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大江戸BlackSmith

5段階評価☆☆☆
トロフィー難度☆☆
プレイ理由何となく
推しキャラ郁奈
スクリーンショット110枚

感想

 購入した理由すら覚えてない。当然プレイする気もなく放置。何か軽くプレイ出来そうなものはないかと思ってる時にふと手にとった。

 ゲームにおける「インディーズ」の定義は無いけど、日本一ソフトウェアという名のしれたメーカーが「開発」「販売」ともに行ったにも関わらず何故かインディーズ扱いされている作品の1つ。一般人ではなく社内限定のゲーム開発企画イベントから生まれた作品の1つだったかな?だとしてもインディーズじゃあないと思うんだが。

 それはそれとして、気軽に遊べる恋愛RPGでした。余命1年の主人公が命をかけて遊郭で遊女…媛嬢と言い換えてるけど、彼女たちの為に金を貢ぎ続けるゲーム。金を稼ぐ為にダンジョンに潜って素材集めて鍛冶をして遊郭に、ダンジョンに潜って…な1年。こういったゲームにおいても何故か最終的には魔王的なものが現れ、結局本職でも何でもなく素材集めだとか金儲けのためだけに行ってた冒険なのに、最終的に勇者扱いってのがパターン。でも、本作では決してそんな事はない。最後に探索可能になるダンジョンにはかなりの大物がいるけど、それを討伐したからって勇者様になるわけじゃあない。というかそのラスボス的なものを用心棒の組み合わせと装備、それからレベルというか好感度次第ではあるけど、1ターンで倒す事が可能な程度には弱いんで…まあそりゃ勇者様にはなれんよな。

 媛嬢は3人しかいなくて、最初は3人全員に逢いにいけるけどすぐに1人に絞れと言われ、システム的にも逢いに行けるのは選択した1人だけとなってしまうため同時攻略が不可。ダンジョンに連れていける用心棒が6人、これが全員女の子でサブヒロインとして全員攻略対象。キャラの掘り下げは媛嬢に比べれば浅いとはいえ、プレイヤーが思い入れられるのは媛嬢よりやっぱり一緒に冒険してる用心棒だよなぁと。なので、一応とはいえ攻略可能になってるのは好印象。

 ただ、鍛冶が面倒。ダンジョン潜っただけでは金は稼げなくて、そこで手に入れた素材を使って鍛冶をしないといけない。ドラクエのふしぎな鍛冶みたいなで商品を作って店に置く。販売自体はエンドール在住のネネさん並に優秀な弟子が行ってくれるけど、鍛冶は絶対に必要で安くてもいいからオートで出来の悪いものをとかは無理。絶対に自分の手でやらないといけない。難しくはないんだけど、時間かかるし、無駄にアクション強いてきてちょっと疲れる。コントローラ操作でも可能になってるけど、事実上クリア不可能という「テストプレイしたのかよ?」と言いたくなる出来。つまり、鍛冶は絶対に「タッチパッドが求められる」。面倒くせぇよ。

 媛嬢同時攻略不可。鍛冶が面倒。それに加えて主人公の体調が毎日変わって不調な場合、ダンジョン探索がキツいというかあっという間に時間が過ぎていく。が、月日が経つにつれて不調な日が多くなり終盤になるともう常に不調。好調な日なんて無くてごく稀に普通の日が。まあ、バッドエンド狙いでもなければそんな終盤までプレイしないけどさ。これらのシステムが面倒だけど、戦闘は絶対逃げれるし、気軽に遊べる良作だと思う、これは。

 ああ、後…媛嬢へのおさわりタイムのミニゲームあるけど意外と難易度高い上に面白くないという。あっちこっち触って媛嬢の気分を盛り上げないといけない。成功するとまたおさわりタイム。触るというか撫でる?すると、何故か服が透けていく。けど、最後まで透けきっても「あんまし変わらない」というなかなかなにがっかり感ある代物。ゲーム上、主人公はあっちこっち触って撫でて、これは実際に起きてる事として扱われてる。けど、プレイヤーはただただ空しい。そして欲をいえば、用心棒組はCG無いのは仕方無いにしてもせめてエンディングには1枚ぐらい欲しかった。一応、用心棒組のエンディングも1枚CG追加されるけど、アレはCGとかそういうレベルのものではない。

トロフィー難度について

 媛嬢1人につきエンディングが3種類あって、上述の通り同時攻略不可なので最低3周。用心棒が6人いるので3周で終わらせるなら1周につき2人づつ攻略していく事になる。実のとこ意外と面倒。用心棒さんは好感度が全然わからないもんで。ただ一緒に冒険だけしてればいいってわけでもなく、時々街にぶらっと出てそこでランダム発生のイベントを進めていかないといけない。その上で条件を満たした用心棒が複数いると、おそらくは優先度とかじゃなくて好感度が一番高い用心棒のエンディングになる。つまり、1周で全員攻略してやるぜ!とか考えるとかなり厳しい。1周2人で我慢だ。結構面倒くせぇので☆2つで。

