期待のクソゲー「アイドルです何とか」をプレイ

 感想。普通のアドベンチャーゲームだった。こんなのを騒ぐとか、ほんと、クソゲーを知らない連中は困るな。えと、アキバズビートよりは遥かにマシだった。これをクソゲー呼ばわりすると、昔のアドベンチャーゲームも低評価だらけになるし、移動が面倒なゲームは全滅する。大作はほとんど「出来が悪い」んでこれもかなり死ぬ。

 とはいえ、繰り返しプレイしたい作品ではないというか、1人クリアした時点でもういいやと思えるのは確か。つまり、ごくごく単純に毒にも薬にもならず、「まあ時間を無駄にしたって程ではないか」という感じ。

 タイトルと状況設定とかから、脱出アドベンチャーとか、血みどろアクションとか、トラップゲームとかそういうの想像してたら、ほぼ一本道のアドベンチャーゲームだったので驚きはしたけど、それだけ。その印象の違いで低い評価をつけようとは思わない。これよりヒドいゲームが多すぎて…こういう極端に低評価ばっかりになるのは、どこかの団体の工作だと思うんですよね。極端な高評価もそうだけど。

 これもっともっともっともっと良いゲームに出来たと思うんですよね。開発者総入れ替えすれば化けるかもしれない。まあ、でも、この設定にしがみついて続編作る価値は無いけど。

アイドルデスゲームまだプレイ中

 意外と苦痛ではない。激神ブラックハートでクソLOADと全く同じ事を何度も何度も繰り返させられたから、この程度どうという事はない。アキバズビートよりも楽だしな。

 現時点で4人クリア。残り3人。ただどのキャラも「これで終わり?」って状態で終わってるんで、全キャラももやもやを解消させるトゥルーエンドがあるんだろう。このトゥルーエンドで「PCに選んですらこの終わり方」かな不遇な真理姉さんが「優勝」して終わるのかな?どりぱくだかとりばくだかの正体とかは全然興味わかないし、各キャラのストーリーもホントどうでもいい。ただ、どうしようもないぐらいにバカな上に自身が率いてるチームの状況を全く把握してない程の無能で「リーダーに据えたプロデューサーはクビにした方がいい」ってレベルだけど、心底良い人の、てんあやさんと何か誤解して復讐企んでるしらせさんがどうなるか、これは気になる。後、クズの理都はどうでもいいや、死んでも悲しくもないし、生き残ってもそれはそれで「別に死ぬほどの事でもないし」だし。

アイドルデスゲーム終了

 やっと終わった。1周は短いんだけど、LOAD時間が長いもんで、かなり時間がかかる。バクロワイヤルとやらをやらなければすぐ終わるんだろうけど、全部埋めないとトロフィーとれないっていう。

 後は問題点とか問題箇所とか問題のある部分とか欠点とか語れるだろう。トゥルーエンドというか最終シナリオぐらいもっと頑張れよ、が今の感想だがね。ホント、これもう少しどうにか出来なかったのかな。ドリパクが低能なんだよな、多分。番組構成が下手すぎる。アレじゃ視聴者楽しくないんよ。で、アイドル達が自分のおかれた状況を把握しない、罰ゲーム=死を信じないってのは、アイドルに問題あるんじゃあなくてドリパク君が無能だからだわ。本来、死の恐怖におびえながらアイドルどもが自分の命のために仲間を蹴落とす、そういう番組になるはずだったんだろうけど、出来上がった番組は、ただのバラエティ番組。「ホントに死んだかどうかわからない=死んでるわけがない」。つまり、視聴者にとってクソ番組でしかない。…パンツ見えた!と喜ぶだけの番組かもしれない。…当然、こんなクソつまんねぇ番組を「ゲームとしてプレイ」してるプレイヤーも楽しめているわけがない。ドリパクダメだわ。司会交代を要求する。まずメンバー選びからしてダメだわ。真相とやってる事が違いすぎて、結局目的がわからない。「究極のアイドルを育てたい」なら「暴露出来る内容が面白い連中」なんて集め方すんなよっていう。

