アイド何とかを否定する人がダンガンロンパの名前出すので始めてみた

 3発売されたけど、当然1から。展開遅くて既にやる気失せたけど、人気シリーズだし、多分「面白い」と感じる事が出来るだろうとは思ってる、続ければ。世間で人気あっても「クソすぎる」と感じるゲームも大量にある。でも、多分、ダンガンロンパは違う。わかってる、わかってるけどプレイする気起きないのな。説明長い。この後、テンポ早くなるのかな?

インシテミルを改悪したゲームだった

 ダンガンロンパ。まだ1章しかクリアしてないから、「今のところ」ではあるけど。アイドルデスゲームよりはマシだけど設定が全く面白くない。劇場版インシテミルよりヒドいかもしれない。クローズドサークル作った、さあ殺し合いをしろったって、こんな設定じゃ無理だわ。原作小説のインシテミルの場合は期限つき、殺し合いするとは思ってなかったとはいえ自分の意思でやって来ている、何人でも殺す事が出来るし、共闘も出来る。そしてルールで縛っている。「脱出」を試みる必要があまり無い。「数日生き残ればいい」から。

 このダンガンロンパだと、いきなり謎の校舎に閉じ込められる。期限は無期限、そこで「暮らせ」。出たければ「誰にも気づかれずに殺せ」成功すれば、逃げられるけど、「他のメンバーは全員死ぬ」。このルールだと、まずは「脱出可能かどうかを調査」するのが先だろう。誰か1人殺せば済むって話じゃなくて自分以外全員死ぬなんてのは、まともな人間だと後味悪すぎてなかなか選択出来んよ。そのままだと自分も死ぬっていう状況ではないわけだから。

 そして、この状況でゲームマスターともいえる存在に、ゲームのルールをしっかりと聞く事もしない。残り3人ぐらいになったらどうするのか?とか。あまりにもご都合主義な展開でムカムカすらする。そして、ゲームとしては全く面白みのない「ゲームになってない」ただボタン押すだけの内容。ロクにゲームやった事なくてミステリ小説読んだ事のない小学生には面白いかもしれない。それならヒットするのもわかる。高校生以上にはちとキツい内容かもしれない。対象年齢12歳以下とか書いた方がいいかも。…まあ、あくまでも「今のとこ」だが。とりあえず面白いと思える要素は欠片も無いっす。クソゲーではないけど駄作ではある。犯人を見つける学級裁判のミニゲームは全てクソゲーだがね。どこを楽しめと、アレの?で、その場まで伏せられていた事実とかが突然出てくる。主人公が何もかも知っているわけはないとはいえ、プレイヤーが知らない事実がある状態で、後だしでそんなもの出されても萎える。まあ、犯人はわかっていて、どうすれば実行出来たのかわからないという状態で、「何故実行出来たのかがわかる」新事実が出てくるとかそんなのだけど。要するに主人公が探偵役ではないのに、推理形式で作品が出来ている。これがプレイヤーにとってかなりのストレスになる。犯人を暴き出しても全く「勝利」感が無いのはダメだと思う。

 あんな狭い限られた場所で、誰か殺せばバレる。狙うなら人数が多い上にまさか本当に殺す奴がいるとはっていう1人目。1人でも殺されてしまったら、後は警戒モードになる。もう無理。「殺人犯を当てたら」その人にボーナスとかあるならまだゲームになるけど、犯人対その他大勢の勝負で、犯人を決めるのは多数決か?

 シナリオは今のとこゴミレベル…こんなとこにまで?って監視カメラだらけなのに、浴場とトイレに無い…これ、そこで殺人起きたらモノクマどうやって判断すんだ?状況からか?あの時、トイレにいたのは「○○」だけだからみたいな。監視カメラの穴なんて余裕でつけそうなんだよな、でも。まあ、もしかしたらこの先その「監視が無い場所」をシナリオに使うのかもしれんけど…アイドルデスゲームですらその程度はやってのけたしな、何で全フロアに都合よくドリパクが知らない部屋があるんだよ!ってツッコミは入れたいとこだが。話戻そう、ゲームとしては、ゲームになってないってレベル。キャラは寒いネタに走ったクソキャラばかり。2章以降この感想変わればいいのだけれど。キャラは背景とか知れば感想変わる可能性は高いな。今のとこ全キャラ好きになれねぇよ。

 まあ、一応「推理」ではなく、この手のゲームのお約束としての黒幕を予想しておく。モノクマの中身というか操ってるのが生徒達の中にいる場合。まず、与えられているのは「主人公以外に正体不明な生徒」が複数いるはずなのに、1人しかいない。最初の主人公の語りからすると最低2人はいるはずなんだがね。で、学級裁判に用意された席が1つ空席。…確実に1人足りない。で、プログラマだったか?彼女が指摘したクソ恥ずかしい名前つけられた殺人鬼さん。ジェノサイダー翔さんだったかな?正直、こんな名前つけられたら、ふざけんなって本人がネットで名乗りあげそう。キラがどれだけマシな名前かよくわかるジェノサイダー翔。

 問題はジェノサイダー翔クンが現在既にいるのかどうか。正体不明の1人を除いて残りのメンバーは主人公が把握していた人物。ただし「本物」かどうかは不明。主人公が知っていたのは名前とある程度の経歴。顔すら知らない。そして顔を知っていた人物ですら「雰囲気違う」と言いだしてしまう。こうなると、本物だと確信出来る人は意外と少ない。ただ、じゃあ「ニセモノ」だったとしたら、そいつは誰なのか?何のために入り込んでるのか。そのニセモノ=モノクマかね?それは無いわ。それだったら正体不明の人物でもいい。

 正体不明さんは、お約束として「黒幕」ではない。正体不明の奴がそのまま「やっぱり犯人だったか」なんて作品そうそう無い。

 主人公もさすがに違うだろう。割とありがちな気がするけど、実はあまり無い。反則だから。

 最初に死んだ人物。これはありがち。最初に死んだの誰だっけ?あー、メインヒロインっぽかった子か。これはさすがに…割と疑う要素の無い被害者でDVDの内容でほぼ本物確定の人物だからなぁ。死体すら確認されてない被害者とかだといいんだがね。この場合、最初の死人じゃあないけど、「ゲームマスターにみせしめ」として殺された&主人公が顔を知っていたけど、雰囲気が違うとか言われていた雑誌モデルだか何だか。現状、この子が怪しいという事になる。じゃあ、ホンモノがいたとして、そのホンモノがモノクマだったとすると、殺されたニセモノは誰よ?ってなるけど。

 将来が約束された学園だから「代わりに行ってくれ」と言われれば行く人はいるだろうけど…それが「何で自分でいかないの?」という謎な状況であっても。まあ、でも最初に推理じゃなくてお約束としてって書いたからその辺りはどうでもいいか。現状怪しいのは超高校級の何だっけ?モデルじゃないよな。まあ、モノクマに見せしめで殺された子。というか現状他に怪しいヤツがいねぇ。これでジェノサイダー翔さんでしたーだったら「ふざけんなクソゲーが」と言う事になる。主人公でした、なら展開と設定次第ではアリ。さくらちゃんだったら「すげぇ」と誉めてやるわ、あくまでも「なるほど」と納得いくシナリオだった場合のみだが。…正体なんて無くてモノクマはただのモノクマです、がベストかね?ドリパクみたいな「ただのいじめられっこの引きこもりが超能力を手に入れました」なんていう、「それだったら正体なんて無い方がいい」な正体はやめて欲しいところだな。いや、ドリパクの正体もそのぶん投げっぷりはもう敢えてやったのかなーといっそすがすがしかったけどさ。

 あー、そっか。超高校級の幸運とか意味わからん肩書きで学園行きになってるから、主人公の家族も怪しいのか。カオスヘッドとかカオスチャイルドなら家族が黒幕で確定なんだがね。主人公の家族と超高校級のギャル。そう、モデルじゃなくてギャルだった。現時点で怪しいのはこいつ等のみ。現時点で存在が確認されてない人物だと話にならんけど。ただ犯人が学園内にいないと手の出しようがないんだよなぁ。

ダンガンロンパ4章まで終わっての感想

 ゲームとしてはやっぱり子供だましの駄作。キャラはトガワクンだったか?クソメガネが多分大部分のプレイヤーの予想通りだったであろう「へっぽこつんでれ」でいい感じ。他のキャラはホント魅力無いけどな。3章時点でもうだいぶ死んだし、後ちょっとで終わるのかと思ってチャプターセレクト見てみたら、まだまだ先があるの見て絶望した。ボリュームあるな、結構。このゲームが楽しいと思える人にはいい事だろう。サービス精神旺盛なのは認めるよ。…まだまだ続くのか、これ。

 まず学級裁判前の「調査パート」の存在意義が無い。プレイヤーの自由意思で調査、証拠集めして、その結果だけで裁判に臨むなら意味もあるけど、本理全部自動進行でいい部分を無理矢理手動操作させてるだけ。まあ、この調査パートに限らず、ゲーム全体そんな感じなんだけど。これだったら普通のテキストアドベンチャーでやった方がテンポ早くていいはず。

 調査が足りなくて、そもそも真実に到達出来ないなら、もうそれはプレイヤーがダメなだけ。調査からやり直せって事。まあ、現代のゲームでそれやると批判されるんだけど。でも、そうでもしないとゲームとして成り立たない。

 結局、全てのプレイヤーが「全く同じ調査結果」で裁判に臨む事になる。お飾りなんですよね、調査から得られた「証拠」やら何やら。というか、あまりにも露骨な証拠だらけで萎える。そこに「プレイヤーが掴んでない事実」が裁判の場で次々出てくる、これによって、調査パートでプレイヤーが想定した結果と違う結末になる。こんなのはプレイヤーの裏をかいたとは言わないし、ドキドキする展開でもなんでもない。超展開に等しい「クリエイターが絶対やっちゃいけない」事だわ。

 後は単なるゲームもどき。漫画の絵あわせなんて、「入口」と「出口」の区別はつくか?と言いたくなるような「似たような絵柄」で「これじゃ意味があわない」とか主人公に言いだされてムカっとくる。お前の絵が下手でわかんねぇんだよ。朝焼けと夕焼けを区別しろって言ってるようなもんじゃねぇか。その他の3択も「作り手が用意した答えは○かもしれんけど、間違いとされた□でも論破できるだろう」とか、実にイライラしてくる。で、「あー、そういえばそんな伏線あったわ。あ、すごいな」とかならなくて、プレイヤーの想定外の部分は全て新事実のみ。主人公が何故かとことん無視する「製作者は多分伏線としてプレイヤーを驚かせたかったんだろう」って部分が前述の通り、どれもこれも露骨なんで、むしろイライラするだけっていう。その挙句に死体、殺人事件でパロディ、ネタ遊び。面白くねぇよ、そんなの。ダンガンロンパのファンとは多分全く相いれない。…質が低い作品ではないんだと思う。でも、ネウロに近い不快感はある。レベル低いシナリオを全部ネタで誤魔化そうっていう。

 あー、いた、好きなキャラ。何かAI。もう生き残ってるキャラ少ないけど、キリギリさんは本物の学園長というか元学園長の娘なんだろ、多分。ただ、未だにあまりにも経歴がよくわからん。他のキャラはもう正体も何も無い。で、やっと存在が示された最後の1人。…侵入出来ないエリアでずっと1人で暮らしてたんだろうか。拷問に近いな、それ。

ダンガンロンパクリア

 主人公達の置かれた状況とかは、割と早い段階でネタバレはしていても、確信出来る部分は無いまま。一応最後の最後まで真実を隠して「驚愕の事実」を披露。そして、その事実はこの作品の根幹。カオス何たらシリーズよりはこの点遥かにマシ。驚愕…する人は多分ほとんどいなかっただろうけど、その事実が無ければこの作品の物語が成り立たない。そして、ヒント、伏線はいくつもばらまいてきた。というか露骨なヒントばらまきすぎてるから驚けないんだけどさ。

 というわけで、1章部分は公式ネタバレOKらしいので、最初の事件を振り返ってみよう。何で「ムカムカすらする」とまで言うハメになるのか。どれだけ稚拙な殺人事件とトリックなのかを。

