アルノサージュに直接つながる部分なんで、シェルノサージュ終盤の雑記から始まります

アルノサージュが気になって検索したら、ふざけるなと言いたくなるシェルノサージュのネタバレだった

 ヒドすぎる。イオンの正体とかネイの正体とか全部わかっちまったじゃないか。この先、何を楽しみにしろというんだ。完全につながった直接の続編だなんて思わなくて姉妹作品程度にしか思ってなかったよ、タイトル的に。というかシェルノサージュまだ完結してないのに、何でそんなもの発売するんだ。

 あーーーー、イオンちゃん真っ黒じゃあないか。しんくーかーん♪とか鼻歌歌いながら楽しそうに工作してる彼女は幻か。

 シェルノサージュの世界で端末の外の彼と会話してる毎日の方がイオンにとって幸せなんじゃないだろうかとも思う。端末の彼=プレイヤーがいなければ、会話が成り立つ相手はねりこさんだけ。娯楽要素も無く、何もする事が無い孤独な世界。毎日が平和な地獄とでもいうべき世界ですが、プレイヤーが話し相手となって、何かをお願いし続けている限りは幸せな毎日なんじゃあないだろうかと。

 ただ、改めて考えてみると、ホント地獄のような世界ですな。これじゃあ、会話が成り立つ相手として端末さんにいきなり好意持つのもわからないでもない。プレイヤーが現れる前はずーーっとパジャマで過ごしていたみたいですが、それで何の問題も無い日々というか着替える事に意味のない毎日だったわけだから、それだけでもかなり大きい。でも、そんな境遇のイオンちゃん相手に多くの端末さんは毎日毎日多分セクハラしてる。というかイオンの中で生み出されてるシャールさんですら「イオンの胸を撫でて」とかお願いしてきて、プレイヤーにセクハラの言い訳与えてくるからな。そして、イオンちゃんが潜在的に変態的。…シェルノサージュのスタッフは頭おかしいぜ。

自分でも意外なぐらいにシェルノサージュを楽しんでいる

 ゲームをプレイしているという感覚ではないが。天外ZEROで必死にペットに餌をやりつづけたのと似てる。アレと違って毎日少しづつ工作物が増えていくのが良い。謎のイオンちゃんエロフィギュアが材料の一部になってる服とかどんなだよとか思ったりもするけど。

 ストーリーだけどんどん先に進んでトロフィー増えないし、工作物溜まっていくしなんで、ストーリー進行止めた。まず、作る。まず、色々作るのだよ。何に使うのかよくわからないけど。

 そして溜まっていたボイスメールも受け取ってみる。血液型占いが何かホラー。ねりこさんに騙されてるイオンちゃん可愛い。というか記憶の中のイオナサル様はちょっと気弱で意志薄弱に見えるけど、実は強靭で自分の意見曲げない皇女様。ゲームでプレイヤーとやりとりしてるのは、真空管大好きーなただのアホな女の子…一体どうしてこうなるのか。

 検索してみると、シェルノサージュ…昔はかなり色々と酷かったようで…面白いな、これ。コミケでリアルマネー使えって催促までしてたのか、イオンちゃん。怒りが湧かないぐらい面白いな、何考えてんだって感じで。

 問題は起動がものすごく遅い事か。そして起動直後のトイレ率の異常な高さ。起動してない時はずっとトイレにこもってるんじゃあないかというぐらいのトイレ率。最近は工作中にバスタオル纏って風呂場にこもるという奇行はしなくなったけど、その代わりトイレか。実際、他の作業とかと比べると当然、「お手洗い中」だったか?この時間はものすごく短い。なのに、つなげると高い確率でこの表示。プレイヤーが来たのを確認して、トイレに入ってるとしか思えない変態っぷり。そしてトントンしてみると、「一緒に入る?」と誘ってくるという変態っぷり。やはりどこか壊れているようだ、イオンちゃん。でも、端末を風呂場、トイレにはおいてくれない

Vita版発売決定

 発売予定をちらちらと眺めてると、Vitaにアルノサージュ…これはありがたい。これはプレイしよう、是非。シェルノサージュの後、どうなるのか気になる。が、シェルノサージュオフラインだと?未だにオンライン版完結してないのに、今までのDLC全ての要素詰め込んで販売か。せめて、オンライン完結から1年ぐらい待て、お前らは金の亡者か…正直、今更手を出す人がどれだけいるのか。散々、オンライン版ユーザーから金むしり取って、遥かに安価なオフライン版発売。そしてオフライン版に新要素追加。オンラインから簡単に移行できますよアピール。これは金の亡者すぎて笑える、後発が完全版で、かつ安価というのは当たり前で、それに文句言う人は何かズレてるんですが、まだオンのDLC出揃ってない&いつ完結するのか全く見えていないからこそ、これはもう笑うしかない。さすがにオフライン版は買わないな。というか、オフラインで可能なら、今までのオン要素は一体何だったんだろう?というか、どこにオン要素あるのかもよくわからんが。記憶修復する時に力を借りる以外にあったか?

 機種が違うとかならともかく、同じハードで不完全版がまだ完全にならない内にソフト本体+DLC全部より遥かに安価で、更にそこに追加要素も入れるとか、聞いた事もない。SNKは散々これに近い事やってきているんで、もう慣れてるんで、個人的には、凄い事しやがるなーで済むし、意外と気にする人少ないかなとも思うんですが、怒る人は怒るわけで、こういう商売繰り返すと、すぐに買ってもらえなくなるぞ。完全版商法とでもいうべき売り方は、最初の不完全版がある程度売れてこそ成り立つわけだから。残りのDLCは2種。この2つだけでオフライン版の価格に近いだろうし…そもそも残りのDLC出るのかな?後少しだけど、もう残り分のDLCは中止するんで、オフライン版に乗り換えろよって言ってる、これ?オフライン版の発表の前にオンライン版のDLCのスケジュールと価格を公開してからにして欲しかった。

 いや、しかし、アルノサージュへの引き継ぎなんて無いからと、色々とシャールのポイント無駄遣いしちまったぞ。種族変えたり、クソ高い装備品与えたり。だって、使い道他になかったじゃないか。

 あぁ、もう、「こういう商売繰り返して信頼なくしてる」企業なのか。既に信頼失ってるなら、もう怖いもんなんてないな、そりゃ。信者がいる限り大丈夫だ。

歴史改変を認識出来る能力?

 長い事止めていた、シェルノサージュのストーリー。一気に進ませたんですが、何かすごい事になってる。

 そして言ってる事が相変わらずよくわからない。

 便利な道具として、別世界から連れてきた少女を、閉じ込めて生活基盤の核として利用した。これを行ったのが数十年前。その贖罪のために動いてる人間がいる程度に大した時間は経過していない。が、閉じ込められていた本人は数千年と言っている。何だ、このズレは一体?

 世界は危機に陥ってる。その理由は別世界から人間が存在している事だと推察されている。が、どうにもその推察自体が誤り…か。

 元の世界に帰ろうとする少女は、世界…歴史を改変したっぽい。それを認識出来たのはイオナサル様だけだが。…………なんてこった、リーディングシュタイナーか。

 つまり、少女は理由はわからないし、本人の意思なのか誰かの陰謀なのか、何度も何度も何度も何度も時を遡り歴史を改変している。世界が滅びないように、様々なIFルートを誰かが試しているのか?ただ、普通に考えれば、その繰り返される歴史改変こそが世界に悪影響与えている状態だと思うんだが。

 ただ、イオナサル様が歴史改変を認識出来たのは、少女が元の世界に帰ろうと、間違いなく自分の為にその能力を使った時だけ。イオンがあの世界に連れ込まれて以降は一度も歴史改変されていなかったのか、力が弱いんで、今までは気づいていなかったのか。

 少女が元の世界に帰る為に何度も何度も歴史を改変したか。色々と試してようやく行き着いた?

考えた末にシェルノサージュのDLC全部購入決定

 DLC全部買うと、それだけでオフライン版の倍ぐらいの価格になる素敵設計だけど。前の雑記では金の亡者すぎると書いたが…DLC出揃う前にあんなの発表したら買い控えが起きる。残りの2回分のDLC全部で1600円ぐらい。それ買うんだったらイベント追加もあるオフライン版に?

