新世紀エヴァンゲリオン

 一時期の嫌悪感は薄れつつあったのが、本気で言ってるわけではないにしても「エヴァを超える作品はエヴァ以降無かった」みたいな発言を庵野さんが行った事と、今更のリメイクと「ヱヴァンゲリヲン」という「アンタは中学生か」みたいなタイトル改変に「消えてくれ」とまた思うようになってしまった作品。「ヱクセリヲン」も十分に痛かったんですが、エヴァの場合「ヴ」が入ってる事でますます際立ってますな。「ヱ」とか「ヴ」とか「ヲ」とか…。
 「膨大に設定を隠してました」的にやってるのがイライラします。やればやるほどに作品の質が落ちていってる気がするんですけど。テレビアニメ中盤辺りで頂点迎えて後は「悪くなる一方」という…現在は「駄作」の位置にいる作品かと思ってます。人気は今でも高いようですが。
 まあ、「エヴァンゲリオン」という作品全般が嫌いであっても、テレビシリーズを否定する気はなく、今でも結構好きなので、SRW参戦がイヤだというわけではないです。というか正直、SRWのエヴァの方が今のエヴァより「マシ」に思えます。エヴァファンからすれば「全然違う」んでしょうが、「全然違う」からこそ受け入れられるというか。

 今回もラミエルとゼルエルはイベント撃破。復活怪人というか復活使徒というか、そんなバージョンとなら戦える作品はあっても、ストーリー上真っ向から戦える作品が無いんですけど。というか今回まともに戦える使徒はタブリスだけだったり。
 ずーっとプレイヤーと同行してるかと思えば、いつの間にか使徒を倒していたりする不可思議なストーリーはともかくとして…第3から第8辺りまでは順番通りに出てきたという台詞があるんですが、仲間になる前のアスカが(その場面こそ描かれてませんがん)ガギエルを1人殲滅させているはずで、その後ラミエルを倒しているので…順番が違うのではないかと。まあ、MXと原作とでは違うので、アスカが倒した使徒が何なのかもわかりませんし、第4使徒がシャムシェルだったとも限らないんですが……。そもそも記憶違いかもしれませんし、私の。
 次、ラミエルですが、ポジトロンライフルで倒すのであれば、射手がエヴァである必要無いと思うんですよね。ただでさえ電力不足の中、電気で動く機体に任せなくても…。その高出力に耐えられるかどーかは知りませんが、サイズ的にはグレンダイザーでもOKっぽいです。この時点で合流してないんですが、人類の危機なわけですし、確実に勝利出来るであろうナデシコを呼びつければ、それで話終わると思うのですよ。加粒子砲はATフィールドでは防げなくともディストーションフィールドでなら防げるかと思うのですよ。そしてポジトロンライフル一撃で倒せるのであればグラビティブラストでも倒せるかと思うのですよ。
 というか、加粒子砲の射程が長すぎるんで、遠距離射撃で倒すっていう展開なわけですけど、加粒子砲の射程が17もあり、ポジトロンスナイパーライフルの射程は10しか無いので、ラミエルの射程内におさまったまま「射撃可能になるまでずーーーーっと黙って立ってた」だけなのですよ、初号機。要するにラミエルは「全くやる気が無かった」。これなら射程なんて関係ない。実際、ラミエルの目の前通過しながら戦う事になるんですが、この話では。そしてラミエルにはどうやってもダメージを与えられない、その一方でラミエルの加粒子砲は気力150必要なので「絶対に撃ってこない(つまりMXのラミエルは、やる気が無い)」。何か間違ってると思いました。石破天驚拳で倒せるかどうかはわかりません(というか多分無理です)が、ラブラブ天驚拳ならなんか問答無用で倒せそう…射程もものすごくありそーだし。電気不足の中、電気を大量に必要とする作戦を立案したNERV…葛城ミサトは有罪だと思います。
 更に言うなら、無理に電童を動かす必要も無かったと思うのですが。何で電童が動けるようになるまで電童を守りながらガルファと戦うという無茶な展開になるのか。動けないならエヴァともども安全な場所に引っ込んでろーーーーーー。

 最後に言わせて貰うと、MXに限らないんですけど…ATフィールドなんて「破るのが不可能に近い」バリアを持ってる機体相手にまともに戦う人がいるんだろうかと。仕様を知らなくても何か「紐ついてるぜ?」と切断しようとするんじゃないかなーと。知ってるなら更に。ギガノス兵とか紳士だなーと思いました。

EVA零号機/綾波レイ

 プレイヤーが使うのはいわゆる零号機・改ですけど。黄色い零号機は武装こそ貧弱なもののシールド持ってて強そうなんですけどねー(ATフィールド突き抜けてくるような攻撃をシールドで防いでも大ダメージなのは変わらないんですが、EVAシリーズはHP低いんで)。
 エヴァの中では一番性能が悪いんですが、ATフィールドが強固なので十分強力。攻撃力不足ではあるんですが、自身はまずダメージを受けないわけで。
 弾数こそ少ないもののポジトロンスナイパーライフルは射程も威力も十分。終盤追加されるN2爆雷は必要気力高すぎるのと効果範囲とでかなり微妙。
 特別活躍する場面は無いんですけど、綾波の「脱力」は便利。序盤で使えるのはこの人だけですし。最後まで脱力要員として…その分、自分自身の為には精神コマンド使えないんですが、そもそもロクな精神コマンド無いのでOK。
 援護防御レベルも高めで盾としても便利でした。ただ、3人目がパイロットしてくれないので、終盤で脱落という……。
 ATフィールドを抜けてくる攻撃のほとんどは4030だとか4100だとかギリギリ4000オーバーのものばかりでした。

 最終話直前レベル? 撃墜数:?

EVA初号機/碇シンジ

 本物のエヴァというか、こっちの方がニセモノというか。でも、性能は零号機と同じだったり。
 初号機だけでなくてエヴァ全てがそーなんですが、ミノフスキークラフトが無いと、空中の相手とまともに戦えないのが欠点。空中を駆け回る相手とまともに戦えないというのは汎用性にかけます。
 移動が遅くてパーツも2つしか装備できず、攻撃力も低く射程も短い、機体サイズはデカイ。ATフィールドが無いといいところが無い機体のようですけど、実のところATフィールドは割とどーでもよくて毎ターンEN回復する事と、合体攻撃「ユニゾンキック」の強力さが利点。ザコと戦うのは避けまくってくれる機体に任せればいいので、「ATフィールド」は実のところ無くても「問題ない」。
 合体攻撃「ユニゾンキック」は仕掛ける側だけが「飛べれば」一緒になってもう片方も空中浮遊してくれるので、ミノフスキークラフトが不足している1周目でも十分にボス退治に活躍してくれました。
 予告無しにいきなり追加されてる(新武装は初号機にという台詞は出てくるんですが、新武装が何か語られないので)「マゴロク何とか」は合体攻撃より威力が低く、射程が短く必要気力も高く、ついでにEN消費も多いと、ほとんど意味無い武装でしたが、合体攻撃の前に移動する必要がある場合、まず初号機が動いてマゴロクという使い方は出来ました。でも、基本的に「どーでもいい新武装」。
 S2機関搭載後は微妙に能力あがって、戦艦から離れる事も出来るようになってますが、実際のところ弐号機とセットで運用する事が大半なので、これも「どうでもいい」要素の1つ。多少、運動性あがっても意味無いんで、どうせ「避けてくれない」んだから。
 シンジ君はストーリー上では出番が多く、結構勇ましいです。何でそれで「弱気」なんだろーか。味方がやられると「もうダメだ」となる子じゃないですよ?「自分が戦わなければ多くの人が死ぬ。だから戦わなければならない」なんて事は考えてなくて「ヒーロー」でも「正義の人」でもないですけど、「弱気」なわけじゃあない。エヴァで父親を恫喝するしな。アレを弱気な人間が「キレ」た時の行動と考えてしまうんですかね?まー、どーでもいいけど。
 加速は割と役に立たない。魂だけでなく熱血を持ってるんで、攻撃力不足どころか合体攻撃もあるので序盤から中盤のボス退治にかなり活躍しました。
 覚醒はマップ兵器用には便利ですが、スナイパーするより合体攻撃かなー。

 最終話直前レベル61 撃墜数:19

EVA弐号機/惣流 アスカ ラングレー

 本物のエヴァンゲリオン…なんだってさ。赤くて量産型で角が無い…のはダメだってケンスケが言ってたー。
 合体攻撃の度にケーブル切断。切断。切断。切りすぎ。実際に切断されてしまうと連発出来ないので困るんですが、それぐらいでバランスは取れてたのかも。
 MXで最初に登場するエヴァがこの弐号機というのが面白い切り口だったかと思います。
 一応、初号機よりは微妙に性能がいいのは本物の証でしょーか。零、初と違ってポジトロンライフル持ってないので銃火器連発で補うっと。プログナイフの戦闘アニメーションが他のエヴァと違って連続攻撃になっていて、その分攻撃力も高い。Fみたいにスマッシュホークとかソニックグレイブとかで補うという事はしないでナイフの攻撃力をあげてきやがりました。「連続砲火」があるので「どこにそんなに武器隠しもってやがる」というのは相変わらずですが。
 終盤、初号機のマゴロクと同程度の性能を持つ「ATフィールド」が追加されますが、本気でいらない。戦闘アニメーションも微妙だし。
 アスカはシンジともども出番が多いキャラでびみょーに恋愛フラグが立ってるよーな立ってないよーな。まあ、シンジとアスカはお似合いだと思いますが。強引に誰かくっつけろ、アスカの為にも。誰か支えてくれる人が必要な子だから。
 熱血、魂はとーぜんとして、気合を持っているのが強み、努力はどーでもいい。リベンジ能力も凶悪。9体のエヴァ量産型を1ターンというか1EPで全滅させてしまうほどに(つまり、30秒で9体のエヴァを殲滅…まあ、実際それをやってしまうと、復活した量産型に為す術もなくやられてしまうので1匹残しておいて、PPでトドメ刺す必要あるんですけど)。
 撃破数がシンジに比べて圧倒的に多いのは、「弐号機だけで連邦軍(ドラグーン11機)とエヴァ量産型9体を殲滅させる」シナリオがあった為。
 学力は天才レベルのはずなんですが、その設定が活かされる事は無かった…アスカ本人ですら自分が「天才」である事を忘れてたんじゃなでしょーか。多分、エリスを目立たせる為なんでしょーけど。

