ナコルル

声優:生駒 治美
個人データ
名前NAKORURU
流派シカンナカムイ流刀舞術
武器銘宝刀・チチウシ
生年月日1771年10月11日
年齢18歳
出生地アイヌモシリ・カムイコタン
血ノ型AB型
身長5尺1寸
体重語らず
3体数B73・W50・H82
趣向自然の声を聴くこと
家族構成祖父・サノウク/祖母・モナシリ/妹・リムルル/鷹・ママハハ
宝物チチウシ(アイヌの戦士だった父親の形見)
好きな物カムイコタンの森や動物たち
嫌いな物自然を汚す悪い人間たち
コンプレックス秘密
剣の道について他人を傷つけたくはないが、自然を守っていくために必要だと思う
尊敬する人どんなかたでも、尊敬できる一面をもっています
特技毎朝作る「ラタ」はみんなおいしいと言ってくれます
平和だと思うとき森の木々に囲まれて過ごしているとき
好みのタイプどんな人にも素晴らしい一面が必ずあります
現代社会では…?彼女は現代では淘汰されて、生きてはいられない
公式ストーリー
 レラ(風)は北へ流れている。
 アイヌモシリ(アイヌの土地)、カムイコタン(神の村・集落)の神を祭る宝刀「チチウシ(メノコマキリと総称される婦人用の小刀の一種/メノコ=女、マキリ=刀)」を護る鷹、ママハハは大きな翼を広げ、北へ、北へと向かっていた。
 その脚には、自らが護る宝刀チチウシと所有者ナコルルの赤いリボンが括られている。
 ママハハの使命はただ一つ、宝刀チチウシを護ること。そのため、チチウシを使用するラメトク(勇者・戦士)には献身的に仕えるが、一度所有者が命を落とせば、次の所有者へと宝刀を授ける為、カムイコタンへと持ち帰るのだ。
 今、ママハハが仕えるべくラメトク(勇者・戦士)ナコルルは、ママハハの側にはいなかった。

 カムイコタンではナコルルのたった一人の妹、リムルルがサポ(姉)の帰りを待ち侘びていた。
 聞こえなくなった大自然の声が僅かに聞こえてくる。
 リムルルはナコルルサポ(ナコルル姉さん)が大自然の魂を飲み込んでいたウェンカムイ(悪神)を倒したことに気付いていた。
 妹、リムルルもナコルルサポの力には及ばないが、大自然の声を聴くト゜ス(巫術)(※1)のウェインカル(観自在・透視術)力を有していたのだ。
「ねえさん、早く、早く帰って来てください」
 リムルルは不安が消せなかった。
 大自然の声が確かに戻ってきてはいるが、ナコルルの気がつかめない。とても遠くにいるような、しかし近くにあるような、そんな気がしてならないのだ。
「……ねえさんが帰って来たら、また木の実を一緒に拾いにいこう。山の上の湖に行って、それから、それから……」
 リムルルは不安を何とかかき消そうと、楽しい事を考え始めた。
 リムルルにとってナコルルはあこがれと尊敬の対象だった。両親が亡くなってからは、リムルルはナコルルといつも一緒にいた。リムルルはナコルルに寂しくないように、辛くないようにと、護ってもらった。大自然と会話を交わす方法も、基本的な護身術(※2)も全てナコルルに教えてもらった。いつも「ねえさんのようになりたい」がリムルルの口癖だった。

 大きな羽音を鳴らして、一羽の大きな鳥がリムルルの元に舞い降りた。その足には小刀(メノコマキリ)と紅い布が巻かれてあった。
「ねえさん……!」
 鷹はリムルルの小さな肩に止まり、二度鳴いた。
 しっかりと宝刀チチウシを握り締め、リムルルの瞳からは止まる事なく涙が溢れ続けた。姉は、もう二度と帰って来ないのだ。もう笑い掛けてはくれないのだ。