 主人公の推理が間違っていて、偶然犯人だけ何故か当たったとしか思えないぐらいにヒドいんですよね、最初の事件からして。

 まず状況は、「さあ殺しあえ」という状況になっても、一向に何も事件が起きない事に業を煮やしたゲームマスター「モノクマ」が全員に「動機」をプレゼント。その直後に事件発生。…怖いのう。

 主人公の推理ではだ。「AはBを殺害するために、調理室から包丁を持ち出しBを部屋に呼び出した」。動機がばらまかれた直後にこんな事をしてBがやってくるのか?というのと、Bはこれをチャンスと逆にAを殺しにかかるかもしれない。動機は全員にばらまかれた。「自分が殺したいと思ったなら、相手も殺したいと思ってるかもしれない」。でも、主人公の推理からすると、明らかにAはそんな事考えてない。Aは女性で、Bは屈強な男性。…真っ向からぶつかったら勝てるわけがない。そもそも、誰を殺してもいいのにAは何故Bを選んだのか。BならAの誘いに乗ってくれるという確信があったのか?この辺りの推察がまるで無い。

 まあでも先に進めよう。BにAを殺害する意思があったかどうかはわからないけれど、とにかくAの部屋を訪問した。部屋は完全防音が既に立証されてる状態。この状態であれば、AがBを殺害する最大のチャンスはAが部屋に入る瞬間。BもAを殺そうとしてるかもしえないというのを考えても超先制あるのみ。それか、相手が部屋に入ったら中に入るのをうながして自分は扉を閉めるためにその場に残るフリをして、後ろを向いた相手を攻撃。

 ところが、状況を見る限り、そして主人公の推理では、AがBに攻撃したのはAがBが部屋の中央ぐらいに行った後かなー。包丁で攻撃。包丁で人を殺害しようとする場合どうするだろう?人を殺した事のない高校生だから当然深い事は考えない。腹か胸を一突きだろう、普通。ワンアクションで繰り出される高速打撃。不意打ちでもあるし、普通防げないっす。

 が、その部屋にあった「刀の鞘に攻撃を受けた跡」があった事から、「BはAの攻撃を鞘で防いだ」と主人公は推理。AとBと刀の位置関係までは誰にもわからない。が、Aが攻撃を繰り出してから、もし目の前に刀があったとしても、それをとって攻撃を防ぐのは普通無理だわ。どんだけ遅いんだよ、その包丁。遠距離から突進でもしてきたのか?そして、そうだとしても、突き出される包丁を刀の鞘でガードするのは困難。避けた方がいい。もし、鞘で防ぐなら、ガードではなく、鞘を振り下ろして包丁を叩き落とす。これがいい。でも、これだと鞘に刃の後は残るんだろうか?Aは包丁の刃を上にして突き出したのか?そうでないなら、Aは刀剣のごとく包丁をBの頭上に振り下ろしたか?…極めて異常である。

 実のところ、Aの部屋は主人公の部屋で直前に部屋を交換済み。主人公の部屋にある刀はAが主人公を唆して主人公に盗ませて部屋に置かせたもの。

 つまり、普通に考えれば、凶器は包丁ではなく、その部屋にあった刀。座ったBに向けて事前に鞘から抜いておいた刀を振り下ろす。が、鞘が偶然にもBの目の前にあったため、Bは鞘でガード。こうだろう。もちろん、主人公以外の生徒から「Aが刀を」という意見が出た。が、刀には金箔がはってあり、持つと手が金箔まみれになる。Aの手はキレイだったからそれはない、と一蹴。夜はシャワーも止まってるから手を洗う事も出来ないと。…えーーーーー、トイレは?シャワールームにはトイレもついてたけど、トイレも使えない?ウェットティッシュとか無い?

 ただまあ、AがBに対して使った凶器が何であるかはこの事件にとって多分大した問題ではない。よっぽど大きな見逃しが無い限り。

 そもそも、本当にAがBに攻撃をしたのかどうかすらわからん。

 何にしても、死体等の状況から、AはBに鞘でどつかれたであろう事がわかる。刀の位置からして正直何故そうなったのかさっぱりわからんから推理ミスじゃね?って気もするんだけど、思わぬ反撃とやらを受けたAはシャワールームに逃げ込む。インシテミルと違って深夜徘徊は禁止されてないんで、部屋から出て、建物の構造を利用して逃げるべきだったろうと思うんだがね。シャワールームと部屋の扉の方向は同じ。もちろん、Bの立ち位置が扉を塞ぐ形になってたら無理だけど、刀が置いてあった位置とか考えて…うーん。

 まあでも、これも話を勧めよう。シャワールームの扉を開けられないBは扉を開ける道具を取りに自分の部屋へ。

 さて、この時、Aはどう考えるだろう?扉が開いた音がしたが、Bはどうしたのか?イレギュラーなケースを除けば大きく3つの理由が考えられる。1.相手が閉じこもった事で興奮が冷め冷静になったBは自分の部屋へ。2.扉を何としてもこじ開けるためにこじ開ける道具を探しにいった。3.出ていったと思わせ部屋で待ち伏せしている。

 Aにとって3だった場合、扉を開けたら攻撃を受ける。とはいえ、1だった場合、翌朝になれば自分の犯行がバレる。殺害はしていないので何のペナルティも受けないとはいえ、他の生徒達の見る目が厳しくなる。というか監禁措置されかねない。とはいえ、自室に戻りロックをかけられてしまったならどうしようもない、つまり「翌日以降の悲惨な生活を覚悟するしかない。謝罪謝罪謝罪謝罪」でな。2の場合、すぐに戻ってきてしまい、その後扉をあけられてしまう。これは閉じこもっている場合ではない。

 と言う事はだ、3の可能性を考慮して、扉の影に隠れ、かつしゃがんでた方がいいのかな?で扉を開ける。Bがいないようなら、殺されるよりマシと扉にロックをかけるか、「何としても開ける」とBが戻ってくる事を期待して、シャワールームの扉を閉め、自身はベッドの下に潜り込む。か、相手が扉を開けた瞬間に攻撃するために街咬めるか。ベッドの下の場合、Bが素直に「Aはまだシャワールームにいる」と思い込んでくれる事を信じた場合の行動。ちなみに、主人公の部屋のシャワールームは外からでも中からでもロックかかる特別仕様。開け方が特殊。これは「主人公の部屋だけ」かつ、モノクマと主人公とA以外知らない事実。なので、シャワールームにロックかかったままなら普通はまだAはシャワールームにいると思い込む。後はシャワールーム開けるのに必死なBを背後から攻撃すればOK。

 ところがだ。現実にはAはシャワールームで包丁を刺されて死んでいる。

 主人公の推理が正しいなら、Aは「逃げ道が無い上にBが殺す気でいるならいつかこじ開けられてしまうシャワールームに閉じこもって死ぬのを待ってた」という事になる。Bも何故かAを殺す事に必死。

 結局、Bはシャワールームをこじ開け、無事Aを殺害。この際にAは自分の身体で隠す形でダイイングメッセージを自身の血で壁に残す。11037と。…………見た瞬間恥ずかしくなるレベルに使い古された手法。悲しくなるぐらいに稚拙。後ろ手に書いたから逆さまになる。11の間にはよく見ると斜め線が!…つまり「11037ではなくLEONなんだ」…小学生低学年向けの漫画かよ。えと、Bの名前は「桑田レオン」。なのに、何で書きやすい「クワタ」にしなかったのか。書きやすいとまでは言えないけど、文字数の事もありLEONよりは楽な「レオン」でもいい。何でわざわざAは「LEON」なんてアルファベット使ったんでしょうね?数字と誤解させるため?いやいや、もし殺害者が発見したら、その数字の意味わかんなかったとしても消すっつうの、明らかにダイイングメッセージなんだから。1と1の間に斜め線もうっすら入ってるわけだし。つまり、被害者Aは「シナリオ作家=神」の都合で強引にアルファベットで書かされた事になる。…そうでないなら、このダイイングメッセージは誰かの罠だろう。

 小学生高学年ですらバカにしそうな「11037」を使いたいがためだけに「死にかけの被害者」にわざわざ「通常選択するわけのない」文字を使わせる。クソだねー。

 その後、Bは部屋を必死に掃除。「Bが部屋にいた痕跡を消した」、髪の毛が落ちてないとか何とか言ってた。掃除中に落ちそうだけどな。

 ダイイングメッセージには気づかなかったけど、実に冷静なB。でも、余裕で返り血浴びて処分に困る。…何やってんだ、こいつ?

 焼却場はあるけど、ロックかかってる。ところが、他の施設と違い、焼却場だけは扉ではなく、鉄格子。隙間だらけ。そして焼却開始スイッチはボタン式で前面にある。幸いにして桑田レオン君は超高校級の野球選手!鉄格子越しにスイッチに何かを当てるなんて余裕!!偶然にも何かガラス玉があったから、それを投げつけて起動させました。そして、「焼却装置の放り込み口とでもいうべき」ものに「フタ」は無く常に口が開いてる状態。なので、超高校級の野球選手のレオン君は返り血を浴びた服を丸めて投げました!でも、袖が引っかかって焼け残って床に落ちちゃった。後、ガラスも散乱してる。でもまいっか、これでもう誰も俺の犯行だなんてわからねぇはずだ!

 包丁を刀剣かのように振り下ろしたのか?というA、何故か危険なシャワールームにずっと残ってたA、何故かわざわざ文字数多いアルファベット使ってダイイングメッセージ残したA。でも、そんな事より最後の焼却場でのレオン君の行動が一番面白い。焼却場が扉ではなく鉄格子でロックされていて、その他の仕組みが何もかも、この「お前頭悪いだろ」って言いたくなるレオン君の証拠処分用に設定されてて笑うしかない。そして、この施設は「そういう用途の為にわざと」作られていたんじゃあない。施設自体は「普通に元から存在していたもの」だからな。クローズドサークル用の特殊建物ではないから笑うしかない。

 第2の事件以降もこんな感じ。先にトリック…これは犯人が仕掛けたトリックとかではなく、作者が仕掛けたもの、これが先にあって、そのトリックに合わせて犯行を描く。その描き方は別に間違ってないけど、普通はそのトリックを使う為に「無理矢理」でも、理由を設定するんだ。ダンガンロンパはそれをしない。どんだけ低能なライターだよ。で、このヒドい犯行をあーでもないこーでもないとゲームもどきで。

 調査を行うのは超高校級の何たらといえど、その方面では素人のただの高校生。調査用の道具も無い。つまり指紋が残っていたとしても、そこから犯人調べる事すら出来ない。そんな状態で、調査に使える時間は2時間ぐらいなのかな?一定時間としか言われてないんで、どれだけ使えてるのかわかんないけど、いくら狭い建物内での事件とはいえ、極めて調査時間が短く、そこから推理する時間すら与えられない。だから、主人公達がとんちんかんな推理をするのは仕方ないかもしれない。でも、殺人犯達の犯行はちょーっとヒドすぎるかなー。失敗=死なんだぜ?もっと考えてやれよ。

何を占っても30%当たるという超高性能キャラ

 つまり、2択であれば70%当たるって事。もう超能力の域だな。占いの的中率って意味がわかんねぇけどな。占いを何だと思ってんだ。未来予知じゃねぇんだよ。

 とりあえず明日を占えるとしよう。彼が「明日晴れる」と言ったなら、7割の確率で「晴れない」という事。これは使える。1週間以内に大きな地震があるかどうか毎日占ってもらおう。これは使える。

 葉隠クンは実に残念な子。こんな恐ろしい的中率を誇る能力持ってるのに、全く使いこなせていないとか。何故その能力を黒幕探し、犯人探しに使えないのか。全く残念な子だ。

 一方、ダンガンロンパで一番可愛い子…フジサキさん。この子はプログラマじゃない。だが、プログラマかどうかは正直どうでもいい。とても可愛い。でも、別に好きなキャラじゃあないんだよなぁ。

