声優:南 かおり
名前 | 木偶♀(でくめす) |
彼、彼女(?)には特に名称はなく、その体のシルエットから♂と♀に区別される。
巖陀羅と同じく、ユガによって彼らは造られた。
巖陀羅がユガに刃向かう者たちを抹殺するために造られたのに対し、木偶はユガが破壊神となるために必要な、半陰、半陽の『色』と『覇王丸』に対しておこなう術式の実験体として造られた。
しかし実験体とはいえ、色と覇王丸をモデルとして造られた彼らの戦闘能力は、ユガによってオリジナルの能力に魔界の力が付加されており、巖陀羅のそれをはるかに凌駕している。そのため、並の人間ではとても太刀打ちできるものではない。
木偶は、基本的に巖陀羅と同じ方法で造られたが、体を構成する部品(人間の体)が厳選されており、特に頭部は♂は覇王丸、♀は色の肉片からユガによって増殖、加工されたものが取りつけられている。覇王丸の肉片は、先の羅将神ミヅキとの闘いの場で、ミヅキによって傷ついた覇王丸のものをユガがのちに回収したものである(ミヅキとともに闘っていた獣も同じようにユガによって造られたものであり、覇王丸との闘いののち、ユガに届けられた)。