 実際のところ、死人がホントにどうかに関係なくあの内容だと「地図に掲載されてない」施設から放送停止出来る。もう現代においては「地図に掲載しない」事に意味が無くなったけど。平気でどこにあるかネットで書いてしまうバカがいるから。テレビ放送網は国家財産、基幹。これを入り込み放題のスパイやら何やらにのっとられるとヒドい事になる。だから「どこにあるのか秘密」な状態になってた。ネットが普及した後も意外と「どこにあるのかよくわからん」状態だった。今はもう簡単にわかっちゃう。国家に逆らうアホは見せしめに殺しておいた方が本来はいい。実際、それぐらいしないとバカには通じないから。現実、どこにあるかなんて1回知られればそこまで、今更の話。だとしても、だと思うんですよね。それでも情報を規制する、国が規制出来ているかどうかが重要。野放し、放置…なら、この国はセキュリティ意識が極めて低い甘い国なんだろうって事になる。実際に甘いけど。情報漏らして英雄扱いになるぐらいにくされてる。

アイドルデスゲームトロフィーコンプリート

 ここまでプレイして、クソゲーとまでは思わないけど、問題点だらけで「よくこれで発売したな」という感じ。

 ゲーム自体より、まず基本的な設定と展開がダメ。でも、ゲーム部分からかな。あまりにもランダム。ほぼランダム。そして最後は金の力。

 7人のアイドルがセンターの座と生き残りをかけて闘う。勝ち残る為に必要なのが「コイン」。このコインは舞台となる「館」のあっちこっちにあるので拾い集める。コインがあれば、勝ち抜き試練に有利になるアイテムが購入できる。有利になるっていうか必須だけど。

 このコインの入手方法は拾うだけでなく、「振り込まれる」、「他のアイドルから奪う」と3種。一定時間ごと、ゲーム上は「プレイヤーがアイテムを拾う」「扉を開ける」なんかのアクションを起こす度に時間経過してるんで、それで時間経過。これにより自動的にコインが増える。「拾ってる」し小道具さん頑張ってるっていうからコインという現物が存在してるはずなんだけど、この設定だと、どうも電子データ、電子マネーっぽい。多分、拾うっていうのも、ゲーム開始時に貰った端末を「コイン設置場所の近く」までもっていくと反応するとか、そんなんだろう。…そう考えないとつじつまが合わない。…まあ、もうこんな基本的な設定からしてまともに出来てない、矛盾してるんだわ、このゲーム。「ゲームでは貨幣、コインはどれだけも持てる、実際に持ち歩いてるという感覚は無い」、これはほとんどのゲームでそう。それはゲームだからでいい。でも、この作品の場合、「コインが現物として存在するという設定」である以上、「一定時間ごとに振り込まれる」は狂ってるんすよ。

 ドラクエの「小さなメダル」というのは、ツボの中やらタンスの中やら、あっちこっちにある。これはそのツボの持ち主やらが収納したんじゃあなくて、「湧いて出てくる」「いつの間にか入っている」という設定。このアイドルデスゲームのコインも同じだな。「同じ場所で何度でもコインを拾える」「時間が経つといつの間にか手持ちのコインが増えている」。…携帯端末をわざわざ渡しておきながら何で電子データという設定にしなかったのか。

 まあ設定はどうでもいい。問題はこの振り込まれるシステム。「ファンの数に応じて」って事で、「人気の無いアイドルには辛いルール」と作中言われてる。ランク1位、2位、5位、6位、15位、43位、88位だったかな?ちょっと違うかもしれないけど、こんな7人。1位と88位とでは確かに差がある。実際、この差があってこそ人気ランク低いキャラ使った時とか楽しめたはず。でも、現実には人気ランク1位ですら開始時点でファンが500人すらいない。1位と最下位との差なんて「誤差」レベルで、実際に振り込まれるコインの量はほぼ同じ。戦闘力1万の相手にとって戦闘力334も710も全くといっていいぐらいに同じ、そういう事。ラス前にはみんなファン3万人超え。プレイヤー操るアイドルは最終的に30万人にすら到達する。つまり、開始時のこの百ちょっとの差なんて無いに等しい。1位には最初から数万、最下位は50人ぐらいの絶望的な差があっても良かったと思うんですよね。実際、絶望的言っても、差が出るのは「振り込まれるコイン」であって、勝ち目がないわけではないんだから。