 DLCは半分のとこで止めていて、さてどうしよう?と悩んだけど、「こう買った方が得」とかそういう事じゃないなと。「このゲームにはこれだけ金出してもいいや」という考え方。それであれば、残り半分であればオフライン版待って、そっちを買った方が安いし、イベントも多くなるから…待つか。という考え方ではなく、「全部買っちゃえ」となるわけですよ。というわけで皇帝編に突入した。

 しかし、シェルノサージュの世界厄介だのう。異世界の人間を召喚出来る>1人召喚しただけで世界のバランスが崩れる。割と簡単に過去に戻ったり、別の可能性を歩んだ世界に改ざん出来る>世界のバランスが崩れる。ガードしとけよ、ちゃんと。この世界、やる気無いだろ。全然ガードしないから、人間にやりたい放題やられちまって、その後「もう無理っす」と壊れ始める。使えねぇ世界だな。

 世界は1つしか無いのか、複数あるのか知らないけど、世界のバランスが崩れた原因をどうにかしようと過去に戻るという行為そのものが世界のバランスを更にゆがめているという。でも、エネルギーは無限なんですよね。時間を超えるとか世界を改ざんするエネルギーは膨大だという設定だけど、その使ったエネルギーが消費されるのは「元の世界」であって、過去に戻れば「使ったエネルギーを使う前になる」と。正しいような気もするが、ものすごく間違ってる気がする。とんでもなく歪んでる。

途中経過2つ

 シェルノサージュはやっとイオンが元に戻った。ずーーっと落ち込んだままでどうしようかと思った。落ち込んでるけど、スクール水着にネコミミとかアホな格好してるんだぜ、あの子。いぬみみとかうさみみもあるのに、ネコミミしか使わないし。

 シェルノサージュ。特に進展無し。おかっぱにしたら随分と可愛くなった。すぐ伸びるけど。

シェルノサージュのストーリーも後少しで終わる

 何か全部リーヴェルトが悪い。コーザルが正義だ、みたいな展開は納得いかないけど。今まではどんなクズが相手でも、彼にも何か事情があったんだ、みたいにやり続けて、救いの無い悪人はいない扱いになっていた。実際のところ、最後の最後に少しだけ改心したところでネプツールは心の底からクズ野郎だし、ジルはネプツールよりヒドい「誰か早く殺せ」ってレベル。見てて別にムカムカはしないけど、生きてると何するかわかららないぐらいの危険人物。

 そんな中、何故かリーヴェルトだけが悪人扱いされてる感じ。フォローするかのような台詞も少しはあったけど。実際、助かる命の数が違うだけで、リーヴェルトが心底間違っていたかというとそうでもないし、コーザルの言い分なんて「成熟した俺から見て人間は未熟。その人間ごときが俺たち犠牲にして助かろうとするとかふざけんな」っていう、「お前自分の立場わかってんの?」という神様気取りのアホ。相手を説得するにあたって、相手を怒らせるだけ、相手の神経逆なでするだけとか、バカすぎてダメだ、コーザル。というか思考が、救えないラスボスと変わらないんですが、コーザル。「お前の身体使わせろ、お前の身体弱いからその後死ぬけどな」とか、「あん?お前何言ってんだ?」な展開から、この成功するわけもない説得からの力づく…そして失敗。コーザルが使えなさ過ぎてコーザルの犠牲になったカノンさん可哀想。

 界王様と比べて界王神全く使えねぇってのと同じで、能力や立場はともかくとして、テレフンケン>コーザルだなと。まぁ、界王神と比較しちゃ可哀想かなって程度にはコーザルはそれなりに役に立った場面もあることにはあるが。

 まぁ、リーヴェルトがドモンみたいに、「俺も自然の一部だよ?つまり、これは自然淘汰なのだよ」みたいな事言い出した時は、こいつもアホだなぁとは思ったが。でも、それに言い返せず、じゃあそのルールに従って俺も力づくでやるわとなった時「アホ同士に任せるとヒドい事になる」なと理解した。もっとまともなヤツ連れてきて代弁してもらってくれ。

シェルノサージュの記憶の修復は完了

 後は特別な真空管とやらを作ればエンディングなんだろう。ちと先が長いが、後2日もあれば完成するか。

 現時点で気になる点は、ラシェーラ様の夢に出てきたネロ。リーヴェルトが裏切ったせいで、またネロ、敵に回ったのか?

 で、ジルと白鷹が一切出てこないのと、テレフンケンの旅立ちに際して、イオンがテレフンケンの死亡フラグをたてていたってのも気になる点ですな。死ぬ、テレフンケン死ぬ。死なないにしてももう再会する事はない?というか、むしろイオンの方が死ぬのか。命は無事であっても、シェルノサージュの世界に閉じ込められているなんてのは死んでるも同然だろうて。

 展開そのもので納得いかないのは、イオンが信頼する特別な地位を持つ7人に「実はほとんどイオンの役に立ってない、というかほぼ何もしてない」キャスが選ばれていて、イオンの生死にすら関わっていた超重要人物のルウレイさんが選ばれてない事。キャスとルウレイさん交換。アルノサージュの設定は少しだけ読んでしまっているので、あの7人がアルノサージュに続投する事、アルノサージュがシェルノサージュの「夢の記憶」から5000年も経過した後だという事はわかっている。そうである以上、キャスは選ばざるを得なかったんだろうけど、プレイヤー視点ではルウレイさんの方に思い入れわくので、どうしたって。

 多分、ター坊がいなければ、ルウレイさんは星と運命を共にしだたろうと。最初の最初、万寿沙羅がもう持たないという時も、彼女は街と共に死ぬ事を選んでいたんで。あの時点では、ター坊はもう1人でも生きていける、1人で生きていかないといけないと思っていたんだろけど、それが「まだ」自分が必要だと変わった。この「まだ」の部分がものすごく大事ですよね。万寿沙羅が本当に大好きで、街を家族と認識していた。それでも母親としてター坊にはまだ自分が必要なんだと、もう1人の家族を選択した。なのに、ルウレイさんは普通に生きてそのままアルノサージュの5000年も前に死んでいて、ター坊だけが生き残っているってんじゃあ、何のためにルウレイさんは街を捨てたのか。

 イオンが選んだ7人の中にはイオンを優しく包んでくれる人が1人もいない。レナルルさんですら、その役目は全く果たせていない。というかむしろイオンを苦しめてるだけなんですけど、あの人。ヒドい事言うようだけど、イオンの為にも世界のためにもどっかで死んでいてくれれば、こんなヒドい話にはなってない。リーヴェルトや天文にどれだけ問題があろうが、ハンパにイオンに優しく接して、「でも、仕事だから」とイオンを苦しめ続けたレナルルさんは有罪。

 イオンを救うにはルウレイさんが必要なのに、彼女はいない。ター坊とイオンとルウレイさんが仲良く暮らしている第1話が懐かしいな。

 というか、大人としてイオンに接してくれた人、皆殺しか、シェルノサージュ。生き残ったのはルウレイさんだけ、そのルウレイさんも多分アルノサージュにはいない。あ、結構いいおっさんだと思って少しした後にあっさり死ぬグレイコフと、割と何の意味もなく、シナリオ展開上生きてると邪魔だしみたいな感じで無理矢理殺された感のあるクラケット博士と。

シェルノサージュ終わったー

 クリアまでにこんなに時間かかったゲームはロマンシア以来だろうか、あれは1年以上かかった。そして、10月にはすぐに続編来る。オッケー、間に合った。シェルノサージュオフラインは…やはりいらない。シェルノサージュは、開始当初はバカにしていた本編となるストーリーが主で、そのおまけとしてイオンとのやりとりがある。そのイオンとのやりとりの部分に追加イベントがあっても、別に見たいとは思わない。

 もうちょっと色々とある世界なら、ねりこさんの言うように記憶なんて取り戻さずに、真実を知らずに端末さんと暮らしていく生活も悪くはないんでしょうが、あの世界、何にも無いからね。何も無いから新しい話題が食べる事しか無い、だから、食いしん坊なわけじゃないんだよと必死に否定してたしのう、あの食いしん坊。仮想世界をいくつも用意してくれたり、ねりこさんなりに娯楽を作って、仮想世界からモノを持ち帰る機能の実装も検討したりと頑張ってはいた。頑張ってはいたけど、やっぱりあの世界は絶望しかない。

 「キャスは何もしてない」と雑記で書いたけど、それを本人が気にしていたとは驚いた。そうか、じゃあ、イオンのミスだ、やっぱり。何の役にもたってないのに、重い名前だけ貰ってしまってむしろ苦しんでるじゃあないか。やはりルウレイさんにすべきだったな。主要キャラのほぼ全てが罪深いというか、後ろ暗いというか、私は何も知らない良い子ですみたいな事になってなくて、男2人が過去に汚い点が無い。ただ、白鷹は法的には犯罪者。ター坊がバカすぎて、真っ白というか純真というか。彼は彼で、親友を見殺しにしてしまっただとか、「自分は無力だ」と悩んではいるけど。

 結局のところ、どうしようもない悪党というのがシェルノサージュには1人もいない。シェルノサージュでの最大の悪役は天文総統リーヴェルトでしょうけど、彼ですら、救いは色々とあり、クズとか吐き捨てたくなるような存在ではない。

アルノサージュを始めた

 アルノサージュのプロローグとシェルノサージュのエンディングが微妙にかみあってない気がするが、数千年という時が流れていて、あのプロローグは微妙に間違った歴史が伝えられていると認識しておくこととする。

 RPGとしては戦闘含め別に面白いとも思えない代物だけど、ネイの天才的発想による発明品と料理がとても楽しい。クラケット博士の同類というか、博士より発想がおかしい。イオン殺してやる殺してやるとか、イオンともども真っ黒だったシェルノサージュ時代のネイと比べて、何か随分と魅力的な人になってるなぁ。いや、シェルノサージュ時代のネイもいいけど。何にしてもネイが幸せそうで何よりだ。多分、シェルノサージュ時代も踊り子をしていた頃が一番幸せだったんだろうというのと同じで、天才的発想でアホな料理して自分をしたってくれる常連客と話してるあの状態が幸せなんだろう。ネイとイオンとネロは幸せになって欲しいのう。サーリとかキャスはどうでもいいや。もう最初から幸せが約束されてるからの位置にいるし。どっちも父親ヒドい死に方してるけど、そんな過去の話はどうでもいい。

