96のCPU戦の難易度は非常に低いです。初プレイでも恐らくは「ちづる」までは辿り着きます。95が厳しかっただけに「簡単」とさえ感じる(にも関わらず何故か、未だに時々、ビッグとかキング辺りにボロボロにされますが)。
 というわけで、96のCPU攻略はボス2人に絞られます。ボスチームの強敵ビッグとクラウザー…ではなく、ちづるとゲーニッツ。
 攻略前に言っておくと「ちづる」はともかくとして「ゲーニッツ」はかなり弱いです。安心して下さい、ゲーニッツは弱いですから。KOFシリーズにおいては94ルガールと並び最弱レベル。
 最弱扱いされている「オロチ」と違って「事故死」しないので、「シングルモード」でプレイした場合はともかく、チームバトルならまず負けません。
 強いとか言われてるのは「現役KOFプレイヤー」があまり96(と94)のCPU戦をプレイしてないからでしょうね。それと他人の意見に左右されすぎ。オロチが弱いと感じてゲーニッツを弱いと感じないわけがないのですよ。

神楽ちづる

 攻撃力が異常に高く、手を出すと超反応で斬られるという凶悪キャラ。
 初プレイは「シングルモード(でキム)」だっただけに、正に手も足も出せずに瞬殺された思い出深いボスです。あそこまであっさり殺してくれたボスはこの人だけって気が。

 攻略は基本的にパターンで。同じ技を延々と出し続けているだけで勝てるキャラが多いです。

 の2つは有名。コマンド投げor超飛び道具を持つのは。

 では、残るキャラはどうするのか。香澄であれば「空中重ね当て」を適当に。地上重ね当てでもOK。
 テリーも「パワーウェーブ」を適当に。ギースは当て身投げがかなり有効。
 まあ、こんな感じで。サイコソルジャーチームとかどーすんだ!って感じですが、チン爺さんの場合、寝てればどうとでもなります。

メスト式攻略法

 ふっとばし攻撃を出すと、ちづるは固まります。延々とふっとばし攻撃を出し続けると、そのまま時間切れまでねばれます。
 弱Pを少し離れた間合いで空振ります。ちづるは「玉響の瑟音」を出してきます。それに反撃です。

ゲーニッツ

「ここですか」「お別れです」が脅威のキャラです、が。対処法は…ふざけんなとか言われそうですが「喰らうな」です。

基本は画面端同士

 画面端同士であれば、絶対に上記2つの技を喰らう事は無いです。という事でバックステップなり、後転なりで間合いを離しまずは「パワー溜め」
 この際に、もしゲーニッツもパワー溜めを始めたらチャンス。94ルガールと同じく、パワー溜め中は反応が悪くなっているので、攻撃をかなり当てやすくなってますし、「ここですか」で迎撃される事もまず無いです(こちらの反応が遅いとダメですが)。
 ダッシュジャンプから「空中ふっとばし」がもっともお手軽な選択。

ガード後のガードが甘い

 ゲーニッツは「ガード」をした後のガードが甘いです。
 RODのヨハンと同じく、ジャンプ攻撃をガードさせた後の「足払い」はかなりヒットしやすくなっています(ユリの場合、空牙をガードされても裏空牙がヒットします)。
 というわけで「空中ふっとばし」でダウンさせたら、延々と起き上がりにジャンプ攻撃を。空中ふっとばしをガードされていた場合でも足払いでダウンさせる。
 ただし、この際に近くに着地しないように注意。近くに着地してしまうと「お別れです」の餌食になるので。
 足払いが遅いキャラは諦めて下さい。地道に「パワー溜め」を待って、そこに反撃を繰り返して「時間切れ」を待つ。

相手の近くに着地しなければ

 「お別れです」は喰らわないので、延々と「ジャンプ強パンチ」でまとわりついてるだけで勝ててしまう事もあったりします。キャラにもよりますが。

「ここですか」に対しては?

 一切無視して下さい。画面端同士であれば当たりませんから。間合いをつめてきたら「下がりましょう」。
 待つのはゲーニッツの「パワー溜め」です。画面端にまで追い詰められてしまった場合は仕方ないので…

画面端に追い詰められたら

 基本はガードを固めて待ち。
 近くに来たら、ジャンプふっとばし。タイミングはどうでもいいですが、昇りで出す方が良い。
 ジャンプふっとばしがヒットすればOK。「おそいですねぇ」とワープしてきたら、出現したとこを攻撃するか、とっとと逆方向に逃げる。
 ガードされたり空振った場合は…しつこく「ジャンプふっとばし」。「ここですか」を喰らう可能性がありますが「地上」にいると、いつ「お別れです」を喰らうかわかったものではないので。
 ※ジャンプ昇り攻撃に対してゲーニッツは「おそいですねぇ」を反応で出してくるという「意味のわからない超反応」が仕込まれています。メストではこれを攻略パターンとしてあげてましたが…(つまり、おそいですねぇを誘って、反撃。でも、正直、私には辛いパターンでした)。

焦るな

 インド人レスラーの名台詞です。ゲーニッツ戦では「焦らない」。相手の攻撃は「無視」が基本。攻撃のチャンスがなかなか来なかったとして、自分がダメージを受けるわけでもないので「ゲーニッツに付き合わないで下さい」。
 こちらは3人もいるので、もし事故で「ここですか」だとかを喰らっていて体力負けしたとしても「時間切れ」勝利という事はゲーニッツはほとんど体力が回復しません。
 パワー溜め中に「ジャンプふっとばし」だけでも、時間切れまでに「体力の1/3」程度はダメージ与えられます。体力を少し回復されるとはいえ、3人で同じ事繰り返せば、「数回事故」があったとしても、まず負ける事は無いです。

敗北パターン

 延々と「ここですか」を繰り返され、そこに無謀な突撃をかけて「撃墜」され、体力が減り、何とかジャンプ攻撃をガードさせたものの「着地したとこでお別れ」。何とかジャンプ攻撃したものの、くぐられ「着地したとこをお別れ」。ここですかの脅威に負けて画面端にまで追い詰められ、そのまま「ここですか>お別れ」連携。この辺りがゲーニッツ戦の「敗北パターン」。実のとこ「お別れです」より「ここですか」に負けてるプレイヤーの方が多いのではないかと。トドメのごとく「お別れですか」で「吸われる」ので、あっちの印象が強く残るだけで。
 あ、あとは「おそいですねぇ」に対して「無反応」にぼーっとしてて「お別れです」ってパターンもありますね。
 つまり「ここですか」「お別れです」は喰らうなが対処法なのですよ、最初に書いた通り。慎重にプレイすれば、そうそう食らいませんから、どっちの技も。

それでも勝てなかったら?

 CPU戦の難易度を1にしてプレイして下さい。
 ジャンプ攻撃連発で勝てるキャラが増えます。CPU戦の難易度は何が変わってるのかよくわかりませんが、「攻撃力が低くなる」とかそういう単純な事でなくて、プレイヤーに対する反応が鈍くなってるのかもしんないです。ガードも甘くなってる?