アマゾンにレビュー投稿したんですが、何故かはじかれてしまったので、ここで書きます。
他人のレビューにケチつけていたり、単なる悪口でしかないものや、商品と実際に関係ないことを書いていたり、発売前に「楽しみです」みたいな感想を書いてるだけのものでも「掲載」してしまう「全然管理してない」印象のある（最低でも発売前の作品のレビュー投稿は封印すべきでしょう…意味無いんだから）アマゾンですが、はじかれる事もあるようです。
誉めて誉めて「ロードが長いのが欠点」みたいな事書いただけなんですが…何が悪かったのやら。
折角なので、感想だけでなく軽く仕様を。そんな説明必要ないという人がほとんどでしょうが。
メタルスラッグ（１）、２、Ｘ、３、４、５、６の業務用つまりＭＶＳ（＆アトミス）のエミュレート……だと思います。家庭用からではないので、オプションは無きに等しく…クレジットが無いとプレイ出来ません（コンティニュー無限＝フリープレイに設定すれば話は別ですが）
オプションで変更可能なのは
６のみ、オートファイヤ機能が働かず、難易度に関わらずコンティニュー回数は１４に統一されちゃってます。後は音量とか画面サイズの設定が可能。
そして６以外はいつでもセーブ可能。ボス戦中だろーと、エンディング中だろーと、セーブ可能でロードすればそこから再開可能。その分、セーブファイルサイズが大きいんですが。どこでもセーブ出来るＧＢＡのＦＦシリーズの場合、インチキさせない為なのか「ロードしてしまうとセーブファイルが消える」仕様ですが、こちらは違って残るので、何度でもロード可能。…とはいえ、インチキするには辛い…のは後述します。
無限コンティニューが可能なら有限にする意味があるのか？…それはある。
開発者としては「コンティニューしまくってクリア」なんていう遊び方されるのは多分面白くないでしょうから、プレイするからには上達して貰いたいと思っているのではないでしょうか（ゲーセンであればワンコインでプレイし続けられるよりはコンティニューしまくってくれた方がいいんでしょうが）。
そこで用意されているのが有限コンティニューでクリアした時のみの特典。
この仕様についての感想も後述。まあ、上手いと思います。
各タイトルをクリアする毎にポイントが入ります。スコアが関係してるのか捕虜救出数が関係してるのか…よくわかりませんが、最低でもＥＡＳＹなら３、ＮＯＲＭＡＬで４入ります。ＨＡＲＤは多分５なんでしょう、きっと。
ポイントはコンティニューが有限が無限かは関係無し。一度クリアしたタイトルでも何度でも入ります。
入手したポイントでギャラリーモードでお買い物。隠しがあるのかどーかは知りませんが…
この内、壁紙と音楽はメモリースティックにコピー可能で、それをＰＣに落とす事が可能。実に、いい仕様です。壁紙ちっちゃかったけど。
ちなみに壁紙が７枚しかないという事でなく、１つ解放すれば、その１つに１５枚ほど入ってます。アートギャラリーと音楽も同様。
メタスラコンプリートの感想やらレビューやらで、これを書いてない事はそうそう無いというぐらいに「長い」のですよ。
ゲームの起動に時間がかかるのはＰＳＰなので仕方ないとして、起動後も長い。タイトルによって違って初代なんかは１分とかからずゲーム開始出来ますが、６だと１分半かかります。
２から５の場合、キャラセレでカーソルを動かすとその度にロードするので、その時間さえ勿体無いとなるとマルコ一択。
ゲームを開始してしまえばロードが無いかといえば、そんなわけもなく、画面の切り替え時にロードが入る他…敵の攻撃が激しいと処理落ちで遅くなる…ならともかくロード入ります。何故にそんな事になるのやら。ロードが終わって動き出したかと思えばまたロード。特に「セーブファイル」を読み込んで再開した直後に起きやすい。
また「３」のみですが、ＰＡＵＳＥからの復帰というかＳＡＶＥ画面からの復帰に長いロードが入ります。何故に？