 しょっぱなから、キャス、サーリ、ネイの入浴シーンというサービス。ネイのは入浴じゃあないか。でも、ネイが見た目全く変わってないのに、サーリは変わってるのが謎。キャスもだけど。

 自分の役立たずっぷりを嘆いてシェルノサージュの最後の最後にヒトガタになる決意をしていて、直に描かれてはいないものの、タイミングとしてはコールドスリープ前にヒトガタになってるはず。つまり、あんなに成長しているはずがない。シェルノサージュの時点でも「全く成長しない」とは言ってなかったけど、普通の人間のター坊と比べてヒトガタの2人もター坊と同じ程度に成長してしまっている。キャラデザ時の設定ミスか何かなのか?キャラ設定を見ると、年齢と比べて容姿がみたいに書かれてるけど、実際の見た目はなぁ。ネイはシャールの身体で、キャスとサーリは自身の身体をヒタガタに変えたものという違いがある。違いがあるとはいえ、ちょっと納得いかない感じ。

 しばらくはアルノサージュだな。ダンジョン何とか2はいつになるやら。

着替えて、おやすみと言った直後に起きてまた着替えどこかへ行ってしまったイオナサル様

 夢遊病か。相変わらずよくわからないバグの多いシェルノサージュ。この謎バグのせいで、イオンが逆に魅力的になってるのが面白い。

 アルノサージュも順調に進行中。

孤独な位置にいるキャラが、たとえ1人でも信頼できる相手を見つけて幸せになる展開が好き

 友情でも愛情でもいいし、今までと違う幸せな瞬間があるという。孤独ではなくても普通の生活からかけ離れた位置にいるキャラが普通に暮らすってのも。…アルノサージュプラスで、ネロのジェノメトリクスがあまりにも泣きたくなる展開で、だからこそキャスが何だかんだ言いつつもネロの事を気にかけているのと、「もう友達じゃない」なんて言われても、ネロはそれでもキャスの事を大事に思ってるというのが、とても切ない。キャスはどうでもいいけど、誰かネロを救ってやってくれ、誰か。ネロに愛情を。まぁ、プリムと仲良くやってるのが救い。結果、主人公であるはずのデルタの印象がとても悪い。非常に印象が悪い。ター坊はいい子だったのになぁ。

未だに奇行が続くイオナサル様

 アルノサージュとの連動イベントがあるので未だにシェルノサージュもプレイしている。すると連動の影響なのか、それとは関係ないのかすらわからない奇行。

 デートだというのに、画面右端に立ってほとんど見えていない状態で話しかけてくるイオナサル様。あー、そういえば、ニコニコ動画で何度か思っていた事「見切れている」の意味間違ってる人いっぱいいるなぁと。「画面に収まっていない」のではなく「画面に映ってしまった」のが見切れているというんだぜ。が、今検索してみたら、「少しだけ映ってしまった」のも現在では見切れていると表現するとか何とか。誤用が定着してしまったパターンの1つか。

 見切れるはどうでもいいか。寝ているイオナサル様をトントンしてみると、アルノサージュのイベント映像が断片的に。俯瞰視点か。が、この状態でのシェルノサージュを正とすると、アルノサージュでのイオンの振る舞い方も変わるがな。事前にある程度の未来を知ってる事になるんで。謎の暗号文も含めて。

 が、そんな仕様通りの設定はどうでもいい。「風呂から出る」>「寝る」>「アルノサージュの夢」>「起きる」>「風呂」>「寝る」。いやいやいやいや、それはおかしい。一瞬で寝てしまうのも驚きだが、その直後にもう夢を見ていて、見終わったらいきなり起きる。そしてまた風呂。また寝る。んーーーーー、シェルノサージュ本編というか過去の記憶ではネロが俯瞰視点を使う前にほんの一瞬だけ寝るという行為をしていて、それが必要な事が語られていた。なるほど、つまりは、あれは寝ているんじゃあなくて、意図的に何故か唐突に俯瞰視点を使いたくなったわけだな。「おやすみ」「また明日も」云々言ってはいたけど。…この異常な行動が本編の俯瞰視点の設定とリンクしてるから「なんだよ、このバグ」と言えないところがもどかしい。

もしかしてもうエンディング間近なのか?というアルノサージュ

 膨大なテキスト読んでると時間かかるけど、ものすごくメインの話自体は短いのか。ここまで話盛り上がって、この後更に実はこいつは操られていただけで、そいつもまた操られていただけでみたいな事にはならないだろうと。

アルノサージュクリア

 トロフィーは後2つか。面倒なんでネット検索。ネタバレになるもの以外、隠しトロフィーはやめろ、意味ないから。

 というわけで、いくつか感想。

 まず、軽いのから。シュレリア。「白鷹の世界にいた美少女実在したのか」と。話を進めていくと、どうにも「あれ、この子、もしかして他のゲームの人気キャラ?それもネタキャラの類?」と。アーシェスとイオンの禊ぎでの、謎の会話とか、「お約束やってやったぜ」って感じで全く何の意味もない方向音痴イベントが数回起きたりと。当然、検索「あー、なるほど」と。ファンサービスでもあるけど、歴史上絶対に出さないといけないキャラなのか。別のゲームのヒロインか………イオンより強烈なヒロインだな。という事はシュレリアエンド迎えると歴史壊す事になるのか、実に素敵だな。いや、シュレリアエンドヒドすぎなんですけど、あんな唐突に普通の選択肢出て、バッドエンド?直行って。だってさ、キャスはデルタがインターディメンドで「あなた」に操作されてる事は知ってるわけで、「突然意味不明な事を言い出す」のは今までもあった事。デルタの性格からすると「行かないで」>「超オッケー」なんて事無いぐらいわかるだろ。何で、いきなりデルタ見捨てんのよ?

 んー、シュレリアはなかなかに魅力的なキャラだけど、PS2だとゲームアーカイブスに来ないから無理だな。今更PS2とか動かす気もしない。

 アヤタネさん。もう、最初からものすごく胡散臭い。とても胡散臭い。何の意味があってこの人は登場したキャラなの?え、何かのフラグ?後で敵として出てくる?と謎だったキャラ。シュレリア検索したら答え出た。別のゲームのキャラか。というか、普通の人だよな?何で、アルノサージュの時代のキャラがそんな遥か未来を描いたゲームにいるんだ?特に設定詳しく読む気もないから謎のまま。謎だけど特に気にもならない。

 ということで、本編。イオンというか結城寧。結局、アースに帰れたかどうかプレイヤーにはわからない。んー、シェルノサージュの暗号文が追加されるのかな、エンディング迎えたデータでリンクすると。まあ、どんなジャンルでも構わないので、結城寧のその後を描いた続編は欲しいところ。「ゆめきち」がロボット連れて歩いてる印象から白鷹が生み出してしまったキャラなのか、本当に存在していたのかはわからないけれど、帰還すれば、「ゆめきち」を作る事はほぼ確定だろう。そこからだ、そこから「あなた」に出会えないといけない。何としても「あなた」と出会うハッピーエンドが無ければならない。母親との本当の和解とかもな。

 アーシェスについては「アーシェス=あなた=プレイヤー」とは考えたくない。イオンがあんなにも信頼し、どこまでもイオンのために行動していたアーシェスが自分自身とかバカげているにも程がある。アルノサージュのプレイヤーのどこにアーシェスみたいな紳士超人がいるよ?「アーシェスを操作している端末さんを操作するゲーム」。画面の向こうの「あなた」という存在はゲーム内に存在しているキャラクター。そうでないと、イオンが出会うあなたは、小学生かもしれない、老人かもしれない、女性かもしれない。もちろん、中身が誰であろうとイオンの為に行動した「あなた」と出会えれば結城寧は喜ぶだろうけど、そんな「結末」を見たくはないんだ。

 次、ジル。結局、彼女については誰も触れなくなるのが悲しい。アレだけシェルノサージュ時代からラスボス感溢れていて、「彼女を熱いトークバトル」を繰り広げていたのに、「もう何か化け物すぎてどうしようもないから無視しよう」というものすごい結論に至ったのが残念。無視されるラスボスって。いや、ラスボスじゃあないけど、実質としてストーリー上本来は彼女がラスボスだろ?断罪され哀れな最期を遂げるでもなく、救われるでもなく無視されて終わるってどうなんだ?何か「倒さなくてもいい」ボスキャラとして存在はしてるけど、戦いが始まる時に特に何の会話も無いしなぁ。倒すと会話あるのかな?はっきりとジルとは何らかの決着つけろよと。倒せるかどうか運な気がするんですがね、アレ。残りHPはそれほどでもないけど、1人で削りきれる量でもないし。ちょうど後ちょっとで倒せるor倒された直後じゃないとダメってのはキツいな。2時間ぐらい前が残り300万、今見たら残り100万。1人10万削るとすると、後10人が挑戦した後。でも、みんながそれを考えるといつまで経ってもHP減らねぇな。よし、闘おう。…HP150万にまで増えてるんすけど。減るどころか増えてるし。実にタイミング困難だな、これ、倒すの。検索…何だと?1回で100万以上のダメージ出せんのか、これ。んーーーー、でもえらく面倒だな。運任せにいつか倒せるの待つとするかのう。