 現実の職業プログラマに当てはめようとはさすがに思わない。…ちなみに現実の職業プログラマの場合、優れたプログラマとは、バカでもわかりやすく仕様を、見やすい図、読みやすい文章なんかで物事の本質を解説出来る人。現代ではSEとプログラマに境は無くなってるので、他人の意味不明な言葉を的確に読み取り、かつ、無茶を通さない高い交渉能力もあればなお良い、後は進捗その他の管理。これが優れたプログラマ。物事を論理的に組み立て、それを他人にわかりやすく解説し、かつ、それを誰でも簡単にコード化出来るよう文章化する能力の持ち主。…高い語学力と管理能力が必要とされる。

 ただ、これをアニメやゲームに持ちこんで「こんなのが優れたプログラマとか」って指摘しようとは思わない。そこはファンタジー。イメージとして「何か超高速で打鍵してる」「誰にも何やってるのか理解出来ないけどスゴイ事出来てる」これでいい。「何やってるか理解出来ない」なんて真逆だけどな、優れたプログラマ像と。でも、それでよい。ただね、そういう方向から見ても、フジサキさんは「違うよね」と。何か何もわかってないマスコミみたいなレベル。「犯人はプログラムが得意なのでPCも簡単に組み立てられたはず」みたいな、お前本気で言ってんの?ってレベルだな。これがダンガンロンパのシナリオクリエイター。これを実装したプログラマ達可哀想。あんなまともに自己主張出来ない子にプログラマは向かない。

 壊れたPCを修理出来るのはプログラマではない。それはPC修理士、PCエンジニア。機械的な技師だわ。そして、高度なAIを組み立てるのも勿論プログラマではない。……せめて、どこかのネットにあっさり侵入して情報盗むとかにしてくれ、もちろんそれもプログラマではないが。一体、世間一般ではプログラマは何だと思われてんだろうな。コンピュータ全般の何でも屋か?何でも出来るのか?今の時代、コンピュータ絡み多すぎるし、もう何でも出来るな、それは。なので「プログラマだから面白い漫画が描ける」「プログラマだからロボットのパイロットになれる」とか、そんな話になってくる。ダンガンロンパに出てきた「超高校級のプログラマ」とやらはこれだ。頭悪すぎてイライラする。

 これを他のキャラに当てはめると「超高校生級のスイマー」はレーザーレーサーのような高速水着を開発し、最も効率的な体型というのを自ら計算できる人物とかそういう話になる。絶対違う。そうじゃない。実際ただの体力バカなキャラだし。ギャグ漫画とかならそういう全部1人で出来てしまう天才はアリだけどさ。水泳選手はやっぱり「自分の身体」に対して時間をかけるべきで、水着の研究に使う時間あったら大人しく休んで体力回復しろとか、そういう事になる。それはプログラマでも同じなのですよ。色んな事が出来る人ってのはやっぱり現実からみれば「無駄な知識増やしたバカ」ってなる、専門家からすれば。

 ちなみにだ、何か作業やってて「面倒だ」と思い、クソ長いコードを書いてでも楽をしようとする、それが真正のプログラマだ。これは機械任せに出来るんじゃないか?とか。社会生活においても、何かの機械の頭の悪い動作に「もっと効率よく出来るだろ」とか思ったり、これはどんな法則で動かしてるんだ?と考えこんでみたり、質の悪いモノにイライラしたり、それがプログラマ。

だんがんハイスクール全キャラのエンディング?見終わってからの感想

 メインヒロインじゃなかったメインヒロインっぽい人さんが、やっぱりメインヒロインだった。1人だけ別格。

 全般的にイメージ良くなるキャラばかりの中、桑田レオン君は、本編でとっとと死んだおかげでどんなキャラかわからなかったのがむしろ良かったってぐらいのクズだった。実はやっぱり野球好きだったかもアピールされてもムカムカが増す一方。他のキャラはこのモードだけでも幸せで良かったなと思える。11037だけは死んでも全然惜しくないクズ。生きてて迷惑かけるって事は無さそうだけど、彼のチームメイトとかは多分、11037の事が大嫌いだと思うぞ。

 本編でも「実は結構いいヤツ」みたいな扱いになってた御曹司君も間違いなくクズなんだけどな。死体もて遊んで事件ひっかき回したり。

 意外とヒロインしてたのがフカワさん。彼女は本編でもクズではない、ただの変態ってだけで。ただ…許されてよい存在ではないはずなんだよなぁ。

 クズ度ランキングってあるけど、「クズ=悪人」ではないぜ。黒幕さんは純粋悪。クズではない。ジェノサイダーもクズじゃあくて、変態犯罪者。

 単純にクズ度で順番つけるなら「クワタ>トガミ>ヤスヒロ>ハガクレ>オオワダ>フカワ>ヤマダ>マイゾノ>キリギリ>イシマル>アサヒナ>オオガミ>フジサキ。主人公とエノシマとイクサバの3人はよくわからん。主人公はホントよくわからん。エノシマ、イクサバはエピソード少なすぎてわからん。上位4人のクズ度はかなり高い。ハガクレ君はスクールモードですら最後の最後まで主人公に警戒されたままだからな、あまりにもクズ言動多すぎて。悪人ではないけど、いわゆる「人間のクズ」。

 色々検索するに、キリギリさんの評価高すぎて笑うしかない。こういう奴らがこの駄作を高く評価しちゃうわけか。ストーリー上、メインヒロインなわけだが、じゃあ、この子が良い子なのかと言うと極めて疑問だぜ。真実わかっていても黙ってたり、トガミよりはマシだけど、仲間同士で争ってしまうような空気の悪さ生み出してる原因の1人なんだから、彼女は。

 同じく評価の高いイシマルクンも、自分の考えを他人に押し付けてきて、天才は敵!と「天才は努力してない」と勝手な思い込み…トガミが聞いたら激怒する。「お前は弱いから暴走族なんてやってるんだ」とか勝手な解釈で他人の生き方を否定するクズ野郎だぜ、奴も。周りにクズが多すぎて「まともに見える」だけで。まあ、暴走族という時点で否定されて当然の存在だから、実際どうでもいいけど。「極めて性格の悪いロック・リー」ってとこかね、イシガミクン。

 結果としてヒドい事をしたとしても、人として問題無いと思えるのは、オオガミ、フジキサ、ヤマダ、アサヒナかなー。朝日奈さんは逆に低く評価されすぎてると思うんだ。全滅企んだのは「優しい人だからむしろしょうがない」と思える。彼女の場合、それよりも「爆発するかもしれないから」と主人公に扉を開けさせた事だろう。花京院かよ、お前は。何で主人公にやらせるんだよ。実際に爆発したら「超高校級の幸運」でも死ぬから多分。

 ただ、桑田クンですらアイドルデスゲームのリトブタを超えられない。あのブタ、なかなかの逸材だな。実際に犯罪まで行ってるクズはゲームだとなかなか出てこなくて、その方向だとただの悪人になりがちなんで。リトブタは悪人ではなくてクズだからね、あくまでも。差がよくわからんなら、「ディオは悪」「カーズはクズ」と言えばその違いわかるだろうか。まあ、ディオも母親に自分の子供を殺させたり、ヘンな合成獣作ったり色々やらかしてはいるけど。「悪魔将軍は悪」「スーパーフェニックスはクズ」でもいいかな。

ダンガンロンパ2を開始

 これはPSP版当時から、前作との関係とか特に語られず発売されたんだろうか。前作とは関係なく1からやり直しているとか、前作と同じ世界だとか。

 まあ、何か3が1からやり直してるって話なんで、2はつながってるんだろう。そして時間も「だんがんハイスクール」でのウサミの登場に「早すぎる」とかモノクマ文句言ってて、これはリアルタイム時間ではなくゲーム内世界での時間っぽい。

 とはいえ、前作の後に普通に入学するシーンがあるわけはないので、入学シーン自体は前作の過去。2のキャラは1の先輩に相当する人達。…いくら高校生って言ったって、最低でも3年か?そんなに過ぎてたら体型とか変わってるだろうよ。でも、それでも1の後の話であって、1の過去においてもモノクマは同じような事を別の学年でも行っていたなんて事は無いはず。というか、それだと話が合わなくなってくる。

 そもそも黒幕は死んだはずなのに、モノクマが動いてる。というか1のエンディングで普通にモノクマ復活してたしな。モノクマの正体が変わるという事は正直考えがたい。性格の問題があるんで。なら、黒幕はAIとして自分の人格を残してモノクマに組み込んでいた。こんな事が出来るなら、学園の生徒全部、デジタルデータとして保存しておく事も出来るだろう。これであれば「肉体が存在しない」から、何年経過しようが入学当時の姿と認識させる事が出来る。2の世界が現実世界でないなら、どんな非現実的な事があっても問題無し。

 ただ、目的はわからんな。ウサミが味方である事はだんがんハイスクールから見て信じていいだろう。まあ、だんがんハイスクールはVita版での追加要素との事なんで、2発売時点では存在していない情報。そこから類推するのは卑怯だが、知ってしまってる以上仕方無い。

 死んでしまった学園の生徒の復活計画かね?何で仲良くしないといけないのかがイマイチわからんが、多分これは正解出すためのピースはまだ揃ってないというか多分ほとんど出てない。で、この舞台をモノクマに乗っ取られた。裏切り者がいるという情報は「ウソ」だと判断する。だって、元々はウサミが始めた事ですもん。

 前作と同名で声も同じ、性格容姿は「並行世界の同一人物?」って感じで全く別人って程ではないけど、同じとは言えない。こいつが何なのか。跡継ぎはまだ決定してなくて、跡継ぎ候補の名前は皆同じ?…でもさ、学園に入学した生徒は一般的に広く知られている、同じ名前の生徒が同じ「超高校級の御曹司」として入学するとか狂ってる。……この同名のキャラだけは本人?それだとウサミの仲間って事になるな。…………うーん。

風呂に入らないと臭くなるとか、デジタルデータではないのか?

 1を更につまらなくした感じの2。つまらないのでなかなか進まないわけですが、時間は間違いなく1の後。1をプレイした時に、「これ電脳世界での話で肉体は現実にあるんだろ」と思いながらプレイしててキリギリさんがモノクマに「私の身体に何をした」とか言い出すんで、あーやっぱり、とか思ってたんだ。でも、進めてみると、どうやら現実世界らしい。……でも、今度こそ電脳世界での話、だと思うんだわ。でも、そうだとするとものすごい現実の再現率だよなーって。

 で、そこで思う電脳世界やら仮想現実やらの可能性とAI。正直に言って、大して発展するとは思えない。…全くの素人の意見でした。

 電脳世界はともかく、AIは現状過大評価されすぎじゃないかなと。技術の発達で計算速度はあがってる、でも、それはAI技術とは別の世界。AI自体は全然進化してる気はしない。「将棋で人間に勝てる=優れたAIではない」。それは、ただ単に将棋に強い機械ってだけ。そしてこの技術はAIの発展に寄与しない。

 いわゆる量子コンピュータが実現しない事には最近言われているような、思考するAIなんて無理だろっていう。現代で一般t系に普及してる技術だと、ただ英語を日本語に翻訳するだけですら、みんな大好きエキサイト翻訳みたいなのだからなぁ。感情を理解出来ない機械に人間の仕事を代行させるのはまだまだ難しい。

 そう、AIに仕事を奪われるってのは、どこの素人の意見だろうなと思ってしまう。そりゃ機械に代替させる事で、より精度が高く、かつ早くこなせるようになる業務もあるだろう。かつて人間が行っていた駅の改札も現在は自動改札が主流。これは機械に仕事を奪われた例。それでも…「現在においても機械で十分」な仕事を何故人間が行っているのか。キャッシュディスペンサーがあれば、預貯金に関しては銀行窓口は不要だろうか?…機械の導入と整備の経費より、人間の賃金が安かったらどうなのだろうか。

 全くの素人とはいえ、「人間に変わって仕事が出来る機械」はこの先も生まれる、これはわかる。「AIがとって変わる」、これは我々が生きている間に起きるんだろうか?というか、そこまで発達するだろうか。というかそもそも本当に可能だろうか。すぐに限界に到達しないかな?

F男の妹とE子が同級生ならF男君は最低でも1学年上なのか?