 この振り込まれるシステムがホント機能してない。

 そして、プレイヤー以外の「コイン」も機能してない。コインが無いと次の舞台へ行くための挑戦すら出来ない。つまり他のアイドルからコインを根こそぎ奪ってしまえば、そのアイドルは先に進めなくなるし、アイテムも購入出来ないはず…本来は。けど、敵アイドルは「アイテムもコインも使ってない」。敵のコインを奪うというシステムが「プレイヤーのコインを増やす」程度の意味しか無くて、それ以外のアイドルがどれだけコイン持っていても全然関係無い。奴ら使わないから。なので戦術性が無い。「先に進ませたくないアイドル」を狙い撃ちしたって、「誰が先に進むか」はほぼランダム。ほんのごくわずかだけ確率に介入出来てるとは思うけど、これも誤差の範囲。積極的に応援したアイドルが何度挑戦しても「失敗」「失敗」「失敗」。プレイヤーが狙い撃ちして、コイン無いわテンションも低いわで、散々な状況になってるアイドルが余裕で通過とか。…これじゃゲームになってないよね?と。

 今日はここまでにしよう。まだまだまだまだ問題点いっぱいあるぞ、これ。ゲームとしてのシステムもヒドいけど、設定、シナリオはもっとヒドいからね。山口勝平さんの熱演と、しらせちゃんちっちゃい可愛いで救われてる。後、まり姉。まり姉は真理子組ともども他のゲームに出てくるべき。…そしてそのゲームでもやっぱり「何しに出てきた」な不遇の扱いで、真理子組が便利アイテムとして活用される、そんな感じで。クズ、変人、バカ…ロクなヤツいない中、まり姉だけが天使様。人気ランク低かろうが、そりゃ熱狂的なファン出来るわ。もはや聖人の域。教祖様。酒癖悪い以外特に欠点無いまり姉。

 検索してみたら、リアル人気1位がまり姉で笑える。一番人気無いのは姫かなー?人気ランク1位の理由がわからないぐらい何の魅力も無いキャラなんだよなぁ。これ、お父様とか信奉者が何かしでかしてランク捏造したとかそういう事?本人がやった事じゃあないから、ドリパクも「スキャンダルとして見抜けなかった」か?姫ちゃんはクズじゃないというか、まり姉とは別の方向で聖人なんだけど、聖人特化しすぎて、もう人間の理解の範疇になさすぎて、人間には彼女の魅力を感じ取れないと思うんだが。

だんがんハイスクールはそこそこ楽しめる

 またアイドルデスゲームの問題点でも書くか。あー、そういえばアイドルデスゲームとダンガンロンパ全然似て無いじゃないかと。ゲームとしては。どっちもゲームとして成り立ってないって点は同じだけど、それをして同じってのは暴論だろう。アイドルデスゲームがダンガンロンパの影響を受けてるのは間違いないだろう、けど、ゲームとしては全く別物。ただ単に敗者がヘンな形で殺されるっていうのと、キチガイマスコットがゲームマスターをつとめているというその点が被ってるだけだわな。どっちの作品も、それがほぼ全てだから、印象としては「似てる」ってなるだろうし、どっちもゲームになってない以上は、その部分のみを切り出して判断するのもアリなのかもしれんがね。…で、山口勝平さんの熱演は高く評価するけど、後発なのにドリパクはモノクマにキャラの魅力が遥か及ばないよねっていう。多分、アイドルデスゲームの一番の問題点がこれなんだろうなー。大山さんの演技力は決して高くない。でも、だからこそモノクマの異常性が表現されちゃってる。ドリパクは意思疎通が普通に出来る、何を考えてるのかもわかる。なので不気味さが無い。まあ、もちろん「モノクマと同じ方向性」じゃ意味無いから、敢えてああいうキャラづけだったんだろうけど、ドリパクに魅力感じたプレイヤーいねぇだろ、多分?もう、これはキャラ作り失敗すよ、その時点で。

もう時間空きすぎて今更な気もするアイドルデスゲーム問題点

 アイドル同士でコインを奪い合う「バクロワイヤル」。これがこの作品の最大のウリ。なんだろうけど…。ゲームになってねぇんだわ。ダンガンロンパプレイした後だと、「こんなでもダンガンロンパよりは遥かにマシなシステムだったのか」とわかるけど、ダンガンロンパの出来が悪すぎるだけで、やっぱりゲームになってないんだよなぁ。

 えと、まずはゲームとしてではなく設定として。アイドルがセンターを賭けてコイン求めてうろつく姿を生中継している。そして、バクロワイヤルとは何かも視聴者に説明されている。ゲームの舞台にはコイン以外にアイドル達の「知られてはまずい情報」がばらまかれている。そして、アイドル達は「単語のカード」を所有。このカードはコインで買う事が出来る。欲しい単語が売ってるとは限らないけど。