 最終話直前レベル66 撃墜数:42

EVA3号機/鈴原 トウジ

 予告無しに追加されてる機体。バルディエル戦を終えると、トウジの参入の話だとかなく、普通に加わっている。トウジがプレイヤーの部隊に加わる時のエピソードとかは欲しかった。
 割とシナリオ終盤ですし、シンジ以上に精神的に辛いであろう参戦。それだけにプレイヤーの部隊で「楽しく」すごしてるシーンとか欲しかったかなーと。仲良く、他のパイロット達と綾人の家を訪問するシーンがあったので、描かれてないだけで多分普通にすぐに馴染んで楽しくやってたんでしょうが(そうなるとケンスケが不憫といえば不憫ですけど)。
 何の条件も無く確実に参入するようで、それは嬉しい事です。
 機体性能は何故か弐号機ではなく、零、初号機性能。武器は初号機の同名のものより攻撃力が高い。ただ、武装が貧弱。
 トウジもイメージに似合わず格闘能力はアスカどころかシンジにまで劣るというダメっぷり。とはいえ、基本能力はシンジ、アスカとほぼ同等、というかシンジに劣るのは格闘能力だけ?あー、命中もか。主人公のクセにシンジ自身は弱いですな、ホント。問題は精神コマンドで友情だのド根性だのと割と使えません。エヴァでド根性て。
 ボス相手にはATフィールド突き破られる事も多いので高い防御値と鉄壁は便利…と言いたいところですが、ひらめきがあればいいのでこれもまた微妙。援護防御、援護攻撃共にレベルが高い事と、エヴァシリーズで唯一パーツを3つ装備出来るという利点はあるんですが、微妙な精神コマンドと攻撃力不足はやっぱり痛いです。合体攻撃も必殺技も無いので。
 「ワイのこの手が妖しく伸びる。お前を掴めと轟き吠える。必殺バァァァルディエルフィンガーーーー」とか無いんですか?

 最終話直前レベル62 撃墜数:8

機動戦艦ナデシコ −The prince of darkness−

 ダンクーガで思う事があります。参戦作品に名前がかかれなず普通に「超獣機神ダンクーガ」扱いとなってしまう「ダンクーガOVA」。ガンダムWはエンドレスワルツとしての参戦が多く「TV版」と明らかにわけているというのに。
 そしてマジンガーや今回のナデシコで思う事は何故に正式名称を書かずに「劇場版○○」となってしまうのか。劇場版と言ってもTVシリーズから直につながり、実質「27話」だとかそんな扱いでもよさそうなエヴァは正式タイトル&TVシリーズとは別の作品という形での参戦。公平さにあまりにも欠けてます。
 ってわけでナデシコ。一応TVシリーズも参戦作品に含まれてるようですが、機体不足の火星の後継者の為に木連の兵器を登場させているだけだったり。
 初参戦はRですが、単なる顔見せなので、今回が初参戦のようなもの…なんですが、しょーじきどーでもいい。ナデシコは好きなんですが、「ナデシコである意味が全く無い」「雰囲気が全く違う」「ストーリーに救いが無い」「キャラデザが濃い」…まあ、とにかく「好きな面」が全く無い作品です。
 TV版は好きですし、そのTV版から劇場版へのつなぎとなる「AからBへの物語」も良い作品だったと思います。でも、劇場版はどこまでも好きになれなかった。「テンカワアキトは死んだ」…本人の言う通り。最低だ。ただ、SRWではそれなりに救いもあるのでまあ原作アニメよりはいいんじゃないでしょうか。六連が7体も出てくるステージがあったり、何かすごい事になってますけど。
 ただ、原作を再現したといえばそれまでですが、ユリカの扱いの悪さがステキでした。ユリカとアキトを再会させるのはストーリー展開が「面倒」だという事からかもしれませんが。

ナデシコB(ナデシコC)

 途中で加わる戦艦。MX唯一のG兵器の持ち主。対G兵器ではない。
 グラビティブラストはネェル・アーガマのメガ粒子砲よりも射程が長い&攻撃力が高く、移動力もネェル・アーガマより上。それに加えてディストーションフィールドと真空相転移によるEN回復機能もあり、随分と高性能です。これでも随分と原作設定からすれば性能をそぎ落とされてると思いますが。
 その割にネェル・アーガマと同程度の活躍しか出来ないのは、ネェル・アーガマよりも装備出来る強化パーツが少ない事と、P兵器が存在しない事と、せっかくの相転移エンジンも、宇宙空間でなければ役に立たないというのに、地上戦闘が多い事。そしてディストーションフィールドは「ダメージを1000しか軽減出来ない」のにEN消費20とかなり消費が激しい事と(ディストーションフィールドはB兵器、G兵器に強いわけですが、敵にそれらを使うユニットが全然いないので意味無いのですよ)。そして主兵器となるグラビディブラストがG兵器な為、ディストーションフィールド標準装備の火星の後継者相手にはあまり役に立たない事と。ミサイルも装備してるんですが、ミサイルの攻撃力はネェル・アーガマの方が上。
 特に痛いのは「あまり役に立たないのに勝手に発動してしまう」ディストーションフィールドでしょーか。戦艦はHPあるので、多少の攻撃ではどうという事も無いわけで「1000程度のダメージの軽減」の為にいちいち20ものENを削られるのはたまったものじゃありません。
 終盤乗り換える事になるナデシコCになってもこの欠点は変わらないまま。
 艦長のおかげで「偵察」機能があるので、攻撃するよりも偵察を繰り返してる方が「便利」なステージもあったり。下手に動いても、という。
 本格的に運用する場合、P兵器がなくて「攻撃すると」部隊に置いていかれる。ついていくと「攻撃出来ない」という事になってしまうので、「ヒット&アウェイ」が必須。
 射程が長く攻撃力は高いので、火星の後継者以外の相手には「ヒット&アウェイ」さえあれば、強敵のHP削り役などで活躍出来ます。あー、あとENフル改造も必須。マップ兵器もかなり強いです。
 ボソンジャンプが可能ならもうちょっと使いやすくなってたんですけどねぇ。

(高機動型)ブラックサレナ

 中盤までずっと戦場を荒らしてた味方NPCユニット。終盤参入するも使えるのはわずか、5,6話程度。
 NPCとして登場した時には何かHPが回復してたような気がするが、気のせいかもしれない。
 空と宇宙の適応が機体、武器共にS。機体サイズS。移動力は他のユニットを圧倒する9。運動性もνガンダムを遥かに上回る140。装甲はマジンガーと同等の1700で、ディストーションフィールドのおまけつき。
 そして攻撃はEN消費10でありながら、攻撃力4000オーバー。ダメージを受ける事が無いので試してませんが、撃墜されても多分、高機動ユニットが外れるだけ。欠点は陸に降りれない事。とはいえ、ガルファ皇帝戦以外ではどうでもいい事ですが、この欠点。
 高機動ユニットを外すと、移動力、運動性、装甲、HPがわずかに落ちる分、攻撃力アップ&武器追加。実際、高機動ユニットは無くとも十分避けれるので、高機動ユニットは趣味の範囲。
 欠点はどんなに重装甲だろーが、中身はエステバリスでありながら、重力波ビームでEN回復を出来ない事。EN回復(小)能力があり、攻撃のEN消費も少ないとはいえ、意外と痛いです。まあ、どうせ出撃させる機会自体ほとんど無いんですが。

Sエステバリス・サブロウタ

 サブロウタも何も…スーパーエステはサブロウタ機しか登場しないのですが。
 エステの中では一番最初に参入する事と、スーパーエステバリスの名はダテじゃないという事で、エステカスタムよりも高性能で地味に活躍してました、地味に。
 エステカスタムよりも装甲、HPが優れているんですが、そんな事はどうでもよくて、ディストーションアタックの必要気力が100なので1ターン目から最強攻撃を使っていける事と、エステカスタムの同名の武器、攻撃よりも射程が長く攻撃力が高いのが利点。
 (サブロウタ機に限らずエステ全般にいえるんですが)お気に入りに選んで、運動性をフル改造してもまだ安定しない「避け性能」には問題があるんですが、一応はディストーションフィールドである程度守れます(ナデシコと違って毎ターンENがフル回復するのでフィールド展開による消費EN20程度は問題無し)が、狙われ続けると危険。  そして単体での性能がエステカスタムより上とはいえ、全体的に見れば大した性能でもない事と、合体攻撃が存在しない事と…戦艦援護攻撃してる事の方が多い機体かもしれません。
 武器の適応はエステカスタムともども、Sなので宇宙では少し攻撃力アップ。

エステバリスC・リョーコ

 サブロウタ機とほぼ同時(ルートによっては完全に同時ですね)に参入する機体。
 参入は序盤ですが、中盤にさしかかる微妙な時期で、ナデシコやνガンダムといったユニットが同時期に参入してしまう為、この機体の改造に回す資金が無く「リアル系なのに全然避けてくれない」というなかなかに困った事態となりました。
 エステバリスカスタムの強さは毎ターンENフル回復を存分に活かした、援護攻撃も含めての4、5回連続して繰り出す事が可能な「合体攻撃」にあるんですが、お仲間のイズミ機、ヒカル機の参入は中盤以降と「かなり長い事1人ぼっち」で、その間「かなり足手まとい」です、改造すれば話は別ですけど。
 大した性能でもないのにパーツが2つしか装備出来ないのがエステカスタムが「弱い」最大の理由かもしれません。ドラグナーが優遇されすぎなだけですけど、多分。
 ディストーションアタックの必要気力が105と微妙にイジワルなので、「シャッフルの紋章」をつけると便利。

エステバリスC・イズミ&ヒカル

 性能はリョーコ機と全く同じ。
 3機揃うとかなりの強さになるですよ。ある程度の改造は必要ですが。特にEN。
 射程の長いP兵器の合体攻撃はフィールド貫通能力もあり、かなり強力。合体攻撃は「参加機体」が少ない方が使いやすいのが通常ですけど、エステカスタムの場合はEN消費が少ない&毎ターンENが回復するという事で、ENを気にせずに合体攻撃を連発出来るので、3体合体というのは強みの1つ。
 最終決戦では1ターンに何回合体攻撃が発動した事か…。合体攻撃以外はおまけ。
 装甲が薄くてHPも低いので、ディストーションフィールドをもってしても、ボス格相手には一撃で撃墜されてしまう可能性が高く、避け性能も低いので「いかに避けながら」戦うかは大事。

