ガルフォード

声優:稲毛 一弘
個人データ
名前GALFORD(ガルフォード D ウェラー)
流派甲賀流+ガルフォード流忍術
武器銘ジャスティスブレード
生年月日1768年12月22日
年齢21歳
出生地アメリカ・サンフランシスコ
血ノ型O型
身長71インチ
体重143ポンド
趣向新しい忍術の開発
家族構成マリア(母)、ルージェ(姉)、シェーラ(姉)、セレナ(妹)、パピィ(忍犬・♀)、パパー、ピピー、ピパー(子犬、すべて♀)
宝物師匠(女性)にもらったマフラー
好きな物
嫌いな物
コンプレックス家出同然にでてきてしまったこと
剣の道についてヒーローとしての条件の一つ
尊敬する人亡き父親
特技パピィと話ができる
平和だと思うときパピィと遊んでいるとき
好みのタイプヤマトナデシコ
現代社会では…?女子校の先生
※家族:前作とパピーと本作のパピィは間違いなく同じ犬です。また子犬達も(1年経っているというのに全然成長してませんが)前作の3匹と同一個体です。

公式ストーリー
 ぱちぱちと、軽い音を立てて薪の弾ける音が森の中に響く。
 秋も深まり、日が落ちると途端に身を裂かれるような冷気が降りてくる。
 金髪碧眼の忍者、ガルフォードは焚き火にくべる小枝を折りながら、側に寝そべる大きな愛犬に話しかけた。
「今日は冷えるな、パピィ」
 ワン、と大きな犬は返事を返し、頭をガルフォードに擦り付ける。
「ぱぴぃ、って、いうんだ。この犬」
 ガルフォードと一緒に焚き火を囲む少年がパピィの背中を撫でる。パピィは気持ち良さそうに目を細めた。
「そうさ、俺の大事な友達さ」
 ガルフォードは少年に向かって笑った。

 最近頻繁に起きる事件の元凶をガルフォードは調べていた。そのとき、同門の忍者アースクェイクと出会い、災禍の中心は日本にある事を知った。
 さすれば、きっと師なら何か知っているだろうと、この出羽山中まで足を運んだが、
「それを調べるのも忍びの仕事じゃ」
 といって師に追い返されてしまったのである。(※1)

 仕方なしに山を降りて行く途中でガルフォードは、山菜を取りに来た迷子の少年と出くわした。
 迷子になった心細さと、見たことも無い髪と瞳の人間と大きな犬に驚いて、少年は泣き出しそうになったが、
「OK!俺が麓まで連れて行ってやるぜ」
 そう言った、優しいガルフォードの表情を見て、少年は安心し一緒に山を降りることになったのである。
 しかし、何も教えてくれないなんて、師匠も冷たい、などと考え事をしていると、不意にマフラーを引っ張られた。
「ん?どうしたんだ、パピィ」
 見ると、少年がパピィに抱き着いたまま気持ち良さそうに寝ている。
「ま、今日だけだし、我慢だなパピィ」
 パピィはクゥン、と情けなく啼く。
 穏やかな寝息を立てて寝ている少年を見て、ガルフォードはついつい微笑みがこぼれた。
「懐かしいなぁ。あんなころもあったよな……」

「うぁぁぁん。お母さ〜ん」
 少年が顔中を涙で濡らし、キッチンの方へと駆けて行く。
「またガルフォードを泣かせたの?シェーラ」
 キッチンから出て来た姉のルージェ(※2)が幼いガルフォードをなだめながら、階段の影に隠れている妹に、
「違うわよ。あたしが泣かせたんじゃないわよ」
 シェーラ(※3)が階段の影から顔を覗かせると、
「うぁぁぁぁぁん」
 ガルフォードが更に泣き出した。
「どうした?何を泣いているんだ、ガルフォード」
 大きな手がガルフォードを持ち上げる。
「おかえりなさい、父さん」
「パパ、おかえり」
「お父さん……」
 子供達が帰って来た父親に挨拶すると、父は「おう、ただいま」と軽く答えた。
 父親はガルフォードを抱き上げると、
「男がそう簡単に泣いてどうする?そんなことじゃ、自分の大切なものを護れないぞ」
「大切なもの……」
 涙を拭いながら父を見る。
「そうだ、強くなきゃ大切なものは護れないぞ」
「僕も強くなれるかな……」
「もう、泣かないのならきっとなれる。この俺の子だからな」
 父は豪快に笑った。
「うん。もう泣かないよ。きっと父さんのように強くなるんだ」
 笑顔を見せるガルフォードに、父はうれしそうに笑った。

 ガルフォードの父は保安官だった。大きな背中と人懐っこい笑顔が印象的で、町の人達からも慕われていた。正義感が強く、悪党には容赦せずに完璧なまでに叩き伏せた。仕事に関しては融通がきかないほどで、しばしば仲間の保安官からも止められることもあったという。(※4)そのため、無法者に命を狙われることもしばしばあったが、逆に相手を打ち伏せた。