……どうか、悲しまないで……

 どこかでナコルルの声が聞こえた。
「ねえさん……?」
 リムルルは顔を上げ、姉の姿を探した。確かに姉は近くにいる。

……一緒に笑うことはできないけれど
……木々や野をかける風のなかに私はいます
……リムルル、みんなと頑張って……

「ねえさん!」
 リムルルは涙を一生懸命拭い、
「……うん。頑張る。みんなと、頑張るから……ねえさん、いつもそばにいてくれるよね。いつも、答えてくれるよね……」
 リムルルの言葉(※3)は、あたたかい春の風の中へと流れていった。
 風の中で姉がいつものように笑いかけてくれているような気がした。
(※1)アイヌ語でtu(トゥ)をカナ一文字で表記する方法として「ト゜」もしくは「ツ゜」が使われている。
(※2)もちろんシカンナカムイ流刀舞術である。
(※3)アイヌ民族に伝わるイヨイタコッテ

プロローグ
 朝もやのかかる白樺の木立のなか、少女は静かに目を閉じた。いつもと同じように、意識を開放させ、自然と対話する。だが、その日はちがった。自然の声が聞こえないのである。それは、まるで「あのとき」のように……。
「一体どうして……?いけない!自然の魂が魔界に吸い取られているわ……急がなくては……。さぁ、行こう。ママハハ!」

挑戦メッセージ
同キャラ対戦
 アイヌの戦士は私だけ。入りくるなら死あるのみ!!!
その他
 やめなさい!そんな邪気では勝てません!
 (WHOEVER DEFILES THE NATURE SHALL FEEL MY WRATH!)

勝利メッセージ
同キャラ対戦
 あなたは自分に負けたのよ。力ばかりが強さじゃないの。精神修業もしっかりね!
斬勝利
 ・・・ごめんなさい。木々の悲鳴が聞こえる今は、まだ死ぬわけにはいかないんです。
 ママハハ、怪我はなかった?えっ、わたし、ううん私は大丈夫。母さまと父さまがついているもの!
その他勝利
 急ごう、ママハハ!こうしている間にも、ウェンカムイが人々を殺めてゆくわ。

開始デモ
島原の凶事より時は流れ いま再び 嵐の予感があった
「来るよ、ママハハ!」

ステージ8後デモ
ナコルル「黒い力が増している。急がないと!」
黒子  「大丈夫、オーケー!自分を信じてゴーです」
ナコルル「???何、今の?」

ステージ12後デモ
「ものすごい邪気。でも、負けられない!」
ラキキラ無理無理キキキッ!ンキキラッ、喰ってやろう!!!!
「なんて事を・・・。大自然よ、私に力を!」

エンディング
ガルフォード「ナコルル!」
ナコルル「ガルフォードさん・・・」
ガルフォード「心配したよ・・・でも、無事でよかった。」
ナコルル「ガルフォードさん・・私」
ナコルル「!」
ガルフォード「ナコルル!」
ナコルル「まだ終わってないの!私が行かなくては・・・。」
ナコルル「全てのよきカムイ達よ、私の命の光で木々や野原を救って!!」
ナコルル「どうか、お願い!!」
リムルル「ねえさん・・・・」
リムルル「この声は・・・ねえさん!」
みんな、どうか悲しまないで・・・
いっしょに笑う事はできないけれど
木々や野原をかける風の中に
私はいつもいます・・・だから
リムルル、みんなとがんばって・・
リムルル「わかりました・・・ねえさん。」

必殺技紹介

アンヌムツベ

 ←↓AorBorAB(要武器)
 チチウシを前方に構え地面を滑るように高速で突進し、切り裂く技。
 前作と違い立ガード不能になりましたが、判定はとっても弱くなり、硬直も甚大。弱の終わり際をガードさせても「強攻撃」で反撃を受けてしまう程なので「見切り」がかなり大事です。「弱い技」という事は認識しておく事!
「アンヌムツベ」

レラムツベ

 ↓→AorBorAB(要武器)
 アンヌムツベとやってる事は大体同じですが、地面を滑走するのではなく斜め上へと飛び上がります。
 アンヌの弱体化に伴い今回はこちらも出番が出てきました…威力はアンヌより上ですし、ガードされてもアンヌよりはマシな場合が多いです。まあ、それでも使う場面はアンヌより遙かに少ないです。
「レラムツベ」

