カオスヘッドを始めた

 可愛い妹をないがしろにする主人公に死を。バカな、もう妹さえいれば他はもうどうでもいいルートに最初からいるのに、バカだ、あいつは。2次元とか何言ってる、明らかに妹だ、妹。が、あの妹のイラストおかしくないか?左右の目のバランス狂ってるし、何か首が傾いてるし。人間の類ではないな、あの妹。…アレがキャラデザイナーの未熟からくるものではなく計算通り、実際にそういう見た目という設定なのです!なのであれば…敬遠しても仕方ないな、人間じゃないしな、あの見た目。

 ダルの胡散臭い「こんなやついねぇよ」な演技と違って、何かリアルで怖い主人公の演技。自分の好きな事に気持ち悪いほど必死にしゃべってたり、あんな見事にフヒヒと笑えるとか、とんでもない。ダルの関さんは、げんしけんの田中演じてる分には本人ですよねってぐらいに違和感無い演技してたけど、そもそも田中はいわゆるオタクとは少し違うとこにいるキャラだよなと、今気づいた。オタク趣味にも理解示しますぜ、という優等生っぽい。やっぱり初代キャスト陣で2代目もやって欲しかったなと、全然カオスヘッドと関係ない事を思う本日。

 そして唐突に思い出す。そういえば、助手のクリスティーナが光量子を「ひかりりょうし」って読んでたなー。あの子、知識偏りすぎてるよなーと。何だって素直に読まないのか。素直じゃないという性格設定はそういう事ではないと思います。

 後、前回書かなかったけど、フェノグラムのルカ子シナリオで、タイムリープしたルカ子を岡部が追いかけたってのは無理あるよなと。最初にルカ子がタイムリープした時は、その時点で世界線変動が起きて、気づいたら岡部は神社に瞬間移動していた。つまり、追いかける事なんて出来ない。2回目のタイムリープも同じだろう。1回目の時より大きな改変を行おうとしていたので、岡部が気づいた時には「全く意味のわからない状況」になっていて、そこでタイムリープしても、その世界線での過去に飛ぶだけで、タイムリープしたルカ子に追いつく事は出来やしない。ただ、タイムリープはまだまだ謎が多い。タイムリープした時点で世界線は変わる。フェノグラムのクリスシナリオだったか?これでは「変わらない」と結論づけてたけど、「変わる」んだ、それは本編で確認されてる。世界線が変わってしまうので、タイムリープした本人ごと別の世界線で記憶が再構築される、岡部以外。でも、タイムリープした先はどうなのか。これは変動する前の世界線の過去にいて、その後、変動させる事になる。未来と過去が同時に存在してる以上、時系列なんて存在しない。とはいえ、世界は1つしか無いとされている。過去の世界線と未来の世界線が違う事は許されないはず。人の意識がどこにあるのかって問題になるな、時間どうこうより。

カオスヘッドがつまらなさすぎて、500円になってた@シンプルの2本をプレイしてた

結局2周目突入してみた、逃走ハイウェイ

 カオスヘッド再開する>つまらない>逃走してみる>つまらない>カオスヘッド再開してみる>つまらない。のループだった。

 カオスヘッドは設定はありきたり、主人公が不快。各ヒロインも「本当の事を言ってるかどうかに関係なく」頭のおかしいヤツしかいない。後、ものすごく遅い、テキスト表示されるのが。萌え2次とか萌え萌え大戦争よりヒドいんじゃないかってぐらいに、キャラのグラフィック切り替えが遅い。

 ただ、ネット社会を肯定しつつ、風刺もしてるのかなと。本来バカ騒ぎするようなものでもないのに、全て他人事で楽しんでいる狂気とか。…イスラム国人質とか、川崎中学生殺人とか、まあ、カオスヘッドで描かれたネット世界そのままですな。

 後は「情報ソースが無ければ」だとか言ってる連中多いくせに、実際それを言ってる連中ですら、というか、そいつらはソースが示されれば、その真偽判定を全く行おうともしない。自分で判断するという事をしないし、出来ない。そして、ウソを平気でどんどん広めていく。ネット社会風刺ですな。そして、そんな状態だからこそ、描けた作品か。というか、ホント、ウソを広めていく連中は何なんだろう?Twitterの連中は云々と2chの奴らが言ってるけど…言ってるけど”同じ”だよ、お前らのやってる事も。

カオスヘッドやっと1周

 正直これ以上、全く興味を持てない。最後の最後までどうでもいい話だった。トロフィー見るとものすごいエンディング数だけど、何かどうでもいい。何でもアリすぎて、後からどうとでもなる設定はものすごくつまらない。そして、残念な事にクソキャラしかいない。ストーリーつまらない、設定クソすぎ、キャラ全く魅力無い…というか見ててイライラする奴らばかり。…ストーリーは全部のエンディング見てからでないと何ともいえないか。未だ謎だらけだしな。ほぼ全キャラの行動理由が不明のまま。主人公とどうでもいい脇役以外の敵とヒロイン達の行動理由が全くわからんからな、実際のところ。