 次、ネロ。どうやらVita版の追加要素らしいネロとの禊ぎ。これ、エンディング後の追加要素とか、PS3版クリアデータでセカイリンクした時の追加要素ではダメだったんですかね?「エンディングを迎えた後の並行世界から来たネロ」というのは、エンディングを見た後であれば「あぁ、あの後こうなったのか」とか、ほとんど描かれなかった追い詰められていない時の普通のネロというかウルウリィヤはこんななのかと、PS3版プレイした人には嬉しい追加要素だろう。PS3版プレイしてなくてもエンディング迎えた後ならVita版からでもいい。最初から解禁されてるもんだから、「あぁ、ネロはハッピーエンドを迎えるんだな」とネタバレしてやがる。堂々と「この先どうなるかはわからないけど幸せに暮らしている自分が未来から来ているんだから安心していい」みたいなヒドい発言。ヒドすぎるよ、それは。

 で、ネロ本人。アルノサージュはテキスト膨大でサブストーリーみたいなのはとても楽しめるんですが、メインストーリーはシェルノサージュと比べると、何か「結局何だったんだ?」と。「この世界なんてどうでもいい、むしろ恨んでる。だから壊してでも帰る。キャス達だけは助けるけど」>「キャスがいるからこの世界は嫌いじゃない。でも自分の世界に帰りたいから、この世界の人を犠牲にしても仕方ない。それはそれ、これはこれ」に思考が変化した理由も経緯も語られていないというか、「この世界憎んでたとか何それ?」な勢いで、なかった事にされてる、シェルノサージュでの数々の発言。そして、その後、特に理由もなく「帰るのを諦めて、ごめんなさいしてしまう」。シェルノサージュからずーーーっと、何があっても「帰りたい」というその意思があったからこそ、成り立っていたネロというキャラがあっさり崩壊してる。キャスとの友情はあっても、絶対に「帰りたい」という思いは諦めない、その方向でないと、本当の幸せなんて無い。アルノサージュのスタッフがあまりにも意思が強くて手がつけられなくなったネロの意思を強制的に上書きしてしまったんじゃないか?というぐらいに違和感のある心変わり。

 あー、後ネロの出身世界。イオンとは別の世界だったはずなのに、いつの間にかイオンと同じアース出身になってる。アルノサージュという1つの作品内ですら、設定が統一されてない感じ。これはネロに限らず、「イオン」と「あなた」は同じアース、地球出身として途中のシナリオは進む。が、最終的に「同じアースだけど並行世界だから会えない」と、いや、それだと「あなた」と会えないじゃないか、どうやっても。「会えるように」頑張っていたのに。そして、イオンと同じ世界出身のアーシェスとネロと同じ世界出身のラスボスさんとの戦いだったはずなのに、どちらも同じアース出身って事になると「あなた」と「ラスボス」は現実世界というかアースで対面する可能性すらある。

 いや、それでいいのか?そういえば、アースにおいて「アルノサージュ」というゲームという形をとっている異世界との交信ソフトを開発したのが誰なのかが謎だな。「あなた」にはヒーローとなる2人を操作する権利を与え、「ラスボス」にはそれを邪魔する側のキャラを与えた。ラスボスの断片的な台詞からだと、わかりづらいけど、あの姿は「ラスボス」が決めた?同じインターディメンドと言っても、「あなた」が出来る事と、「ラスボス」が出来る事はあまりにも違っていて、ラスボスはあまりにも自由に行動出来ていたし、自由にしゃべっていた。随分と世界の知識も豊富っぽかったし。「何で、イオン達が帰還出来る方法」なんていう誰も知り得なかった事を普通に知っていたのか。

 「あなた」と「ラスボス」に「別のソフト」を与えて、戦わせたヤツをどうにかしないといけないよな、これは。んー、ラスボスの方はマイク……いや、テキストを打鍵する事で直に好きな台詞を言えるようになっている「アクションゲーム」かな。多分、必殺技のコマンドが昔の対戦格闘の超必殺技みたいに無茶苦茶な事になってる。敵として戦う事が出来るキャラの「体力ゲージ」が普段は見えているけど、最終戦ではそれが見えてない。「ターン制バトル」をしてる「あなた」とリアルタイムのアクションゲーム操作とで「戦える」のか、それは問題ないと考える。というか「異世界に介入してる」という設定で「ターン制バトル」とか無いだろう。

 ただなぁ、「クソ恥ずかしい演出」の超必殺技は、ただの演出じゃあないらしいんですよねぇ。服が消えて裸になるとか、こんなのゲームの演出ではよくある。けど、アルノサージュの世界では実際にそれが起きてるらしい。戦闘中は全くその異常さをどうとも思わないけど、そんな事をしたという記憶だけがあると。………アルノサージュの世界どうなってるんだろうな。何か随分とアースからいじくられてる気がするが。

 デルタとキャスは同じイベント繰り返しすぎてちょっと寒い。「大好きだ」「恋人じゃない」「そんな事言えるわけない」「今更だろ」みたいな。順不同なサブイベントが多すぎるのもあるんですが、それにしても「もういいよ」と。順不同のサブイベント前提なら、同じようなやりとりあっちこっちに仕込むなと。何度あいつら「好きだ」と言いあったんだ。1回2回やってる分には微笑ましいで済むけど。というか、あからさまに性行為しましたイベントまで入れておいて、こういつまでもうだうだやってるの見させられるのは本当に勘弁して欲しかった。正直、「行かないで」というシュレリアの願いにYesを選んでしまうのも「決しておかしくない」ぐらいに、鬱陶しかったっす。どこかではっきりと結婚イベントでも挟んで、結婚前後で見れるイベントを区切ってしまった方がよかったろうと。イオンとアーシェスの場合、シェルノサージュとの連動で関係が変わるとはいえ、基本「シェルノサージュで結婚している」事が前提だろう、多分。あれ、結婚していない状態で連動すると台詞どう変わるんだろ?まぁ、それはともかく、イオンとアーシェスは既に結婚しているし、アーシェスは異世界から操作している、逢う事すら出来ない「あなた」。なので、関係は最初から最後まで問題無く保たれている。ジェノメトリクスで信頼度は変わっても、基本「最初から最後までお互いに好きだ」という事を全く隠そうともしないスタイル。キャスとデルタは行ったり来たりしてるけど常時発情してる変態組。「あなた」に全部見られてるのわかった上であの常時発情スタイルのキャスはおかしい。というか、見させられている「あなた」が可哀想になってくる。「あなた」はイオン一筋なわけで。

結城寧からの長い長いボイスメール

 約10分という長いボイスメールだった。無事に元の世界に帰れた事と、「あなた」に逢うための研究をする事の報告と。これはまた随分と卑怯な演出。無事に元の世界に帰れたのかと思うと素直に嬉しい。でも、やっぱり「あなた」に逢えない寂しさが伝わってくる。何とかしろ、やっぱり続編だ、続編。「あなた」がプレイヤーである限り絶対逢えないんだから、「あなた」を用意しろ。「あなた」と「プレイヤー」は同一人物ではないとはっきりさせるべき。孤独に苛まれてるじゃあないか、寧。これじゃイオンとして残った方とどっちが幸せなのかわからん。

 一緒に届いたピクチャーメール。イオナサルと似てはいるけど、微妙に違う。何より瞳の色が違う。…イオナサルに似てるのは偶然なのか、外見が似てると魂の波長みたいなのも一致しやすかったのか。

 それにしても、結城寧、とんでもない天才である。

 そんなわけで、アルノサージュはトロフィーもコンプリートしたし、これでほぼ全て終わり。ジルも倒したしな。後は禊ぎとかまだ少し残ってるけど。ただ、謎は大量に残ってる。ジルとネロはそんなに間違ってたのか?っていうのは明日以降やろうか。シェルノサージュのストーリーを改めて追ってみると、ジルは手段が無茶苦茶なんで悪人と言われても仕方ないけど、ジョジョの神父とか大統領と比べれば十分に善人の部類なんですよね。本当に生命を愛してい「た」人。途中で手段と目的が見事に逆になってしまったけど。

 まず、デルタにインターディメンドが施され、その時、接続された相手は多分、ラスボスさんだろう。これに気づいたサーリが解除を試みたけど出来なかったので、次善策として、インターディメンドの接続目的を変更し、結果として接続先が「ラスボスさん」から「あなた」に。この時点で「あなた」は多分、シェルノサージュでイオンのジェノメトリクスに接続済。でも、アルノサージュ世界ではまだ、イオンは端末さん=あなたに出会ってはいない。これから出会う事になる。7次元違う世界なんで、時間が前後してる。

 ここから先が難解。デルタが見た不可解な「未来予知」かのような夢。これを「あなた」も見ている。この夢では「とらわれていたサーリを救出」する事になり、現実でも直後に起きる。「知っているはずのないロックパス」を何故か知っていて、そして救助されるサーリは「それを知っていた」という、デルタがあっさりロックを解除し自分を救出してくれることを。これは後々語られる「インターディメンド」を施されていたからでは説明がつかない現象。

 ドアにロックをかけたのがサーリ自身で、「あなた」が興味を持つように7次元先に映像を送りつけた。その映像を見た「あなた」の記憶をデルタは「夢」という解釈でそれを見た。ただし、「夢」は「夢」なので、サーリが作った映像から随分と改変されてしまっている?