推しキャラについて

 郁奈。主人公の弟子。ぺったんこ可愛い一人称ボクの子。用心棒枠のサブヒロインなので淡白な扱いだけど、それでも余命1年の主人公が一番大事に思っているのはこの子である…一応は。弟子として鍛冶の技を勉強しつつも看板娘として店番を行い、病弱な主人公のお世話をして料理もして、使命されれば用心棒として「無料」で主人公のダンジョン探索にも付き合ってくれる…聖女さま。聖女だろ、この尽くしっぷり。ダンジョン探索が何故か鍛冶屋の必須スキルみたいな世界だけど、主人公みたいに用心棒雇えばいいだけな話で、弟子とはいえ、「それはそれ」として本来、特別料金請求してもいい。でもしない。
 そして、普通に主人公の事を女の子として好いている。それでもその想いを隠して主人公の遊郭通いを見守っているという健気すぎる…可愛い子。一人称ボクなだけあって、「女の子的なものに憧れてる」けど、「自分には似合わない」からというお約束な展開とかとてもいいと思います。

大江戸マスター

全てのトロフィーを取得

 言われないと、舞台が江戸である事を忘れる。江戸感が全然無いんだよなぁ。江戸じゃなくて大江戸だけどさ。

初めての嬢郭

初めて嬢郭へ行った

 遊郭の言い換え。が、主人公に用意された3人は客を客とも思ってない問題児ばかり。おかしいだろ?でも、ものすごく高額なんよ。客怒らせて「二度と来ない」状態にしちまうくせに。

約束破り

初めて媛嬢との約束を破った

 序盤は金稼ぎをして、終盤一気にイベントを!とか無理で、定期的に逢いにいかないといけない。次はこの日までに来いって指定されるんで、毎度毎度。

二度目の約束破り

媛嬢との約束を二度破った

 二度までは許される。かつ、用心棒エンドの為には3度の約束破りが必須なんで金の無い序盤は敢えて約束破りをしてアイテムとか買い揃えるのも悪くない。

初めての鍛冶

鍛冶を初めて行った

 プレイヤーは初めてでも、主人公は日常の事だからなー

駆け出しの鍛冶師

鍛冶を50回行った

 主人公は超がつくレベルの一流の職人なのに駆け出しかよ…

手馴れの鍛冶師

鍛冶を100回行った

 セーブデータ引き継ぎによる周回プレイは無いので、この系統は1周でやりきらないといけない。

鍛冶師の鑑

鍛冶を200回行った

 期間1年。ダンジョン探索は1回潜ると下手すると数日間潜りっぱなし。街に出る日もあるし、媛嬢にも逢いにいく。鍛冶に割ける時間なんて限られてるし、そもそもそんなに鍛冶したくねぇ。1周目の中盤にはもう飽きてるからね、鍛冶。

高みの鍛冶師

鍛冶を300回行った

 街に出て安い素材買い込んで、安くてすぐ作れるものを作りまくる。

初めての強化

初めて強化をした

 強化した武器は高く売れる。薬箱とか武器とは思えない武器もあるけど、それでも売れる。何で薬箱なんて「武器」にそんなに需要あるんだろ。

最強の鍛冶師

鍛冶を500回行った

 絶対に1周目で獲得しちまうべきトロフィー。2周目3周目でこの回数やりたくないだろ?

神の手

鍛冶のランクが最高になった

 鍛冶のランクは最初から最高クラスなんで、鍛冶屋としてのランクだろ?鍛冶回数は300回すら必要無くて必要とされるのは街の人の信頼だから。

初めての賭場

賭場に初めて行った

 1周目は鍛冶500回必須だけど、2周目以降は資金は賭場で一気に稼いでしまいたいところ。と言ってもそんなに増えないズルいルール。

手馴れの博徒

賭場に15回通った

 賭場は運気消費で確実に大勝ち出来る。でも、どんなに稼いでも上限決まってて、それ以上は没収。ホント汚い。

最強の博徒

賭場に30回通った

 実際負ける事は有り得ないとはいえ、トロフィー条件は通った回数。負けまくっても「最強の博徒」になれる!

初めての依頼

初めて依頼を受けた

 デカい仕事、怪しい仕事、子供のちょっとした頼み…どれも等しく依頼は依頼である。

初めての素材探索

初めて素材探索に行った

 何故かモンスターが住み着いているダンジョンに素材採取に行く。それが鍛冶屋の日常である。…というか戦えもしないクセに本人が出向く必要がどこにあるんだろう?依頼かければいいだけの話じゃない?

手馴れの採掘師

素材探索に20回行った

 鍛冶は体調良ければ1日に10回以上出来るけど、探索は最大でも1日に1回しか出来ないわけだから20回ってのは意外と遠い。

最強の採掘師

素材探索に100回行った

 探索は移動、採掘、戦闘…何を行っても時間を消費してしまう。体調悪いと消費も大きく、1回潜ったら3日以上潜りっぱなしもありがち。1年365日で100回は実はかなりハイペースで探索してる事になる。バッドエンドの時は時間余ってるとはいえ、定期的に嬢郭訪れないとゲーム終わっちゃうから鍛冶もしないといけないしな。

採掘場の支配者

採掘場を全て制覇

 全て制覇とはボスを倒すとかじゃなくて、全マス踏破。ボスを倒した後にボスがいたところも踏まないといけないけど、ボス倒した時点でエンディング突入しちゃう子もいるというとても迷惑な…。

初めての街

初めて街に行った

 用心棒と交流深めたり、依頼受けたり、割と連続イベント的なものも多い。でも、これで1日消費はおかしくない?街にちょっと出て鍛冶とかさ?