テンカワ アキト

 終盤よーやく仲間になる困ったさん。能力低めのナデシコ勢の中で1人だけすごい能力値の持ち主。すごくだって基本的に味方NPCなので邪魔なだけですが。
 「リベンジ」「闘争心」「戦意高揚」とかなり「危ない人」のような能力の持ち主で、実際に「危ない人」。病院連れていくべきです、戦場じゃなくて。
 ひらめき、集中に何故か必中と鉄壁。熱血が無くて魂があるという困ったさん。でも、愛も持ってる。愛ねぇ?
 唯一のA級ジャンパー能力の持ち主ですが、仲間になった頃にはもうその能力が役に立つステージが無いという状態になってます。というか(移動時の)ボソンジャンプがまともに役にたった覚えはありませんが、MXに限らず(使えるようになるのが毎回終盤なので)。サクラ大戦のアイリス機のように「アキト」だけが可能なミッションとかあると良かったんですけどね。
 出撃したのはガルファとの最終決戦と、ゲーム自体の最終決戦の2シナリオだけでしたが…強かった…ギガノスの蒼い鷹には及びませんでしたけど、それでも。

 ラピスは存在感まるで無し。というか「いない」に等しい気がします。多分、シナリオ的に邪魔だったんでしょうね。
 最終話直前レベル62 撃墜数:1

ホシノ ルリ

 ナデシコの艦長さん。劇場版での参戦なのでいちおー、主人公のはず。主人公だけど艦長。
 ブライト艦長よりも格闘値が高い!けど、全般的にブライト艦長に劣る。統率能力が無いのが特に劣ってる部分。支援攻撃能力も無い。EN消費激しいのにEセーブも無い。
 加速、熱血も無く精神コマンドは微妙。終盤はかく乱マシーンとしてドラグナーチームのライトともども、影で活躍してました。
 本人がびみょーとはいえ、ナデシコが高性能ですし、ブリッジクルーのハーリー君が優秀なので結果としてエースにまで成長してます。
 ゲームとしてではなく、設定として「能力」が高いという事もあり、ストーリー的にも出番の多いキャラでした。精神年齢高く、それでいて実年齢が低く、同世代のパイロットの心だとかをブライトよりは理解出来ているので、部隊の裏まとめ役な印象のあるキャラでした。
 どーにかして、アキトとラブらせられないものか、せめてSRW世界だけでも。
 最終話直前レベル61 撃墜数:61

マキビ ハリ

 ナデシコのトーレス。何故か能力値が設定されてます。当初はIMPACTでルリがナデシコを動かすことが出来たように、「乗り換え」でナデシコを動かす事が出来るようにする予定があったのかもしれません。
 ナデシコCをルリの元に運ぶ際に戦ってるので、「実際には戦えない」にも関わらず「撃墜数」も記録されてます。
 加速、熱血、努力といった便利な精神コマンドはこの子が持っているので、ルリのパートナーとして必須。ナデシコが戦闘に参加しない時には「期待」で味方を支える事も出来て「SPが無駄になる事が無い」キャラ。
 ルリともどもストーリー上、出番の多いキャラでしたが、「子供」な側面しか印象に残ってないです。

 最終話直前レベル61 撃墜数:8

マキ イズミ

 エステ3人娘のまとめ役。単純にパイロット能力だけをいえばリーダー格のリョーコよりも上です。
 戦力が欲しいという事でルリが召喚。中盤によーやく参入という。もっと早く参入して欲しかった。戦争を黙って見ていたのだろーか、声がかかるまで。
 リョーコが格闘、イズミが射撃というイメージ強いんですけど、能力値は2人とも(というかヒカルも含めて)大差無し。
 役にも立たない「Bセーブ」や「てかげん」はともかく、「避け性能の悪い」エステカスタムなので「カウンター」能力は便利。後は脱力が終盤それなりに活躍。特に最終決戦では「気力があるとバリアが発動してしまう」ので、気力を減らす事が重要で、脱力持ちの中で一番、脱力の消費SPが少なく、SP回復&集中を覚えさせていたので「2ターン」もあれば「脱力1回」使えるという使えるっぷりでした。「SP回復&集中」はイズミに限らず強力ですね。

 最終話直前レベル60 撃墜数:17

タカスギ サブロウタ

 ナデシコでは貴重な男パイロット。ゲキガン魂を継ぐ男。
 集中、熱血というリアル系のお約束精神に加え、渋さ溢れる「狙撃」と、どう使えばいいのか謎な「鉄壁」、トドメはお任せな「幸運」と、「色々な使い方出来ますよ」なキャラ。
 弱くはないんですが、強くもない。ナデシコのビーチャ。出撃回数は多いのに、撃墜数は少ない。それがこの男。出撃しただけで「何もしない」事が多かったもので。
 最終話直前レベル58 撃墜数:30

アマノ ヒカル

 イズミと一緒に仲間に加わるオタク。ロム兄さんに絶望を与えた女。
 サブロウタと精神コマンドが同じ感じ。それに加えてガード能力付き。どーやら「避ける気」は無いよーだ、このオタク。でも、ひらめきも持ってる。
 援護攻撃を持ってないのが欠点。ガードだの強運だのより援護攻撃を覚えて下さいな。というかどういうイメージで「ガード」とか「鉄壁」なんですかね?
 最終話直前レベル59 撃墜数:23

スバル リョーコ

 サブロウタと同時期加入の人。仲間になってすぐはかなり頼りない。
 その真価はヒカルとイズミが加入してから。かっての戦友と一緒に戦えるというのは多分「嬉しい」んでしょうねぇ。ストーリー上はあまり出番ありませんが、存在感はある。
 魂を覚え、支援攻撃能力もあるので、攻撃力はかなり高め。使いやすい不屈を最初から覚えているので、エステ3人娘の中では群を抜いて強いキャラかと思います。
 主人公キャラへの「恋愛バトル」でヒロインに敗れた者同士、アレンビーと一緒に新たな恋でも探して下さいな。お勧めはキラル。

 最終話直前レベル57 撃墜数:28

機動戦士Ζガンダム

 ゲーム以前の大戦で原作で言うところの第1次ネオ・ジオン抗争まで終了しているので、敵がいない&カミーユは戦列を離れているという状態。
 ギガノス帝国という反地球連邦な存在があるからなのか、赤い彗星は第2次ネオ・ジオン抗争を起こすつもりもないようでその辺り安心。

 同じような状況でゲームが開始したコンパクト3では何故か生き残っていたジェリドが、あろーことか、やっぱり何故か生き残っていたネオ・ジオンのラカンと一緒になって何度も何度も攻撃仕掛けてきてましたが、生き残るのもネオ・ジオンと組むのも有り得ない&ストーリー的に意味もなく鬱陶しいだけなので、MXが正解。
 何故かこのような「原作」から解放された「いるだけ参戦」と呼ばれる参戦の仕方を嫌う人がいるようですが、毎回毎回再現されても仕方ないですし、「原作終了後のIF」として田村悠的にはOKです。

スーパーガンダム

 エマガンダム。最初から使えるMSの割にはそこそこの性能。エマさんもカツも戦死したようですが、何故かスーパーガンダムは健在。Gディフェンサー2号機とか製造したのかもしれませんね。というかそれが当たり前というか…なんで原作アニメではガンダムMkIIなんぞでエルは戦わされてしまったんでしょうか?
 空陸型で空でも適応はA。移動力があって、射程も長く攻撃力もそこそこ。それなりに使えるユニットなんですけど、愛は持てないので改造する気が起きない。結果、すぐに使わなくなるです。
 最強武器のロングライフルは残弾制でありながらENまで消費するというのがステキ。別にENなんて使い道無いからいいんですけどね。
 基本的に砲台で、改造もしない以上は回避が期待出来ない。なのにシールドが無い。この辺りが痛かったかと思います。結局、全員出撃の時ぐらいしか出撃しませんでしたー。

百式

 クワトロガンダム。それなりの性能はあるはずのMSですが、エマガンダム以下。最初から使えるMSの中では最弱。
 とはいえ、実際スーパーガンダムと比べると「飛べない代わりにMAP兵器がある」といった程度で、それ程に性能差は無し。一直線なMAP兵器はMXではあまり役に立たないのと、移動力がスーパーガンダムに劣るのに飛べないという事で移動が遅くてそもそもあまり戦う事も出来ず…結果、大した性能差でもないのに「スーパーガンダムより遥かに劣るユニット」へと。
 出撃頻度はスーパーガンダムと同程度でした。

Zガンダム

 カミーユガンダム。最初から使えるMSの中では最強。今までのSRWでは性能に関係なく「最初にフル改造されるMS」だったんですが、劇場版公開されて以降、Zガンダム自体どーでもよくなってしまったよーで、改造される事もなく、ほとんど出撃しないまま終わりました、このユニットも。
 運動性が意外と低いのと、主要武器が遠近どちらもEN消費型で、しかも消費が激しい。大した性能でもないのに強化パーツスロットは2つ。フル改造してもまるで戦力にならない「F完結編」と比べれば十分に強いんですが、それでも。
 ZZとの合体攻撃もEN消費激しい割に威力低いです、随分と、それでいて気力制限が厳しい。カミーユ参戦時に追加されるWR突撃は気力制限厳しいですし、EN消費も激しいんですが、十分に強い武装かと思います。プルツーの専用ボイスとか格好よかったですし。

フルアーマー百式改

 超クワトロガンダム。クワトロが乗ってきた機体。
 いわゆる「必殺技」こそ無いものの、明らかにZガンダム以上の性能。無改造でも最後まで使えるほどの。
 遠近どちらでも戦えるのはZと同じですが、こちらの近は「EN消費無し」。遠は宇宙の武器適応が高く威力絶大。運動性はZより上で、それでいてパーツスロットは3つ。
 欠点はこんな下品なMSは愛せないという事。使う気自体起きません。SRWではF完結編で初登場したわけですが、何故「消えない」んでしょうか、この機体。当時の何かの書籍で「フルアーマー百式」の「カスタムタイプ」みたいな説明がされていて、「違うだろ!」と思いました。「百式改」の「フルアーマー化」ですよね?「フルアーマー百式」なんて聞いた事無いっす。そもそもが何故に超高性能機として登場するのかが理解しがたいわけですが。フルアーマー百式改が強いと嬉しいなんて人がどれだけいるんでしょうか?