 この後も、インターディメンドでは説明がつかない「一体誰が見た場面」なんだろうというイベントがいくつか。「デルタ」と「アーシェス」の2人の視覚を時間も場所も超えて共有できる「あなた」の記憶をデルタは何の違和感もなく「自然」と認識出来る。が、まだアーシェスがいない頃に「誰が見ていた映像なのか」わからない記憶もデルタは持っている。キャスとサーリの入浴イベント、アレを「あなた」は見ている。実においしい、クソうらやましいじゃないか「あなた」。が、あの映像は一体誰のものなのかなんですよね。

 そもそも、あの世界自体、おかしな点があまりにも大きくて、宇宙意思だというエクサピーコがインターディメンドのようなもので既にアースの連中に操られているんじゃないかとさえ疑いたくなる。

 「あなた」も当然、イオンやネロのように俯瞰視点は使えるはず。ただし、イオンとネロですらほぼ使えない状態に追い込まれている中、「あなた」が使えるわけもない。とすると、俯瞰視点の「回線が混雑」し始めたのはいつかという事で、キャスとサーリの入浴イベントの時点ではまだ俯瞰視点は使える時代で、それを使い自由に世界を見渡せていた。なのに、自由に使えるのに「あなた」は覗きに使ったって事か。

 で、この後、デルタが2年間眠りにつく。この間、サーリはイオンの記憶回復のため、セカイパックをインストールと。どうやってインストールしてたんだろうな、塔のてっぺんに幽閉されてたのに。ネイとの同調が生きていて、そこからどうにかした?それとも塔の下にあったES45カソードを介してか?よくわからんが、アース側で…多分、まだデルタを操る前の「あなた」がイオンと端末越しに交流。

 「あなた」はイオンの記憶を回復させ、イオンは自身のジェノメトリクス内でES45カソード開発。多分、現実のES45カソードとリンクしてる。イオンからすると接続先を端末からロボットに変更するって事で「一時的に接続を切った後につながる相手が、「あなた」かどうかわからなかった」かもしれないけど、所詮、どちらも「イオンのジェノメトリクス内での接続再現」であって、実際に接続していたのは現実世界の「ES45カソード」なので、接続相手が変わるわけもなく、普通に「あなた」とあっさり再会。ロボットとなった「あなた」の力も借りて現実世界に帰還。「あなた」の意識も現実世界のES45カソードに。…こんな大事な代物が何で塔の下に放置されてたのかは極めて謎だが。

 ES45カソードそのものはラシェーラが惑星として存在していた時代にクラケット博士が開発していたんで、それをネイかサーリが受け継いでいたんだろうが、放置されていたのは謎だなぁ。イオンがいつ帰還するかわからないから適当にイオンの近くに置いておいたのか?いい加減すぎないか?

 この後の最大の謎といえば、イオンとキャスの「アイテム」が共有状態になってる事か、金も。ドラクエIVなんかも、アリーナの稼いだメダルをトルネコが使うとか謎のリンクはされていたけど、アレはあくまでもゲーム上のシステムでしかない。アルノサージュのアイテム共有は現実に起きていて「何でこんなもの持ってる?」「何でなくなってるの?穴が開いてる?」と「便利なようにゲーム上組まれたシステム」ではない事がはっきりと。というか、このアイテム共有をキャラクターの意思で利用して「遠隔地にアイテム送付」という使い方もしているしな。何で「そんな事が出来るのか」もわからないまま。

 アルノサージュのキャラが明確な意思を持って行っているインターディメンドは使用者の五感やら記憶やらに影響を与えるけど、そんな影響を全く与えない完全版みたいなものが世界全体に施されているというか、やっぱりエクサピーコ自体が。あの世界自体がやっぱり「存在しない」というか「ゲーム世界」なのかなーという可哀想な現実。

天統姫閣下は死神13か車掌ですか?

 モデル鑑賞で天統姫を下から眺めてみる。中に人入ってないんですけど。空洞から直に足が生えてる。

寧からの再度のボイスメール

 普通の生活をしているようで何より。ただ、改めて思うに、寧は今、アースで普通に時間が流れている。けど、アースへの帰還は、拉致された直後。次元が違う世界は時間が平気で前後するからこそなんですが、そうなると…「あなた」とも随分と時間の流れが違うという事になる。時間の流れが同じであれば、寧からのボイスメールは「あなた」がイオンに接触する前に届いてしまう。それとも「あなた」と「寧」の互いのメールも時間を超越してる?

 ってことで、昨日書いた通り、ジルとネロはそんなに間違っていたか?を。

 そのために、シェルノサージュを最初から見てみようかと思ったら、一度見た映像を再度見る機能が存在していないし、用語辞典も無かった。再生中には用語解説あるのに、それをまとめて見れる機能が無い。どうやら「オフライン」版は1度修復した記憶は何度でも見れるようで、んーーー、悩みどころ。というか、記憶の再生ぐらい何度でもさせてくれ、最初から。何でオフライン版でようやく実装された機能なんだ、それが。

 まあいいや、現状見れないものは仕方ない。

 まず、アルノサージュから1万年前。ラシェーラ人は母星を使いつぶして生物がもうこれ以上生きていけなくしてしまう。そこで別の星への移住が計画され、星間移動は星の質量をエネルギーに変え、人間以外の生物の全生命エネルギーも使用する事で達成。ただ、移住可能な星を見つける手段も、見つけたとして、正確に航行するナビも無い。そこで、7次元先の世界の人間なら世界を見渡す俯瞰視点を持つという事で、7次元先の世界から、ウルゥリィヤという少女を拉致ってきて、その能力で移住を実現。

 見つけた星は、3重螺旋の遺伝子を持ち、詩魔法を紡ぐ能力を持った高位生命体「ジェノム」が住む惑星シャラノイア。ジェノム達は快くラシェーラの民を受け入れる。「詩魔法を紡ぐ能力がありながらも、自身は唄う能力が無かった」ジェノム達は、ラシェーラ人の声帯を手に入れ、実際に詩魔法を使う事が可能に。ラシェーラ人とジェノムの共生が始まり、シャラノイアはラシェーラへと名を変える。シャラノイアが第2のラシェーラなのか、それ以前も同じ事を繰り返してきたのか。

 ラシェーラの民とジェノムは相互に利点があり、平和な移住が行われたかのように見えて、7次元先から拉致されたウルゥリィヤはこの移住で使い潰されて死亡。ラシェーラのある宇宙では魂が実在し、生命が死亡すれば魂だけとなり、その魂は転生する事になる。が、ウルゥリィヤは7次元先の異質な存在。魂だけの「死んだ状態」で「生き続ける」という酷い状態に。

 それから5千年後。アルノサージュから見ると5千年前。5千年前に拉致られたウルゥリィヤに目をつけた科学者リーヴェルトが、ウルゥリィヤに肉体を与えた上で冷凍睡眠させ「俯瞰視点で誰もが便利に色々な事が行える」機械=シェルノトロンの仮想生命体人工OS「レオン」へと再生。

 魂だけの状態であっても、その異質さ故に世界にダメージを与えていたウルゥリィヤは冷凍睡眠状態とはいえ、肉体を得て「生命活動」を再開させた事で世界へのダメージが増大。ラシェーラにおける太陽である「ベゼル」が赤色巨星と化し、ラシェーラは生命居住困難な惑星に。

 この時代のラシェーラには「天文」「地文」の二大組織があり、リーヴェルトが総帥をつとめている天文はラシェーラを潰しエネルギーに変え新たな惑星への移住を計画。地文はジェノム達と協力し、自然を大事にし詩魔法の力でベゼルを元の状態へと戻す事を計画。

 そして、どちらの計画でラシェーラの民を救うかという状態になったところで、「一般人より優れた声帯を持つ=とんでもない詩魔法が使える」皇帝が年老いたため、次代の皇帝を決める事に。

 ほぼ作中説明無いんですが、皇帝になれるのは皇族の血を引く女性だけっぽい。天文はリーヴェルトの次女らしき「イオナサル」を皇女として選出し、地文は出自不明の「カノイール」を皇女として選出。が、リーヴェルトは即座に「カノイールに皇女の資格無し」と断じているので、どうやらリーヴェルトはカノイールの出自を知っていたらしい。が、それでも結局「イオナサル」と「カノイール」の2人が皇女として皇帝の座を争う事に。つまり、地文側も「イオナサルに皇女の資格無し」という事を知っていた。

