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1001 Spikes

5段階評価☆☆☆
トロフィー難度☆☆☆
プレイ理由ラムラーナクリアしたし、何か雰囲気似てるしやってみるかー感覚だった
推しキャラジム ホーキンス(クソ親父)
スクリーンショット33枚

感想

 まずはプレイ当時に書いた雑記のまとめ

 どんなゲームかすらわからず見た目で購入。1001円だった。「誰もがクレジットカードで残金補充してるわけではない」ので、この1円が邪魔で売れないと悟ったのか、すぐに1000円になったけどな。1円返せ!1円だぞ、1円。

 えと、面クリアタイプの死にゲーでした。でも死因の7割ぐらいは吹き矢。スパイクで死ぬ事は滅多にない。ふと油断すると石像からの吹き矢が尻に刺さる。頭に刺さる、腹に刺さる。後頭部直撃。ふ、こんなものナイフで迎撃…しっぱーい。死ぬとスタート地点に戻され残機が初期で1001。正直、死にゲーで残機設定があるのも、随分と戻されるのも、「各ステージに1つづつ設置されてる隠しアイテム取得で1人増える=死ぬ前に取れるなら取っておいて、残機減らさないようにしなさい」という強制感がものすごく嫌で、初日で「死にゲーの作り方がなってない」と投げ出す。

 が、他に特にやりたいゲームもなく即復帰。タイトル画面を見てみると何か別のゲームが増えてる。…そう、この作品、各ステージに設置された隠しアイテムを取得するごとに要素解放。サブゲームというか外伝的作品が2つあり、性能の違うPCも開放される。この要素により、「これはもっと開放したいな」と楽しくプレイ。いつの間にか終わってた。楽しかった。

 プレイ中はストーリーなんてもん無いけど、開始時と終了時のデモ画面での濃いストーリー展開も楽しく「追加されるキャラ」にもオープニングデモ、エンディングデモがあるので、全キャラでクリアしたくなるというクソ仕様。クソ楽しいじゃないか。主人公のコスプレ衣装はオープニングもエンディングデモも無いけどな。

 そう、追加されるのは別のキャラだけでなく、「コスプレ」で性能の変わった主人公。鎧を着込み、1ダメージ耐える事が出来るようになったり、他の全キャラのメイン武器が飛道具の中、射程の短い「ムチ」で、上+攻撃で投げナイフになったり、忍者スタイルで壁にはりついたり。…えと、「アーサー」「シモン」「リュウ(隆)」「ラルフ?」「リュウ・ハヤブサ」。即死ゲーで1ダメージ耐える事が出来るアーサーコスプレは図抜けて強いっす。シモンは…ナイフ投げないと絶対にクリア出来ないステージ以外ではナイフ封印しての縛りプレイが熱い。とりあえず攻撃ボタン押しとけば撃ち落とす事が出来ていた敵の攻撃も、タイミングよく攻撃しないと撃ち落とせない。…結構キツい。

トロフィー難度について

 本編と追加された外伝ステージ2つクリアすればほぼコンプリート。本編表ステージは1回クリアした後にプレイしてみると30分もかからずクリア出来る。けど、死にゲーなんで初プレイだとものすごく時間かかる。そして難度のあがってる裏ステージは慣れても「よし、もう1回」とか思えない「面倒な仕掛け」が多くて面倒くさくなってくる。よって☆は3つとします。ペンギンに殺意覚える前にクリアしちまおうぜ。おのれ、ペンギン。

推しキャラについて

 子供想いで夢を追いかけるクソ親父。バカ息子ー、俺の財産は娘には譲るけどお前には譲らん。お前も「もう今の時代秘境なんて無い」とか夢の無い事言ってないで冒険しろよ、冒険。いいとこ知ってるから教えてやる。この俺ですら入ってすぐに10回以上死にかけた殺意溢れるダンジョンにお宝が待ってる!…行方不明の父が遺したイカれた手紙。