ディジェSE−R

 アムロガンダ…ムではない。第3次以来…いや、64以来ですかね?カミーユが復帰時に乗ってきた機体。
 最強MS。IMPACTのG−3程じゃあないですが、「反則」レベルに達してます。
 空陸型で移動力はスーパーガンダム以上。宇宙適応S。武器適応は空陸宇宙が軒並みSなので、数値以上のダメージになります。
 MSでは最高の運動性を有していて、改造すればまず攻撃が当たらない。EN消費型武器が無く、弾数は豊富。最強武器は「ビームサーベル」とあまりにも貧弱そうですが、射程が3もあり、その威力はENを派手に消費するZのロングビームサーベル並(地形適応Sなので実質それ以上ですが)。
 命中率も非常に高く…それでいてパーツスロットは3つ。とんでもないHP&HP回復能力を持つボスキャラは例外として、それを無視すれば、「ハロ×3」装備して、こいつ1機放り込んでおけば「クリア」出来ます、多分、MXポータブル。
 フル改造&アタッカー&リベンジでビームサーベルの攻撃力は6000オーバーしますから。
 フルアーマー百式改と違って、格好良いので結構使ってました。

クワトロ バジーナ

 人のフリ見て以下略というか、ギガノス帝国のやっている事の醜さを見ての事か、反乱を起こす気は無いみたい。アムロとのララァ争奪戦がそもそもの発端で「連邦が云々」は表向きの理由でしかないかと思うんですけどね、実際…この場合、ギガノスがどーだろーといつか立ち上がっちゃうと思うんですが…それでもその気配無さそう。自分の中でもう何か決着ついたのかも。
 昔のSRWではアムロ神格化、シャア神格化が激しく、原作設定を完全に無視して「NTのなりそこない」とまで呼ばれたキャラのNT能力を高くしてしまったりしてましたが、MXでは普通にシャングリラチルドレンよりは上だけどカミーユ達にはNT能力では及ばないキャラとなっていて、実にいいと思います。NT能力がどうとかじゃないですし、赤い彗星の強さは。
 MS乗りに限らず、全プレイヤーパイロット中最高の技量の持ち主。何故かEセーブ持ち。Z、ZZ辺りに乗せると強そう。でも、実際には乗せなかった。そもそもあまり出番無かったです。「てかげん」はいらなかったですねー。MXなら戦闘機系のユニットでも簡単にトドメ狙えるので。

 搭乗したのは主に百式、ディジェSE−R。
 最終話直前レベル57 撃墜数:22

カミーユ ビダン

 戦列を離れていたのでMSパイロットの中で参戦が最も遅いというSRWでは「珍しい」事になっていて面白かったです。ファを残して、それでも自分は戦わないといけないと決意するとこだとか。
 能力的にはMS乗りとしてはアムロに次ぐナンバー2ぐらいかと思うんですが、MS乗りの中で最も格闘値が高くてリベンジ能力を持っているので、ディジェSE−Rに乗せると爆発的な強さとなりました。
 気合を持っているので、アタッカー能力をつけると、更に極悪な強さに。「集中」「ひらめき」「熱血」「気合」「覚醒」「魂」と無駄な精神コマンドが1つも無いのも強みですかね。ひらめきは「必中マップ兵器回避用」に便利ですしねー。

 搭乗したのは主にディジェSE−R。
 最終話直前レベル58 撃墜数:33

機動戦士ガンダムΖΖ

 Zと同じく敵が全くいません。Zと違ってプルとプルツーが生き残っているという「原作との差異」はありますが。プルを生き残らせた意図はわからないんですが、「華」ですかねぇ?
 大戦を終えて(艦長も体験して)いるからなのか、人格的にビーチャがかなり頼もしくなっているのが原作との最大の違いでしょうか。イーノは相変わらずですが。会話にも全然出てきませんし、彼は戦場に出ない方がいいんじゃないでしょーか。リィナと一緒にいた方が。
 最初から全員登場しているので、思う存分使えます。

ネェル・アーガマ

 ブライトベースMkIII?昔のSRWでは「ホワイトベース(トロイホース)>アーガマ>ネェル・アーガマ>ラー=カイラム」と進化していくのが当たり前でしたが、MXではずーっとネェル・アーガマ。
 よりによってブライトが艦長をつとめなかった&マイナー感漂う艦をプレイヤー部隊の母艦に据える理由がわかりませんでした。ナデシコはナデシコBからナデシコCへと進化したのに、ネェル・アーガマは最後までネェル・アーガマ。ラー=カイラムはエンディングで名前が出てきただけ…謎です。
 どーやら前大戦では原作通りビーチャが艦長代理をつとめた模様。誰か止めて欲しかった。他にいなかったんでしょうか?前大戦のメンバーはわからないんですが、ビーチャよりいい人材はいたと思うんですけど…。
 まあ、最後まで使う事になるだけあって高性能でした。移動力が低いのは精神コマンドと3つもあるパーツスロットでどうにかなりますし。
 ナデシコと違って、射程1で威力が低いながらもP兵器を持っているのも大きかったです。母艦もガンガン前進するべきなんですが、そうすると攻撃の機会が無くなるわけで(ヒット&アウェイは高価で終盤にならないと装備できませんし)。威力の低さは戦艦援護攻撃で補えるので問題無し。MAP兵器が便利。
 ミサイルが10発と少なく、防御も脆いので、ガンガン前進すると、すごい勢いでENもミサイルもHPも無くなっていきます。「ミサイル残り0、EN残り3、HP残り34」という「息切れで弾切れ、切れきれついでに人生の幕切れ」を体感出来て感動しましたよ、えぇ。落ちるかと思った、本気で。
 終盤はナデシコと互いに隣接して同時援護攻撃をよく行ってたです。メガ粒子砲は決してグラビティブラストに劣らない!という感じだったです。実際には劣ってるかと思いますが。

キュベレイMkII

 赤と黒とセットで最初から使えるのはいいんですが、スーパーガンダム並か、それ以下の性能はどうなのか。
 飛べるというのは大きいものの、適応Bで実質「飛べない」に等しいです。B程度で「途端に使えなくなる」のは調整ミスと思います。
 オールドタイプが1人もいないので、ファンネルの「NTレベル1以上」という技能設定はどーでもいい感じ。そして、その頼みのファンネルの威力が低く、運動性も低くて移動力も低いので「使えないユニット」という事になっちゃいます。
 キュベレイ同士の合体攻撃「ツインファンネル」は最初から解放されていて、EN消費の割に威力も高くて良い感じなのですが、何故か「NTレベル4以上」という制限が……。これでは使えるようになるのは実質「中盤」。その頃にはもう「倉庫で眠ってるユニット」になってますってば。
 NTレベルがあがればファンネルの射程は伸びますが、あまり長射程を必要としないゲームですし。
 合体攻撃頼みに運用となると、2体とも改造しないといけない。それは資金の無駄遣いなのですよ。

メガライダー

 ファの退場に伴いメタスも退場。戦場の看護…士さんがいなくなってしまったので、その代わりにという事なのか、修理装置と補給装置の両方を備えたメガライダーが最初から。修理装置のイメージは無いなー。まあ、メタスにもそんなイメージは全くありませんが。
 P兵器が無いので戦闘は当然ながら不向き。マップ兵器も使い道無し。
 敵に狙われまくる&「戦闘で役に立たない」パイロットが乗り込む&運動性が低いので避けれない。いまいち使い道の無い「超合金Z」「チョバムアーマー」なんかで固めて出撃してました。それでもまだ危険。
 まあ、メガライダーなんて所詮こんなもんでしょう。とはいえ、飛行ユニットでそれなりに移動力あったので修理ユニットとしては便利でした。

ZZガンダム

 初代の○次シリーズではハイメガキャノンしか取り得が無いというかハイメガキャノンが強力なユニットでしたが、F以降、性能の底上げとハイメガキャノンの大幅性能ダウンにより普通に使えるユニットになっていました。
 そしてMX。ハイメガキャノンに気力120必要?これは使いづらい!
 FA化してもいないのに何故か相変わらずのビームコート(対ビームコーティングというべきだと思うんですけどね。ビームを装着してるわけではあるまいに)。そんなものはいらないのでもっと使いやすく…。
 ハイパービームサーベルはZのロングビームサーベル以下の性能。EN消費こそ少ないものの、「唯一の近接格闘武器でEN消費する」というのが「EN消費激しいユニット」にとっては痛いです。
 ハイパービームサーベルと並ぶ通常戦闘の要、ダブルビームライフルは弾数がわずか6発と頼りなげ。威力はそれなりにあるので…やっぱり「強襲用」のマシンなんですね、ZZ。
 何故、NT5レベル無いと使えないのかわからないんですが、ハイメガキャノンフルパワーは終盤でも頼りになりますし、気力をあげやすく覚醒で2回行動できる終盤ではかなり使えるユニットとなりました。運動性が高いわけでもないので、序盤はただ単に使いづらいユニット。まあ、最初から使えるユニットとしては破格の性能ではあるんですが。
 Zとの合体攻撃は…強いんですが、Zを一緒に出撃させないといけないというのが問題。

ジュドー アーシタ

 最初から使える「最強のニュータイプ」。パイロット能力はともかくNT能力だけならMXで1番。原作設定に従うならパイロットですらないリィナがそれより更に上っぽいですけどね、NT能力。
 ガンダムチームのリーダーという事なのか支援攻撃能力を持ち、この点においてカミーユ、アムロ、クワトロよりも攻撃力が非常に高いです(アムロはアムロで統率能力が強力ではあるんですが)。
 精神コマンドはカミーユと同じようなもんですが、「ひらめき」よりも使いやすい「不屈」を持っていて、「幸運」で荒稼ぎ可能というとても使えるお人です。「気合」が無いのでいかにして気力を高めるかが課題。
 「ジュドーばかりに…(Byビーチャ)」「ジュドー程度には…(Byモンド)」「ジュドーよりは…(Byルー)」「ジュドーの邪魔…(Byプル)」などなど、多くのZZパイロットの戦闘シーンで名前が出てきます。愛されてるのかバカにされてるのか。プルに慕われてるのは素直にうらやましい。

 搭乗したのは主にZZガンダム、キュベレイMkII。
 最終話直前レベル60 撃墜数:37

プルツー

 最初から使える「最強の強化人間」。そしてMX唯一の「強化人間」。アレンビーとかルリも強化人間といえば強化人間ですが。
 第1次ネオ・ジオン抗争から1年経過しているとしても、それでもまだプルともどもMX最年少パイロット。若すぎ。
 精神年齢はガンダムチームで一番高いのではないかと思います、MXでは。プルツーがガンダムチームの一員かどうかが問題ですけど。何ていうかプルが妹でプルツーがお姉さんなんですよね…援護攻撃とかでも思うんですが。
 プルのジュドーが好きだというのは「兄的存在」としてなのに対して、プルツーのは「恋愛感情」のようなんですが、精神年齢高いので、それをあまり表には出さないでいる感じ…と勝手に解釈してます、MX版プルツー。実際、プルとプルツーが生きてる以上、ルーとのんきに木星いってる場合じゃないと思うんですけど、ジュドー。
 まあ、そんな事はどうでもいいとしてですね…能力はジュドー並。不屈ではなくひらめきなのがジュドーに比べて「圧倒的に」劣る部分ですが、加速は便利。感応も意外と出番ありました。無いなら無いでリセット繰り返すだけですけど。
 主人公級のMS乗りでは唯一の援護攻撃持ちという事でかなり活躍させられるキャラだと思います。