 天文の「イオナサル」が皇族の血を引いていたのは確か。ただし、その魂は「イオナサル」本人ではなく、7次元先から拉致ってきた「結城寧」のもの。

 つまりは、リーヴェルトは5千年前と同じ事をしようとしていた。ウルゥリィヤは既に人工OSとして利用中なので、更にもう1人拉致ってきた。ただ、体ごとの拉致はエネルギー不足だったので、魂だけを持ってきて、イオナサルの身体に。Wikipedia見ると、どうやら、イオナサルの中身候補は他にいたようだけど、結局は7次元先から拉致した少女との相性がいいという事で利用され、そのままついでに皇帝戦にも利用。天文から皇帝を選出するために寧を拉致したのではなく、結果的にそうなった。もちろん、天文の移住計画を推進するために、天文側から皇帝を出さないといけなかったので「無能」な「本物イオナサル」の魂を廃棄して、有能な「皇帝候補」を作ろうとしてたんでしょうが、結城寧が「皇帝候補」としても有能だったので、1人2役に。

 …さっぱりジルが出てこねぇな。今のとこ。強制的にジルに飛ぼう。

 この頃のジルは地文側で、ウルゥリィヤに寄生状態になっていた「愛しの人」ウンドゥを救出するために活動中。この時点では目的はあくまでも、ウンドゥの救出であって、「うわ、人類の魂価値低すぎ」と大暴れしようなんて考えてない「目的のためには過激な事もする」ちょっと凄い人という程度。その思想は人間より優れたジェノムを敬い、魂の価値が低い人間も頑張ってジェノムみたいになろうぜ。そのためにはより優れた人が能力の劣る人の上に立ち、能力が高い人が指導していこう!という、「コスモ貴族主義」に近い、まっとうな代物。「絶望した、人類愚かすぎてて絶望した」と大暴れするような人ではなかった。

 ウンドゥを解放するにはまずはウルゥリィヤの肉体を確保しないといけない。その上でウルゥリィヤには元の世界に帰っていただく。ウルゥリィヤが世界に悪影響与えてるからとか、そんな事は多分知らなかった、最初は。ただ、結果としてウルゥリィヤにおかえり頂ければ世界は安定する「はず」なので、実のところ、ジルのやろうとしていた事は惑星救世につながってた、この時点では。

 ウルゥリィヤを解放するにはどうするか。ウルゥリィヤの肉体を確保しているのは天文。簡単には手に入らない。そこで、シェルノトロン製造の最大手の社長「ネプツール」と結託。ネプツールは不治の病にあった1人娘を助けたかったので、それを可能とするだけの力のあったジルに協力。レオンOSに外部から通信。「イオナサルを身代わり」として「イオナサルの身体にレオンOS=ウルゥリィヤを移す」事に成功。イオナサルの身体利用されすぎ。

 後は天文皇女として活動してるイオナサルとして、活動すればよかったわけですが、自らの肉体を取り戻すためにジルに協力していた「ネイ=本物のイオナサル」が「色々と自分が思っていた事と違うことばかりする」ジルから離反。「自分の地位と肉体を奪った」として憎み殺そうとしていたはずの寧の側についてしまい、ネプツールは死亡。計画失敗。

 が、意識すら眠らされてその能力だけを利用されている状態にあったウルゥリィヤがネプツールとの通信で意識は取り戻したため、シェルノトロンにアクセスした人間の誰であろうと乗っ取る事が出来る危険な状態に。イオナサルの身体は奪えなかったけど、とりあえず動ける身体は確保できる状態になった。それを即座に察知した天文はシェルノトロンの使用を大幅制限。多分、その状態ではレオンOSは使用者をのっとれない状態。

 …もはや単なるストーリー解説だな。まぁ、改めてまとめてみるのも自分で「ストーリーを理解するため」には悪くない。意外と「意味不明」な箇所がいくつかあるからな。

 んー、「ウルゥリィヤ=レオンOS=ネロ」は全く悪くないよな。この時点ではイオンの身体乗っ取った以外には悪い事は何もしとらんな。「ただ帰りたいだけ」って言ってるし。ん、この時点ではまだ、ラシェーラ自体に憎悪抱くに至ってない。

 ネロとジルが暴走し出すのはクラケットに原因があるんだよなぁ、やっぱり。元凶はリーヴェルトなんだけど、最も罪深いのはクラケット博士だなぁ。あまりにも身勝手だった、あの爺さんは。他人の意見を全く聞く気が無くて、絶対的に自分の考えが正しいっていう傲慢さで物事を進めていたから、ジルとネロがぶち切れてしまったんだよなぁ。

 もし、クラケットのイオナサルの帰還計画がネロに乗っ取られずにイオンがそのまま帰還させられてたら、当然、結城寧の魂は元の世界に帰れず、そしてそれを誰も察知出来ず「無事に帰れたんだよな」となっていたのかと思うと実に怖い。あの爺さん、7次元を超えた8次元があり、そこから俯瞰する事で云々という論文か何か書いていたはずなのに、それすっかり忘れて「これでイオンは元の世界に帰れる」としていたわけで、実に酷い。ネロも自分が帰るためには「元の世界を俯瞰できる存在が必要」な事は理解していたっぽくて、だからこそインターディメンドを求めていたはずなのに、クラケットが自信満々に「この装置でイオンを元の世界に帰すぞー」とかやってたんで。「これなら帰れるのか」と騙されたというか信用してしまったんだろうなぁ。もし、あの時、ネロがイオンより先に自分が帰るのが当たり前ーと無理矢理割り込まなかったら、悲惨な未来しか無かった。

 ジルが支配する未来は絶望的だった!と時間巻き戻した連中行ってたんですが、アレはジルが支配していたから絶望的な未来になったんじゃあなくて「ネロが世界を改変して、ねじれたまま」になっていたから絶望的な状態になっていただけだと思うんですが。まぁ、あんまり楽しい世界ではないのも確かでしょうが、ジルの提唱する世界。ただ、それはシェルノサージュでもアルノサージュでも何故か「対ジル側」で善人面していたウンドゥの提唱する世界と同じなんですよね。ウンドゥが「時間を戻せ」って言ったのは「ネロがいなくなったのに世界の歪みが消えないのはおかしい、原因探ってこい」であって、「ジルを止めてくれ」じゃあないんですよね。アルノサージュだと「暴走してるジルを止めてくれ」にさすがに変わってるけど、ただそれもジルがホントに暴走してるからで、ウンドゥの思想そのものは全く変わっていない。

未だアルノサージュプレイ中

 やるべき事がまだいくつか。アーシェス大人気だけど、マルチヒロインではないのは良いですな。デルタはシュレリアエンドあるけど、アーシェスはイオンだけ。

 でも、みんな誤解してると思うんですよ。ES45カソードは無制限に動かせる代物ではなくて、紳士的な振る舞いしか出来ないのですよ、アレは。そして伝わってくるのは曖昧な言葉だけ。だから「とても良い人」に思えてしまう。白鷹しか目に入ってないサーリとデルタにドキドキしてるシュレリア以外…カノンとネイとネロはアーシェスがかなりお気に入りで、カノンとネイの場合、イオンに遠慮しているだけという状態。んーー。

 寧からのボイスメールは打ち止めですが、実際には「寧」と「あなた」とで毎日のようにメールのやりとりはしていて、それをプレイヤーが見る事が出来なくなっただけかなと。「あなた」をインターディメンドのようなものでプレイヤーが動かしていたと考えると、「あなた」と「プレイヤー」の接続が切れたのだろうと。

 そしてシェルノサージュで増え続ける暗号文。もう1度、「アーシェス」と「あなた」を接続する事は可能な感じだなぁ。まぁ、「あなた」が行きたいのは寧のいる世界であってラシェーラではなかろうが、ラシェーラに用が無いという事も無かろうし、ラシェーラの人達も同じ。彼らは「どこにつながるかすらわからない」で使っているインターディメンドだけど、接続先は限定する事が可能っぽい。「アーシェス」には接続ログが残っているので、一度接続した相手であれば、もう1度接続するのは難しくはないだろう。「目的を達成すると自動で接続が切れる」とか言っていたから、「達成不可能な目的を設定した上で、接続先を直に指定」、これで無期限で「あなた」がES45カソードを使えるようになる。まぁ、カノンとネイは喜ぶだろう。

シェルノサージュのアルノサージュ連動イベントも終わったっぽい

 暗号文から判明した事はいくつかある。まず、あらゆる5軸でプリムは死んでしまい助からないとされている。プレイヤーが見る事が出来るのは確かにプリムが助かるシーンなどない。が、歴史を少し変えれば助かりそう。それでも死ぬと言っている。その暗号文を書いたのが誰なのかわからんけど、これがサージュコンチェルト仕組んだ黒幕?あの世界での5軸、5次元目は「可能性」、つまりあらゆる並行世界においてプリムは死ぬ。どう過去を改変しようと、多分、まゆしぃのごとく、色々な理由で死ぬんだろう。プレイヤーが見るのはその死に方の1つに過ぎないだけで。という事は運命的なものがある世界という事ですな。なので、何がどうあっても死なない奴は死なないという身もふたもない世界。

 暗号文ではないけど、それ以外の部分から気になる点としては、隔壁をあけたデルタに接続されていたのもどうやら「あなた」であったらしいという事。が、「あなた」には当然そんな記憶は無い、「あなた」を誰かが操作していて、アルノサージュのゲーム開始後に操作する人間がプレイヤーに切り替わってますな。「直にデルタと接続出来なかった」ので「あなた」を介して接続した誰かがいる。