 福沢祐巳と祐麒みたいに同学年だったり、双子の妹とかって可能性もあるけど。兄妹揃って超高校級だったのか?まあ、予備学科とか怪しい単語出てきたけどさ。

 2のキャラの実年齢はもうバラバラという可能性もあるかと最初は思ってた。けど、どうもホントに同級生っぽい。そうなると、F男君も一学年上なんて事は無いだろう。

 ただ、F男の妹とE子と連続して生徒が死亡。しかも殺人事件。舞台は希望ヶ峰学園、世間的にもかなり有名な事件のはずなんだけど、1のキャラ達はそれを知らない。最低でも事前に下調べした1の主人公が学園の悪い噂を耳にしていないわけがない。という事は1のキャラが既に学校生活してる時の事件って事になる。ジェノサイダーの話題も出てるし…1と2のキャラは非常に近い世代。というか普通に1学年上か、2のキャラが。記憶ねつ造されてるなら、数十年前の生徒とかって可能性もあるんだけど。さすがに、それやると何でもありになりすぎる。

 E子を殺害したのはF男君ではなく、登場していない、仮称G子だろう。超高校級が集まる学園…F男妹殺しの犯人も、E子殺しの犯人も即刻バレたと思うんだがなぁ。この世代どうかしてるのな。で、E子さんは何?超高校級の親友?何にしても1の世代よりも随分と生徒多いな。

 そして思うんだ「世界の破壊者」は普通のネーミングだと。これがワールドデストロイヤーだとものすごく恥ずかしい名前になるけど。小学生は「世界の破壊者」とはつけねぇわ。このネーミングはどちらかというと30代以上の発想。…他人事のように言ってるけど名付けたのはモノクマ本人だろうし。実に残念なネーミングセンスだな。実年齢が30過ぎだとか、モノクマの正体が1とは違うとかなら話は別だが。

いくら何でもダンガンロンパ2の3話目の犯人の行動にはあまりにも説得力が無い

 1からずっとロクでもないんだけど、特にヒドいんじゃないだろうか。第1話からいきなり「保険委員だから」「検死が出来る」とか、1作目のプログラマ並に「いや、出来ねぇよ」と言いたくなる事やってるけど、2。

 犯人は「自分が犯人だとわかってもらう為にわざわざ意味不明な事をした」としか考えられない。結局、作中提示された「何故犯人はこうしたのか」も一部未解決のまま、犯人はお前だ!で何もかも終わり。いや、おかしいだろ。

 見立て殺人での「殺害順序入れ替え誤認」トリックなんて、これも11037並に使い古された陳腐なアイデアで、今時誰もこんなトリック使った作品描かない。…金田一少年は別として。

 トリックのネタバレも含まれちゃうけど…入れ替えるには入れ替えるなりの理由がある。が、この3話目での「入れ替え」には全く何の意味も無い。どっちが先に死んでいようが全く関係が無い。そう、全く関係が無い。誤解しようが気づこうが誰が犯人なのか誤認する可能性も無いし。それで犯人がわかるわけでもない。というかほぼ同時に死んでるだろうし。

 首吊りに見えるけど、実は絞殺だった。つまり首吊りによる死だと断言した人が犯人だ!!…え、おかしくね?犯人は最初から「首吊り自殺」トリックを使うつもりじゃなくて、ついカッとなって偶然持っていたロープで怪力でもって絞め殺して、そしてアドリブで首吊りに見せかけたとでもいうのか?…つまり、殺害現場は被害者の部屋で。犯人は死体を運んだ。…わけが無い。見つかるわ。ならば、殺害場所は死体が見つかった場所と同じ。…何で2人でそんな場所に行くのか。

 普通に考えるにやっぱり衝動的に殺したんじゃあなくて、計画的に殺害し、自分が犯人だとわからないように首吊り自殺トリックを行った、計画通り。なら、「絞殺」しちゃダメだろう。気絶させたらその後、実際に首吊りで死ぬようにしないと。今まで散々、仲間達の能力は見てきているわけだし。…その後もこの犯人が行ったトリックはただ単に「驚かせる」だけの意味しか無くて、犯人特定を困難にするものではない…犯人のアリバイを成立させる程度の意味はあったけど、正直な話、そこまでする意味はやっぱり無い。というか「接着剤でドアをくっつける」なんていう「跡が残ってすぐにバレる」トリックなんて「接着剤つけてる場面見られる可能性」の高さを思うと意味不明と言っていいレベル。全く何の意味も無いトリックをいくつも仕込んでいた。…散々自分は犯人ではないとゴネたけど、やっぱり最初の最初から「バレる」ように犯行を行ったとしか思えないな。自分を追いつめるためにわざと不要なトリックをいくつも使い、そのいくつかでわざとミスしたかのような痕跡をいくつも残す。後は追いつめられておしおきされるだけ。

 足跡つけない為に屋根から脱出しようとするバカとか何なの?足跡つけないだけなら、扉から堂々と出ればいいだろ?そして屋根に昇るそのトリックは…いやもういいや。

 そして、ようやくダンガンロンパの何が受け付けないのが理解出来てきた。まず、トリックの類は稚拙な上にツッコミどころ満載。「製作者の為の犯行」としか言いようがないものが多い。でも、それでも面白いと思える作品はあるだろう、多分。要するにゲームとして面白いかどうか。で、これは残念ながらゴミレベル。裁判場面とか「もう答えわかってる」という状態でも、「製作側が用意した奇妙な答え」と一致しない限り先に進まない。「何故、このワードで反論成り立つんだ?」とか思う場面もしばしば。こんな頭のおかしい製作者の用意した答えを見つけるゲームが面白いわけもない。わけのわからんサブゲームやらされるしな。

 シナリオ、トリックの設定、ゲーム、どれもダメ。となるとキャラ。が、実のところこれが一番問題あるだろうっていう。リアルでないってぐらいならいいけど、ネタまみれ。要するにギャグ漫画のキャラ。こいつ等が殺人しようがギャグにしかならんだろっていう。何をやってもネタにしかならない。このギャグ漫画レベルってのが、こち亀レベルなら、まだ「普通の人間」だからいい。でも、コロコロコミックだとか小学生向けのギャグ漫画だとそうはならない。2のキャラは更にネタ要素が強まってクソキャラだらけ。小学生向けギャグ漫画は小学生には面白い、けど、ある年齢を超えると途端に受け付けなくなる。「こんなヤツいねぇよ」っていう「何故そんな事を考えたのか」が常人の理解の範疇に無い奴らしかいないから、誰の犯行だろうと全く驚かない。驚きようがない。後は2になって30代、40代向けかなー。その世代ならよくわかるネタ大量にぶちこんでる。で、それって「誰でも出来る」事で、これはクリエイターの逃げでしかない。それを楽しむなら、もっと別のゲームでいい。

 唐突に出てきた脱出ゲームも「盗作だよね」って言いたくなる、既出のものばかり。トリックもそうだけどな。シナリオライターとトリックやらの担当が同一人物だろうが別人だろうが、そいつ等を抹殺しない限り小学生向けゲームから脱せない。小学生向けゲームとしてはちょっと悪意が強いけど、まあ「問題無い」。ゲームやらアニメやらの影響は「ある」けど、そんなに強いものじゃあない。現実として、ドラえもんの方がよっぽど問題ある内容だしの。

とりあえずダンガンロンパ2の本編は終わった

 後は2周目ぐらいまでは楽しめるであろう、だんがん何とか。だんがんハイスクールと同じだろ、多分?

 1,2通して作中最もその死を悲しまれ、モノクマへの憎悪がはっきり描かれたのが「アルターエゴ」なのが、ある意味リアルといえばリアル。

 記憶があろうが無かろうが、互いに最大限に信頼する事は出来ない。その点、アルターエゴを疑ってた人はいない。彼だか彼女だかも「モノクマの罠かもしれない」と疑う奴が1人もいないという、「ご都合主義」まみれなシナリオだけど、まあ、つまり誰も心の底からは信頼出来ないけど、アルターエゴは信頼できる、癒しになる。最高の仲間だ!…だからこそ一番悲しまれたんだろう。リアルだな。

 未来機関だの何だの話を大きくしようとして滑ってしまった感が強い。そして、1以上に舞台の仕掛けがかなり序盤の内にわかってしまって、本気で驚かされたのは、「七海=実在の人物ではなく、ただのプログラム」という事ぐらいか。頻繁に応答遅れるのは、現実世界とリンクして密かに交信でもしてるからなのかと思ったら、その辺りは特に何の意味も無かった辺りとか。タイマーとか、作中のキャラは全然気にしてないし、多分ほとんどのプレイヤーも気にしてなかった。…気にする意味が無かったから。でも、「タイマーに意味が無い」ネタももう色々な作品で使われてたんで、何かしら意味ある代物にして欲しかったところ。誰も気にしてなくても。「あー、そういえばタイマーなんてあったね。あー、アレそんな重要なモノだったんだ」ぐらいの驚きはあっても良かったんじゃないか。

文武どちらも1>2という悲惨な現実

 戦闘力、武力:イクサバ<オオガミ<<<<ニダイ=詐欺師<<<ジェノサイダー=ペコヤマ<<<<オワリ=オオワダ。

 戦刃さんとさくらちゃんが強すぎて他が霞む。というか女の子が強すぎる。男で強いの確定してるの猫丸君だけ。ただ詐欺師君はキャラに成りきるって事は文武ともに最高値な可能性も。これでは2のメンバーがモノクマにザコ呼ばわりされるのは仕方無い。1のメンバー相手に戦った後だからなぁ。

 学力、知力:エノシマ、詐欺師、トガワ、フジサキ、キリギリ、イシマル、フカワ、ソニア。

 知識の方面や使い方にもよるけど、2のキャラは全般的に運動能力、趣味方面に特化してて、冴えるキャラがいない。プログラマという括りのフジサキ君はどうやらメカ全般強いっぽいので、ソウダクンの上位互換の可能性も。というか、ネタまみれの割に「すげー」って思える能力持ってないんだよなぁ、2の連中。ニダイ、ハナマル、詐欺師の3人は別格、ペコヤマが結構凄い。後は雑魚。そんなイメージ。

 人間じゃないだろって言いたくなるさくらちゃんより強いらしいケンイチロウ氏は何故名前を知られてないのか。最低でも彼が若い頃に学園はマークしたかと思うんですがね。

せっかくなので2の最初の事件をちょっと検証

 検証ってほどでもないか。まず、犯人Aが集団のリーダーに「今日、誰か殺すよ」と脅迫の手紙。それがどこまで本気なのかわからないけど、用心のため、全メンバーを1か所に集め徹夜覚悟。ただし、全メンバーに手紙の事は知らせず、パーティー名義。…リーダー格好良すぎなのな。

 16人ものメンバーが集まって1夜パーティする会場…リーダーが1か所に集める提案をする事を予想していた犯人Aは、封鎖されていた建物「旧館」を提案。使われていない建物なので掃除が必要という名目で、「こんな事もあろうかと」と、くじ引き。自分がアタリを引き当て掃除担当に。

 まず、ここで多くの人が違和感持ったんじゃないかと思うんですよね。それと同時に犯人はお前だー!と。いやだってもう使い古されてるんですもん。くじを用意した人物が犯人だなんてのは。用意した人物はくじを引かない=最後に残ったくじを引く=最初からアタリが無いくじなら自動的にくじを用意した人物がアタリを引く。色んな作品で使われた手口だわ。本人は、「確かに色々仕掛けたけど、くじだけは本当にただの運」とか意味不明な事言ってたけど、そんなわけあるか。ヤツの「幸運」とやらはデタラメだと思ってる。ロシアンルーレットで1/6で生還なんてのも、アレ自分で弾丸の数選べるって事は弾丸の位置も自由自在。そりゃ「失敗する要素無い」よねと。特定の誰かを犯人にするトリックも、アレもさ、モノクマは「自分にとって面倒な材料については公平さを捨てる」「犯人でなくてもクロ判定をする」事が1作目で判明してるんで、「邪魔な裏切り者を始末」する&「クロを間違えて全滅」されてしまうと、卒業試験が行えなくなる=自分も外の世界に出られない。裏切り者だけが生き残っても、その裏切り者は絶対にモノクマを外に出す選択はしない、留年を選択する。修学旅行は終わらずモノクマは閉じ込められる。これじゃ困るわけだ。だから裁判でクロでない相手でもクロ判定はする。…超高校級の幸運とやらの幸運はニセモノ。ゲーム以外の媒体の事は知らんが、ゲーム中に示された幸運は全て、幸運以外の方法で説明が出来るからの。