 搭乗したのは主にキュベレイMkII。
 最終話直前レベル62 撃墜数:34

エルピー プル

 プルとプルツーと両方生き残っているのは、MXのロリ分不足を補う為なのでしょう、きっと。良い仕事です。入浴シーンが多いのも良い仕事です。いや、別にグラフィックは無いですけど、「風呂好き」という設定が今まで無いに等しかったので。
 能力はプルツーにわずかながら劣る分、天然ニュータイプと強化人間の性能差でそれを補っている感じ。っていうか、プルも強化されてるはずなんですけどね。プルツーが強化人間ならプルも強化人間ですし、プルがNTならプルツーもNTでしょう?強化の度合いは違いますが。
 実際、NT能力だけ見ればジュドー以上だと思うんですが、今回もカミーユ以下。ZZのNT能力は「ハマーン>プルの魂を取り込んだジュドー>リィナ=プル>ジュドー」ぐらいのランクだと思うのですよ。ついでに言うならMXの「天然NT>強化人間」という図式もおかしいのではないかと。性格等に問題はあっても実際、戦闘能力だけなら強化人間の方が上でしょうし。NTは戦闘する為の存在じゃあないんですから。
 ……えと、加速の代わりに祝福。援護攻撃の代わりに援護防御を持ったプルツーです。
 ハイメガキャノン使用時の「ハァイメガキャノン♪」が最大の魅せ場ではないかと。「バァルカン」とか叫ぶドモンと同レベル。

 搭乗したのは主にZZガンダム。
 最終話直前レベル56 撃墜数:39

ルー ルカ

 途中参加が多いですが、今回は最初からいました。カミーユの参戦が遅いので、しばらくZを愛機と出来るですよ?説明おばさん不在時にはその役割まで果たしてくれます!
 NTレベルが高く、その能力はクワトロ以上。ZZのガンダムチーム、特にルーはNTというイメージが無いので、その高いNT能力に違和感があります。
 主人公格には及ばないんですが、ビーチャ達に比べればその能力は随分と高いです。大した性能でもないくせに、精神コマンドが「自分本位」な為、使いにくいですが。「気合」「熱血」「ひらめき」「必中」「鉄壁」って…アンタはスーパーロボットのパイロットですかい!っていうか鉄壁!?集中があるのが救い。でも、集中、必中、ひらめきというのは被っていて使いにくいですよ、やっぱり。

 搭乗したのは主にフルアーマー百式改。
 最終話直前レベル55 撃墜数:29

ビーチャ オレーグ

 いつも通りの「オレーグ」。本来はオレーグなのかもしれませんが、SRWはアニメに従って欲しいかと思います。いつまで経ってもオレーグは馴染まない。
 シャングリラチルドレンのリーダー…のはずですが「統率」も「支援攻撃」も無し。艦長代理をつとめているはずなのに、彼はどこまでいっても所詮はビーチャという事でしょうか。
 幸運を最初から持っていて、消費はわずか25。NT能力と全体的な戦闘能力も(ジュドーを除けば)シャングリラチルドレンでナンバー1。不屈、加速、熱血と精神コマンドも使いやすいです。努力と必中はどーでもいーけど。集中が無いのは…まあ、集中力無さそーだしなー。
 能力は並ですけど、幸運を最初から持っていて、その消費が少ないというのはかなり大きく、随分と役に立ちました。

 搭乗したのは主にZZガンダム、ディジェSE−R。
 最終話直前レベル56 撃墜数:40

エル ビアンノ

 ビーチャともども新録音して欲しいキャラ。援護攻撃とか専用ボイス欲しいのですよ。
 原作アニメでのパイロット能力はルー以上だったのではないかと思いますが、今回はビーチャ以下。いくら何でもビーチャよりは上だと思うんですけど……。イーノよりちょっと強い程度ってのはヒドすぎる扱いです。
 応援、祝福、脱力と支援に長けているんですが、集中と熱血も持っているので戦闘パイロットとしても使っていける万能(?)キャラ。中途半端。
 会話にもあまり参加せず、存在感は極めて薄いです。嫌われてるのかも、MXスタッフに。脱力って何だよ、脱力って。

 搭乗したのは主にνガンダム。
 最終話直前レベル59 撃墜数:35

モンド アガケ

 MS乗り最弱。
 こんな彼も前大戦を生き抜いたという前提の上では「歴戦の勇者」のようで、何げに格好良く見えることも。その軽い態度が「強さから来るもの」のように見えて。(戦争の重みを知らないでその態度をとるのと、知っていてとるのとでは違いますし)
 ビーチャと一緒に「新入り」相手に「先輩」を気取っているシーンだとかはほほえましかったです。まあ、実際には単なる役立たずなんですが、モンド。
 攻撃一辺倒のガンダムチームの中でシールド防御を持つのはジュドー以外ではモンド、イーノだけというのも面白いです。
 精神コマンドが「信頼」「応援」「鉄壁」「加速」「努力」「補給」と戦闘に使えるものがまるで無く、防御と支援に特化しているのが、あまりにもすがすがしいんですが、これってイーノとキャラを勘違いしてませんかね?これでいて、何故か援護防御ではなく、援護攻撃をもっているっと。まあ、加速はありがたい。おかげで意外と戦闘回数は多かったです。

 搭乗したのは主にメガライダー、キュベレイMkII。
 最終話直前レベル63 撃墜数:17

イーノ アッバーブ

 モンドよりは多少マシという程度のMS乗り。メガライダー専属のサブパイロットという扱いでも充分だったというか、その方がありがたかたんですが。ストーリー的にも台詞全然無いしな。
 登場時には「何にも乗ってない」という…だからといって生身出撃はしませんが。カミーユ加入まで、ずっと「パイロットよりユニットの方が1つ少ない」状態が続くのが辛かったです。イーノが悪い。
 「集中」「ひらめき」「鉄壁」に加えシールド防御技能を持ち、この人もモンドと同じく防御に特化した性能です。モンドとの違いは「援護防御」技能を持っていて鉄壁がそれなりに意味がある事と、激励を覚える事。集中、ひらめきの存在もあり、使おうと思えば結構な活躍は見せてくれるキャラでした。声優ネタが横行する中、ケーンと同じ声という事に誰も触れずに終わってしまうぐらいに存在感の無いキャラではありますが。

 搭乗したのは主にメガライダー。
 最終話直前レベル61 撃墜数:8

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 ストーリーは当然ながら無し。にも関わらず、アムロとブライトはこの作品からの参戦という事になってます。
 アムロは仕方無いとしてブライトは…ZZなんじゃないんですかねぇ?

リ・ガズィ

 アムロガンダムMkIII。カミーユが持ってきた機体。
 序盤からあって、強力なMSが無い序盤では最強クラスのMS(?)として君臨してたのは昔の話。今回は中盤でようやく登場。
 最初からZガンダムがあるので、不必要極まりない存在です。
 1回撃墜されてもMS形態で復活という特性があるので、それが利点。部隊が4分割されて全員出撃というステージでアムロが乗って1回だけ出撃しましたが、2回も撃墜されてしまいました。撃墜>戦艦に収納>換装>出撃即撃墜>戦艦に収納>換装>出撃と。
 しっかし、SRWの「戦闘機>MS」というリ・ガズィの構図はどうにかならないんでしょうか?戦闘機が強いのであればMSなんていらないじゃなですか。現実レベルで考えればロボットより戦闘機の方が強いんじゃないかなと思いますが、イメージ的には小回りが利かないので接近戦で不利。つまりはスピードはあるけど運動性が低い。だから、ロボットには到底敵わない、この「素人考え」が通用するのがロボットアニメ、そしてSRWの世界だと思うんですよ。そしてリ・ガズィのBWSは「戦場に素早く駆けつける為の形態」であって「戦闘する為の形態」じゃあないと思うんですが、そもそも。
 このリ・ガズィの場合、MS形態になると運動性下がりますからね!スピードが速いと運動性高いっていうならゲッター2の運動性はMSを遥か上回るっすよ。火力は仕方無いとしても…。
 実際、MS形態であってもZガンダムよりも運動性が高いので愛があるなら、充分使える機体だとは思います。戦闘機形態なら運動性、移動力が高く、パーツも3つ装備出来ますんで。火力に少々問題はありますが、低いわけでもないので(MS形態は低いですが)。

νガンダム

 アムロガンダムMkIV。ディジェSE−Rに次ぐ性能を持つMS。
 ディジェと並ぶMS最高の運動性と射程、攻撃力共に一流のフィンファンネル。そして、今までの「白兵戦が苦手」という欠点を解消する強力な「格闘」。「格闘」の攻撃値は数値上は「ハイメガキャノン」と同等。どんだけパワーあるんだ、νガンダム。ダテじゃないって言ってもすごすぎですよ、これ。
 攻撃は喰らわない&そもそもB兵器が全然無いのでIフィールドバリアはどうでもよいです。
 フィンファンネルは実弾兵器扱いなので、安定してないのはいつも通り。ファンネルはともかくフィンファンネルサイズのものを切り払うのはやめて欲しいものです。いや、それ言うとLサイズのスーパーロボットの攻撃を切り払うのも無しだろ!って話になりそうですが、「イメージ」的に、フィンファンネルは切り払い出来そな雰囲気がしない(というか切り払い技能は技能レベルだけでなく技量値で判断して欲しいんですよね。アムロが放ったフィンファンネルであっても、切り払い技能持ってるだけで、名も無き兵士が「運」だけで落とせてしまうので。技量値がクリティカルヒット(とてかげん)にしか使われてないのも勿体無い話ですし)。

アムロ レイ

 最強のMS乗り。能力値がものすごい&NTレベルも高い。
 切り払いとシールド防御も持っていて防御も隙無し(シールド防御技能が役に立つ場面などありませんが)。統率技能で攻撃力も十分。
 精神コマンドも隙が無いんですが、「直撃」はいらないかなー。役に立たないとは言いませんが、アムロの高い能力を持ってすれば「直撃」能力無くても十分なので、大抵の場合。