 あの日までは……。
 血が流れていた。雨が降っていた。小さいガルフォードは父に抱き着き泣いていた。
 父は悪党の凶弾から子供を守るために、自らを盾にした。(※5)
「……もう、泣かないんじゃなかったのか……」
 苦しそうに父が言う。
「………………」
 ガルフォードは何も言えず、ただ、泣いていた。
 父は大きな手をガルフォードの頭に乗せて、笑みを浮かべて言った。
「ガルフォード………………みんなを頼んだぞ………………強く……なれよ……」
 それが最後の言葉だった。

 ぱちぱちと、薪のはぜる音が響く。
 ガルフォードは少年に毛布を掛け、星空を見上げながら呟いた。
「父さん……。俺は、もっと強くなるよ」

 次の日、少年を麓の村まで送っていった。
 少年の母は少年と共に何度も礼を言った。別れの直前、少年は瞳を輝かせながら言った。
「お兄ちゃん、頑張ってね。きっと悪い奴らを倒してよ」
「ああ、約束するよ。いくぜ、パピィ!」
 ガルフォードは少年に手を振り村を後にした。
 邪悪な者を倒すために、自分を研くために。
(※1)ガルフォードは、この出羽山中に住むくノ一から忍術を教わった。ちなみに名前は「綾女」。半蔵の師匠の奥さんである。
(※2)一番上の姉。ガルフォードとは4歳離れており、母に代わってよく3人の面倒をみた。
(※3)次女。ガルフォードとは1歳違い。男っぽい性格のうえ、ガルフォードと年齢が近かった為、よく一緒に遊んだ。ちなみにガルフォードには2歳下の妹、セレナがいるが、性格はおとなしく泣き虫である。
(※4)子供が数人虐殺されるという事件があった。この時の犯人は事件から5年が過ぎても自分で歩くことができなかったという。
(※5)ガルフォードの父は子供好きでも有名だった。そのことを逆手に取られ、子供を狙うことで彼を銃の前におびき出した。

プロローグ
 最近、悪事を働くヤツらが急速に増えてきた。不審に思ったガルフォードは、一連の事件を分析してみると、魔界の影が精神の弱い者に働きかけ、悪事に走らせているのを知った。このままでは、世界中の人間が悪人となってしまう。
「こうしちゃいられないぜ。早く魔界の者を倒さないと、大変なことになる。いくぜ、パピィ!」
「ワンワン!」

挑戦メッセージ
同キャラ対戦
 OH,YOU WANT A CONFRONTATION.いつでも受けてたつよ!
 (OH! YOU ALSO USE NINJUTU? OK! LET'S FIGHT!)
その他
 刀をつかう米人は珍しいかい?目は青くたってヤマトダマシイさ!
 (HEY! DO YOU LIKE TO CHALLENGE MY AMERICAN NINJUTSU?)

勝利メッセージ
同キャラ対戦
 GET DOWN WITH YO' BADSELF.人生に迷いは禁物さ!
殺害勝利
 罪を憎んで人を憎まず。正義のためにオレ達は戦う!AN ALL I REALLY WANT IS PEACE!
 EVERYONE NEED LOVE!DO YOU KNOW THAT IT'S TRUE?なっ、パピィ!?
その他勝利
 見事なファイトだったな。THERE'S A HEAVEN ABOVE YOU,BABY.さらば!
 (WELL, I WAS NEARLY DEFEATED. EH, POPPY. “WOF WOF!”

開始デモ
島原の凶事より時は流れ いま再び 嵐の予感があった
(TIME HAS PASSED SINCE THE LAST TROUBLE. NEW BATTLES ARE GOING TO START,NOW AGAIN.)
「感じるか、パピィ?またオレ達の出番だ!」
(「LET'S GO AND DEFEND THE JUSTICE, POPPY!」)

ステージ8後デモ
ガルフォード「進めばすすむほど、悪のニオイを感じるぜ」
黒子    「大丈夫、オーケー!自分を信じてゴーです」
ガルフォード「NOT JUST NOR EVIL・・・不思議なヤツだな。」

ステージ12後デモ
「いくぞ、パピィ。これが最後の戦いだ!」
ラキキラ無理無理キキキッ!ンキキラッ、喰ってやろう!!!!
「DON'T MAKE ME LAUGH!正々堂々勝負だ!!」
エンディング
 
ガルフォードやったぜ パピィ
(WE MADE IT, POP!)
ガルフォードあれは・・・
(WHO IS SHE?)
 