 まあいいや。まず、違和感というのは、旧館の掃除なんて話になったら、「じゃあ全員でやろう」となる。嫌がる人もいるだろうけど、それでも、「くじを提案したのはお前なんだから1人で掃除しろ」は無いだろ。間に合わないかもしれないし、そんな事してたら。じゃあ、3人ぐらいでやろうとか。…そもそも、くじを用意した時点で、後々「一番怪しい人物」として真っ先に名前あがるわけだし、1人で掃除する理由として「掃除が好き」だとか言いだしてたんだから、最初から「くじ」なんてしないで、「じゃあ、俺が掃除するよ。どうせヒマだし、掃除好きだし」とか言えば済む話。

 たとえ、くじを用意しようと、それでも「1人に掃除を任せる」という展開はご都合主義すぎますな。

 さて、旧館自体はウサミだかモノミだかにより完全に封鎖されていて中に入る事は不可能だった。つまり、犯人A君も中がどうなっているかは知らなかった。この当日、掃除に入ったその時、初めて構造を知ったわけで、そこから即興で、その館で可能な殺人トリックを考えたわけだ。掃除しながら。犯人A君はあくまでも「超高校級の幸運」であって、「超高校級のミステリ作家」だとか「超高校級の芸術犯罪者」でもない。彼が瞬時に殺人トリックを思いつく事自体がこれもまたご都合主義。なんだけど、これはミステリ作品だとありがちで、ダンガンロンパ2だけが極端にヒドいわけでもない。

 ブレーカーが高い位置にあり、台でもなければ手が届かないという「幸運」に恵まれ、停電を意図的に起こし、暗闇の中の殺人トリックを犯人A君は考案。パーティー会場のテーブルの裏に凶器を張り付ける。…リーダークンがパーティー会場に入る前に凶器になるようなものを持ちこめないようボディチェックをする事を見越しての行動。こういう何らかの工作をするために1人で掃除名目で館にこもったわけだしな。まあ、この展開自体には無理はない。

 「幸運」な事に、館にはタイマー起動出来るエアコンが2台もあった。更に「幸運」な事に館には電気を無駄遣い出来る「アイロン」が複数あった。まあ、無かったら「割と何でもある」ショップから持ってくりゃいいだけだが。これにより、停電を起こす時間までコントロール可能に。主人公は「ブレーカーが落ちないギリギリはモノクマに聞いたんじゃないか」として、モノクマもそれ認めてたけど、ちょっと実験すりゃわかる事だし、そんなの。むしろ、モノクマはコロシアイに手は貸さんだろ?

 そして、殺人舞台は整いつつあった、が「幸運」な事に、これを目撃されてしまう。目撃した犯人Bは犯人Aを説得するが、犯人Aは受け入れない。犯人Bは仕方無いので「みんなに相談」するでもなく、Aが隠した凶器を回収するでもなく、「Aの殺害」を決意。……これはヒドい。

 「幸運」な事に、パーティー会場の床下に潜れる隠し通路があった。そして幸運な事にパーティー会場の床は隙間だらけ。床下から床の上が見える。何てこった、犯人Bはエロガキ…これはスカートを覗き放題。

 「犯人A」が誰かを殺害するために凶器を回収しにテーブル下に潜ったら、床下に潜んでいた犯人BがAを殺害。これがBが仕掛けた殺人トリック。Bは「料理人」としてパーティー会場にいない。「幸運」な事に旧館には「厨房」があったので、皆はBはそこで料理をしていると思い込んでくれる。実際に料理するわけだし。完璧、完璧な殺人トリック…どこにトリックあるかは別として。

 そして始まるパーティー。リーダーは徹底的に凶器を回収。厨房から包丁まで回収、料理に使われていた串も、ものすごい勢いで串料理をたいらげ回収。リーダークン格好良い。完璧、完璧な警護。

 突然の停電。来た、殺人の時は今。明かりが点くとリーダークン死んでた。…おいぃ、何でお前が死んでるんだ。犯人Bは何をやってたんだ!

 えぇと、停電になると同時にリーダークンは持ちこんでいた暗視ゴーグルを即座に装備。準備良すぎて笑える。怪しい動きをしていた犯人Aを発見。テーブル下から追い出す。犯人B、テーブル下にいた人物を凶器でめった刺し。この間、一切悲鳴をあげないリーダークン、さすが。…いや、そこは悲鳴ぐらいあげろよ。その無意味な根性は一体何なんだ?

 暗闇の中何が起きたかはわからなかったけど、「超高校級の軽音部」だから、音を聞き分ける事が出来たとか意味不明な事を主人公だか犯人Aが言いだす。そして、実際に聞き分けていて、しかも一字一句たがえず誰が何を言ったか記憶していた…聞き分け云々よりその記憶力がすげーよ。この能力は二度と発揮される事は無かったが。

 暗闇の中では「リーダー」が「お前、何やってんだ?」どすどすどすどす。「犯人A」が「いったーい」と倒れる。いや、台詞は違うけどな。そして、犯人Bが「厨房以外も停電なの?」。…おい、犯人B、お前はその部屋にいないはずだろ?何発言してんの?…もう、犯人確定じゃん、これで。台詞の内容からして、その部屋にいるという設定じゃないし。

 そもそも、犯人Bにも声は聞こえていたはずで、犯人Aがどうやら突き飛ばされたっぽい事はわかるだろうと。超高校級の軽音部とやらの再現が無くても多くのプレイヤーが、何が起きたのかは把握出来ていたはず。犯人Aが殺すよー宣言してそれを妨害しようとしていたBが何で犯人Aの声聞き逃してんだよ。…人を殺したかった、誰でも良かった。というヤツですか?

 トリックとかは別として、この停電中の声だけで、犯人が誰なのかはわかってしまう。リーダーが停電中に反応した事で、やっぱり「犯人Aが仕掛けてやがった」ってのもわかる。ただ、どうやらAは失敗して、Bが実行してしまったようだ、と。ここまでいきなりネタバレ。

 というかね、短い停電の時間で、何度か刺されたってだけで、何でいきなり死んでんの?なんだよな。いずれ死に至るかもしれんが、早すぎだろ、死ぬの。

 で、犯人Bは、リーダーだろうがAだろうが、ただ殺害しただけで、自分の潔白を証明する手段を持ち合わせてもいない。凶器は徹底的にチェックされていたんで、疑わしいのは、パーティーが始まる前に1人で掃除をしていたAと、掃除が終わる頃に厨房に籠ったB。もちろん、この2人以外に不可能ってわけではないけど、とりあえず疑わしいのはやっぱりAとBなわけだ。

 床下から一突き。これで被害者が逃げたら、その後死のうが、被害者は「床下から攻撃された」と証言はする。…こうなると部屋にいなかった幾人かが怪しいって事になる。事前に凶器を持ちこめた&その時部屋にいなかった人物なんて、Bしかいねぇ。…ただ単にAの犯行を防ぎたいだけなら、前述の通り、リーダーに報告して凶器を回収すればいい。Aが犯行を諦めようが諦めまいがな。でも、状況を利用して自分がクロになろうとした。事前に説明も受けてる、自分がクロだとバレてはいけないと。その割にあまりにも杜撰。

 前作より更にヒドい出来の悪い話が1発目から来たのには驚かされた。まあ、5話目のトリックは面白かった、アレだけは認める。色々と無理はあるけど、面白いとは思った。

そろそろ萌え2次大戦3が発売されるので、ダンガンロンパ2を終わらせに入る

 面倒だったけど2周目に入って、レベル99、電子ペットコンプリートとかを。

 プレイしてみると意外と2周目にも意味はあった。1周目にはクソゲーだらけのサブゲームの中でも最悪だと思ってたロジカルダイブ。これは、それ単体で取り出せばゲームとしては一番マシだという事には気づいた。…まあ、本編に挟み込まれている以上、それで評価するとやっぱり、最悪って事になるけど。選択ミスよりも普通にコースから落ちて体力減る事の方が多いし。選択ミスした場合、その時点で答えがわかる仕組みになってるし。無駄に長いし。…つまりは、サブゲーム班みたいなのは決して悪い仕事はしてない。問題は、こんなものを裁判パートに挟み込むという判断を下したアホがいるという事だろう。まあ、ロジカルダイブだけじゃなくて、どれもこれもNGなんだけど。つまりだ、サブゲームはサブゲーム部分だけ遊べるようクリア後特典につければよかったんじゃないかなと。ロジカルダイブ以外はやる価値無ぇけど。ダイブにしても最高難度じゃないとただのヌルゲーだけど。…最高難度ですらコース覚えるとヌルくなるから、コースの自動生成があると良いかな?

 後はやっぱり選択肢がヒドいよねと。相手の発言の矛盾や、間違った推理を「相手を論破できる材料でもって指摘」するはずなのに、相手の発言に対してぶつけるワードが「犯人のミス」。それがアリなら、ほとんどの場面で「犯人のミス」ぶつけりゃいいじゃないか。明らかにおかしな発言をしてる。でも、何をぶつけるのが正解かわからない。どう見ても手持ちのワードに使えるワードが無い。……何か記憶して使えそうなワードも無い。…「犯人のミス」とか、とんでもない言葉出てきてるけど…これ覚えてぶつけたとして、それで論破って犯人納得いかねぇだろと。「お前の発言は間違ってる。理由はお前の発言は間違ってるからだ」って事なんだぜ、これ。ヒドすぎる。もちろん、ゲーム中は主人公が勝手に「何をミスしてるのか」発言してくれるけど、その何が間違った発言なのかをプレイヤーが指摘するゲームなんじゃないのかね?その根底すら覆してしまうこの選択は結構凄いよなと。

 ゲームとしては意味はわかるけど、言葉だけで捉えると「これはヒドい」って笑えるのは「現場の違和感」。実際には「現場」じゃなくて、その現場の場所の名前だけど………。「違和感」で論破って。「お前の発言は間違ってる。何故なら俺が違和感を覚えたからだ」、通らねぇよ、そんなの。そして、これの真に恐ろしい点は、同じ話でもう1度「お前の発言は間違ってる。何故ならやっぱり俺が違和感を覚えたからだ」な展開が待ってる事だろう。これは、「違和感」というワードの方が間違ってるんですよね。だから不思議な論破場面になってしまう。「現場の死体の位置」とかもっと明確なワードであるべきだった。明らかにおかしな点を違和感とは言わない。

 そこで思うわけだ。ネタバレは禁止だろうから、詳細書かないけど「極上の凶器」とやらは、本当に極上の凶器たりえたんだろうか。凶器ではなくてトリックというならまだわかる…そうだとしても、大して役に立つ代物じゃないよねっていう。モノクマが特定の誰かを被害者と想定した上でなら話も違うけど、そうじゃあないだろう。というかね。1周目からこれものすごくイライラしてたんだわ。生徒手帳で確かめるという時から。検証が足りなすぎるだろっていう。モノクマの悪意に対して何でそんなにお前らは無防備なのかって。…まず、センサーの死角は無いか、縛った人間を寝かしておいたらどうか、心臓の鼓動なんかにホントに反応するか、生徒手帳をどこに置くべきか。あまりにもご都合主義だよねと。プレイヤーは「待て、しっかり今の部屋の構造と生徒手帳の向き、位置をしっかり覚えておけ」と思ってる。なのに、キャラはテキトーに行動してしまう。まあ、絶望病の時もそうなんだけど。1の時よりもイライラする場面が多いって事はそれだけ主人公とその他のメンツが無能ばっかりって事になる。実際には2の制作陣が低能というだけだけど。