 搭乗したのは主にνガンダム。
 最終話直前レベル58 撃墜数:27

ブライト ノア

 最強の戦艦乗り。戦艦乗り?艦長といえ、艦長と。
 艦はZZ出身なのに、艦長は逆シャア。そしてブリッジクルーはZ出身。「お気に入りシステム」の敵ですな。
 ブリッジクルー(トーレス&サエグサ)は結局は艦長とセットなのでここでまとめて。
 母艦の艦長という特性上、ほぼ全ステージで出撃する事になるんですが、なかなかの性能で使いやすいです。昔の戦艦は弱かったのになぁ(というかロボット大戦なんですから戦艦が弱くてもそれでバランスはいいと思うんですけどね)。
 技量が高い以外は能力値は並なんですけど、統率と援護攻撃、援護防御、そしてEセーブとなかなかに「わかってらっしゃる」能力の持ち主です。
 必中、加速、鉄壁、熱血、応援、幸運、狙撃、気合、信頼、直撃、根性、ド根性、努力、ひらめき、かく乱、期待、激励と精神コマンドはとても充実してます。気合、熱血、幸運、狙撃、必中とこれだけあれば前線で戦えますし、それをしない場合でも、激励や期待等で支援出来ます。
 かなり強力。それにしてもサエグサはいい演技をしている。何も塩谷さんに限った事じゃないんですが、アニメ放映当時そのままの演技が今でも出来るのがすごいです。サエグサというあまりにも出番の無いキャラだけにそれを感じてしまいました。

 最終話直前レベル61 撃墜数:65

機動武闘伝Gガンダム

 Rと同じく原作終了後のお話。個人的にRの続Gガンな話は好きでした。東方先生が生き返ったり。
 シャッフル同盟の声付きはこの作品が初めて(というか唯一?)。シャッフル同盟とDG四天王の共演もこの作品が初めてのはず。四天王がいるとシャッフルがいない(新やF)。シャッフルがいると四天王がいない(64)という不可思議な状態が続いていた中ようやく…原作終了後の話ですが。
 東方先生がいない代わりにボクらのキラル大先生がいるんでみんな満足さっ。設定的にはシュバルツがいても良かったようにも思えます。

ゴッドガンダム

 ドモンガンダムMkII。序盤から登場するのにすっごく強い。MS並の運動性とトップクラスの攻撃力をあわせ持っていて、しかも分身能力付き。
 気力120でハイパーモードが発動すると運動性が更にあがってνガンダムと同等に。馬に乗ると更に運動性があがる。移動力もあがる。ついでに普通に空中でも闘える。
 改造しなくても、馬に乗ってハイパーモードが発動すればそうそう攻撃を喰らう事が無いです。最初から長射程の石破天驚拳も使えて、効果範囲の広いマップ兵器「超級覇王電影弾」もあり、あまり欠点がありません。
 欠点はハイパーモードが発動すると「EN消費無し」で繰り出せる攻撃が「バァルカン」だけになってしまう事と、EN消費が激しく、そして援護関係が乏しい事。気合で1ターン目からハイパーモード突入出来るんですが、ENが勿体ないので、しばらくはノーマルモードで闘うのが普通でした。ハイパーモードになったら気合を使ってゴッドシャドーを使えるようにと。
 終盤には石破天驚ゴッドフィンガーも覚えて更にパワーアップ。強すぎだと思います。こんな強いかな、ゴッドガンダムは?毎回思うんですが。

ガンダムマックスター

 チボデーガンダム。シャッフル最弱かと思われるMF。
 シールドを持っているんですが、パイロットが不屈を持っているので無用。MFにしては珍しくW兵器を持っているんですが、威力が低い。
 射程がハンパで得意間合いが存在しない。攻撃力もハンパ。パイロットが悪いんですが、スーパーモードが発動しにくい。発動したところであまり強くならない。
 まあ、原作通りといえば原作通りですが、あまりにも使い勝手が悪いと思います。
 おちこぼれを出さない為に時々出撃して、レベルアップさせていた程度。

ガンダムローズ

 ジョルジュガンダム。シャッフルでは最も非力。
 非力とはいえ、マックスターと同程度。EN消費武器が無く、残弾性で主力として使おうとすると、1ターン(EP)で全弾使い果たしてしまう事もあります。つまり、弾数が少ない。
 バルカンをのぞけばP兵器は射程1のサーベルだけというのも辛いところ。なんですが、位置指定型&敵味方識別型のマップ兵器「ローゼススクリーマー」が強力。スーパーモードが発動していなくとも使えるので、序盤で敵味方入り乱れてる状態では実に便利。意外とこの状態にはなりやすいですし。
 基本的にローゼススクリーマー専用なんですが、射程の長いビットがあるので、マップ兵器ぶちかました後には適度に敵の体力を削っていけて、なかなかの良機です。
 終盤にかなり活躍してくれました。

ドラゴンガンダム

 サイシーガンダム。
 移動力、運動性、攻撃力等、マックスターを一回りぐらい強くした感じ。EN消費無しのP兵器で射程が2ある無影脚とEN消費こそするものの射程が5もあるP兵器のフェイロンフラッグが強力。そしてこのどちらもがスーパーモードが発動しなくとも使えるのが強み。
 原作では爆熱ゴッドフィンガーを攻撃力で上回った真・流星胡蝶剣が、ゴッドフィンガー以下の攻撃力になっているのは……SRWのゴッドガンダム神聖視故でしょうねぇ。ゴッドガンダムにとっては爆熱ゴッドフィンガーなんて「つなぎ技」なんですけどね、それ以上の攻撃が複数あるので。なのにそれ以下の攻撃が最強の攻撃のシャッフル同盟(一応、真・流星胡蝶剣はゴッドを除けばシャッフル最強なんですが)。
 強い事は強いんですが、トドメを刺す機会に恵まれなくてどうにもいまいちな印象はつきまといました。多分、改造してないからですが。マックスターとセットで出撃していた事が多いです。

ボルトガンダム

 アルゴガンダム。原作ではあまり強いイメージのなかったこの機体ですが…。
 シャッフルの中で最も活躍したイメージがあるのはこの機体でした、田村悠のプレイでは。運動性が低いものの、EN消費5で射程5のP兵器「グラビトンハンマー」が最初から使えるので、攻撃手段が不足する「ステージ開始直後」だとかで大活躍でした。
 気合、激励ですぐに気力があがる終盤ではこの利点も目立たなくなり、そこらの凡ユニットと同レベルに落ち込みましたが、固い装甲で弱いキャラを援護防御し、それでもやっぱり使えるグラビトンハンマーで攻撃してみたり、後方援護役として地味に光っていました。真・流星胡蝶剣と攻撃力で並ぶ零距離ガイアクラッシャーもあるので、攻撃力が不足した時には前線に出てきて殴っていってもOK。困った時のボルトガンダム!みたいな存在だったのですよ。渋い。

ノーベルガンダム

 アレンビーガンダム。唯一必殺技を持たないMFでMF最弱。
 とはいえ、ボルトの「グラビトンハンマー」と攻撃力が同じで、命中率、クリティカル率が高く、射程も同じ(というかハンマーは3〜5と穴があるのに対して、ノーベルは1〜5と穴が無い)でEN消費無しと、いわゆる「通常攻撃」だけならMF最強といえます。合体攻撃含め全部P兵器だし。
 最強攻撃「ビームリボン」もEN消費が少なくP兵器と使いやすいんですが、どーしても攻撃力不足気味。そして運動性が高いわけでもなくスーパーモードが発動するわけでもなく(SRW独自設定で発動させてくれてもいいと思うんですけどね、いっそスーパーノーベルガンダムを出すとか)…運動性をかなり改造していないと攻撃を回避できずあっさり死ねます。
 この機体最大の強みは仲間になってすぐに使える合体攻撃「ダブルゴッドフィンガー」。EN消費は少なめでそれでいて石破天驚ゴッドフィンガー以上の攻撃力を持っているので、ゴッドガンダムにとっても便利な合体攻撃なのですよ。ノーベルの攻撃力不足も補えて実に便利。
 ノーベルガンダムへの愛以外でノーベルガンダムを運用する価値はこの合体攻撃のみにあるといえます。

マンダラガンダム

 キラルガンダム。64以来久々の参戦の鐘。
 ノーベルと同じくスーパーモードを持たないものの、必殺技は持ってます。
 必殺技の必要気力、消費ENが少なく、それでいて攻撃力はなかなかのもの。
 とはいえ、実のところ射程が8もあり、威力も結構高い&EN消費がわずか10のW兵器「煉獄熱波」がこの機体最大の武器かと思います。
 合体攻撃こそ無いものの、ノーベルよりは役に立つ機体です、ね。ノーベル以上の運動性と、何故かやけに固い装甲もありますし。というかノーベルが弱すぎる。

ライジングガンダム

 ウルベレインガンダム。今回もライジングフィンガーは無し。というか新録音してないですね…。
 射程7もあるW兵器のライジングアローが主兵器。10発も撃てる。シールド持ってますし、結構安定して使える機体。MSもどき。
 必殺技として零距離ライジングアローも装備してますが、意外とダメージは伸びない。合体攻撃「ラブラブ天驚拳」は使えるのが終盤なのであって無いに等しいかと(ノーベルのダブルゴッドフィンガーに意味を持たせる為なんですかね?)。
 使おうと思えば使える…んですが、個人的にレインが嫌いなのでテキトーに使ってました。おちこぼれを出さない方針でなければ1回も出撃させてないであろう機体。

風雲再起

 馬。ゴッドと合体する為だけにいる。Rでは意地になって単体で使ってましたが、今回はやらなかった。
 合体する為にいるのでどうでもいいんですが、移動力が高く装甲もノーベルガンダム以上となかなかの性能。馬。

ドモン カッシュ

 性格「超強気」。泣き虫ドモンが超強気とはとても思えない。心弱いし。まあ、今回は原作終了後なのでよしとしよう。
 個人的にドモンは「弱気」だと思うんですけどね。「弱気」扱いされてる「シンジ」は「強気」かなと。「超強気」のアスカは、強がっているだけの「弱気」ですし。表面的に、そう見えるものをそのまま受け取って「性格」としてしまうのはどうなのかと。
 えと、何かすごい能力です。切り払いもすごいし。明鏡止水の特殊能力付きで、集中と不屈を持っているので、この人はさっぱり大ダメージを受けません。
 今までのSRWは文字では「ゴォォォォッドフィンガー」みたいになっててもボイスは「ゴッドフィンガー」だったのが、今回は「ゴォォォッド」となってしまっていて、残念(実際、いつからそうなったのかは知りませんけど)。あわせるべきは「文字」の方だろ?「ばぁぁぁぁぁくねつっ」とここで伸ばして調整しているのだから「ゴッド」を伸ばす必要無いと思います。

 後はトドメの時以外にも「ヒートエンド」が出てしまうのも何か違うかなーと。
 最後には愛も覚えて、何かもう向かうところ敵無し。でも、何か素でベガさんの方が強そうな気がします。
 最終話以外はずっとお馬さんと一緒に出撃してました。でも、馬の世話なんかしてないんだろーなー。
 色々と「いい事」を今回は言ってた。成長したなー、バカ弟子。一応、シャッフルのリーダー?だと思うんですが、統率技能無し。支援攻撃技能を持ってるのが一応はリーダーという事か?

