カオスヘッドらぶCHUCHUを始めた

 1週間ぐらい別のゲームやってた。後、めまいで苦しんでた。

 各キャラへの暴言ともいえる主人公のツッコミがそれなりに楽しい。それだけの為にあのクソゲーな本編やるほどの価値は無いけど。キャラ設定にしても、FESとか中2病設定だけど、あれ違うから。岡部とかフェイリスがやってるのは「設定」だけど、FESさんは心底本気な上に、決して嘘を言ってるわけでもなく、割と真実だから。それは中2病ではない。意味不明な言葉の数々は格好つけてるわけでもないしな。いや、ホントに意味わからんけど。多分、セナしゃんの方が一般的に言う中2さん。ツンデレ枠になってるけど。刀振り回してヒーロー気分になってたり、主人公に偉そうに助言してみたり、実に痛々しいな、彼女は。アホらしい先端科学知識とかな。

 本編と違って「思わせぶり」な台詞や展開の数々でプレイヤーに「意味わからん」という感情を与えて、最後の最後まで放置する、矛盾した展開でほぼ全部無視する…真相と全く一致しない謎の優愛の「その目だれの目」日記とか、本物の妹ちゃんがかけてくるわけのない「右手返して」電話とか…プレイヤーが補完するには無理がありすぎる大量の描写、その一部を妄想で片づけるとかやってないし、本編へのツッコミ激しいし、別人が作ったのかと思ったら、同一人物だった。SEED本編とアストレイぐらい完成度違うんですけど。同じ設定使って、この作品の場合、同じキャラまで使ってるのに、何故ここまで出来が違うのか?…ゴーストライターじゃね?

 「り、梨深はいつもそうだ。思わせぶりなことばかり言って──あからさまに深刻ぶった顔して──それで“あなたのためだよ”とか“知らないほうがいい”とか言って、ナイショにして──でも、そこまで思わせぶりにされたら、こっちは、気になって、眠れないし──で、さんざん、答えるのを引っ張った挙句──さ、最後に、トドメとばかりに、残酷な現実を、突き付けるんだ……!しかも、ホントに、“知らない方がいい”ことだったりするから、厄介なんだよ……!」
 ……殺す殺すって言い過ぎじゃね?さすが、初めて会ったとき血まみれだっただけはある。どうしてギガロマニアックスの女子たちは、こんなにも“殺す”っていう言葉が好きなんだろう。
 「あたしが何とかする」まただ。梨深は、またひとりでなんとかしようとしている。そしてことごとく空回りして、逆に事態が悪化するんだ。悪気があってやってるわけじゃないところが、たちが悪い。
 ノープランだったんですね、わかります。まったく話にならない。梨深はもっと、物事を深く考えて行動するべきだ。

 主人公のたははさん評価ヒドすぎ。ここまでヒドい評価受けてるのはビシビシさんだけ。メインヒロインなのにな。実際、彼女が本編でとった行動は…。

 ・将軍に心を救われ、とにかく何が何でも恩返ししたい>>気持ちは嬉しいけど、迷惑そうな将軍さん。
 ・将軍が生み出したコピーを放置すると将軍が死ぬので、コピーを殺してでも将軍助ける>>気持ちは嬉しいけど、世界を救うために生み出したコピー殺されたら迷惑。
  >>将軍のために、将軍と対立して、将軍にとって迷惑な事を始める。ダメだと思います。

 ・コピーが能力に覚醒しなければ殺さなくても済むので、覚醒条件である「精神的苦痛」「肉体的苦痛」等、心が壊れるような事にならないように行動開始
 ・コピーを覚醒させようとする組織が仕掛けた連続殺人事件からコピーを遠ざけようとし、殺人事件現場に急行>>間に合わなかった>>血まみれでコピーと遭遇し「よかった」発言。コピーに「こいつが犯人だ」と恐怖を与える。精神的苦痛大。
 ・コピーが1人暮らししている小屋に密かにもぐりこみ、後ろからいきなり話しかける>>「犯人が始末にきたー」とコピー恐怖。精神的苦痛大。
  >>犯人であろうが無かろうが、「誰も知らないはずの住処」で1人楽しくネットでゲーム楽しんでたら、何故か後ろに普通に当たり前のように知らない人間がいたら普通怖い。
 ・妄想の力でコピーに以前からの知り合い、友達だと思わせようとするが「同じ妄想力の使い手にまともに通用するわけもない。基本設定」>>連続殺人犯がいつの間にか住処突きとめて背後にいて、「以前からの知り合い」を名乗る。しかも何故か自分は相手の名前だけは知っていた。意味不明すぎて恐怖。精神的苦痛大。
  >>キチガイメガネに「お前、多重人格で別人格が連続殺人の犯人だから」と指摘されていた経緯もあったため、この謎の状態に対して自分自身を疑い始める。心壊れる寸前。

 ビシビシ女ヒドすぎる。何も考えてないとしか思えない無策っぷり。もう、いつ心壊れてもおかしくないぐらいの恐怖与えた、恐怖与えすぎた。この後、コピー君は何とかビシビシを信頼するようになるも、大事な場面でコピー君を見捨て殺害を検討。ダメだ、こいつ。頼りにし始めたところで、姿を消す>>ものすごい精神的ダメージです。いや、実際にこれはとても痛い。世界に絶望するレベル。

 再びコピー君の前に現れる。「今まで隠していた謎の妄想力の使い手」である事がバレる。「妹と私とどっちが大事なの」とか意味不明な詰問。バカな事言いだすビシビシに失望するコピー君。