 本気で問いたいんだが、ドッキリハウスで、七海の言う通りの構造だと信じた人は実在するのか?1人もいないって事ぁ無いだろうけど、全プレイヤーの1%にも満たないと思うんですよ。もちろん、正解に行き着く材料が無いから正解はわからない、これは「正しい構造が想定出来なかった」ではなく、「正しい構造も可能性の1つとして頭に浮かんでた」という意味で、正解がわからないにしても、七海の説が正解だなんて思う人はまずいない。「その可能性もあるよね」でとどまってしまい、「だからその説が正しいかどうか実験しよう」と普通は考える。それが出来てない時点で作者の勝手な思い込みゴリ押し。後になって、「なるほど、確かにあの想定には穴があった」となって、全プレヤーの半数以上が「騙された」と思うなら成功。でも、こんな誰も騙されないようなものを持ってこられて、それを軸にストーリーとトリック作られてもなぁと。

 後ね、これも言いたかったんだ。お前らが勝手に1階があると思い込んでいただけで、イチゴもブドウも地下だったかもしれないし、とんでもない上空だったかもしれない。どこにいるのかすらわからない状態なのに、「1階でこの写真はおかしい」ってのは、お前らの感覚が間違ってんだよ。これも作者が自分のトリックの事しか考えずに思考を停止した弊害だろうな。主人公達は自分達のいる建物の外観すら知らない。何色をしてどんな素材が外壁に使われているか。何もわからない。その状態であの写真を見ても、「だから何だ?」なんですよね。「お前の頭の中では想定した外観があったのかもしれないが、この写真でも別に何の問題もない」っつう。外が見えない建物ってのはそういう事だ。もしかしたらそこは建物ではなく、巨大な乗り物の中かもしれない。答えを勝手に想定してしまう、これは問題だな。

 「全く動いている事を感じさせないエレベーター」なんて事が可能であるなら、ストロベリーハウスもマスカットハウスもストロベリータワーもマスカットタワーも人知れず動くなんていう大掛かりなトリックハウスだったとしても「中の人間にはわからん」のですよ。普通、建物が動けばわかるんだけどな。ごくわずかづつの回転ですら「動いてるなぁ」って気づくんで。でも、それすら感じさせない事が技術的に可能だという事が示された以上は、ハウスが動いたっていい。というか「実はエレベーターは動いておらず」ハウスの方が動いていたでもいい。まあ、その場合、タワー内に誰か人がいる場合、エレベーターは稼働不能とかいう縛りが出来て不自然になるだろうけど。何にしても「大量に色んな可能性が考えられる」作りなんすよ、アレ。写真が出る前も出た後も。

 そして、1の時から思っていた「死体が見つからなかった場合どうなるのか」ってのがあって、「捜査時間が短いから3人同時に発見しなかった場合」、敢えてこれ以上死体を見る人が増えないように現場封鎖。まあ、疑心暗鬼なんで現場封鎖してるお前らが怪しいってなるんで何日でも捜査出来るって事は無いだろうけど…っていう話じゃなくて、そもそも死体が無かったらどうするんだ?と。オクタゴンとやらに2人以上侵入。破壊出来そうな窓があるので、そこから1人突き落とす。多分死ぬ。が、死体が「ステージ外」に行ってしまい発見不可能になる。

 それはそれとして「極上の凶器」とやらが手に入る危険な場所を放置してたのは本気でどうかと思うんですね。これ、1のメンバーだったらどうだったんだろう?時期は同じく既に3度学級裁判を行った後として。誰がどんな理由で殺すかなんてわかったもんじゃない。それどころかあまりにも直接的な動機を用意しやがってる。ここで「信頼する」なんて逃げの発想はしないんじゃないだろうか。ただ、それで見張りをたてるという発想にはならず、何らかの方法でロックをかけるみたいな方法になるか?まあ、それで極上の凶器入手を防いだとして、じゃあ、どうやって解決するのかって問題になるけど。…そう、このステージばかりは「コロシアイ無しに生還」する方法が思いつかんな。オクタゴンの窓から命がけの脱出か?…この「人の理性で防ごうと思えば防げるはずなのに防げない」という内容だからこそ、コロシアイには意味があるんだろうに、「コロシアイが起きないと生還不可能」というのは何か違うんじゃないかなと思うなぁ。やっぱり。1と違って外の人間に見せる内容は精査する必要無いんで、モノクマ的にはアレでもいいのかもしれんが、ダンガンロンパというゲームとしてはよろしくないだろうと思うのですよ。1が出来がいいわけでもないのに、2はその1と比べても劣ってる点ばっかりってのはホントヒドイな。

アイランドモードの日寄子、臭いんじゃないか問題

 つるっとしてぺたっとしてロリってる方にしか興味が無い変態おにぃは、罵られながらも何故か、脱がす権利を与えられた。が、その後ちゃんと元に戻す…着付けが出来る事が条件らしい。なんだと?………そういえば…気づいてみれば…くさい、くさいぞ。こいつはくせぇッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜー。…あーあ、日寄子ちゃん泣いちゃった…問題。

 いやでもね、あの世界の1日はもしかして我々の世界の1週間ぐらいに相当しますか?「体が臭くなるの早すぎ」だし、「絶食からの体力低下がとんでもない勢い」だし。

 ということで、ダンガンロンパ2終了。最後に1の時と同じくクズ度で並べて終わらせよう。というかクズと聖人とに分かれてる感じ。ソウダ>サイオンジ>クズリュウ>ツミキ>コマエダ>オワリ>ヒナタ>ハナヤマ>ソニア>ペコヤマ>トガミ>タナカ>コイズミ>ミオダ>ニダイ>ナナミ。日向から上は残念なレベルのクズ揃い。主人公までクズとかどうしようもねぇな。ただ、十神から七海までは順位つけする必要が無い、ほんとはっきり分かれてるな。クズリュウは名前がクズだから、クズでもしょうがないな。改心前と改心前で順位分けるべきなんだろうけど。ソウダクンはハガクレに匹敵するクズ野郎だけど、凡人すぎて何かどうでもいい存在。ペコヤマはクズとかどうとか以前に感情欠如してて人間として評価しづらい…もふもふと坊ちゃんにしか興味が無ぇんだもん。オワリは天然クズ。有害度低いけど不快度は高いっていう…いや、実際有害度も高かったけど…この戦闘民族が大人しくしてれば随分と物語は変わったはず。同じく天然だけど癒し系なのがミオダ。どうしてこんなに差が開くのかわからんが。ニダイの聖人っぷりがやはり目立つな。彼の問題行動って2章でコマエダ縛ってそれを隠してた事ぐらいか?ガンダム君も基本聖人路線なんだけど…その優しさが人間に向いてる気はしない。ガンダム君はもっと臭い子に怒りぶつけていいと思うんだ。アリはわからないけどカニは間違いなく彼の愛護の範疇にある生物だろう。多分、アリも。

暑くてゲームする気も起きずPSストアを覗いて何となくダンガンロンパ3をレンタル

 まさか3見るとは自分でも思わなかった。基本興味無かったんで。未来編と絶望編と3話まで。

 別にファンってわけでもないから、感じ方違うのかもしれんが、このシリーズのファンて「希望vs絶望」とか興味あんのか?未来機関とかホント出てくるだけで萎える存在だったのに、今回のはそれがメイン。実際、絶対絶望少女もそうなんだけど「崩壊した外の世界」での戦争とかにはファンは興味無いんじゃないだろうか。クローズドサークルが基本で、そこで特殊ルールによるゲーム。実際、結局は閉ざされた空間でゲームやってるけど、外の状況がはっきりしてて崩壊した世界での話。希望が持てない。このゲームを勝てば脱出出来る!みたいな希望が無くて、ただ単に命の削り合いしてるだけってのは暗すぎる。というかあまりにも無能揃いでちとイラっとする。幹部が仲悪くて協力する気もないし、互いに信頼もしてないとかどんだけクソ組織なんだよ。互いに信頼してりゃ即解決する案件だろうに。

 反則だったり、敗北条件とかだったり満たすと爆発したり毒液注入されたりして、無理に外そうとするとやっぱり発動するとか、色んな作品で出てきたご都合主義アイテムだけど、今までのどんな作品のものより不可解。条件がファジーすぎて、超科学というか人間レベルの思考が出来る何かが仕込まれてる。

 「暴力を目撃すると死ぬ」。目撃したかどうかバングルがどうやって判定してんだろうな。視覚共有してるんだろうか。廊下を走ると死ぬ、どこからどこまで廊下なのか座標というかマップを持っていて、常に計算してます?

 いくら超科学な世界でも、機械がこんなファジーな条件を判断出来る程ではない、今までプレイした3作品見る限りでは。ということはだ、自動ではなく手動か。すごいなどこにいても監視されてる。これが2の時みたいに結局、全てはデジタル…結局すべてはプログラミングというなら、どんな曖昧に思える条件でも、判定は余裕で可能。とはいえ、「また電脳世界かよ」は無い。このゲームを成立させるためのメインアイテムがあまりにも無茶苦茶すぎてストーリーが割とどうでもいい。あの暴力野郎の条件は「殴る」だよな、多分?その程度であっても判定難しいのに、暴力を目撃するとかホント判定無理だわ。第3者が監視してたとしても無理だわ、誤審発生しすぎる、そんなの。

 というかさ、ストーリーホントどうでもいいんで、ジェノサイダーが暴れて狛枝が暴れればファン満足するだろ、このシリーズ?絶望編の方はどうでもいいや、今んとこ特に内容が無いというか、ただの過去話だし。七海が実在してるのはどうでもいいや、可愛ければ。

ダンガンロンパ37話まで

 ダンガンロンパを37話目まで見たわけではない。

 3はファンに評判悪かったらしいけど、ファンじゃあないので結構楽しめてる。未来機関が無能すぎるのはイラっとくるけど、モナカの宇宙逃亡は実にいい決着。どこまでもハンパなモナカらしい選択。ここが江ノ島との違いだな。

 そして、江ノ島が78期生にどれだけ愛着持ってたかもとても伝わってくる。戦刃を自ら殺す絶望より更に78期生同士の殺し合いという絶望の方が彼女にとって上だったわけだから、とても気に入ってたんだろう。

 実際、モノクマの感想だけでなく公式に2のメンバーより初代のメンバーの方が優れてるって扱いになってる事が3の台詞でわかってしまい、2のメンバー実に悲惨だな。2プレイ後書いた雑記で田村悠も「知識の方面や使い方にもよるけど、2のキャラは全般的に運動能力、趣味方面に特化してて、冴えるキャラがいない。プログラマという括りのフジサキ君はどうやらメカ全般強いっぽいので、ソウダクンの上位互換の可能性も。というか、ネタまみれの割に「すげー」って思える能力持ってないんだよなぁ、2の連中。ニダイ、ハナマル、詐欺師の3人は別格、ペコヤマが結構凄い。後は雑魚。そんなイメージ」と、2のメンバーの微妙さを書いたけど、公式に77期<78期扱いは…しちゃダメだろ。可哀想だから。誰の目から見ても、オオガミさんとかフジサキくんとか無茶苦茶な連中いる1のメンバーの方が凄いとわかる。でも、だからこそ公式ではそれを肯定してはならんじゃあないか。まあ、別に2のメンバーに愛着あるわけでもないし、能力に劣る=キャラとして魅力が無いわけではないんでどうでもいい事だが。

 しかし、テンガンさんダメだね、ダメだねー。彼のNGは「質問にウソで答える事」って事は「質問に答えない」事ではない。にも関わらず「それは質問か?なら答えないとな」…違うよな、それは。答えたくて答えたくて仕方無かったんだなー、おじいちゃん。その上で、ムナカタさん?彼は公式設定として「絶望」ではないだろう。さすがに演技では有り得ない。視聴者以外騙せないとこで演技しても仕方無いんで。が、彼の思考が既に絶望的で、ゲームでの「絶望に堕ちる」と違って、彼のあの思考こそがリアルな「絶望的思考」、アレこそが「絶望堕ち」と呼ぶべきものだろう。そして頭が悪い。既に未来機関に絶望が入り込んでいるなら、わざわざ「コロシアイ」をして、「自分をあぶりだせ」なんてやるのは江ノ島みたいな変態的絶望神ぐらいなもんで、絶望の使徒とでもいうべき絶望信者達はそんな事しなーい。その立場を利用して、まず未来機関を絶望に染め上げていく。だって自分が絶望だってバレていないんだもの。ムナカタ君がいうように「コロシアイを仕掛けて勝手にゲームを打ち切り希望として生き残る」なんて回りくどい事する必要は全く無い。全く無い。