 最終話直前レベル59 撃墜数:42

キラル メキレル

 原作のイメージとは随分と違う人格者。特に終盤はあまりにも格好良い。デュークを諭すシーンだとか。
 暗殺者として生きてきたという設定を上手く活かしてて原作以上の良キャラに仕上がったかと思います。基本的にアレンビーとセット。
 結構、気に入って使っていて、アタッカー技能とか持たせたりもしたんですが、残念ながら攻撃力不足という事で最終決戦メンバーからは漏れてしまいました(というかGガンで出撃できたのはドモンだけでした。馬とアレンビーを出す余裕さえ無かった)。
 援護に徹していてトドメを刺す機会には恵まれませんでしたが、その方がキラルとしては良かったのかもしれません。
 集中、必中、不屈、気合、熱血と隙の無い精神コマンドはさすが。
 改心したはずなのに、戦闘シーンのボイスが邪悪なのは…所詮、暗殺者は暗殺者という事かッ。演技指定しなかったんですかね?

 最終話直前レベル58 撃墜数:8

ジョルジュ ド サンド

 他のキャラともども、限りなく存在感が薄かったシャッフル同盟の1人。
 マップ兵器の為に出撃しているようなもんなんですが、長射程のローゼスビットがあり、援護攻撃技能があるので、この人の援護台詞はよく聞く事に。アルゴと同時に出撃する事が多かったので、アルゴは毎回毎回、イヤミを言われるハメに。
 切り払いを集中とひらめきとあるので、この人もあまりダメージを受けてません。というかダメージを受けた覚えがない。後方からビット飛ばしてるだけなんで。結構、サーベルで斬った覚えもあるんですが、ザコ相手にだし。
 最大の攻撃が2つもあるのは反則。というか最大って何?マップ兵器のおかげで敵撃破数はGガンキャラで最大。でも、エースには届かなかった。

 最終話直前レベル58 撃墜数:48

サイ サイシー

 子供。
 ドラゴンガンダムの性質上、どうしても敵に近づかないといけないわけで、ピンチの場面が何度もありました。ある意味、シャッフルの面汚し(後ろでビット飛ばしてるだけの人もどーかと思いますが)。
 必殺技を最も多く使ったGガンキャラです。敵撃破には恵まれず、瀕死に追い込んだところを他の人が撃破とかそんなんばかりで、なかなかレベルがあがらず出撃回数も多かったキャラです(だからこそピンチになる場面も多いんですが)。
 もともと、他のMFより移動力があるのに加速まで覚えてしまうのも「瀕死」になる原因。幸運や気迫を覚えるのがもっと早ければこんな事にはならなかったでしょうね。
 瑞山と恵雲は留守番?

 最終話直前レベル56 撃墜数:19

アルゴ ガルスキー

 おっさん。サイ=サイシーと並んで出撃回数の多かったガンダムファイター。基本的に後方援護なのでレベルがあがりにくくて。
 援護防御技能に加えてガード技能。ボルトの高い装甲値も加わって盾としては十分でした。まあ、それでも「援護防御するハメになる」ような攻撃というのは痛い攻撃が多く、いっつもボロボロでしたけど。
 シャッフルで精神コマンド「友情」を持っているのがこの男だけというのは、シャッフル同盟の「薄っぺらい友情」を垣間見た気がします。ジョルジュなんて友情なんて感情無いだろーし、多分。
 普通にアレンビーに対して冷たいのは、やっぱり個人的に納得がいってないという事でしょーか。男らしくないのう。
 で、ナスターシャは?

 最終話直前レベル55 撃墜数:15

チボデー クロケット

 アメリカン。相変わらず大塚さんはいい演技をなさる。
 マックスターがシールドを持っているのに、不屈をSP5で使えるという、それ自体は「嬉しい」んだけど「シールド意味無いじゃん」という、ちぐはぐなガッカリ感を味あわせてくれる男、それがチボデー。うん、不屈が5はいいよね、毎ターン使っても尽きないし。SP回復なんて持たせれば更に。
 役にも立たないクセにシールド防御技能が高いレベルまであがり、更にがっかりさせてくれます。最後に覚えるのが直撃というのもがっかり。他のシャッフルが最後に覚えるのは愛(ドモン、ジョルジュ)と気迫(サイシー、アルゴ)だよ。何でアンタは直撃ですか。いらないよ、直撃なんて。
 シャッフルで唯一、自力で「気力」をあげる精神コマンドを持たない男、それがチボデー。

 最終話直前レベル54 撃墜数:15

アレンビー ビアズリー

 美少女。…新録音っぽいんですが、何か…何か違う。
 「ノーェェェェェルフフゥゥプ」というボイスが好きだったんですが、今回はビームリボンのつなぎ技になってしまい、普通に「ノーベルフラフープ」と。違うのですよ、それはノーベルフラフープじゃないのですよ!
 改良型バーサーカーシステムとか欲しかったかなー。撃墜されると発動して、自動的にレインを襲う。
 能力はキラルと同じようなもん。通常攻撃のリーチが長くて援護攻撃を持っているので、後方援護で実はかなり活躍してます。ノーベルガンダムをフル改造していたという事もあって。
 ただ、それでも何度か瀕死に。全部P兵器のノーベルに乗っていて、どうやってヒット&アウェイを活かせと?
 最後に祝福を覚えるのは最終回からですかね?でも、キラルはチボデーとお揃いの直撃。
 今回も「愛」が無いとなかなか出撃させる機会も無いキャラですねー。でも、今回のアレンビーは好きになれなかった。

 最終話直前レベル54 撃墜数:25

風雲再起

 馬。援護攻撃と援護防御、ついでにヒット&アウェイを持つ恐るべき馬。
 幸運、激励、期待、加速と実に使える馬です。何げに能力値も結構高い。
 登場後、誰も何も言わないんですが、普通にネェル・アーガマで「飼育」してる事になります。…臭いと思うんですが。
 やっぱり大介さんが世話してたんですかねぇ?まさか、走ってついてきてるんですかねぇ?ワラとか買い込んでネェル・アーガマに積み込むシーンとかはあまり想像は出来ません。

 ゲームでは、ゴッドガンダムと合体する為にいるんですが、援護攻撃を持っているので、合体前に援護攻撃をさせてからだとかって使い方は出来ました。1ターン目に、それ以降はわざわざ分離しないので出番無いです。

 最終話直前レベル59 撃墜数:0

レイン ミカムラ

 今の私はネオドイツの女。
 集中、熱血、ひらめき、気合といったガンダムファイターに必要な精神コマンドを持たない。まあ、ガンダムファイターじゃないからですが。
 とはいえ、必中と狙撃を持っているので、戦いに参加することも十分に可能でした。補給はいらん。最後にはドモンとお揃いの愛。この愛のおかげで終盤は何とかレベルアップさせる事が出来ました。
 気付いてみると仲間になるのが遅い割に敵撃破数はGガンキャラの中では多い方。レイン嫌いなのに。
 シールド防御と援護攻撃、援護防御を持ち、アレンビー以上に使えるキャラです。レイン嫌いなのに。
 基本的に万能な人ですが、MXでは有能な人材が他にもいるという事で、あまり出番は無かったように思えます。…お互いにどこがいいんでしょうね、ドモンとレイン?

 最終話直前レベル54 撃墜数:17

機甲戦記ドラグナー

 原作は知りません。脇道的なSRWにばかり参戦してる作品というイメージがあるです。
 「この顔だとこの声かな」というイメージ通りのキャストすぎて笑えました。ほとんどのキャラが「思ったとおりの声」だったもので。やっぱり冴子さんか、やっぱり敏さんかみたいな。竹村さんまで「予想通り」だったり、どうなんでしょうか?
 ストーリーはガンダムが無い分、リアル系の主軸だったかと思います。

ドラグーン

 3シナリオしか使えないのが勿体無い、それなりの高性能ユニット。
 ドラグナー1〜3型をまとめた量産機との事ですが、1型からショルダーボムを削除して、その代わりにレールキャノンとEWAC(強)を装備しただけの機体だと思います(つまり、元々1型の汎用性がかなり高い)最低でも、SRWMXでは。
 結局カスタムタイプのドラグナーの方が高性能なので、いらないといえばいらないんですが、EWAC(強)とレーザーソードはそれなりに魅力的。
 どーせ名も無き連邦兵が次々と壊してしまうだけなので、1機でいいのでネェル・アーガマにも配備して欲しかった。2型よりも場合によっては使えそうな気もしますし。
(女主人公用に1機配備されたものの、結局使わなくなってしまってそれっきりですし。)
 実際、名も無き○○兵が乗り込む量産機としてはかなり高性能な部類だと思います。

ドラグナー1型

 ドラグナー唯一の格闘武器とシールドを持つ機体。移動力がすごい。
 格闘武器「レーザーソード」は射程が1しか無いものの、威力が高くグラフィックもキレイで良い武器でした。カスタム型になると更に威力があがって射程が2になりかなり使いやすい武器でした。射程2であればハロで射程が伸びるので、その高い攻撃力を活かしやすかったです、とても。
 射程も長く、運動性も高め。カスタム型になればνガンダムと同等と一流。基本的にドラグナーは3機セットで運用しているので、常に集中がかかってる状態のようなもので、実際、攻撃をほとんど喰らってません。喰らったところでシールドありますし、パイロットが不屈を持っているので安定度はかなり高め。
 これに加えてEN消費の割にかなり高威力かつP兵器な合体攻撃が使えるので、最初から最後まで大活躍でした。これで強化パーツ3つ装備出来るんだから汚いです。