ガルフォードナコルル!
(NAKORURU!)
ナコルルガルフォードさん・・・
(GALFORD・・・)
ガルフォード心配したよ・・・でも、無事でよかった。
(I WAS WORRIED ABOUT YOU.)
ナコルルガルフォードさん・・私
(GALFORD・・・I・・・)
ナコルル
(!)
ガルフォードナコルル!
(NAKORURU!)
ナコルルまだ終わってないの!私が行かなくては・・・。
(SOMETHING EVIL IS STILL DESTROYING NATURE. I HAVE TO GO.)
ガルフォードSHIT! いけない!!
(MY GOD!)
ガルフォードナコルル!
(NAKORURU!)
ガルフォードNO!だめ、イケナイ!
(NO!)
ガルフォードNO!
(NO!)
ガルフォードNO!!!
(NO!)
ガルフォードさん・・・
・・ごめんなさい・・・。
でも、みんなを救うにはこうするしかなかったの。
だから・・・悲しまないで下さい。
(GALFORD・・・I'M SORRY・・・)
(I'VE KNOWN HOW YOU FELT)
(TOWARDS ME, BUT THERE WAS NO)
(CHOICE BUT THIS TO SAVE THEN.)
(SO PLEASE DON'T MOURN.)
ガルフォード・・・・分かったよ・・・。
(・・・O.K, I UNDERSTAND・・・・)
ガルフォードまだまだ世の中、悪いやつらがおおすぎる。行くぜっパピィ!
(THERE ARE STILL TOO MANY BAD GUYS THE WORLD. LET'S GO POPPY!)
 

技紹介

プラズマブレード

 ↓→AorBorAB
 電気を纏った苦無を投げる技。忍術はともかくとして、この電気を操る力はいかにして手に入れたのであろうか?
 性能は…メストではバカにされてましたが、飛道具としては高性能な部類。
「プラズマブレード」

ストライクヘッズ

 →↓CorDorCD
 まず抱きついて、相手を抱えたまま大きくジャンプ、空中で半回転。頭が下となるのでそのまま落下。相手の頭を地面に打ち付けダメージを与える。
 つまりはコマンド投げですが、ダメージは大した事ありません。踏み込み中に出すとジャンプの軌道が変化し、そしてダメージが小さくなります。
 ダメージ的に主戦力とは成り得ないので無理に狙う必要は無いですね。その為の犬ですし。
「ストライクヘェッズ」

シャドーコピー

 →←→AorB
 姿を消して分身と共に再出現する技です。分身には爆弾が仕込んであり、間違って幻体に攻撃を仕掛けた相手はダメージを受けるという寸法です!
 前作では4体に分身していた事を考えるとかなり情けなくなりましたが性能は大幅アップ。結構初心者殺しの技です。対CPU戦でも大活躍!!
「トリャッ」

リア・レプリカアタック

 →←BCD
 姿を消して、上空に現れグルグル回りながら落ちてくる技。半蔵で言うところの「うつせみ天舞」
 前作同様に削り能力が無く、ガードされると反撃確定。しかも前作よりも反撃を受けやすくなっています。受けるダメージは前作程大きくない場合が多いですが…だからといって反撃受ける事実に変わりはなく…あまり使う場面はありません。

ヘッド・レプリカアタック

 ダメージ中BCD
 リア・レプリカとほとんど同じ技です。違いは相手の攻撃を喰らって発動する点で、その時に身代わりとして「木」を残していきます。…攻撃されてから身代わりたてても意味無いような気がとってもしますが…そういうものなのでしょう。
 上空に現れた後の攻撃方法が前作と違い、リア・レプリカと同じく回転落下となっています。

バックスタブ

 →←→←→←↓BCD
 体を透明にする新忍術。実際に透明になれるわけは無いので一種の目くらましかと思われます。
 半蔵も同様の術を使えますが、半蔵よりもかなり消えるまでの時間が早く…ガルフォードの優秀さを示しているようにも思われます…が、犬は姿を消さないので位置はバレバレ。本人が優秀でも犬がいては…。
 音が聞こえない環境の場合なら、ジャンプ強斬りとしゃがみ強斬り程度の2択は仕掛けられます。

ラッシュドッグ

 ↓←AorBorAB(要犬)
 パピー改めパピィを突進させる技です。
 前作のパピーと違いパピィは攻撃判定が強化されており、潰されにくくなってます。割と使えるです。
「ゴォッパピィ」

マシンガンドッグ

 ↓←C(要犬)
 パピィが突進し相手に食らいつき、振り回す技。
 相変わらずの出の遅さであまり使い道は無い技です。が、一部キャラにはヒットすれば追撃可能なので、その一部キャラに対しては狙ってみるのも良し!
「ゴォッパピィ」

レプリカドッグ

 ↓←D(要犬)
 一見、マシンガンドッグですが、直後、パピィは姿を消し、上空から回転しながら落下してきます。つまり犬レプリカ。…技名でわかるかと思いますが。
 先読み対空や、犬技のボイスに反応して攻撃してくる人にかなり有効。外すと相当に危険ですが…。
「ゴォッパピィ」

メガストライクドッグ

 →←→D(要犬)
 パピィが突進し、連続攻撃を仕掛け、止めにストライクヘッズを放つ技、通称「パピィ乱舞」もしくは「モズ犬」。
 発売当初から「ボイスでバレバレ」「犬は優秀なのに主人が無能」などなど、ガルフォードに非難集中!
 実際、この技…それ程に出が遅いわけでもなく、ボイスさえなければ意外と発動に気付きにくいんで、これらの非難も最もなんですが…。
「メガアターック ゴッゴッゴォ」