山崎 竜二

 餓狼伝説3(1995年)に中ボスとして初登場し、現時点での最終出演作はKOF2003(2003年)。長い事登場しているキャラです。まあ、だからこそ変化もあるわけですが…。
 まず、最初に言っておく事は、私自身は「餓狼3の山崎は好き」「RBS以降の山崎は好きではないというか、むしろ嫌悪感さえある」という感じです。それは「キャラ設定が変更」されたからではなく、普通に「嫌いなタイプのキャラ性」だから。

餓狼伝説3時代

 一言で表すと「狂気を内に秘めた俗人」。
 この頃の山崎は「普通の人」です。餓狼3の新キャラだけあって。

 設定としては両親がいない環境、裏の汚い世界で育ち、生きる為に色々と汚い事も。
 そして、とある「組織」に入り、組織に誘った男「反町」から喧嘩空手等を学ぶも、「反町」が組織の犠牲として処分されるに至り、組織に反逆し、日本にはいられなくなり香港に渡り…以降、己の力のみで裏世界で生きていく事になる。
 とまあ、こんな感じ。山崎少年にとって「反町」は「唯一自分を認めてくれた男」…つまりはンドゥールにとってのDIO…それ以上の存在。
 これでわかるかと思いますが、山崎は極めて「まとも」な人間です。反町を殺された事でキレてしまった事だとかも含めて。
 蛇足ですが、餓狼の人気投票をすると何故か「設定上だけの存在」である「反町」が得票する事が結構ありましたが、山崎の反町への思いを知れば「何となく」ではありますが理解出来ますよね、投票した人の?

ヒッヒッヒ……兄貴はよぉ俺の左拳を褒めてくれたんだぜ。
嬉しかったよなぁ……心配しなくてもすぐには殺さねぇよ。
両ふくらはぎを切って、両膝の皿を叩き割って、それから……ヒィーッ・ヒッヒッ……

 という事で本題の「餓狼3」。香港に渡って10年が経過してます。香港の刑事「ホンフゥ」に追い回されていたり、その世界で名の知れた存在となってます。職業は「闇のブローカー」。
 「俗人」である山崎にとって大切なものは「自分の利益に関わることすべて」。頭はそこそこにキレる男ですし、しっかりした情報源をもっているのか、「秦の秘伝書」と「秦兄弟」の存在を知り、「兄弟」に接触、結託し「ギースの持つ秘伝書」を狙う事に。
 基本的に1人で行動してますし、反町から教わり独自に進化させた「我流喧嘩空手」でかなり戦えますが、山崎自身は戦いを好みません。必要であれば、誰かと組みますし、出来る限り自分自身は「何もしないで済む」ように動いてます。「動いて」る時点で何かはしてるわけですが。

 餓狼3の場合であれば「秦兄弟との結託」「バッシュJrの誘拐>バッシュに戦わせる」という形で山崎自身は情報収集とか行ってたみたいですね、ギースの部下襲ったり。
 出来れば「面倒な事」にはなりたくないので、サウスタウンに余計な人間が入ってこないように「フランコ」を利用し、フランコで太刀打ち出来ないような相手とだけ戦う。
 後の時代の山崎であれば、問答無用で奇声あげて楽しそうに戦っているでしょうが、そんなものより「利益」優先です。無駄に被害を出すのもあまり好まないのか…舞相手には。

かわいい顔で、この街をウロつかないほうが身のためだぜ……。
恐い人が沢山いるからな……、へっへっへっ……。

 と警告し、去り…それでも舞がサウスタウンをうろついている(=中ボス戦突入)と。

チッ、恐い人をお望みのようだな。そのかわいらしい顔とも今日が最後だ……かわいそうに。

 「チッ」と舌打ちまでして、実に「面倒」そーです。「フランコめ、役に立たない」とか思ってるに違いありません。まー、もっとも……「恐い人が沢山」云々言ってる時点で「フランコ=バッシュ」は既に負けているわけですが、実は。
 実際、舞以外のほとんどのキャラでとっても「面倒」そーです。ホンフゥに対しては。

相変わらずしつこいねぇ。仕方ねぇ おネンネしなっ!

 と、呆れちゃってますし。…何てやる気の無いボスキャラだ
 挑発も「かったるい野郎だぜ」と、やっぱり「面倒そう」。

 ただし、本質では「戦いそのものは結構好き」というか「内に秘めている狂気」が表に出てくると、戦いを楽しむようになるのか、勝利メッセージは実に興味深かったりします。
通常技KOチッ!くだらねぇ……。
必殺技KOオイオイッ、もっと遊んでくれよ。
超必殺技KOもうチョットだったのになぁ!クックックッ……。
潜在能力KOヒィーッヒッヒ……俺を本気にさせた、てめえが悪いんだぜ。

 通常技KO時は「面倒な事させやがって」感覚。必殺技KOだと…「わざわざ戦ってやったのにもう終わりか?」感覚。
 そして、真髄が残り2つ。超必を使う=山崎も瀕死の状態、という事で……挑発してますねー。これが私が山崎って格好良いかもって思った最初です、この勝利台詞。石井さんがまたいい演技してて、
 潜在能力は…内に秘めた狂気が爆発しちゃってる状態で。組織のボスを殺った時と同じ「ヒィーッヒッヒ」笑いというか奇声をあげて「本気を出した」事も宣言。戦いの中でキレちゃってます。何故、キレてしまったのか?