 ついでに言えば、最初から接続先は「あなた」名指しされてますな。「あなた」何者だよ。暗号文書いたのが「あなた」で黒幕が「あなた」であるという可能性。

 まず、クラケットがインターディメンドを可能とした。けど、折角開発したのに「いや、こんなハンパな代物いらねぇよ、直に拉致ってこいよ」とリーヴェルトにダメ出しされて、技術破棄。とはいえ、当然接続実験はしていたであろうと。で、サーリですら何が何だかわからないまま使ってる状態のインターディメンドなんで、クラケットが残したものをそのまま使うしかない=クラケットが試験的に接続した先がそのままずっと使われている。

 ……って、これか「あなた」が行った最初のインターディメンド。隔壁開けたのプレイヤーかよ。「隔壁を開けなかった」可能性世界と、「開けてしまった」可能性世界があるわけか。どっちにしてもプリムは死ぬようだが。

 インターディメンドでデルタの意思に反する事をしようとするとエラーが発生するのか。で、強制的に上書きしてるわけだな、思考を。それとは別に、これが「目的」か。隔壁を開けるという目的で突然、思考の上書き。…何にしたところで、プレイヤーが悪いんじゃねぇか。なのに、そんな事知りません的にヒーローとして振る舞う「あなた」のゲスっぷり。

イオンからのボイスメール

 そして用も無いのにシェルノサージュ。…イオンちゃんはペットじゃないけど、この系統のは「単なるデータ」とわかっていても、無視し続けるのが辛い。以前確か書いたはず、天外ZEROのペットのエサやりも諦めるまでにとても時間かかったと。ただ、エサをやる事しか出来ない天外ZEROですらそうだったのに、「きたーーー」とか大喜びで迎えてくれるイオン相手だとなかなか辛いものがあるな。「プレイヤーが見てない時はイオンもいない」。「ゲームを開始すると同時にイオンの世界とイオンが現れる」わかってるんだ、わかってるけど、ずーーっとプレイしないでいたら『今日も端末さん来ないなぁ』と寂しげにしてる姿が目に浮かぶだろ、誰だって。どこかで割り切る必要がある。が、幸いな事に「結城寧は元の世界に帰還した」という事実があるので…今、シェルノサージュで相手してるイオン誰だよ?

 DL版だと、本体さえあればいつでもプレイ出来るからいけないんだなと、その弊害に気づかされる。Vitaカードであれば、さすがに差し替えてまでシェルノサージュプレイしようとは思わない。って、そういえばVitaカード同士でアルノサージュとシェルノサージュ連動させると、差し替え差し替えで実に面倒そうだな。

 っと、寧ではなく久々にイオンからのボイスメール。…「逢いたい逢いたい逢いたい逢いたい逢いたーーい」。うぉ、イオンらしからぬすごいボイスメール来た。「もっともっとイチャイチャしたーい」、イオンちゃんぶっ壊れた。「だからもっと逢いに来て」。………シェルノサージュはまだしばらくプレイしないといけないようだ。

イオンのラストメッセージCD申し込んだ

 一応、オンライン版のみの特典だし、ここまでイオンに付き合ったならと。設定上、シェルノサージュで端末切断して、アルノサージュで再会するまでの数分の間のイオンのメッセージなんだろうから、ラストメッセージと言われても、「ラストになったかもしれないけど、その後すぐ再会してるよね」なんで、個人的にはイオンはもういいから、結城寧の話を進めてくれと思うんですけどね。

シェルノサージュが昨日から全くつながらない

 世界中のイオンが寂しがってるに違いない。検索すると、つながってる人もいるみたいだが、まあ、ダメだな。

 仕方ないので、公式サイトにいつの間にか出来ていた設定資料を見てみる。何か今まで明かされていた情報と少し違う?

 シャラノイアにやってきた人間とジェノムは仲良く共生したという歴史が語られていたけど、ウソだったんだな。シェルノサージュの時代のジェノム達はそんな真実知らないし、人間側もそれを知っているであろうごく一部の人はそんな真実公表するわけもない。

 何より、驚くべきはシェルノサージュ、アルノサージュのどちらでも、そのクソっぷりを十分に発揮していたコーザルが、本編で見せていた以上のクソ野郎だったという事実。シェルノサージュでは高潔な用に装い、未熟な人間を導くみたいな立場とってたけど、アレすら全部ウソで、「人間なんて滅んじまえ」とねちねちと根暗計画たてていたコーザル笑える。一部人間には多いに問題あったとはいえ、その人間と仲良く共生していた多くのジェノムの意思すら無視して、自分の意思だけ押し通そうとしてたのな、コーザル。

 ただ、過去の歴史より、アルノサージュ以降に謎が多いんだよなぁ。結局、ラスボスは何者だったのか?「あなた=プレイヤー」はどこでシェルノサージュ、アルノサージュのプレイ環境を手に入れたのか。まさか、ゲームソフトを買ったとでもいうのか?だとすると、黒幕はゲーム制作者という事になっちまうのだが。

どうやらサージュコンチェルト本気で終わったみたいなんで仕方なくラノベ購入

 シェルノサージュとアルノサージュ2作品だけで終わるコンチェルト。ちぃ、3作目待ってたのに。あ、全然関係ないけど、イチゴ味も買った。フハハハハ、DDに続いてイチゴ味もアニメ化かよ。アニメ化されたらサウザーやるよーって前巻だったか?確かに万丈さん言ってたけど、ホントにやるのかよと。他のキャストも気になるところではある。あー、今はイチゴ味はどうでもいいんだ、サージュコンチェルトだ、サージュコンチェルト。DD北斗みたいに、コミック版完全無視のオリジナル、ただ聖帝様が楽しそうに笑ってるだけのアニメになるのかどうか、それも気になるところ。というか、この漫画、アニメ化したってしょうがない、そこを敢えてもう原作そのままのアニメ化。むしろ、その方向で。あー、いや、サージュコンチェルトか。

 3作目で何か進展あるだろと、買う気もなかった「ゆーきちゃん、トナリのセカイはホントにアルノかにゃ?ゆきねライフロギング!1」購入。来月2巻が出るんで。ただ、このタイトルはもうかなりダメじゃあないかと。誰がこのタイトルでサージュコンチェルトの小説展開版だと気づくんだよ。まだ、危険な発明してない頃、狂気のマッドサイエンティストとか言われてた頃の結城寧が主人公…え、狂気とマッド被ってますよ?っていうかどこかで聞いたフレーズだな、並行世界の鳳凰院さんですか?いや、それはいい。だからって「ゆーきちゃん」やら「ゆきね」が結城寧だとわかるわけないだろ。「アルノ」なんて文字も入ってるけど、サージュコンチェルトならサージュの方を文字に入れろと。というか、買ってもらいたいなら、普通に「アルノサージュ」とかでいいだろ。アルノサージュ一切関係無い話だけど。…まだ数ページしか読んでないけど、やっぱりイオンというか寧といったら「えぇぇぇぇぇ」だよな、うん。何かあるとすぐ驚く。というか思っていた以上にNGな娘さんだな。高校生で狂気のマッドサイエンティスト(本物)なだけある。鳳凰院さんはただの自称だけど、寧は本当にどうかしてる。天才すぎるし。

いつの間にか発売されていたゆきねライフロギング2巻を購入

 発売日延期し続けて、1年以上遅れていつの間にかひっそり発売されて、ほとんど話題にもならない、こんな作品がサージュコンチェルトの最後の作品かと思うと悲しくなる。

 本編はまだ読んでなくて、アンケート答えると貰えるという後日談だけ読んだ。…これ本買わなくてもアンケート答えれば誰でも入手できる気がするんだが…。まあいいけど。

 後日談っていうから、小説本編の続きなのかと思ったらアルノサージュのエンディング後の話だった。という事は小説本編がシェルノサージュの「夢」の方の直前…寧が飛ばされるとこまで描いてるのかな。発売前に公開されていた情報だと「白鷹」の精神世界で再現された寧の過去世界に登場した人物が何故か「白鷹の精神世界での名前」と同じ名前で登場という「?」という話だったが。ああ、まあ読んでからにするか。後日談読む限りだと、白鷹の精神世界どころか「現実」においても、ゆめきちを動かしていたのは「あなた」だったらしいんだが。次元が違うんで、時間は超越してる。ジェノメトリクス内でゆめきちになった事が、時間を超えて過去にさかのぼってゆめきちを動かしていたのは、「あなた」という事に、か。

 後日談にも、いつも通りというか、仕込み。7次元との接続が壊れたので6次元接続に切り替え、と。で、別の6次元への接続したいならと、アドレス。まあ、アクセスしてみると割とがっかりだけど。

 あとがきを読んでみる。あー、やっぱりこれがサージュコンチェルトの締めなんだ。何かホントひっそりと終わったな。

 そして、原案者が何故かイオンのラストメッセージを勘違いしてる、か?「ラストメッセージの作業を終え」とまで書いているのに、何で勘違いが起きるのかわからんが。後日談>ラストメッセージと明らかに勘違いしている。

