で怖かった「夜の街」感が出てる雰囲気を楽しむゲーム…ではないんですよね、これ。公開されているスクリーンショットとか雰囲気出してるけど、ただの死にゲーで、夜の街の怖さは全く表現出来ていない。3章プレイ中に書いた感想が「妖怪とかお化けはいらなかったんじゃないかな?それだとただ暗いだけの街になりかねないけど、どこにいても妖怪に追尾されて困っても、いつでもルーラで帰れる。面倒になったら妖怪に殺されて中間地点に戻る事も出来る。妖怪、お化けが恐怖の対象ではなくて、ただの障害物&ワープ装置になってる。道がわからなくて家に帰れない事の方が子供にとってよっぽど恐怖だわ。暗闇の先の見えない恐怖は見えないモノへの恐怖であって、見えてる妖怪は現実的な恐怖なんで、何か違う。が、透明の敵を設置しろって意味ではないぞよ」。この感想は今でも変わらない。この後も結構死ぬので、死の恐怖は無いし、妖怪が怖いとも思わない。コンセプトとしては大失敗といってもいいだろう、これ。

 ゲームとしても作りが雑で「ランダム発生するヒントの無いレアイベント」とか、こんなの「偶然」遭遇した人じゃないと「同じ場面」に遭遇してももう近づかないから、そのレアイベントが発生したりしない。完全にネット攻略情報に頼った作り。

 現在情報のセーブにゲーム内通貨が必要。金は落ちてる。家に戻ってもう1度出れば同じ場所にまた落ちてる。家のすぐ近くに落ちてるから金に困る事は無い。…なら、もうこのシステムは死んでる。ゲーム中手に入る資金が限られているからセーブは慎重にとかならゲーム性って事でわかる。どれだけでも拾える金でそれをやるのは、ただプレイヤーに意味の無い苦痛を強いているだけ。夜の街の怖さを表現したいんだろうに、金を拾うのが面倒なゲームに。後は必要アイテム集める為にゴミ漁りもする事になる。野良猫かよ。

 対お化け用に「投石」可能だけれど、このシステムもほぼ死んでいて、「効果があるか無いか」わからないので石を投げるぐらいだったら逃げる。「逃げる」で対応できるので、石なんていらない。実際、石を使わずにクリアした人は大量にいるだろうと思う。だって、一度使ってみて効果無いの見てしまったらもう今後二度と使おうとは思わないっすよ。ボス?戦なんかは相手の動きを覚えて逃げるしか出来なくて、ここで武器を使った対処だとか複数の対処法があれば評価はもう少し違っていたかな。

 まだ夕方ちょっと過ぎたぐらいなのに、深夜のように真っ暗。そして街の住人が1人もいない(生きた人間は1人だけランダムに登場するらしいですが)。これに関して何か重大な設定でもあるのかと思えばそういう事ではなく、ただ単にゲーム上の都合でしかないっぽい。あまりにも人がいないので、最初は「少女の目には生きた人間すら暗闇では妖怪に見える」「襲ってくる妖怪=人間はロリコン変態野郎」とか、そんな設定なのかと思ってしまった程だよ、まったく。

 ただ、ここまで否定ばかりしてきたけど、それでも妖怪を抜きに考えれば夜の街の雰囲気は悪くない。学校系の妖怪だとかも雰囲気は悪くない。この辺りは恐怖感の演出ではないのでOK。そして夜の街は関係ないけど、主人公の少女の「飼い犬を見捨てて自分だけ帰ってしまった」事への罪悪感とかはとても感じる事が出来る。夜の街の不安におびえながらも姉と犬を懸命に探す主人公は好感度高い。飼い犬をようやく見つけて「ポロ、おうちへ帰ろう」と懇願する姿とか、ああ、このスタッフは夜の怖さなんかよりも命の描写の方が上手いじゃないかと…作るゲーム間違えてね?

 ストーリーや設定は主人公の少女が手に入れるアイテムだとかで「少女が認識出来た」レベルでプレイヤーに伝わってくるので、断片的にしかわからず、どうやらしっかりとした設定はあるっぽいのに「語られてない」事が多いなとクリア後に感じてしまう。これが正解だ!と断定できる材料が無いため、多くの解釈を生む。…そして「今更?」という発売後1年以上経ってたのかな?公式小説発売。小説にて多くの「正解」が語られた。このやり方はちょっと違うよなぁ。ショートシナリオでいいから「お姉ちゃん編」とかで少し物語をフォローするだけでもだいぶ違ったはず。あの頃、ちょっと勇気が無かったから…主人公の少女も可哀想なんだけど、一番可哀想なのは、一番傷ついてるのは姉だった…そんな真実知りたくもなかった。