ネオジオＣＤを思い出せ！と自分を説得しながらプレイしましょう。
ゲーム開始してすぐに凡ミスをしてしまったので、最初からやり直そうとしても…各タイトルの「タイトル画面」には戻れません（業務用仕様なので無理？可能だったとしてクレジットが１減りそう）。
メインタイトルに戻る際にも長いロードがあり…初代であれば１分程度で再開出来ましたが、６でやってみたら２分半かかりました。凡ミスでやり直す程度で２分半は……ちょっと…さすがに。
ならば、ゲーム開始直後に「ＳＡＶＥ」して「ＬＯＡＤ」すればいいと考えてみました（そもそもＳＡＶＥ出来ない６では無理ですが）。（ロードという単語がごちゃ混ぜになってわかりにくくて済みませんです。というわけでここからはＳＡＶＥファイル読み込みはＬＯＡＤとアルファベット表記で）
ＰＡＵＳＥ中の項目に「ＳＡＶＥ」はあっても「ＬＯＡＤ」はありませんでした。なるほど、「ＬＯＡＤ」が出来てしまったら、こまめに「ＳＡＶＥ」してミスしたら「ＬＯＡＤ」という無限コンティニュー以上に忌まわしい行為が可能となってしまう（根性と時間さえあれば不可能ではないわけですが、ミスしたらＬＯＡＤプレイ）。
しかし、これではあまりにも…。それであれば「ＳＡＶＥ」したらゲーム画面に戻らずにメインタイトル画面に強制的に戻す「仕様」にすればいいじゃないですか。
ＳＡＶＥからの復帰はＰＡＵＳＥ状態なんですが、そのファイルを読み込んで再開した場合、ＰＡＵＳＥ状態ではなく、いきなり復帰です。
ロード中もＢＧＭは流れるという困った仕様の為、長いロード時間をずーーっと画面見てないと「ふと気付いたら死んでる」という事も。ＳＡＶＥする場所を選べって事かもしれませんし、「ミス帳消しプレイ」をさせないシステムの一つなのかもしれませんが、結構迷惑です。
ロード時間中、他の事をして時間をつぶすという事が出来ないッ！
隠しが無いなら、４２ポイントで制覇。ＥＡＳＹとＮＯＲＭＡＬで全タイトルをクリアすれば７×７で４９。
有限コンティニュークリア特典を目指してプレイしているとあっさりと溜まります。ＭＩ２みたいな苦痛を感じるものも困ったもんですが、ポイントが余りすぎるのも。…多分、アートギャラリーが安すぎる。まあ、安くて悪い事は無いんですが、そりゃ。バランスは良くないかなと。
ゲームが上手くない私はまだＥＡＳＹ制覇特典しか入手していません。が、「ゲームが下手な人に辛い」云々言うつもりはありません。ＭＩ２なんかで「へたれだから」とか「下手だから」とかって言葉で「全解放を諦めた」方が多いようですが、確かに根性が無いという点で、へたれはへたれですが…「下手」も「上手」も無くて根性ですから、アレは。いつまでも下手なままの人なんていないわけで、根性さえあれば十分に全解放可能です、ＭＩ２の場合。
というわけで「下手な人にはＨＡＲＤ制覇厳しすぎるから」とかでなくて、むしろ逆（というか入手出来ないなら出来ないでまあいいかというレベルの特典ですから）
私みたいにメタスラを全くプレイした事が無い人なら、ＥＡＳＹから順に普通にプレイするので自然と特典も入手できますが、経験者はＥＡＳＹで全制覇とか、それこそ苦痛じゃないでしょうか？
（もしかしたらそういう仕様なのかもしれませんが）ＮＯＲＭＡＬ全制覇でＥＡＳＹの特典も同時入手、ＨＡＲＤ全制覇でＥＡＳＹ、ＮＯＲＭＡＬの特典同時入手という仕様の方がいいのではないかなと。
もし、代替手段というか救済手段…プレイ時間で、だとかクリア回数がある程度の回数に達したら「２０ポイントで入手可能」みたいなのがあったら…それも当然「悪い要素」となります。そんな甘い救済はいらん…何の為にゲームをするのかって話で…まあ、そんな救済手段無いでしょーけど（ＭＩ２は根性さえあればとはいっても、やっぱり「苦痛」でしかなかったんで救済必要だと思いましたが）。