 殺意みなぎるダンジョンでお宝を見つけ持ち帰り、親父の墓参り。「どうだ見たか親父。俺はアンタを超えたぜ」。…持ち帰った宝をふと見ると、何やら手紙?……「ようバカ息子、よくお宝ゲットしたな。…ん?前の手紙思い出せよ、俺はダンジョン攻略に失敗したなんて言ってないぜ。「死にかけた」と言っただけだ。クハハハハ、俺を超えたとでも思ったのか、バカ息子?まあ誉めてやるよ、その宝はお前にやるわ」。親父が先に攻略してお宝見つけたのに、次に息子が来る事を信じてこんなバカみたいな手紙をお宝の中に隠していた!何というクソ親父。何と息子想い。このクソ親父、ホントに息子の事愛してるよな。

 主人公は主人公で「こんな手紙残す親父が死ぬわけねぇだろ。あいつどこでいなくなった?南極だと?いいだろう、南極でも何でも行ってやる、見つけ次第殴りころーす………………もしホントにくたばってたとしても遺品ぐらいは持ち帰ってやるよ、クソ親父」。サイコーの親子だ、お前ら最高だ。そして、南極で父の持ち物を次々と発見。南極という極限世界で、これらのモノを失っている父はやはりもう死んでいる、か…。でも、もう俺も…もうダメだ。…「ん、え?親父?生きて…こんのクソ親父ぃぃ、くたばりやがれぇぇぇぇ」。元気な息子さんだ。そして元気な息子さんを昇龍拳で迎え撃つ親父。…最高のエンディングだった。このゲーム知らない奴が読んだら「何アホな事を」と思うかもしれない。が、事実だ。父親を探しにいって二重遭難した息子。そこに現れた父親。その顔を見た途端飛びかかり…父は冷静に昇龍拳で撃墜。いいエンディングだった。

 当然、最終的にはこの父親もPCとして解禁されるんですが、武器がショットガンなので攻撃範囲が広く敵を倒すのは楽。他のキャラでは「敵の身体に乗」らないと倒せない「表ラスボス」をジャンプショットであっさり撃退。ジャンプが昇龍拳なので、息子が散々苦しめられた「突然落ちてくるブロック」を迎撃可能。まあ、落ちてくるブロックは初見殺しなんで、「迎撃なんて出来なくてもいい」んですが、落ちてくるブロックを気にせずにジャンプで先に進めるのは強い。その分、攻撃すると「壊せる足場」をどうやってもジャンプ時に壊してしまい、他のキャラが使うルートを使えず「難度の高い親父専用ルート」を使わざるを得ないステージもあったりするんですが、これもまたクソ親父の楽しいところ。ただ、攻撃性能こそ高いけど、それ以外は息子と同じ、基本性能はそれほどに高くなく、知恵とか努力とか勇気とか何かそういう類のもので乗り越えた人、そう思うと格好良い。

 「この世界に前人未到の秘境なんてもう無い」と冷めきってしまってる息子の為に「殺意ダンジョンを攻略」して「攻略可能な事を確認」した上で、前述の手紙。俺のこの高揚感を息子も感じてくれれば嬉しい。それでも「かつての冒険家達が挑んできたこんな時代遅れの冒険に価値を感じないというなら…それもまたよし」と、自分の生き方を真似させようとはしない粋な考え。格好良すぎだろ、この親父。

コンプリートまでの流れ

 1以外は基本的には順不動。が、3実行後でないと6は達成出来ない

  1. 通常モード(南米編)を全ステージクリア
  2. 達成していない場合、以下を達成
    1. 全ステージでゴールデンスカル取得
    2. 南米編全ステージ合計30分以内にまでタイムを縮める
  3. 南米編2−1でサーペンティスの鍵を取得
  4. ナンナールの塔クリア(アーサー…鎧コスプレだと楽)
  5. ロストレベルズクリア(カーリーだと楽)
  6. 南極編クリア
  7. ショップで全キャラ&コスチューム購入

南米編制覇

南米編グッドエンドを迎えた。

 表の全ステージをクリアした状態でラスボスを倒せばグッドエンド。というか全ステージクリアしないとラスボス出現しなかったはず。
 一度クリアしてしまえば大して難易度は高くないというか「低い」と感じる表ステージ。それでも初見ではその殺意の高さに「1001人で足りるのか?」と序盤で既に恐怖する事になる。余裕で足りるんだけどな。しかも足りなくなったら「購入」出来るんですよね、実は。外伝ゲームクリアすると溜まるポイント使って。