 一応、少しだけ小説版で語られた設定。今回のゲームで少女が体験している夜廻。お化けだらけの夜の街を姉を求めて彷徨っている。これは過去、姉も体験した事。姉はいなくなった母を探して夜の街をさまよった。その末に母を見つけ、一緒に逃げ出したが、本作「ラスボス」に追いつかれ、母は自分を犠牲に娘を助けた。……という思いこみ。真実は「助けて」「置いていかないで」と必死な母を見捨てて自分だけ逃げた、それが主人公の姉。この記憶は妹が自分を助けに来た事で「蘇ってしまった」。自分は母を見捨てたのに、妹は自分を助けるのに成功した。そして、その挙句に自分の身代わりとして、ラスボスに呪われた。いっそ妹が自分を見捨てていてくれればどれだけ気が紛れたかという話。とても哀しい。姉妹を助けてくれる夜廻さんの正体とかは各自想像せよって事だな。まあ、正体なんて限られてるけどな。登場人物がほとんどいないから。

トロフィー難度について

 一部のレアイベントは偶然初プレイ時に遭遇しない限り、何度プレイしても多分遭遇出来ない。条件が厳しすぎるので。ネット情報頼りですな。その上で確率が低くて「遭遇したからといって即トロフィー」ではなく、イベントクリアしないといけない。けれど、特別難しいわけでもないので★2つ。総プレイ時間50時間という他のゲームならエンディング到達までに取得出来るよ!ってトロフィーが結局一番キツい。他のトロフィー全部取得して、それでも10時間前後といったところだろう。最初からネット情報頼りにプレイしたら5時間ぐらいしかかからないかもしれない。もう、電源いれっぱなしで放置するしかない。が、ただ置いておくとスタンバイモードだか何だかそんな状態になってしまうので、「動かし続けないといけない」。アナログスティックを何かで固定して歩かせ続けるしかないだろう。数十時間Vita起動しっぱなしという「本体大丈夫だろうか?」という事になるので、寝ている間の数時間分を数日に分けてというのが健全…か。

推しキャラについて

 公式に「少女」。作中名前のあるキャラは飼い犬のポロだけだからな。小説版だとごくわずかにキャラ増えるけど、基本「主人公」「主人公の姉」の2キャラしかいない作品なんで推しキャラも何もなぁ。少女の台詞の多くはポロに関するもの。ゲーム開始時点でポロの散歩中。直後、ポロと別離。そのまま帰宅し姉に「いなくなっちゃった」と語る姿とか、上手い具合に子供の心表現してる。少女の行動を原因としてポロは交通事故に遭ってしまう。ポロはどこにもいない。遺体もないけれど血痕はある。この状況で少女はポロを探す事なく、怖くなって逃げ帰り、「いなくなった」とウソをつく。このウソが原因で姉もいなくなり…自分が原因でと罪悪感に包まれたまま夜の街彷徨う。いい導入ですな。

夜廻

全てのトロフィー取得

 50時間プレイという鬼畜が無ければもう少し取得率高かったはず。

黄昏

オープニングをクリアした

 オープニングイベントが夕方で、イベント終了で日没。が、即真っ暗で、姉以外の人間を見る事は無い。

逢魔時

1章をクリアした

 黄昏と意味は同じ。1章だからまだ全然時間が経っていない。実際1章は出来る事が少ないのですぐ終わる。姉とは1章でもう再会してる発見の早さ。そして「夜廻」体験者なのに、対応が悪い事が今ならわかる。妹にも夜廻させたかったんすか?妹だけ助けるんじゃなくて「一緒にいよう」が正解だろうがよぉ。

宵の口

2章をクリアした

 1章が18:00〜19:00頃なら、2章は19:00〜21:00頃か。が、行動範囲が一気に広がるので、ここでとりあえず行けるとこは全部行ってみようと考えてしまい…深夜になるな、きっと。学校への侵入にわくわくするけど、そろそろただの死にゲーな作りにがっかりする頃。帰るのが面倒になり「死ねばいいや」と考えるようになるのもこの2章でだろう。

夜半

3章をクリアした

 唐突なボス?戦。2章で散々うろうろした後なので、あまりやる事もなく…何でアクションゲームプレイしてんだ?と疑問を持つ章。ここで一気に夜半…24:00頃まで。プレイ中はすぐ終わる章だけど、話が進む章だからか、時間は一気に経過してますね。23:30頃?