街の探索者

街に20回行った

 余命1年。街で1人の人の話を聞いて終わる1日。いいんだろうか、それで。

街を知り尽くした男

街に100回行った

 イベント発生は条件を満たした上でランダム発生。そう、ランダム…なので割と街には行く事になる。次いつ発生するかわからん以上は。

清花との幸せな結末

清花ハッピーエンドを見た

 3人の中では一番まともな媛嬢で一番安い媛嬢。一番安いとはいえ最終的には両換算すると1回逢うのに20両ぐらい必要という、お前はどこの太夫だ?みたいなぼったくり価格になるけど。メインヒロイン3人の中の更にメインなキャラだと思う。

清花との結末

清花ノーマルエンドを見た

 どの媛嬢とのエンディングもそうだけど、ノーマルエンドの名の通り、ノーマルエンドが基本で、ハッピーエンドはスーパーロボット大戦とかの原作改変のIFシナリオ的なものだと思ってる。

清花の不幸

清花バッドエンドを見た

 清花さんはラストダンジョンのボス倒すだけでエンディング突入しちゃう面倒な子。

朝香との幸せな結末

朝香ハッピーエンドを見た

 媛嬢は3人ともそれなりに不幸なんだけど、この子だけは全く同情も出来ない…お金大好きロリ。…いやいやいやいや成人してますよ?

朝香との結末

朝香ノーマルエンドを見た

 朝香の場合、借金返済するだけでいい。たったの100万文だ、余裕余裕。どんなに高く見積もっても現代日本の1億円にすら達しないはず。まあ、それでも数か月で鍛冶で稼ぎ出せる額ではないはずなんで…郁奈の才能すさまじい。ええ、この場合主人公の鍛冶の腕より、それをとんでもない高額で売りつける郁奈の才能ですよ。どんな高性能な武器作ったって「そんなもん実生活に必要無い」わけで、どうやって売っているのか。いらないにしても1回買えばそれで十分。なのに毎日とはいわないけど、毎週レベルで新品を置いてそれをすぐに全部売ってしまう。

朝香の不幸

朝香バッドエンドを見た

 自業自得

夕霧との幸せな結末

夕霧ハッピーエンドを見た

 最も納得のいくエンディング。というか主人公が最初からこの子の世話をしてればこんな面倒な事になってなかった。

夕霧との結末

夕霧ノーマルエンドを見た

 そもそも主人公は余命1年なんだからまぁこれが当たり前の終わり方なんだろうとは思う

夕霧の不幸

夕霧バッドエンドを見た

 他の2人はまだ仕事してるけど、この子はしない。でも、逢うだけで金とられる。有り得ないと思う。本人がどんなに不幸だろうと知った事じゃない。そして朝香ほどじゃないけど、あまり同情出来るような人でもない。

蘭丸との結末

蘭丸エンドを見た

 何故か用心棒としては最初の位置にいるキャラ。普通に強くてありがたい。金を払って女買うとかそんな関係ダメー!と本作を真っ向から否定する良い子さん。

郁奈との結末

郁奈エンドを見た

 余命わずかと知った上でそれでも主人公との結婚生活を夢見ていた。結婚しないのが郁奈のためというのは主人公側の理屈で、気持ちはわかるし絶対的に間違ってるというわけでもないけど…報われないなぁ。

仁重との結末

仁重エンドを見た

 ただの脇役と見せかけて主人公の生死にかかわる超重要キャラだった!!

桐との結末

桐エンドを見た

 用心棒組の中では一番どうでもいい扱いを受けてる気がする子。強い武器くれ、とか楽しい子ではあった。

梨紗との結末

梨紗エンドを見た

 鍛冶で高性能な銃も作れてしまう主人公は天才というレベルを超えている。ドラクエは鍛冶で布装備作れるし、エッチな本を鍛える事も出来るけどな。

ませとの結末

ませエンドを見た

 メインとサブの両ヒロイン通して一番特殊なキャラ、エンディングだと思います。

孤独な結末

孤独エンドを見た

 孤独死。でもまあ、人々の記憶には残ったと思うよ。十分鍛冶屋として頑張ったわけだし、弟子も残したし。

大金持ちに

お金が1,000,000文貯まった

 朝香エンド迎える為に必須の金額ですし。というか数か月でこれだけ出来るのに今まで何やってたんだ。何で初期状態で全然金無いんだよ。

媛嬢たちとの思い出

イベントCGフルコンプリート

 これがあるので、クリアしなくてもOKだったおさわりミニゲームもオールコンプリートしないとトロフィーコンプリート出来ないという。