良い点は敢えてあげるまでもないというか、ダメな点としてあがってるのは「ゲーム本体の部分」ではない事で「ゲーム自体には不満が無い」のはおわかり頂けるかと思います。
ポイントやコンティニュー制限アリでのクリアによる壁紙等の入手は「諦めてしまいそうになる心」を奮わせるエサとして十分に機能（ＰＣに落とせるというのが大きいです）しており、奮わせるどころか苦痛な作業だったＭＩ２やカードファイターズＤＳとは逆になっています。
冷静に考えてみるまでもなく、別に壁紙なんて特別欲しいわけじゃないです。でも、何か特別な事をさせられるのではなく「クリア」すればよいのです。普通にゲームを楽しんでいれば入手出来るのですよ。そして上達していく。いいシステムだと思います。インタビューも誰に聞いたのかよくわかんないんですが、面白かったですし。
どーやら、ＳＮＫ崩壊後の４以降…特に４がかなり評価低いようですが、私の場合、４はともかくとして…１から３よりも５と６の方が楽しかったです。特に６はキャラごとの性能差があり…何といってもラルフの暴れっぷりが気持ちよかったのですよ…アクションシューティングの世界で素手で戦車を破壊！…近接攻撃を多用して戦うと楽しかったです、かなり。バルカンパンチで戦車を破壊して破壊して。あんな攻撃を受けて平気でいるＫＯＦ参加選手って…。でも、まあラルフ達も異常に打たれ弱くなってるから、世界の常識が違うのか。１発殴っただけで逝っちゃう人がいる世界だし。
まあ、５と６の場合、難易度が低めでステージ構成とボス戦が共に面白かったっていうのが。５だとボスがかなり柔らかくて気持ち良く戦えましたし。
逆に一番気に入らなかったのは評価がかなり高そうな３。ファイナルミッションが長すぎる事と、「シューティングゲームがしたいならシューティングゲームをプレイする！」ってわけで、ステージの半分ほどがシューティングステージになってるという「アクションシューティング」というジャンルを無視して自らダメな方向に突っ走ってるかのような構成がイヤでした。私が好きだと言った６にもシューティングステージありますし、穴掘りまでさせられましたが、それは「すぐに終わる」からアクセントとしてちょうど良いのですよ。３のは長すぎ。後、ボスが固すぎ。６も固いけど、マルコ使えばそーでもないって事で。
１、２、Ｘは普通なゲームで、４は…んー何かエッグマンが出てきたのかと思った、エッグチョップのじゃなくてソニックの方の。日本国籍の２人がＰＣから外されてるといのが…何か意味深だった。それぐらい。
結局のところ、昔からプレイしていて思い入れが無ければ…どこが作ったかだとか関係無いわけで、ドット絵の芸術なんてもんにも興味が無い私には、結局、気軽に楽しめる６が良かったと。スコア稼ぎには興味無いんで、クラークを使う利点が見当たらなくて１回少し使っただけで、やめて…結局、ラルフとマルコでしかプレイしてないんですが、まあそのウチ。
毎日毎日プレイするというわけにもいきませんし、同じタイトルばっかりプレイしてると特典が入手出来ないって事で、やり込めないんでどーしても「６」以外はどんどん死にながらクレジットを食いつぶし残りクレジットほとんど無い！という状態でのクリアが当たり前の状態です、現在…ＮＯＲＭＡＬでさえ。そして、ＮＯＲＭＡＬで残ってるのは４と５。この２つを有限コンティニューでクリアすればＮＯＲＭＡＬ特典は入手。
ただ、このプレイの仕方ではコンティニュー回数が９回しか無いＨＡＲＤはクリア出来るわけないです。シリーズファンにとっては「９回も」でしょーが、私には「９回しか」なのですよ。
「７タイトルも一気に攻略出来るかッ！」というのが現状。ＨＡＲＤでもクレジットが１５もある「６」ならクリア出来るでしょうし、１も多分大丈夫。最大の問題は３。ファイナルミッションだけでかなり死ねてるんで、多分これが最後に立ちふさがるんだろーなーと。