 実家に帰ろうとするコピー君を止めようとするも止めきれない。コピー君の実家の記憶に「何故存在しない偽りの場所」を埋め込んだのか将軍の行動が謎だが、とにかく無いものは無い。「この世界にあなたの帰る場所なんてない」「一生、何も知らずにあの小屋に引きこもって幸せに暮らしていて欲しかった」「でも、ここまで来たらもう真実を伏せても仕方無いから言うね。あなたは人間じゃなくて、ただの妄想」。…この世界に帰る場所なんて無いはあまりにもヒドいだろ。世界に絶望するコピー君。

 将軍とか連続殺人の真犯人とかラスボスじゃあなくて、ビシビシが主人公覚醒させたよねという。ビシビシを自由に行動させたのが、これでラスボスの「計算通り」だったら凄いけどな。

 で、「私1人でラスボス倒すから、心配しなくていいよ」「全部私がやるから」。将軍絶句、コピー君絶望。そしてラスボスに捕獲され人質状態で実に迷惑なメインヒロイン。ビシビシ女いい加減にしろよ。

 将軍ごめん、コピー君が好きだから安らかに死んで下さい。以上。………主人公とメインヒロインが両想いになる要素どこにあったのか謎だな、メインヒロインの行動まとめると。ビシビシに振り回されてた将軍可哀想。ラスボスがビシビシを解放しないで殺してれば、主人公はあそこまで絶望しないで済んだろうし、もっと素直な話になったと思うだ。いらねぇよビシビシ。

らぶCHUCHU終わり

 8人もヒロインいて、星来以外全部同じ展開で、面倒になって最後の2人…セナしゃんとビシビシは、ほぼテキストスキップ。ある程度で止めてバックログで一応流れをざっと確認。

 シュタインズゲート側からもそうだけど、互いの作品を全く意識していないのは好印象。だったら何の為に「同じ世界」設定なんだよってのはあるけど、現実として「全く違うとしか言いようがない世界設定」の作品で、互いを意識してヘンな要素入れこまれても、鬱陶しいだけだからのう。いや、だからこそ何で同じ世界設定なのか、とはなるが。シュタインズゲート側から見ると、一年後の夏って設定になってるエンディングなんかは、シュタインズゲート本編と思いっきり時間が被ってるわけだが、気にする必要もない。カオスヘッド本編がルートによって「死ぬ人間」が違う時点でもう、全くシュタインズゲートとは設定が違うわけで。

 しかし、しかしだ、細かい設定抜きに同じ世界と考えるとだ………やはり、未来ガジェット研究所危険すぎる。異常なまでの科学力。世界平均余裕で超えてる。フェノグラムの萌郁さんシナリオでFBが未来ガジェット研究所、危険すぎ!とアホな妄想しまくっていて苦笑せざるを得なかったが、実際、SERN云々抜きにしても、未来ガジェット研究所は実に危険。

 イルカの声を映像化するというトンデモ科学を見せてくれたEVEのロストワン。が、アレ以上に凄い事をしてる気が。

 ダルとクリスの2人が狂気レベルですな。世界を支配しようとタイムマシン研究して、世界各国の警察やら何やらを抑えている程の組織に余裕でネットから「痕跡残さず侵入」「SERNの施設を痕跡残さず使用」「世界の秘密クラスのトンデモ資料余裕で閲覧」。スーパーハカー怖いな。秋葉原地区限定とはいえ、余裕で電波ジャック。…秋葉原限定なのも資金問題であって技術レベルでは世界中とか多分余裕でやってのける、それがダル・ザ・スーパーハカー。未来においては、SERNへのハッキングから技術を盗んでいたとはいえ、独力でタイムマシン開発。…何者だよ、こいつ。

 その更に上に行くクリスさん。脳から記憶を取り出しデジタルデータ化。どうやら記憶と人格は結びついているようで、記憶と人格一緒にデータ化。そのデータを脳に埋め込む事も可能。つまり、体さえ用意すれば同一人物を大量に作り出せる。というか、もうちょっと研究が進めば、電子媒体上に人間を再現できる。永遠の命を手に入れる技術ですな。…野放しにしていいのか、この危険な発明。

 記憶を取り出す、を更に進化させ、夢というか脳内の妄想を映像、動画化する超発明。何が何やらわからない。本編ではないとはいえ、どこかの世界線に移行すれば実際に発明してしまう以上は、本編のクリスもその気になれば「その程度の発明はやってのける」という事。絶対に阻止せよ。

 妄想の映像化の逆転の発想で、他人の脳に映像を無理矢理送りつける事で、存在しないものを存在すると認識させる。…記憶のデータ化とか、記憶の動画化に比べると地味というか、あー、それぐらいは可能そうだよねと思わせてしまうレベルだが、大した器具も無い、ボロビルの一室で短期間であっさりそんなもんを1人で作ってしまうのが恐ろしい。誰にもそれを言わず、しれっと岡部を実験台に使っていた事も怖いが。誰か止めろ、この実験大好き女。カオスヘッドプレイした後だと、この辺りの妄想の映像化だの、その逆に脳にデータ送り込むだのってのはカオスヘッド意識したものだったのかとわかるけど、それはそれで、カオスヘッドと設定がかみ合わないんだがな。…SERNどころか、希にも狙われるじゃねぇか、こんな発明。

 で、未来において、タイムマシンを発明と。300人委員会はこの娘放置していていいんだろうか?いや、ダルもだけど、この2人の高すぎる能力に対して、理性の歯止めみたいなものを取っ払う岡部がついてるから手におえんな、未来ガジェット研究所。無茶苦茶言ってるようで、実際無茶苦茶言ってるけど、信頼度高いからな、岡部。奴が自分が責任を取るからやれ、と言うなら、安心して作業開始し始めてしまう、そこが問題なのだよ、あのラボメンどもは。