 カードを組み合わせて提出。相手の秘密に近い内容であれば暴露となる。隠されていたアイドル達の秘密情報には点数がついていて、より高い点数を出した方が勝ち。つまりだ、「戦う相手のより高いスコアの暴露内容を知っていて、かつ、それを組み立てられるカード」を持っていればいい。

 ただし、バクロワイヤル中は音声カット。つまり、暴露されても痛くはない。音声が無い以上、アイドル達が本当に秘密を暴露しあってるのかどうかなんて全くわからない。これは視聴者は見てて全く面白くない。そんなシーン流すぐらいなら、コイン探してうろうろしているアイドル達を見てた方がまだマシ。パンツ見えるしな、時々。

 で、ゲームとして。まず、上述の通り、ただのカード合わせなんで、「本当に暴露する必要なんて無い」んですよね。各アイドルを攻撃出来る組合わせのカードがあって、その組み合わせは「会場で探す」。それでも成り立つ。わざわざ暴露する必要が無い。だって、誰にも聞こえないんだから。これでアイドル同士の仲を裂こうとしてるのかもしれんけど…そうだとしてそれがゲーム内容に一切活かされてない。

 後は勝てるかどうかランダムすぎる。敵アイドルは「カードなんて持ってない」。実際にカードを持っているなら、相手にどんどんカード使わせて無力化して一方的に攻撃とかも出来るだろうけど、持ってなくて、ランダムにプレイヤーにバクロぶつけてくる。暴露ポイント1点という最低スコアでも勝てる時は勝てるけど、100点以上の高ポイント出しても負ける時は負ける。こんないい加減な内容じゃあゲームにならねぇよって。欲しいカードが簡単に手に入るわけでもないしな。なので、序盤はとにかくカードを買い集める事になる。…バクロワイヤルするならな。

 このバクロワイヤルを仕掛けると、ファンが少し減る。数百人しかファンがいない開始当初はバクロワイヤル仕掛けるとファンが余裕で0人になる。まあ、それでも終盤は10万人超えるから何の問題もないけど。つまり、「減る数が少なすぎて意味が無い」。そして、そもそも「勝ち残る為のゲーム」である事、視聴者には本当に暴露合戦行ってるのかわからない事、これを思えば仕掛けるだけでファンが減るというのはおかしくね?と。本当に暴露してると考えたなら、「負けたアイドル」は確実に何かまずい秘密を持っていたって事で、そっちの方がイメージ悪くてファン減りそうなんだけど。ファンが減りそうなヒドい秘密大量に抱えてるのブタと姫ぐらいなもんだけど、実際には。

 この全くゲームとして成立してないバクロワイヤル。問題ありすぎだよなって。やっぱり暴露じゃなくてもっと健全なカードゲーム形式でバトルすればいいし。勝てるかどうかさっぱりわからんなんて内容ではダメだったろうと。

 次の問題点。バクロワイヤルと並ぶウリだったであろう、デスライブ。各ステージの敗者1人に行われる「敗者復活ゲーム」で、勝てば復活、負けると死亡。ただ、カメラを通してモニターで見るので「現実感が無い」。結果、「本当に死んでるわけがない」と信じない。…なのであまり緊迫感が無い。殺し合いをしてるなんて感覚も当然無い。

 これは「デスライブ」が「敗者復活」という形式をとっているから。ただ、ゲームマスター「ドリパク」は復活させる気が無い。ゲームに勝ってもスタッフのミスでアイドル死亡。そもそもゲームに勝つ方法が存在しない。そもそもゲームにすらなってなくて「どうすれば勝利」なのかすらわからない。こんなのばかり。こうなると何で普通に死の罰ゲームとしなかったのか?となる。

 これは「デスライブ」は「おしおき」ではないからだろう。ただ処刑を待つ人間を面白く殺すだと、本気でダンガンロンパの真似と言われる。まあ、今の形でも言われてるけど。

 アイドル達には「全力で笑顔でゲームに挑戦してもらう」「(そもそも本当に死ぬなんて思ってないけど)生き残る可能性があるゲームに挑戦してるアイドルが突然死ぬ」。「今さっきまで笑顔でゲームをしていたアイドルが下らない死に方をする」。こういう映像が欲しくて、「敗者復活ゲーム」という形をとり、そしてアイドル達には「負けたら死ぬを信じてたら笑顔でなんていられないから、アイドル達には最後の最後まで「番組の演出だよね」と本当に死んでると思わせない」というシナリオにしたんだろうけど、どう考えたって、これはマイナスになってる。