えと、また４。言い忘れ。評判の悪い４ですが、こーいうタイトルでこそ真価を発揮するかと思います。評判が悪ければ悪いほどに「どんなにヒドイんだ？」と興味を持ってしまうのが人間の性。しかしッ、だからといって、それを知る為にそれなりに高価なゲームソフトを買う気になれない人が多いのが実情。ゲーセンでプレイすればいいのかもしれんが。
まーーーー、だからこそ６本もあって「オマケで４も遊べる」みたいな感覚で購入出来るこのソフトは価値があるかと思います。私が天下一剣客伝を嫌悪してるのと同様に４の存在自体が疎ましいというような人には「１や２と一緒に入ってる事自体がイヤ」なのかもしれませんが、そこまでの人というのはそうそういないわけで…自分で言うのも何ですが（とはいえ、侍魂のネオジオオンラインコレクションに天下一剣客伝がある事はどーとも思いません。ネオジオじゃないだろッとは思いましたが）。
パターン作りの為にはステージセレクトが欲しかったかなーって。まー、こーいうソフトでそこまで求めちゃいけないのはわかりますし、「パターン作りなんてしなくてもとっくにそんなもん出来上がってるから攻略サイト見ればいい」ってのもわかりますが、いきなり「回答」を見てもねぇ？パターン作りゲームの場合、「パターンを見つけ最適な動きを導き出す」のが本番で、実践…プレイは「実験」なのですよ。答えさえわかれば、その通りに動くのは難しくないんですから。というか難しいのであれば、それはパターン化に失敗してるか、そのゲームの設計が悪いか。メタルスラッグの場合、パターン化出来そーにないとか、こんなん対処出来るわけないと思う場面が今のところ結構出てきてますが、きっと…回答はあるのでしょう。「対処出来なくなる前に」どうにかするとか。実践してそれが成功した時よりも、答えを導きだした時の方がやっぱり嬉しいし、楽しいわけです。
そこまで言うならステージセレクトなんてインチキするな！って意見が出てくるでしょうが、正論です。ついでに言うなら、３回クリアしている６でさえ「ステージ３ボスの誘導弾＆跳弾同時攻撃の避け方」がわかりませんでした。クレジットが６だけ少ないんで、初回のプレイでボスキャラだけは完璧に対処しようと、フリープレイでコンティニューしまくって何度も試したんですが、ダメでした。スラッグの乗り降りで対処しろと？後、ラスボスの中央に一気に押し寄せる波動の回避の仕方も結局わからなかった。ステージ横から出てくる場合は大人しいんで、パターン作りも何もそんな事するまでもなくどーとでもなるんですが。対処出来てないっていうだけならファイナルミッションの操られた仲間も…どんな攻撃が来てもいいように場所取りとか色々と試したけど、弾をばらまかれると回避できなかった。全ての攻撃に対処出来る位置を見つけろ！…無いなら、ばらまきも自力で回避しろ！と？まだまだ答えが導き出されていないという事です。
というわけでプレイするゲームが溜まってない、見るＤＶＤが溜まってないという方で７タイトルをゆっくりとプレイ出来る方ならかなり長い事楽しめると思います。攻略法を見つけていって、少しづつクリアしていって。６に至ってはＰＣが６人もいますから！…で、更にスコア稼ぎとかすると……数年楽しめるんじゃないですか、これ、もしかして？私はそこまでしませんが。
最後。結果的に「共通の敵が出来た」というだけで、仲良く共闘するのはどーかと思ったです。連邦兵とネオ・ジオン兵が一緒になってアクシズ落下を食い止めるみたいな…確かに敵との共闘というのは燃える！燃えるけど、何かなーって思ったです。散々、大量虐殺してきた相手と。特に火星人の場合、敵の敵であっても、やっぱり敵じゃないかなと。いや、マーズピープルと仲良く出来るなんてステキな事ですよ？でも、それでも「何かなー」って思ったのですよ。撃ったり斬ったりしてきた相手を今更、救出するってって。