 もう本気で「無くなってしまった設定」なんですが、山崎が片手をポケットに入れているのは「精神を安定させ理性を保つ」為です。

 ポケットに片手を入れてる限り、山崎は「冷静」な「凡人」です…が。
 反町が誉めてくれた「左拳」は「狂気を目覚めさせる鍵」。
 餓狼3においてポケットから手を抜くのは「倍返し」と「ギロチン」だけで、「倍返し」は一瞬ですし、左腕でないと多分出来ないからなんでしょうね(右側では使う腕は逆になりますけど、当然)。  それに対して「ギロチン」は違います。左腕を直接攻撃に使う。この状態では「理性が吹き飛んで」いるので、まともに「しゃべれません」。餓狼3のギロチンは「台詞」ではないです、奇声と気味の悪い笑いだけです(潜在能力版は「このアマチュアがぁ」とかしゃべっちゃってますけど……まあCPUキャラは使わないんで無視しましょう。喋り方自体、かなりイっちゃってるんでアリといえばアリかもしれませんが)。

 どうという事も無い「ただのチンピラ」であり、PCではないボスキャラだというのに山崎は随分と支持されたようです。
 ゲーメストムックでの人気投票結果は「6位」と微妙ですが、秦兄弟が11位、13位と悲惨な位置にいる事を考えれば「ボス」としては健闘したと言えますね。餓狼2の三闘士とクラウザーも全然人気ありませんでしたし、当時。
 「謎の男」が実は「特に裏の無い自分の力だけで成しあがった男」だったという点、「狂気を理性で抑えており、その裏に反町とのエピソードがある」「その設定をゲーム中にしっかりと反映させており、両腕がポケットから出る事はほとんど無く、出ている状態では設定通り理性が切れている」
 この辺りが山崎が支持された理由だと思われます。

リアルバウト餓狼伝説時代

 秦兄弟ともどもPC化。まだまだ餓狼3設定が生きている頃です。が、餓狼3ほどの魅力は無くなってたかな?というのが当時の私の感想。今も同じですけど。

 山崎はまだ執拗に「秘伝書」を狙ってますが、その理由が「秘伝書には秦の始皇帝の財宝のありかが示されているはず」という的違いなもの。
 「秦の秘伝書」って言ったって…アンタ、それは…秦兄弟が始皇帝の子孫だとでも思ってるのか!?

 RBでの変化は「台詞」が粋で無くなったっていうか「チンピラ化」したとこでしょーか?何か下っ端風情溢れているというか3流悪役と化したっていうか。
 反町から喧嘩は常に「相手を殺すつもり」でやるように言われてるんで「殺す」なんて言葉は山崎は使ってなかったんですが、RBでは使っちゃいました。餓狼3時点の山崎にとっては言う必要無いんですよね、最初からそのつもりだから。結果的に相手が死のうが生きてようがそれは関係無いってだけで。もしかしたら「相手の生死自体、面倒で興味が無かった」だけかもしれませんけど。

クックックック・・・おもしれェよなぁ、最高だぜ、強いってことはよぉ。

 上記台詞等「理性あるだろうに暴力を楽しむ」「自分の力に酔う」かのようなキャラとなってますが、ギロチンではやっぱり「奇声」をあげるだけです。
 ただ、最大の変更点は「裁きの匕首」の追加。つまりは武器を使うようになった事だと思います。ついでに言うと、この時も「両腕を解放」しちゃってますね。だんだんと設定が消えていってますねー。まあ、裁きの匕首も台詞無しで、奇声あげてますが。
 というかどういう意味の技名なんですかね?組織のボスを殺った時にこの技(?)を使ったって事?
 この時点での彼は「修行をする」のは「強さ」ではないみたいな、何ていうか「力の美学」みたいなものを持っているように思えます。

リアルバウト餓狼伝説スペシャル時代

 山崎ファンにとって辛い時代が到来。以降、このRBS山崎が基本となり、餓狼3、RB当時の山崎の設定は「無かった事」にされてる節があります。

彼の格闘スタイルの基本は空手であるが、格闘技とは別の次元で、彼のスタイルは確立されたと言っていい。
彼の生活環境は「生きる」か「死ぬ」か、「殺る」か「殺られる」かのレベルで成り立っていた。