 何かヘンな力持ったどうしようもくクソな主人公が、死にたい死にたい死にたいとか言ってたかと思ったら唐突に力に覚醒して、いきなり出てきたラスボス倒す話という印象しかない。これ全ルートクリアしたら印象変わるんだろうか?実は妄想だった。妄想で何でも出来ちゃう。この印象も変わるんだろーか、これをやられるとプレイヤーが介在する余地が無いというか。あれこれ考えるだけ無駄。考察の余地が一切無い。

 元々の主人公の性格と今までの思考から、して自分がオリジナルかコピーかだなんてどうでもいい事と考えそうなもんなんだがな。多くの漫画で扱われてきた「実はこの世界は誰かの夢なんじゃないか」系で、結局こういうのは最終的に「だとしても自分はここにいるんだし、そんなもんどうでもよくない?」に落ち着く。この世界が「存在」している事を誰も証明出来ないというか、「存在」の定義を自分達で作るしかない以上は、大した問題ではない。問題なのは「自分が本物かどうか」ではなく、周りが本物かどうかなのだよ。どんな世界、どんな状況であろうと、最も確実なのは「自分がそこにある」事、別にそれが幽霊みたいなものだろうが何だろうが、そんな事を考えている自分がいるなら、それだけは確実。それ以外は全てあやふや。…おかしい、あんなクソみたいなオタクなら既にこういう思考に染まっているはずなんだが。もういいよってぐらいに見てきただろ、その作品?…いや、直には見てないかもしれないが、生まれついて持っていたはずだろ?…………オリジナルが知りようもない知識を生まれながらに持っていたってのは妄想では片付かない問題ですな。何だろう、世界全体の認識としてのオタクとはこういうものだみたいな力が働いてでもいる?

 たとえばだ、カオスヘッドの主人公が嫌っていた渋谷の人達。ああいう人種は普通に考えて存在し得ない。どう育つとああなるんだと。つまりRPGの街の人のように、その場に「置かれたキャラ」であり、人として生まれた存在ではないと考えられる、この現実世界においては。存在するはずがないものが存在している以上はそう考えるのが当たり前というものだろう。ヨン様ファンは実在しない、ワンピースが面白いと思ってる人間など存在しない、これとは少し意味が違う。あれは国の壮大な実験。存在価値の無いどうでもいい人種は「人間ではなくキャラ」。圧倒的な違い。誰がキャラをそこに置いたのか、何の為に置いたのかは考える必要はないと思います。ただ、そこに置かれている以上、邪魔だからとか鬱陶しいからと排除しても、同じ数だけすぐ補充されて、世界からは消えはしない、実に残念な事である。…そう考えてみると水平傘君も一定数置く必要があるただのキャラで、思考などしていない可能性が高いですな。やれやれだ。意外とこの地球には人間少ないかもしれないぞ。まあこんな感じ。そういえば、すっかり忘れ去られたつまようじ君、どうなったんだろうな。

カオスヘッド継続中

 一応、それぞれのキャラの行動理由だとかはほぼわかった。けど、スナッチャーACT3並に「これであれば無い方がマシ」。

 スナッチャーはPCエンジンでパイロットディスク発売した時が一番盛り上がっていた頃だろうなー。遂に幻のact3が実装される、と。で、発売されてみたら「こんな真相いらなかった」という事態に。

 人間と見分けがつかない人造人間にいつの間にかすり替わっている人達。誰が何の為にそんな事を行っているのか。本人ですら自分の正体に気づいていない主人公。少しづつ語られる謎の計画。

 パイロットディスク、販促用CD含め、上手かったのは「これネタバレだよね」と思える部分を平気で入れてきていた事。もちろん、act2までは発表済であったとはいえ、未プレイ層がほとんどであろうという状態。なのに「あれ、これカニンガムはスナッチャーって事?」「ベンソンは主人公の息子か?」みたいな。いや、ネタバレ雑記に書いてるわけだが、この辺りがわかる状態にして、逆に盛り上げていたんすよ、PCエンジン版スナッチャー。act3どころかエンディングの一部まで使われていたわけだしな。エンディングまで到達して、あー、この台詞はエンディングのものだったのかと。

 そう、実に上手く盛り上げた。あんなにがっかりなact3〜エンディングの真相を完全に隠した上で、盛り上がる台詞だけ拾ってきてな。これだけ盛りあがておいて、「孤独な爺が延々と語り続けて、全部私1人の仕業でした」なんてact3は…。