ドラグナー2型

 地味だった砲台。
 1型が近距離戦特化で、2型が遠距離支援機らしいんですが、1型、3型ともに射程が長いので、どうにも目立てませんでした。1型を活かす為にどうしても遠距離で支援してるわけにもいかず…3機セットで運用というのは多分、兵器として「本来の使い方をしてない」と思うのですが、MXでは3機隣接が「正しい使い方」…多分。
 1型、3型よりも運動性で劣るという欠点もあり、援護防御、援護攻撃で活躍した機体です。援護防御する程に強固な機体ではないのですが…。
 ドラグナーの合体攻撃の為には必要なので、仕方なく一緒に出撃していたという印象の強い「目立たなかった英雄」。実際にはかなり活躍してると思うんですけどね、援護攻撃で。

ドラグナー3型

 EWAC(強)が強力なので、レベルを無視して単体で出撃していた事も多い機体。
 修理装置も搭載されているので、困った時には修理屋さんとしても結構活躍してました。
 積極的に攻撃する事はあまり無かったんですが、射程が長いので反撃でかなり攻撃してました。狙われやすかったので。
 パワーアップ後は攻撃力不足という欠点を補う「光子バズーカ砲」も装備され、かなり万能な機体に。光子バズーカは1型〜3型共通の最強武器という事で、元々攻撃力が低い3型に特にありがたい武器だったわけですね。1型と2型の場合、あろうがなかろうがでしたが。
 何げにジャマーまで装備されてるんですが、そもそも1型と同じく「当たらない」機体なので、この機能はあっても無くても、ですね。まあ、援護防御で役立つ事はあるか。

ファルゲン・マッフ

 1型カスタムを更に1回り強くしたかのような、プレイヤー陣営最強のリアル系ユニット。
 参入するのが終盤とはいえ、強すぎと思えるぐらいに強い。普通にパーツスロットが3つという凶悪さ。
 ディジェのビームサーベルとνガンダムのフィンファンネルをあわせもち、飛行可能で運動性、移動力に優れ地形適応が機体も武器も空と宇宙がSといった感じの機体。
 実際、ディジェのビームサーベルよりもレーザーソードは威力高いですし、フィンファンネル級の長射程武器はP兵器で9発搭載(パイロットがBセーブ持ちなので、実際には6発なんでしょうが…)と無茶苦茶な性能です。
 最も恐ろしいのは1型との合体攻撃。EN消費10でありながら、4機合体&EN消費60のファイナルダイナミックにも匹敵する攻撃力。
 パイロットのレベルがたかかったので、残念ながら最終話にしか出撃してませんが、さすがの強さでした。

スタークダイン

 ファルゲン・マッフと同じく終盤参入する武闘派メタルアーマー。MAと略すとモビルアーマーとなってしまうのが辛い。
 ファルゲン・マッフのレーザーソードよりも数値上は攻撃力が高い格闘武器チェーンソーを持つ恐るべきユニット。チェーンソーを使うリアルロボ。豪熱マシンガンパンチに匹敵する威力のチェーンソー。地形適応の陸Sも実際のところ凶悪なんですが、終盤なので意味無し。
 シールドと…MAP兵器もあり、何を目指した機体なのかよくわかりません。使おうと思えば使えるかと思いますが、まあ、普通は出番無いんじゃないでしょうか、参入遅すぎるので。

ゲルフ・マッフ

 ファルゲン・マッフともども終盤参入するメタルアーマー。名前が覚えにくくていかん。プラクティーズ1型って事で。
 1型カスタムを弱くした感じ。武装が貧弱で合体攻撃も無し。つまり出番無し。実際、結構高性能なんですけど。

ヤクト・ゲルフ・マッフ

 ファルゲン・マッフともども終盤参入するメタルアーマー。名前が覚えにくくていかん。プラクティーズ2型って事で。
 2型カスタムを少し強化した感じで、レーザーソードも持っていて便利。とはいえ、ドラグナーの強さは合体攻撃にあるので、こいつ単体が2型より強いからといって、出番は無いわけである。ドラグナーは改造が進んでいるのに対して、こいつらのは無改造というのも大きな差。

レビ・ゲルフ・マッフ

 ファルゲン・マッフともども終盤参入するメタルアーマー。名前が覚えにくくていかん。プラクティーズ3型って事で。
 3型カスタムを少し弱くした感じ。EWAC(強)はありがたいものの、敢えて出撃させるほどでもない。修理装置も無いしな。

マイヨ・プラート

 目的の為であれば汚い事もやってのける、いわゆる「清濁併せ呑む」事が出来る戦士。
 他の作品の「主人公」級の能力の持ち主で、高い支援攻撃能力の持ち主。とはいえ、2回行動できなければ4レベルを超える支援攻撃は意味がなく、この御人は残念ながら覚醒を持っていないので宝の持ち腐れ。
 直撃をSP10で使用出来るので、1ターン目から気力150。集中、熱血、魂、加速と「本物の主人公」ケーンと同じくその他の精神コマンドも充実しており、愛機「ファルゲン・マッフ」の能力もかなり高い為、NT以上の活躍を見せてくれます。
 参入時のレベルが高かったので、出番が無く最終決戦でしか出番は無かったんですが、ケーンともども戦場を暴れまわってくれました。こんな恐ろしい人が中盤までずーっと敵として出てきてるのだからたまらない。

 最終話直前レベル58 撃墜数:0

ミン

 マイヨと一緒に仲間になるスカウター娘。
 愛機「スタークダイン」の性能はそれなりに高く、不屈と愛を持っているので、このキャラが好きな人であればかなり活躍させられるんじゃないですか?意外と格闘能力は並程度。
 田村悠のプレイでは(レベルの低いキャラから順に出撃しているので)1回しか出撃のチャンスが無かったですが。しかもその1回が巨大綾波が見守る中、大量に飛び交うブサイク超人(量産型エヴァ)との戦いという…。量産型をチェーンソーで切り裂く姿は勇ましかったです。ある意味、お似合いの任務。

 最終話直前レベル60 撃墜数:1

カール・ゲイナー

 正直、誰が誰なのか、どういう性格なのか把握する気も無いまま(実際、把握しませんでした)ゲームが終わってしまった、プラクティーズの1人。3型のパイロット。
 激励やかく乱を持っているので、出撃すればそれなりに便利。まあ、ミンと同じく初出撃がエヴァ量産型との死闘という「リアル系」にはあまりにも可哀想な…。しかもそれが最初にして最後の出撃。
 何で「偵察」を持ってるんだ?と思ったんですが、ドラグナー3型と違って、機体に偵察能力が無いんですね。

 最終話直前レベル58 撃墜数:1

ウェルナー・フリッツ

 ヤクトのパイロット…のはず。その割に格闘能力と射撃能力がほぼ同等。まあ、ドラグナー2型と違ってヤクトはレーザーソードも持ってますけど…。
 イメージ的にはプラクティーズのリーダーっぽいんですが…。見た目とかも含めて。
 カールと同じく、期待、応援、信頼等、援護用の精神コマンドが多いのはマイヨ様の為なら!という有り方をしてきたからか?とはいえ、集中、狙撃、熱血と自身が戦うに十分な精神コマンドも持っており、何げにかなり優秀な気が。影は薄いですが。
 やっぱりカールと同じで出撃したのは巨大綾波ステージのみ。

 最終話直前レベル58 撃墜数:1

ダン・クリューガー

 1号機パイロット。ヤクトとかレビとか何も頭につかないゲルフのパイロット。
 実際、プラクティーズの3人は特殊技能が全く同じ、能力値もほとんど同じで、精神コマンドが少し違うだけなんで、誰が何に乗ろうが一緒。そーいう意味でも「把握しにくい」キャラを。
 何ていうか名も無きパイロットみたいというか、存在感の薄い顔の持ち主。1話で死んじゃうゲストキャラとか。精神コマンドは自分用のものばかり。

 最終話直前レベル58 撃墜数:1

ライト・ニューマン

 いまいち、性格がつかみづらい3号機パイロット。能力はタップと同程度。
 集中とひらめきがあり、攻撃を受けない事を前提にした闘い方をする人。タップともどもふと気付くと「援護攻撃」「援護防御」をしてる困った人。援護攻撃はともかく援護防御はするな。いちいち、敵の攻撃ある度に援護防御を外すのも面倒なので、いっその事、援護防御技能を他の技能で上書きしてしまった方が良かったのかも(とはいえ、攻撃を喰らう事がまずないので援護防御でダメージ受けても特に問題は無かったりもするんですが)。
 SP回復を身につけ、SPが余ってしまう終盤では「かく乱」「期待」がかなりの活躍を見せてくれました。EWAC(強)の為にレベルに関係なく出撃している事が多く、この人にかく乱されまくった敵さんや期待されてしまった味方はいっぱいいます。

 最終話直前レベル63 撃墜数:36

ケーン・ワカバ

 リアル系の高能力者はMS乗りに固められているので、主人公の割に能力は微妙。
 とはいえ、愛機ドラグナーの能力の高さと不屈や加速に魂などといった充実した精神コマンドがそれを補い、かなり強いキャラという印象があります。途中で「見切り」能力も得るので、NTには及ばないものの能力値以上の避け性能見せてくれますし。
 スーパーロボットのパイロットのような熱い性格は燃える。プレイヤー陣営で一番熱かったキャラかも。所詮は兵器でしかなリアルロボットへ愛を注ぐ姿は…貴方は出演作品を間違ってしまった!という感じがします。SRWのドモンも見習って欲しいぐらい。  最終話出撃メンバーの1人。

 最終話直前レベル55 撃墜数:39

タップ・オセアノ

 2号機パイロット。むしろ3号機。
 何かケーンに引きづられて仕方なく戦ってる感溢れるキャラでした。主人がそんなだからドラグナー2型までそんな性能なのですよ!まったく。
 能力はプラクティーズの方々と同程度。2型に格闘武器は無いですけど、格闘扱いの合体攻撃があるので、そこで格闘技能は活かされる!
 ただでさえ運動性が1型、3型に劣るというのに、ドラグナーパイロットで唯一「集中」を持たないので、避けにくい、困った時の為の「ひらめき」や「不屈」さえ無い。鉄壁では防ぎきれんのだよ!とはいえ、合体攻撃の為には遠距離支援に特化するわけにもいかず、どうしても敵の攻撃を受けやすい。運動性を強化して更にハロを装備してようやく安泰。困った子でした。…なのに、何でドラグナーチームで一番撃墜数が多いんだろーか。

 最終話直前レベル55 撃墜数:49