 反町の存在を否定するつもりか?私も反町から教わった「喧嘩空手」を独自に進化させたものが「我流喧嘩空手」だとは思ってますが…。
 RBSは(スタッフのコメント等を読むに)過去のシリーズの設定をロクに調べずに「やっちまった」節があり、山崎も「イメージ」だけでやっちゃったかなー?と。

何で闘うかって?へへ…好きだからよ。人間の骨の軋む音や、筋の切れる音がたまらなく好きなんだよ。

 そんな狂人がどうやって今まで「多くの組織」を敵に回さずにやってこれたのかは疑問ですが、餓狼3では「人間を壊す快感」よりも「利益」を優先したという解釈で。
 普段から「狂ってる」ので「ポケットに手を入れて」云々の設定自体が「不必要」となり、この時点で完全消滅。何でポケットに手を入れてるかはしらん。

ゲヘヘヘ・・どうしてヤルかな・・・グヘヘヘ・・
クゥゥゥ・・も・・もっとヤリてぇぇぇ・・・
ギースのケツでもなめてな!ケェヘヘヘ!
必要がなくなればブッ殺す!ゲェヘヘヘ!
ノラ犬がぁ!このまま海にしずめてやるぜ
テメェ食ったらうまそうだなケェヘヘヘ!

 ステキ発言連発!!完全に壊れちゃいました、山崎。何があったんだろなー、山崎。イヤな事でもあったか?…察するに「秦の秘伝書と始皇帝関係ないじゃん!」って…自分の勘違いが恥ずかしくなって理性が飛んだ。
 とりあえず、対戦相手は食うな!
 当然の事ですが、ギロチンも「奇声」はあげなくなりました。普段からもう「狂気に蝕まれて」いるんで。
 その割にプロフィールは餓狼3から変わらず、大切なものは「利益に関わるものすべて」だったり…。

THE KING OF FIGHTERS’97時代

 KOFシリーズに参戦。その時点での餓狼の最新作はRBS!
 オロチ一族…オロチ八傑集としての登場となりました。
 この時点でRBSファンブック等で「山崎はオロチですか?」という質問に「No」を出していたのですが、「餓狼ではなくKOFなので」という事。でも、そもそも、餓狼世界にオロチいるのか?

 オロチとしての登場自体、私は「自然」だと思ってましたが、まあ当然ながら否定意見は出るわけで…。
 問題の性格ですが、RBSよりは「狂人」度は低いんですが、「残虐」性が増しているというか「人を嬲るのが好き」な感じな人になってます。

 不意に足をつかまれる山崎。見るとさっきの男が足にしがみついている。
 今までになかった残酷な笑みを浮かべる山崎の顔。
「ク・ク・ク、そ・う・こ・な・く・ちゃ・なあッ!」
 瞬時にして上がる血しぶき。狂気とも取れる絶叫をあげる山崎。

 無抵抗な相手に飽きて、ビリーと会話してたんですが、まだ抵抗する気があるとわかってうれしそーーにトドメ刺す山崎。
 まあ、これはこれでいいんじゃないかとは思います。私の中では「RBS山崎」よりは「キャラ性がしっかりしてる分」マシ。
 自分がオロチだとわかっても「意に介さない」辺りも、自分を貫いているという意味で「山崎」としてキャラの方向性は間違ってないとも思います。
 問題があるとすれば、彼は意識せずとも「オロチの力」を使っていて、それがあるから「強い」というような事になってしまった事ぐらいでしょーか。

リアルバウト餓狼伝説2時代

 (家庭用で追加された)勝利メッセージだけ見る分には「RB」時代に戻ってますが、ゲーム中のキャラはRBSと同レベル。

ヒヒヒ…今は機嫌がいいンだこれで勘弁してやるゼ。

 RBSの山崎は「違う」とでも思った「RB2の山崎担当」が元に戻したのかもしんないです。エンディングも普通に「闇のブローカー」という職っぽい事をしてますし。
 そっかー、ホワイトとも商売してたのかー、山崎。ステッキとかお人形さんとか…ホワイトと商売出来るものがあるのか謎ですが。それか新しい「パートナー」として結託しようとしていたのか?

THE KING OF FIGHTERS’98時代

 どんどん壊れていきます。でも、それでも大切なものは「自分の利益に関わることすべて」で趣味は「ナイフコレクション」のまま。人を壊す事じゃないのか、趣味?……生きがい?
 KOF山崎に対しても嫌悪感を持ち始めたのがこの時。

今大会の抱負
 …殺るんだよ…皆殺しぃだよぉぅ!!ひゃっひゃっひゃっひゃ…!!