 まず、モノクマの中身を知ろうぜ?また「江ノ島」なのか、それとも別人なのか。別人であれば絶望なのか希望なのか一般人なのか。何故こんなゲームを仕掛けてきたのか。相手が狛枝クラスのキチガイだと何でこんな事をしたのかなんて理解出来ないし、本人に説明されると余計理解不能になるが、今回の相手はモノクマを操る「普通の感性」を持った人だ。その上で、それでも「絶望が生き残るのはダメだ」というなら、とっとと自分の仲間含めて皆殺ししないと。ただし、それを実際にやると、その事実が今回のゲームに関わってない人達の絶望を呼び起こす結果にしかならんが、ムナカタ君の思考を実践するなら皆殺し以外無いだろ?まあ、だからこその「無能」なんだが。

 ファンじゃないけど気になったのは、以前掲示板でそういえば言われたなっていう「狛枝の幸運は本物」っていう。でも、アニメの描写を見てやっぱり違和感しか無い。苗木は当然として、狛枝にすらゲーム本編では明確に「幸運」は描かれてない。というか狛枝の場合、努力なんて無駄で才能だけが全てという考え方、その上で「幸運」なんて能力が本当にあって、彼がその能力が自分にあると「信じてる」なら、自分をクズ呼ばわりなんてしないだろ。「超高校級の幸運」とかいう「存在もしないバカげた」肩書きで狂った学校に入学出来た事へ感謝はしていても、実際には存在しない能力だとわかってるから自分を「クズ」呼ばわりするんだろ、彼は。

 元々がダンガンロンパという作品は「作中の登場人物の発言をいちいち信じるな」ってのが前提だと思うんですよ。だからこそ、「狛枝は幸運なんて力無い」とゲームプレイ後に書いてるわけだ。それでも、もし存在するというなら、彼の自らの能力に対する発言はどうなのか。彼の幸運能力は本人が語るところによれば「不幸を上回る幸運が手に入る」能力。が、アニメの幸運能力はただ単にラッキーというか「他人に不幸を押し付け自分が幸福になる」というバレンタイン大統領のラブトレインのような自己愛の塊みたいなクソ能力。彼が敬愛する多大なる才能を持った希望を駆逐しかねない能力なんですよね。そんなバカな、だ。

 「幸運」を能力とすると、作者のやり放題になるんですよ。ワンポーカー編で「和也は幸運だから」という理由でエースばっかり手に入れてた。これは「作中のキャラはイカサマしてない」けど「作者がイカサマをしている」わけで、読者からすればたまったもんじゃあない。都合よく発動したりしなかったり出来るから。もし、幸運能力が発動しなかったら「能力を上回る何かがあった」「幸運能力が発動しない程度に運が無かった」。どうとでもなる。幸運なんて能力…よっぽどの事じゃあない限りもてあます。最強すぎてしまうので。

 だからこそ、狛枝は「その能力があるかのように振る舞う」事でコロシアイゲームを演出してきた。要するに彼の能力が本物なら、2本編の手の込んだ自殺なんて不要なんですよ。「幸運だから彼の思う通りの結末が得られた」ってなる。そんな能力が無いからあんな手の込んだ事をするハメになった。後は本人が死んでしまった以上、「彼が本当は何をしたかったのかなんてわからない」。唯一の希望である七海だけを生き残らせたかったなんて「こじつけ」の理由なんていらんのですよ。そこまで自分の能力信じられるなら、やっぱりあの手の込んだ自殺は逆におかしいんで。これで結果的にトドメを刺す事になった人物が犯人だっていうなら、初代のイシマル殺しなんて「結果的に」ではなく、自らの意思で殺害したヤマダはクロとしておしおきされるべき存在だったはず…既に死んでいたとはいえ、それはオオガミも同じなんで。これでもダメだっていうならペコヤマが犯人だった時に「殺害犯と殺害犯の使った道具」の関係の話が出てる。結果として七海が狛枝を殺害したのだとしても、それは狛枝が七海を狛枝殺害の道具として使ったと判定されたらその時点でアウト。というか普通、あの場合、七海が犯人だなんて事にはならないだろっていう。狛枝がそこも自分の幸運信じてモノクマがとんでもないジャッジをすると確信してたとでも?まあ、モノクマは公正じゃなくて、その場のノリで「じゃあそいつがクロでいいや」的に判断するのはそりゃあるだろうが。つうか1の時に苗木がクロと判定されて余裕で「正解」とかやりやがったから、同じく邪魔な七海が「クロ」扱いされて「正解」とやるのは全然おかしな事ではない。

 うん、狛枝の目的は「狛枝本人は自分の幸運能力を信じてる」と仲間達に錯覚させ、仲間達にとんでもない誤審を行わせる、その結果誰が死んでもどうでもよかったって事になるな。意味わからんが、元々意味わからんヤツだし。

 正直、狛枝の幸運能力が存在すると思える人は「原作者含めて」狛枝以上に頭イカれてるおバカさんだと思う。あるわけねぇだろ、そんな能力。アニメでしっかり描かれてしまったとはいえ。ゲーム本編は全て幸運能力無しで出来る事しかやってない。

ダンガンロンパ310話まで

 霧切さんと七海さん死亡。七海死亡はほぼ確定していたとはいえ、メインヒロインを同時期に殺すとか狙ってやったんだよな、これは。霧切さんは何か生きてるっぽいけど、それはそれで何だかなぁっていう。

 七海の扱いは上手かったか…な。77期生全員…いや77期生の雪染クラス全員を絶望堕ちさせないといけない…他の77期生はどこにいるんだろな?78期生は1クラスしか無いって言われてたけど。

 話戻そう。全員絶望堕ちさせないといけないけど、1人1人いちいち描いてる時間なんて無い。時間あったとしても1人1人、いちいちトラウマえぐったりしたって「同じ事の繰り返し」は視聴者飽きるし、江ノ島の才能に疑問が生まれ、そして77期生ごときに時間かけるとか78期生の格が落ちる…江ノ島は78期生は絶望させたかったけど、77期生を絶望させたいんじゃあなくて手駒にしたかっただけだろうからなぁ…生徒会も同じく彼らを絶望させたかったんじゃあなくて絶望ビデオを作りたかっただけだろ?。

 ボクサーみたいに「お前ムナカタ好きだろ」と、これだけで落ちるような描き方されたらファンじゃなくても怒るというか呆れるだろうし。だからといって雪染なんていう新キャラで絶望堕ちでは納得しないファンが多いだろうと。なら、新キャラには違いないけど、既存キャラでもある七海が「実は実在してました」で、彼女を中心に据えた上で、彼女を中心にクラスが結束するまでの流れを描き、その上で「仲間を最後まで信じゆっくり死んでいく」という今までにないおしおきの映像+洗脳技術で絶望というのは限られた時間内で行うにあたって、ベストに近い方法か。まあ、七海がゆっくり死んでいくさまなんて視聴者も見たくないわけだが、それを見る事で、77期生の絶望を少しでも視聴者は共有できるわけだな。最初から死ぬ事がわかった上で見ていても辛いだろうから。辛くないならまあその人は仕方無い。作品に向いてないんだろう。七海を実在させてまでこの過去の話描く必要があったかどうかはわからんが。

 暴力ボクサーが家政婦じゃなくてムナカタ本命とかこれは見抜けなかった。うん、ストーリー設定上、どうでもいい部分だが。つまり「ムナカタの為なら死ねる」とまでいえる家政婦に、自分は結局のところ、最後の最後で自分の命を優先してる事に気づいてしまって、そこに嫉妬してたって事?想いの強さ比べしても仕方無い気がするんだがなぁ。

 そして、気づく。どれだけこのアニメをぼーっと見ていたか。今まで生き残り数なんて気にもしてなかったが、一気に減った事で気づかされた。「残り6人」の6人が誰なのかわからなかった事に衝撃を受ける。固まって行動してた「苗木、御手洗、朝日奈」で3人、アホのムナカタで4人。後2人誰なのか、雑記書いてる今でもわからない。

 最初13人ぐらいいた?今の4人に加えて、ボクサー、ゴズ、薬剤師、薬剤師に絡んでたクズ2人、お爺ちゃん、人形、最初にNGで死んだおっさん、霧切さん、キザクラさん。これで13人か?14人か。これに家政婦加えて15人。15人だったか?覚えてないけど、何にしても、生き残りわかってる4人以外全員後は死んでる気がするんだが。霧切が生きていてカウントされてないとして5人。ボクサーまだ死んでないのか?まあ、あのまま死んだらホントにただのクズ野郎で終わるけどさ。というか、ゲッコウガハラさん?最初から死んでたっていうなら、最初からカウントは-1されてるはずなんだけど、どうだったんだろう。覚えてないな。気にもしてなかったから。人形が動いてる限り「1人」としてカウントされてたのか。

 予想とかするだけ無駄なんだけど、まあアニメ既に見た上でこの雑記見てる人がいるとして「何バカな事言ってんだ?」と楽しんでくれって事で。

 まず、「コロシアイは中継なんてされてなかった」。絶望の仕業なら中継しなかった意味無いわけで、この未来機関同士の殺し合いを見られてはまずいけど、参加者には「絶望の仕業」と思わせたい「希望」側の仕業ですな、これは。絶望関係ねぇ。というか江ノ島がいなくて、一応はその才能だけは脅威だったモナカもいない。現実として、まだ被害が出ていようとアニメ冒頭で誰かが言ってたが「絶望の活動は縮小している」状態で、後は時間が解決する状態だろう。最後の脅威だったかもしれない「雪染」は今回のコロシアイの主催者にとっとと始末されちゃってるし。さすがに「雪染ニセモノでした」だったらムナカタさん気づくだろう、遺体見て「これ別人だわ」と。霧切さんも調査したわけだしな。

 というかもう真面目に順序だてて考察するのもバカらしいぐらいに、テンガンだろ?で終わるんだけど。一応、もう少し。苗木、朝日奈、霧切は絶対に違う。「思ってもいなかった奴が黒幕だから驚く」にしたって、主人公や探偵役が犯人ってのはやっぱり今の時代にいたってもやっぱりタブーっすよ。霧切の発言からすると、地下施設の存在を知ってる人間が犯人で、そんなのは建設した本人のムナカタだけみたいな話だけど、ムナカタ以外に会長であるテンガンと、後はキザクラ、それとボクサーと雪染は知っていてもおかしくない。が、ボクサーが犯人だったら「お前は記憶喪失か」だしな。海底にいる事に驚いてるし。

 誰が相手だろうと強制的に眠りにつかせる睡眠薬。薬剤師が協力しているのか?無い、こんなの超高校級の何たら持ちだすまでもない。麻酔とか無しにしたって「眠った状態で手術」とかで薬投与されると、ホントに一瞬で寝てしまう、その程度の代物。NG行動という「どうやって判定している」のか謎なままな脅威の技術が使われているが、そこからも犯人は絞れない。黒幕は「希望」であるという点から見て、絶望っぽい奴はいるだろうか?いない、雪染が最初に殺された時点て絶望は淘汰されたと見ていい。というか雪染は今まで何をやってたんだ?ってぐらいに活動してない気がするけど、アニメで描かれてない部分で色々やってて、それにテンガンが気づいてしまい、テンガンは対絶望の戦い方だとかを大きく変える事になったんだろうと。10話まで見てしまうと、さすがに「テンガン」以外に犯人いねぇよなっていう…絶望編で今後どうなるかわからん御手洗も多分制作側として「候補」として残したつもりなんだろうけど。怪しい行動が無いから、これを疑うのは無いなと。ダンガンロンパは色々反則してくるけど、「全く疑わしい行動も無いのに」という黒幕は今までにいなかったはず。まあ、ぼーっと見てるから気づいてないだけかもしれんが。動きが少ないキャラと動きまくるキャラはどっちも行動がわかりにくいから黒幕にしやすすぎるよな。ずーっとうつむいてるキャラとかさ。

 ムナカタが1人でいる時の状況を見ていない霧切さんからすれば、ムナカタは黒幕候補なんだろうけど、視聴者はムナカタの発言と行動を見てるんで、彼が黒幕でない事はわかってしまっている。

 未来機関にいながら、絶望的な思想持っていたり、絶望そのものなムナカタ一派を全滅させて…いや、絶望を潰すって思想じゃムナカタと同じだわ。

 黒幕には最低でも仲間はいるはずなんですよ。1人で15人?を「今の建物の地下」とはいえ、そこまで運ぶのはあまりにも大変。時を止めている間にポルナレフを1段階段下げるという地道な努力したDIO様並に地道な上に面倒。………この時にモナカはゲッコウガハラ人形で黒幕見てないか?何でお前まで黒幕が誰なのかわかってないんだよ、だな。って事は当たり前といえば当たり前だけど、運ぶのは仲間がやったわけか。…テンガンでしか有り得ねぇなぁ。襲撃者は「ゲームに参加してる未来機関全員」。デスノート使ったな。テンガン、ムナカタ含め全員。ゲッコウガハラだけは未来機関の一員ではないので除外。まあ、とっくに除外されてんだけど、そうではなく、自分が襲撃者だなんて誰も気づいてない。苗木すらも襲撃者だって言ってるんだからな。これを聞いて、何で「自分以外全員絶望だー」ってなるのか理解出来ないな。視聴者より得ている情報が圧倒的に少ないとはいえ、「全員襲撃者」だって言ってんだからムナカタも襲撃者だって言ってるんだぞ、テンガン?まあ、実際ホントに襲撃してる、真の意味での襲撃者だけどさ、あのアホ。誰だよ、アホを学園にスカウトしたヤツ?超高校級の阿呆とか学園にはいらないぜ?