カムイリ

 ↓←AorBorAB
 どこからか取りだした布をひるがえす美しい技。
 刀より痛い上に、飛道具を跳ね返せる魅惑の布。スゴイや布!
 中を密着でヒットさせると無茶苦茶減る上にほとんどのキャラはそれだけで気絶!布、凄すぎ。
 中の硬直は長いのでガードされると反撃受ける可能性はありますが、接近戦では是非狙いたいです。投げとの2択かな?
「カムイリセ」

アペフチカムイリ

 ←→↓BC
 上の技を派手にした感じの技。布を何度も振り回す布乱舞。
 全てヒットすればそこそこの威力ですが、つながりにくい上に硬直も長く…そして飛道具反射能力もありません。明らかにカムイリセより性能悪いです。出際、上半身無敵とは言え、密着から使うのが基本のこの技で、果たして役に立つ事はあるのでしょうか?削りに使うのが無難…な技ですが、中カムイリセと大差ありません。
「アペフチカムイリセ」

ママハハを

 鷹が刀にとまっている時↓←Cor→←AorBorAB
 つばぜり合いでチチウシを飛ばされてしまうと、ママハハはナコルルを見捨ててチチウシの方へ飛んでいってしまいます。…ママハハはチチウシの守護鳥なので当然の行動ではあるのですが。
 刀を拾えるならそれが一番なのですが、相手が意地悪してとらせてくれない時はまず、これで呼んでおかないと鷹技が使えません。というか鷹技を使おうとするとこの技(?)が発動します。
「プルルルルルルル」

アムベヤトロ

 →←AorBorAB(要鷹)
 ママハハが炎を纏って急降下する技です。
 パピィが強くなったのに対してママハハは弱くなったようで、前作よりも性能悪いです。「攻撃判定」は1つしか持ってないので相手の飛び道具を突き抜けて突進は出来ませんし、削りも1回です。
 そしてボイスまでついてしまったので元々から死角が多い上に隙の大きいこの技はなかなか辛い事に。主人が弱体化したのでそれに従ったのでしょうか?
「ママハハ」

ママハハにつかまる

 ↓←C(要鷹)
 軽くジャンプしてナコルルの近くに待機してる鷹につかまる技です。今回も「掴まる」ではなく「捕まる」なのがポイント♪
 相変わらず、迎撃にカムイムツベが強いので…捕まっている状態では相手は結構何も出来ず見ているだけという事多し!
 前作は鷹との位置関係が難しく捕まりにくかったのですが、今回は簡単に捕まる事出来ます!
「はっ」「やっ」

ヤトロポック

 ママハハに捕まった状態で↓AorBorABorCorDorCD
 クルクルと回転しながら落下するローリングアタック的な技です。チチウシを持っている場合はただのローリングアタックではなく刀による回転切り裂き攻撃となるわけですね。
 前作とは別の技と言っていいです。恐ろしいまでに威力が高く、その代わりに着地硬直が大きくなりました。
「やあぁっ」

カムイムツベ

 ママハハに捕まった状態でAorBorABorCorDorCD
 チチウシを下に構えて急降下攻撃を仕掛ける技です。チチウシを持っていない場合でも刀を持っているつもりで突進します。
 今回はヤトロポック投げが出来なくなったので捕まった後のメインはこちらだと思います。割と簡単に裏ガードに出来る上に、その場合はガードされても反撃を受けにくいのでいい削り技になります。ヒットすればラッキー♪
「カムイムツベ」

イルスカヤトロリ

 →←→A(要鷹)
 超アムベヤトロです。クイズKOFには本気でそういう名前の超必殺技がありましたが…さすが「侍魂」チームはそれはイヤだった模様。
 オーラに包まれてママハハをけしかけ…ママハハは何度も何度も突進します。ナコルル…何もしてません。やっぱりママハハの命令で動いてるですか、ナコルル?というか麻宮アテナって鷹並?
 攻撃発生や硬直等、アムベヤトロと大差ないので、怒り時はこちらを使っていった方がいいかと思います。そういう意味では性能は悪くは思えませんが、そもそものアムベヤトロの性能が悪いので…単なる錯覚です。
「いってママハハ」