誰と一番闘いたいか?
 こうやって全員殺すんだよォ!!(山崎蛇使い・カメラマン頭蓋骨破裂)

誰と組みたいか/組みたくないか?
 そんなもンいるわきゃねぅぇだろう、このカスがぁぁあ!!(山崎砂かけ・音声さん角膜炎症)

あなたにとってKOFとは?
 …なめろ。靴、なめろよ。…なめりゃぁ教えてやるっつてんだよ。…おい!なめンのかなめねェのか、はっきりしやがれぇ!!(山崎の靴をなめるリポーター)ひゃっひゃっひゃっ…約束通り教えてやるぜぇ、俺のパチキの味をよォ!!(首を横に振るリポーター)

ファンに一言
 消ぇちめぇぇー!!!うひゃっひゃっひゃっひゃ…!!(山崎爆弾パチキ・リポーター顔面大やけど)うひゃっ…うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ

 オロチと接触したことで「壊れてしまった」のだと思われます。彼もまた「オロチの被害者」なのです!……きっと、多分。
 何をしたいんでしょーかね?「悲鳴を聞きたい」のか「壊したい」のか「殺したい」のか。「闘いたい」じゃあないのはわかりますが、一体?
 でも、趣味はナイフコレクション。あー、あと「我流喧嘩空手」が「我流喧嘩殺法」になった。オロチと接触したことで「オロチの力」を存分に使うようになったって事?

餓狼伝説 WILD AMBITION時代

 どう考えても最初は「RB2」後の時間軸で作っただろって作品なので「設定は初代餓狼伝説と同じKOF」なのに何故か山崎も参戦。
 公式ストーリー上は「餓狼3」「RB」の山崎に戻ってます、昔の話だから?

彼にとって、闘いとは殺るか殺られるかだけである。
手に入れたいもののためには手段を選ばず、蛇のような執拗さで獲物を捕らえる。

 闘いに「相手をいたぶって楽しむ」要素は認めてません、WAでは。時間軸上、餓狼3以前の「壊れてない頃」だから。やっぱり秦の秘伝書の勘違いショックはそれだけ大きかった。
 左腕を使う「毒手」だとか「ショベル」だとか、味のある新技追加。でも、ポケット云々の設定は活かされてる気はしない。
 キャッチコピーが「暴力に狂った一匹狼」って辺りは「間違ってる」気もするし「正しい」ような気もする。「暴力に狂った」んだろーか、山崎?

THE KING OF FIGHTERS2002時代

 久々の復活。まあ、それ以前に「ストライカー」としては99EVOだのEXだのに出てますし、KOFすごろくでは善の山崎が…。
 勝利メッセージを見る限りは「RBS」「98」よりは理性あるけど、かなりの狂人。97と98の間ぐらい?

”ハラワタ”引きずり出してその口に突っ込んでやろうか?

 RBSの「海にしずめる」だとか、この手の台詞が出ると頭が悪く感じちゃいます。
 何がしたいんだろーなー、山崎?
 まあ、勝利メッセージだけ見る分には98よりはマシです。が、新技が…。
 KOF山崎が好きな人には「らしい」と見えたようですが…そーかー?KOF山崎だとしてもおかしくないか?相手に噛み付いて持ち上げて投げ捨てるってのは、いくら何でも?「奇人変人コンテスト」とか、そーいうのとは違うっていうか。
 どうでもいいことですが、KOF山崎ファン、餓狼山崎ファン、山崎ファンでない人…まあ、つまりはほとんどの人にとって「悪夢…そして狂気」という「技名」は「センス悪すぎる」とうつったようです。今までの山崎の技名と違いすぎるだとか、その他。

THE KING OF FIGHTERS2003時代

 現時点で最後の出演。
 2002と同じく97に近いと思います。それなりに「冷静」で、「話は通じる」。98のは「通じない」。
 趣味は未だに「ナイフコレクション」。大切なものは「自分の利益に関わること全て」。ホントか、貴様?

 台詞なんかは2002と同じ感じですが、それより少しまとも?なような気はします。
 2003での最大の変化はニュートラルポーズ。怪しくクネクネしてます。オロチだから?
 もう見るからに「私、変人です」って感じで。
 ほとんどのキャラが2003では消えた2002のMAX2が何故か山崎には残されていて「相手の頭噛み付いて持ち上げて放り投げる」のは健在。何故にそれを残す?技名は2002のどう読めばいいのかわからないものから普通のものに変更されましたが。

全体的に見て

 「RBS」と「98」の山崎はぶち壊れている。
 餓狼ファンが言うように「KOFの山崎は餓狼とは違う」んですが、他キャラに比べて極端に狂ってるという程では無い…かな、と。餓狼自体がRBSでとんでもない事をしてしまっているという事も含めて。

一応、質問です

 最後まで読んで下さった方も、読んでない方も…。

 貴方は「どの山崎」が好きでしたか?

 よろしければ、お答え下さいませ。