 後は狛枝の絶望状態があまりにも意味不明だったんで、雪染も同じようなもんだとすれば絶望に堕ちてもそれでもムナカタへの愛は当然消えない。この場合、絶望を駆逐したいというムナカタの想いを遂げさせようとするのか、ムナカタを絶望に引き込もうとするのとどっちだろうな?ムナカタを絶望に追いやるという愛になりそうな気はしないでもない。ただ、それを自分の目で見ずに結末を見届けないってのは無いよなぁ。中継しない意味もやっぱり無いし。「中継してると言っておいてしていない」…やっぱりこれがあまりにも大きい。これで、黒幕は狛枝でしたーだったら笑う。

ダンガンロンパ3見終わった

 ここで大事なのは「真相は不明」なまま終わってる事で、苗木の無茶苦茶な推理が正しいわけがない。実のとこ、見終わったのは2日前で、その後検索かけて、ファンが言ってる事とか含めて考えたので少し雑記が遅くなった。

 ダンガンロンパのファンはバカなんじゃないかと。何で苗木が語った事が「正しい」と思うんだ?彼の発言は絶対に正しいという公式の宣言でもあったのか?彼の言い分を信じて「テンガンのやってる事意味わからん」は無い。「苗木の言ってる事もわからん」。なら、そのまま受け入れずに今回の苗木には彼の推理をフォローする霧切も十神もいなかった。フォローの無い苗木は凡人である、とここまで考えるべきだろう?がっかりメガネでかませメガネな十神クンだけど、彼がそこそこ優秀なのは確かで、十神と霧切抜きでは苗木は性能発揮できないんすよ。

 でもまあ、どんだけ考えたって真相わからんがね。黒幕にテンガンが含まれてるのはほぼ間違いない。後、モナカも黒幕の1人だったのはほぼ疑う余地が無い。

 モナカさんは苗木を近くで見たかった。けど、ただ苗木が未来機関の無能どもに査問されて一方的に死刑判決下されるの見たって面白くもないわけで、モナカはコロシアイゲームが始まる事を知っていただろう。というか、やっぱりゲッコウガハラの人形をあの場に配置するには未来機関側の協力が必要っすよ。朝日奈さんに頭触られそうになっただけでその手を振り払ったんだから、地下にゲーム参加者を運ぶ時に即人形だとバレる。

 モナカは「眠らずにゲームをずっと見る事が出来る」立場なんで、最低でもゴズ自殺については目撃してる。モナカは黒幕も仕掛けもわかった上で、最低限守るべき事として黒幕と襲撃者の真実は語らずに退散した。

 テンガンがゲームを仕掛ける事を知り、勝手にゲームに参加して、テンガンもそれを見逃したという可能性も一応あるけど、どっちにしても、モナカも黒幕の1人だという事実は変わらない。かませメガネさん舐めるなよ。あの超有能な頭脳で、こんな事が出来るのはモナカしかいないと断言したんだから、もうモナカが黒幕で確定なんですよ。苗木の推理よりはまだ信頼出来るだろ、メガネの発言の方が。

 映像とはいえ「モノクマ」を黒幕が利用出来たのは、黒幕の1人にモナカがいたからだろうと。こうすると、意味不明だったNG行動のバングルは「モナカがテンガンに協力する条件として一方的に押し付けた」代物なのではないかと推測できる。ゲーム主催側にとって特定の人物を都合よくどうこう出来る代物ではないんで、アレ。敢えて言うなら、一部の人物たちの対立を煽る形にはなってたけど、それもただ「面白そうだから」程度のイタズラレベルだな。朝日奈をケチャップまみれにしたのとモナカにとっては同レベルなんだろうと思える。実際にはゲーム会場の外に出るのはかなり厳しいにも関わらず、「ゲーム会場の外にゲーム参加者が出る」というNG用意して、更に「秘密の出口」まで用意する…ニセモノの。まあ、見てて楽しいよな。その一方でモナカが興味無い人物、後逆に真剣に観察したい苗木のルールは割とテキトー。「3カウント取られる」だの「左手を開く」だの、「どうでもいいです」感漂ってる。その中で暴力系のNGはテンガンからの提案かもしれんがね。

 問題はテンガンの目的なんですよね。考えたってこれわからんだろう。が、本人が言っていた通り「ついやってしまった」んだろ。

 モナカと割と同じじゃないかとは思うんですよね。モナカは狛枝が希望だの絶望だのあまりにも頭おかしかったんで、それで冷めてしまった。テンガンさんもふと気づいたら超高校級の阿呆なムナカタさんが絶望ダメ、絶対ダメ、絶望滅ぼす絶望絶対消す、希望万歳な頭おかしい事になってて、「未来機関に未来無くね?」と冷めてしまった。結果、ムナカタががっかりするぐらいには「穏健派」に見えるように。だって、もう希望だの絶望だのバカらしくなってしまったんだもの、お爺ちゃん。

 ただ、それでも「絶望」ではないので、もうみんなまとめて始末しようかと思ってたけど、苗木の熱意に少し目が覚めた。何度も言われてきた「希望は伝染する」で、少しは希望の光がテンガンに戻った。結果、視聴者にもゲーム参加者にも「何がやりたかったのかさっぱりわからん」って言われる行動になったて事だな。

 テンガンさんだって人間だし、ムナカタみたいに絶対希望!みたいな存在じゃあない…揺らぐ。彼自身、どうしたいのかはっきりしてなかったんでないかい?

 ただ、テンガンは希望で絶望を塗り替える洗脳なんて望んではいなかっただろうと、いくら何でも。人間が生きていく以上、たとえ殲滅させても絶望は新たに生まれるし、全てを希望で塗り替えたら、それは「希望」とは言えない代物で実に絶望的。

 可愛い教え子たちが殺し合うだなんて想像しただけで絶望的で哀しくて仕方ないから、想像しないで実際に殺し合いをしてもらうようについやってしまった。どこもおかしく無いな。もう想像しないで済む。可愛い教え子たちが殺し合いなんてするわけ無いじゃないか。苗木に希望の光見出したんで、苗木だけは守ろうとした…御手洗とかいういつまで経っても覚醒しないクズはもうどうでもいいやと。テンガンとモナカが全力でガードしてるから苗木は安全…全然安全じゃなかったけど、まあ実際死ななかったしな。

 苗木の推理の最大の問題点は「テンガンは御手洗が来るとは思ってなかった」とした事で、あのシーン見ても「ああ、御手洗君やっと来たか」程度にしか聞こえないって事で「え?何で御手洗来たの?」というニュアンスではないよなぁと。柴田さんクラスの演技に問題があるわけもなく、そういう指定だったんだろ?なら、支部長である御手洗があの場にいたのは当然だっていう。…支部長みんな呼ばれてるのに何でボクだけ呼ばれない?って。いくら何でも1支部だけ「完全に情報隔離」なんて出来ないだろ、だって。そして、あのゲームに参加しないで、後で「未来機関殺し合いしたよ」と伝えるだけなら、実際に殺し合う必要無ぇし。嘘を伝えてもいいし、その際に作りモンの映像を加えてもいい。が、そんな事をしても御手洗を絶望に覚醒させるだけだと思うがね。

 テンガンが希望を託したのは御手洗ではなくあくまでも苗木。勝手に託された想いを他人に譲渡せんで下さいな。

 元々はもう希望とか絶望とか面倒になって全てを投げ出して、コロシアイなんてバカな事しでかしたけど、途中で正気に戻った。この解釈で、そんなにテンガンの行動や思考に疑問残るかね?あの仲たがい余裕、暴力常套、絶望絶対殲滅という狂った連中ずーっとみてりゃ疲れて「どうでもいいよ、もう」とモナカと一緒に絶望を超えた先にたどりついたっておかしくないからさ。

ダンガンロンパファンの言い分が正しいとすると毒殺のほとんどは自殺になる

 どう判定を無茶苦茶解釈したって狛枝の自殺は自殺でしかない。これをダンガンロンパは完璧でないといけないとでも思い込んでるのか「ダンガンロンパは殺意とか関係なくとどめをさしたやつが黒幕と判定されてる」とかわけのわからん事を言っていたので。

 メカ弐大にトドメを刺したのはメカ弐大本人なので自殺。黒幕がガンダム君だなんてとんでもない誤判定、やり直しを要求する。そういう事になるんだが?

 殺害対象Aのコップに毒を塗っておく。Aに特にそのコップを使えなどと指示しない。結果、その内誰に言われるでもなくコップを使ったAは毒で死亡する。犯人は毒を塗った奴ではなく、毒を自ら飲んだAである。A殺害の黒幕はA。…これでいいのか、ダンガンロンパファンってのは?ホントバカばっかりなのな、このシリーズのファンは。

 殺害対象AをBが2階から突き落とす。Aは死ななかったが、死ぬのは時間の問題。痛みで苦しむAを見てられずCがトドメ。黒幕はC。

 誰がトドメ刺したかなんてどうでもいいんですよ、それがたとえダンガンロンパだろうが。黒幕とはそういう事。誰かを使って殺害を試みたなら、その誰かは道具に過ぎない。というか、作中登場人物の発言を全部「真実」と肯定したうえで議論するバカばっかりなのホントやめろ。特に主人公の推理なんて「正しい」か「間違ってる」かなんてわからんのだ。黒幕は当たっていたとしても、何でそんな事をしたのかなんて「本人」にしかわからん。そんなのモノクマですらわからん事だ。主人公が推理したからそれが正しいみたいな考え方をなぜ出来るのか。これ、遥か昔…エヴァの頃から思ってたんだわ。何で「真実なんて知らないであろう」登場人物の発言を全部信じて議論するんだ?と。無論、まともに考察出来ている人もいたが、「このキャラはこう言っていたから」と、全発言が真実である事を前提にする人があまりにも多くてホントイラっとした。あー、世の中にはこんなにも本を読めないバカがいっぱいいるんだなと。こういうバカどもが大好きな言葉が「ウソはウソと見抜け以下略」。でも、昔から言ってる通り「ウソを見抜く」のはとても困難で、その発言をする奴は「ああ、ネット利用に適さないバカなんだな」とむしろ判断できるっていう。「ウソは見抜けない」という事すらわからないで、自分はわかるよと思い込んでるわけだからな。これも最近ようやく「ウソを見抜けると思ってる人は」の流れが少し出来てきたみたいだけど、遅い。というか誰かに言われてそうなのかってなる時点でもう無理。