南極編制覇

南極編グッドエンドを迎えた。

 南米編グッドエンドで裏ステージとなる南極編解禁。南米編と同じで裏を全ステージクリアしてラスボス倒せばグッドエンド。表と比べるとかなり殺意が高くギリギリを要求される場面も多い。とはいえ、そこまで難しいというわけではない。
 ラスボスはいくつかの動画見てみたけど、ほぼみんな「頭の上に乗ると安全度がかなり高い」事に気づき、そこで闘ってますな。うん、同じく頭の上で戦って倒した。頭の上から他の部位全部壊せる。壊せなくて諦めてた動画もあったけど、それはタイミングが悪いだけ。頭を破壊したら頭に乗れば…もうクリアは目の前ですよ。
 親父と再会して、そして死と隣り合わせの危険を求めて2人はそれぞれの冒険に再び旅立つ。

秘境の勇者たち

ロストレベルズを全面クリア。

 黄金スカル集めると解禁される本編の短編版というか没ステージ集なのかな?
 本編より難易度高めと思わせておいて実のところそうでもなく、南米編よりほんの少し難しい程度で、誰を使ってプレイしてもこのトロフィーは取得出来るので本編よりも楽だろうと。空中でブーストダッシュ出来るカーリー使うと超ヌルゲー化しました。

魔塔の滅亡

ナンナールの塔を全面クリア。

 黄金スカル集めると解禁されるサブゲーム。本編と随分とルールの違う外伝。
 本編と違って残機少ないけど、何人死んでもステージクリアすると残機は元に戻る。死んでもほぼその場で復活するので難所を何度もプレイする必要がないけれど、1ステージがかなり長い。…つまり死にゲーではなく純粋なアクションゲーム。こちらも誰を使ってもトロフィーは取得出来る。1ダメージ受ける事が出来るアーサーコスプレを使うとかなり楽に。落下死は別として、他のキャラの2倍残機があるようなものだからのう。鎧が脱げた時の無敵を使って他のキャラが通れないところを強行突破する事も出来るしな。

髑髏に魅せられし者

ゴールデンスカルを全て獲得。

 表ステージ全ステージに1個づつ存在する「人数」が増えるアイテム。1周目はこれの取得がほぼ義務。実際、そこまでしなくても残機は足りるけど、やっぱり人間どうしても不安になる。…この要素が無くなる裏ステージは割と開放感あるというか、のびのびプレイ出来る。まあ、その嫌らしいギミックにイライラする事にはなるけど。ペンギンが体当たりしてくるしさ。

蒐集者

全キャラクター&コスチュームを獲得。

 本編と外伝サブゲーム全部クリアして、溜まったポイントで購入するだけ。結果としてこのトロフィーが最後になると思うけど、実質、他のゲームの「プラチナ」トロフィーのようなもの。他のトロフィー全部取れば、このトロフィーも取れている。もしくは後ちょっとで取れる……はず。

馳せ男

アバン本編を合計30分以内でクリア。

 南米編を30分以内。ただし「通しで」30分以内ではなく「合計」30分以内。別に最初から通しでプレイしてもゴールデンスカル無視すれば2周目なら余裕で達成出来るだろうが、「各ステージの最速クリアタイム」の合計が30分以内なら取得。つまり、1周目で余裕で取得出来る。そんなに切り詰める必要もない。
 クリアに苦労はするだろうけど、クリアタイム自体はそんなに遅くならないから、ほとんどの場合。極端に遅いステージがあったらそこを再プレイして縮めればオーケー。

氷蛇の覚醒

サーペンティスの鍵を獲得。

 裏クリアに必要なアイテムなんで、自然と取得するトロフィー。実のところ、このアイテム自体は割と早い段階で取れる。というかただ普通は「鍵が必要だ」と言われないと探さないので気づかないんだが…ネット情報によると持たずに全ステージクリアすると探せと言われるらしい。裏ステージプレイ中に表ステージをプレイする人はあんまりいないだろうからね、そりゃ。
 確認したわけではないけれど、おそらく南極編解禁と同時に本アイテムも解禁されてる。南米編の2−1にしれっと追加されてるんですよね。ヒドくね?驚くよ、いきなり何か追加されてて。