 カオスヘッドも誰が何の目的でやってるのかさっぱりわからない連続猟奇殺人事件っていう、そこだけ見れば、一体どんな謎が?だけど。「殺し方も被害者も猟奇的なら何でもよかった。ただ主人公を怖がらせたかっただけ。真犯人はキチガイ宗教団体」とか、こんなヒドい真相で何故「止めなかった」のか、会社は。「腹に胎児を詰め込む>特に意味は無い」とか、どうなのか。そもそも、主人公は全く猟奇殺人なんて興味を持っていなかったって始まり方だから、この真相とつながらなさすぎる。

 「集団自殺」「胎児詰め込み」という全く何のつながりも無い2つの事件だけで、いきなり「ニュージェネ」なんて呼称がついて「連続殺人」扱いになっていた事はキチガイ宗教団体の力でマスコミを操り、適当にネットで騒いでみたって事でもいい。けど、ここまで大がかりな事をしないと成り立たない事を行うべき理由がやはり無さ過ぎるだろうと。

 ものすごい力を持った組織な割にやってる事は適当というか計画性無いというか。主人公を怖がらせていたのは、その組織と敵対していた主人公のオリジナルであって、猟奇殺人自体は「ほぼ何とも思っていなかった」気がするんですが、最後まで。「次に殺されるのは自分」と思い込んでいただけで、それであれば「連続して猟奇殺人を行う必要が」全く無い。

 妄想の力で現実時間1秒の間に3日間にわたる拷問を加える事すら出来るっていうなら、実際に事件を起こさなくても、妄想で追い込めばいいだろと。

 まあ、まだ全部のエンディング見てないんで、実は更なる真相なんてのがあるかもしれないが。それは見た後で、だな。まあ、でも、目的遂行のために、主人公も主人公のオリジナルも別に必要無かったよね?という結論は変わらないとは思うが。「理由はわかった」けど、その理由はおかしいっていうのと、実行犯2人が何を考えていたのか全くわからないのが問題っすな。教祖様を盲信していたからなんて、ふざけた理由は認められない。主人公を怯えさせる将軍のニセモノが、プレイヤーにわかりやすく「将軍」ではなく「蒋軍」表記を使うのも気に食わない。逆なら有り得るだろう、成り済ます側が通常の表記を使うっていうのは。なんでニセモノがわざわざ「普通そんな表記しないだろ」って表記使って「私はニセモノです」みたいな事になってるんだよ。ニセモノと看破してくれって意図も無かったようで、ただ単にプレイヤーに「こいつは本物の将軍かどうか悩んでくれ」程度の演出にしかなってない。そこに作中のキャラの意思が無い。とにかく、あっちこっちヒドすぎてムカムカする。

気円斬なら何でも切れるという間違った思い込み

 ×:ベジータが助言しなければナッパは倒せていた。

 ただ切れ味がいいというだけで、何でも切れるわけでもない。ダメージは与えられても、あの当時のクリリンごときでナッパを切断できるわけもない。ナッパが無防備なら別だが、受け止めてやるぜと待ち構えていたわけで。

 さて、そこでだ。妄想したものを現実化するカオスヘッドの頭おかしい連中。「何でも切れる剣」を妄想した場合、現実になるのか?…現実になる気がするんだよなぁ、設定上。「切れるはず。切れないわけがない。切れないとおかしい」と妄想しておけば、完璧。現実に存在しないものも現実に現れたし、2次元キャラが3次元化してたし、順逆自在の術だかクロノスチェンジだかまでやったし。しっかり妄想出来れば現実に出来る。…ラスボスに苦戦する要素無いなぁ。「ラスボスに近づけない」>「はずがない」で打ち消せるんだよなぁ。やっぱり何でもありすぎて萎える。「目の前にラスボスがいるはず」でもOK。「世界は平和なはず」でもOK。やっぱり何というかクソ設定だな。妄想を物質化するだけの能力ならともかく、現実化する能力だからなー。

きょちちめがねはわきやく

 カオスヘッドのとあるキャラの台詞。厳密には「と言ったら許さない」がつくが。ふむ、まず、巨乳というだけでもうダメだな。いらないキャラになる。そこにメガネとかどうしようもない。脇役というより不要。つまり、スズネ先生はいらない。何か帰ってきたらものすごく鬱陶しいキャラになってた。

 萌郁さんもそうか。…脇役っていうか二重人格じみたキャラばかりか。…ふむ、MIXに至っては男になったしな。あー、武器屋のカトレアさんは割とまともか。でも、アレは巨乳とかそういう話でないし。ただでさえバランス悪くて巨乳ってのは見た目美しくないのに、アレはもう気持ち悪いレベル。キャラを貶めてるとは思わない。多くの人の素直な感想がこれだし