闇夜

4章をクリアした

 闇夜って時間じゃないなぁ。3章が濃かったので、印象に残らない。ただの通過点な章。何やったっけ?真っ暗闇の24:00辺り。

夜更け

5章をクリアした

 夜更け検索。ざっと「深夜」であり、狭義では夜半と大体同じ意味。この章は異世界か何かで実質時間止まってるんだろうから…1:00頃ですかね?この時点では「トロフィー名」なんて気にもしてないし、「そろそろ中盤かな?」とか思ってる頃。まさかもう終盤突入してるとは…。

丑三つ時

6章をクリアした

 本作の中では難所な部類の工場に突入。さあ、マリオになった気分でレッツアクション。結構時間かかる気がするけど、作中ではまだ2:00頃。

明け方

7章をクリアした

 まさかの最終章。最後の大冒険…さすがに時間かかっていて全てが終わった頃にはもう朝。5:00頃ですかね。…たった半日の大冒険でした。…まあ、星矢の十二宮もたった半日の出来事だから、あの濃さで。それ思えばこの程度。

夜長

合計50時間プレイした

 開発側の想定プレイ時間は一体何時間だったんだ?と思わざるを得ない謎トロフィー。大抵これが最後に残るため、プラチナ取得の瞬間を目撃した率が最も低いゲームなのではないだろうか?「人数」ではなく、プラチナ取得者の「トロフィー取得の瞬間」の目撃率な。

漆黒

懐中電灯を消した状態で10分プレイした

 光に反応するお化けがいる場所でない限り、敢えて消す必要は無い。が、せっかくだから消灯プレイしようとやっぱり考えてしまう。それでも10分はなかなか遠い。

不屈

合計30回ゲームオーバーした

 死にゲーとはいっても、一般的な死にゲーと比べるとあまり死なない。ただ、ワープの為にわざと死ぬ事が多いので30回は余裕。

かくれんぼ

かくれる行動を合計50回行った

 クリアした後ならはっきりわかる。「無駄な行動だった」と。無駄に心臓音でどきどきさせてくれる。が、普通に逃げるか、素直に死ぬかでいい気がする。

そなえる

お地蔵さんに合計50回おそなえものをした

 計500円!!…地蔵ワープは使うけど、セーブは実際あんまりしないんで、意識的にセーブしまくらないと後で作業感強い地蔵参りをするハメになるはず。必要無いと思ってもとりあえずセーブしとこうぜ。

おうち

自宅マップに15分滞在した

 自宅でやる事なんて無いので、意識してやらないと…だけど、50時間プレイの放置中は普通自宅の中なんで、その時に絶対に達成する。…そんな事考えずに早めに取得しちゃったけどさ。食事中とかに電源入れっぱなしにしておいて。

カンけり

缶を合計50回蹴った

 何となく達成するんじゃないですかね?

物色

ごみぶくろを合計20回あけた

 ゴミあさり。これはさすがに続編では廃止すべきだろ。ゴミ漁りは無い。

ネコ

猫に向けて食料品を投げた

 癒し。生きてるまともな動物がいるというだけで、孤独感が薄れ、かつ異世界感が薄れる。ここは普通の街なんだと。コンビニも同じ。

バケネコ

おおきなすずを拾った

 攻略情報無しでは見逃してしまう人が大半であろうレアイベント。何度も何度も何度もイベント発生場所まで通わないといけない。ホント発生率低かった。

おねえちゃん

おねえちゃんに12回話しかけた

 クリア後要素ですな。話しかける度に台詞変わるので、自然と12回達成する。多分台詞パターンは12個のはず。

子取り

よまわりさんにさらわれた

 クリア後要素らしい。家出た途端さらわれて唖然とした。ランダム発生とはいえ家出た途端はヒドくない?これは結局どういう意図なんだろう?クリアした後は「さらわれる」ってのは。

賞状

トロフィーを拾った

 賞状とトロフィーは違う気が。トロフィー名はトロフィーではダメだったのか?

のづち

ツチノコを発見した

 大発見だし。マスコミに発表して大儲けだし。

おもいで

自宅配置アイテムをすべて集めた

 人骨とか、かつて妖怪だった人形とか、主人公の少女は頭がおかしい。「今あなたの後ろにいるの」>淡々と除霊?>人形を持ち帰って部屋に飾る。頭おかしすぎる。

工作

ラジオが完成した

 夏休みの自由研究終了だ。

探検

パズルが完成した

 地図が完成した。何でこの街はあっちこっちにゴミのように「アイテム」が置かれているんだろう。

冒険

使用アイテムをすべて集めた

 お化けに投げつけるアイテム=使用アイテム。塩とかね。

収集

アイテムをすべて集めた

 破れてボロボロになったスク水とか萌え系アイテムもあるからね。何?スク水なら何でも萌えるんじゃないのか、お前らなら?