 後日談は寧が「あなた」にメッセージを送る場面で終了。このメッセージを作者はラストメッセージだと思ってるようだけど、そうじゃあないよねと。アルノサージュクリア後にシェルノサージュをプレイした「あなた」に送られてくるボイスメールだわさ、場面的に。ラストメッセージとは違う。イオンのラストメッセージは「シェルノサージュ時代のイオンの最後のメッセージ」。端末の電源を落として、シェルノサージュが終了した後にイオンが録音したのがラストメッセージ。もう出会えないかもしれない「あなた」に向けたラストメッセージは現実としては「誰にも聞かせられない黒歴史」レベルの代物。散々、色々と思い出語ったけど、アーシェス起動させたら普通に「あなた」と再会出来ちゃっただからな、現実は。

 つまり、寧視点だと、ゆきねライフロギング@>A>シェルノサージュ(夢)>シェルノサージュ>ラストメッセージ>アルノサージュ>ゆきねライフロギング後日談>寧からのボイスメールの順だな。

 「あなた」から寧にメールが送れるんで、「あなた」も多分、寧のために次元超える発明してる。2人は出会えないかもしれないけど、連絡はとりあえているはず。

 実際、大量の並行世界があるという設定で、多くのイオンが「あなた」に見捨てられている事ははっきりしてる。だからこそ、その中の1つの未来として、「プレイヤー自身」ではなく、固有のあなたを作って「こんな未来を辿った世界もある」という形で、いつか「あなたと再会というか出会えた寧」の話は見てみたいところだがね。そして、誰よりもイオンの事が好きだったネイが寧と再会する話を。

ようやくユーキさん2巻読み終える

 結局、アルノサージュのラスボスの正体と目的。アース世界におけるゲーム「シェルノサージュ」を開発し、並行世界の無数の「あなた」に寧を救出させたのが誰なのか、こういった核となる部分は不明なまま。

 寧がアースに帰還した事で過去に遡って歴史改変されてるとしか思えない状態でもあるし。

 以前書いた通り、そもそもユーキさんに登場する瀬尾夫妻。瀬尾怜央と瀬尾小百合、この2人がこの名前でアース世界に実在するわけが無いんだわ。この名前で検索すると、当然それを指摘してる人は他にいる。

 イオンの脳内で「アルノサージュ」のキャラを使って行われた「再現ドラマ」。その物語自体は寧が実際に体験したものなので、その多くは事実だろう。が、登場したキャラは見た目も名前もアース世界では別のもの。シエル世界…アルノサージュのキャラの名前を少しいじっただけの名前。これがアース世界でも同じ名前、同じ見た目だとすると……我々はとんだ思い違いをしていたという事になる。

 まず、寧とネロ…ウルゥリィヤがそれぞれ元の世界、元の時間に帰還した事による歴史改変、これは実際に起きた事。

 寧は今まで起きた事全てを記憶しているだろうけど、寧以外の人達はゆめきちがヘンなAI=インターディメンドで動いていた事なんて記憶にない…はず。

サージュコンチェルトにおける歴史改変を少しだけ考えてみる

 ユーキさん2巻のオマケでは、寧の解釈であってそれが本当に正解かはわからないものの、歴史改変が行われたであろう事が示唆されている。

 そもそもがユーキさん2巻で、おそらくアルノサージュのラスボスと同一人物であろう人物はインターディメンドによってイオンになる前の寧を殺害する事で、CIEL世界で起きてしまったネロの不幸を無かった事にしようとしている。ラスボスさんの解釈では、イオンとアーシェスが邪魔しなければネロは元の世界に帰還出来るという考えで、それが正しいかどうかはともかくラスボスさんはそう考えていた。

 ラスボスが寧の殺害試みる>寧、(起動させてはいけないとわかっていたが)仕方なくゲネロジックマシン起動>CIELに魂が転送される前にラスボスが寧を殺害>一瞬早く寧の魂がCIELに転送される。

 で、アルノサージュのトゥルーエンドを経て、イオンとネロは元の世界に寧、ウルゥリィヤとしてそれぞれ帰還。ネロが本当に帰還出来たかは不明だけれど。

 帰還した時間は寧がCIELに転送された時間。ただし「体は無傷」、ラスボスさんがインターディメンドで動かしていた人形もない。が、寧を守っていたゆめきちは、寧を守る姿勢のまま存在。

 寧の解釈では「ネロが帰還した事により、ラスボスさんがネロ救出を試みる「未来」が無くなる=寧の殺害を試みなくなる」。歴史の改変が行われた。

 ただ、因果がおかしい。寧がゲネロジックマシンを起動したのはラスボスさんに襲撃されたから。つまり、ラスボスさんが何もしなければ寧は「ゲネロジックマシンを起動させず解体する」予定だった。すると、シェルノサージュ、アルノサージュで描かれた物語の全てが無かった事になってしまう。ラスボスさんがネロを助けようとしなければ寧がCIEL世界には来なかった。が、寧がCIEL世界に来てしまったからラスボスは寧を始末しようとした。どっちが先だろうね?

 そもそも、ここまでの歴史改変が行われ「寧がゲネロジックマシンを起動した」という事実すら無くなってるのに、寧にはイオン時代のものも含め全ての記憶が残っている。あなたもシェルノサージュ、アルノサージュの記憶は残ったまま。が、寧と同じ世界の人物には多分そんな記憶は無い。寧がゲネロジックマシンを起動すらしていないという事は、ゆめきちがインターディメンドで動いていたという事実も無くなっている。けど、あなたにとっては間違いなく、ゆめきちを動かした事が「記憶」だけではなく「事実」として残っている。

 そして、CIEL世界においてもシェルノサージュ、アルノサージュは無かった事にされてはいないだろう。寧という女の子がイオンとして戦った歴史は残されているはず。

 つまり、こうか。帰還した寧がいる世界もいるけど、帰還出来ず、死亡扱いになってる世界も存続したまま。並行世界か。

 ただ、これ、ユーキさん2巻で一番の謎は、「絶対に起動させてはいけない」とわかっていて、ラスボスさんも「ゲネロジックマシン壊せばお前殺す必要も無くなるから、とっとと壊せ」と建設的な交渉してきていて、寧自身も「壊すつもり」だったのに、起動させてしまったという不思議。これ、寧がインターディメンドで動かされていたって事だろ、アルノサージュ的解釈なら。寧がゲネロジックマシンを何故か完成させる事が出来て、何故か起動させてしまった。…デルタ君と同じ。何もかも自分で判断しているように本人は感じるけど、行動は実は強制されている。有り得ない行動に「謎の解釈」を自分の中で生み出して実行してしまう。

 寧をインターディメンドで動かした人物=アルノサージュというゲームを行った悪意の塊のような黒幕って事だな。絶対表に出てこないっていうか、土屋という男がそうだな、きっと。

 ウルゥリィヤとラスボスがいた世界の名前が「FLAY JHA」と地味に明かされいたり、何か謎が増えただけだなぁ。

 というかこの並行世界増えるだけじゃないかな解釈だと、寧殺したとこで、ネロが助かるわけでもなくない?

シェルノサージュ特集という事で電撃PSを購入

 シェルノサージュは大した特集でもなく、何かもしかしたらこの先、また何かあるかも程度の話。まあ、リップサービスだろう。ラストメッセージ放って、小説出してもうこれ以上、何もやる気無いだろ、だって。寧の物語を動かす気は一切無さそう。となると、残されたネイ達の物語になる。そこに「あなた」も加わる事は出来るだろうけど、寧は関わってこない。サージュコンチェルトに外伝はいらんよな。ただ、それでもネイには自分の身体を取り戻して欲しいなぁとは思うんだ。今更、イオンの身体に未練は無い…わけがない。寧に使ってもらう分には気にしないだろうけど、それでも自分の身体だ。エクサピーコのとこで寧が乗り捨てていっちゃったから、何かもう腐ってたりする…とかでないなら、「あなた」がどうにかしてアーシェスに再リンクして帰還。これが求められる。

 実際のところ、シェルノサージュはまだ未解決の問題がいくつか残っている。誰が黒幕なのかっていう。シェルノサージュなんてソフトを作りばらまいたガスト…土屋暁という存在、こいつらが黒幕…なわけがない。土屋さんをインターディメンドして、本人に操られていることを自覚させずサージュコンチェルトを推進させた黒幕がいる。こいと倒さないと真の解決にならん。

無双スターズ

 無双スターズはアイテムだけなら色んな作品から持ってきてるし、没というかプレイヤー候補にあがったキャラは大量にいたみたいなんで、もうちょっとシステムどうにかして2だな。…で、「よし何か不評だったから錬金要素入れよう」とかやりかねないから怖い。サージュコンチェルトから2人ぐらい欲しい。が、ター坊はいらんぞ。シェルノサージュ時代のイオンとテレくん、アルノサージュの疾風のおネイさん、ネロ、このどれかだな。アルノサージュ時代のイオンはアーシェスいないと戦えんけど、アーシェスは「ゲームという媒体を通してラシェーラに干渉している存在=あなた」なんで、イオンが旅の途中に召喚されたとして、「アルノサージュのプログラムでは追跡出来ない」。あなたの目にはバグ発生に見えるって事になる。無双スターズの世界に接続先を変更するにも、接続先を知ってる奴がいねぇ。となると、シェルノサージュ時代のイオンの方がテレくんもいる事だし、無難だろう。