 自分がドリパクだったとしよう。ドリパクはアイドル大好きな引きこもりのクズ。大好きなアイドルを集めて暴露合戦を乗り越えて究極のアイドルを生み出す事を目的としている。…敗者を殺す必要無いじゃん。そう、モノクマと違ってドリパクは敗者を殺す必要が無い。まず、ここからいきなり問題がある。最後の最後までドリパクがアイドルをわざわざ殺していた理由はわからんしな。

 まあ、でも、「敗者を殺す」という判断に至ったとしよう。敗者復活という要素にするだろうか?処刑で十分だろう。ドリパクには人を操る能力があるしな。前述の通り、「ゲームをしているアイドルが下らない死に方をする」の為なんだろうけど、そもそもが「ほとんどのゲームにおいて、アイドルはゲームに成功して、その後、スタッフのミスやら何やらで理不尽な死に方をしている」。最初の1回ならともかく、2回も見せられれば、「あ、これ復活させる気無い」と誰だって思うわ。そんなゲームに「私なら勝てる」とか全力で挑む気にはなれんし、挑むなら挑むで、「気を抜かない」っすよ。「あ、そろそろ危ないかな」ぐらい思う。でも、アイドル達にはそれが無い。決勝戦の敗者、最後の1人に至ってもまだ「純粋にフェアなゲームと信じて挑戦」してる。…もうドリパクが精神操ってるだろって言いたくなるほど。

 これは挑戦するアイドルの頭がおかしいわけだけど、これを見ている視聴者としても興ざめ。敗者が本当に死んでるかどうかより、「ゲームに成功しているのに復活出来ない」が連続するんじゃ見ててストレス溜まる。それが応援しているアイドルだったらなおさらだろう。もちろん、プレイヤーからしても同じ。何で素直に「負けて死亡」にしないのかって。まり姉以外は全員2つづつデスライブは用意されてるけど、「ゲームに負けて死亡」なんて1人もいないんですよね。そう、1人もいない。本来、「失敗すると死亡する内容のゲームに失敗して死亡」が8、9割。で、「あ、今回は珍しく勝った」ってパターンを1個ぐらい入れておいて「結局死ぬのか」じゃないのか?「どうせ、また勝って死ぬんだろ」と見ててホント冷めるんだよな、デスライブ。ゲーム失敗自体滅多になくて、その滅多にない失敗も「この中に毒が入ってない食べ物が1つだけある」としておいて「全部に毒が入ってました」とか「勝つ方法が無い」内容。面白いか、こんなの見て?モノクマのおしおきはつまらない、センスが無いと思う。ドリパクのデスライブは面白いかなと思えるものもある、けど、前述の通り、そもそもの前提がおかしくて、そしてそのほとんどはセンスが無くてつまらない。怒りすら覚える。

 あー、後さ、一応メインヒロインというかメインのアイドルとなる子の暴露内容が「両親と思っていた2人は自身を誘拐した犯罪者。本当の両親は実質、この2人が殺したようなもの」…速水玲香じゃねぇか。…ものすごい暴露だけど本人に非は無ぇし。そんなものすごい内容を暴露する他のアイドルもどうかと思うし。

 結局のところ、他がどんなに×な出来でも、バクロワイヤルとデスライブがまともに機能していればそれだけで評価はあがってたはず。バクロワイヤルが設定としてもっと意味のあるもので、番組として必要不可欠なものとして設定されているべきだったし、デスライブでアイドルを殺す明確な理由がドリパクには必要だった。そして敗者復活ゲームなんだから、プレイヤーが負けた時ぐらいは「サブゲーム」にして、本当に復活出来る可能性も残すべきだったろ?残る人数がこれで変動しちゃって面倒な事にはなるだろうけど。「アイドル達には2回戦以降は負けたら死ぬという事をしっかり刻み込ませる」、要するに番組の演出なんかではないという事をわからせる、かつ、自分が生き残る=他のアイドルが死ぬという殺し合いをしてるという事を意識づけさせる、これが無いから、決勝までずっと緊迫感が無い。その上でただ処刑するよりは敗者復活ゲームの方が確かに楽しいだろう。ただし、「公平」であるべっきだが。「勝つ方法が無い」「勝っても絶対に死ぬ」は不満しか生まない。作った連中はバカなのかな?それともバカだったのかな?バカですか?…しらせかんの「実は頭が良い」とかどんな暴露なんだよ。それを指摘して暴露する側のアイドルはさ「勉強」「好き」というカードを提出して「アンタ実は頭良いでしょ」とか言うのか?…どんな暴露合戦だよ。