チャムチャム

声優:千葉 麗子
個人データ
名前CHAM CHAM
流派ヤワ流
武器銘ヨックモックムック
生年月日1775年 5月30日
年齢14歳
出生地グリーンヘル
血ノ型ヤワO型
身長155cm
体重43kg
三体数B75・W56・H78
趣向木登り
家族構成父・サムサム/母・ケンタ/兄・タムタム/子分・パクパク
宝物タンジルストーン
好きな物デンキウナギとバナナ
嫌いな物お説教
コンプレックスじっとしているのが苦手、お父さンに、よく怒られるンだ
剣の道についてなに、ソレ?
尊敬する人タム兄ちゃン
特技サルの調教
平和だと思うときデンキナギでシビれているとき
好みのタイプタム兄ちゃンみたいな人
現代社会では…?女子中学生
公式ストーリー
「タム兄ちゃン、バナナン、バナナン探すの。ボク、バナナン食べるンだ」
 息せききって走って来たチャムチャムは、兄タムタムに飛びついた。
「?」
 タムタムは笑いながら首を傾げた。
 パレンケストーンに護られたグリーンヘルでは人々が平穏な日々を送っている。
 勇者タムタムはパレンケストーン探索の後、戦いの仮面を脱ぎ、グリーンヘルの護り人となって過ごしている。
「あのねあのね、むこうの湖にね、デンキウナギがいて、フラミンゴが言ッてたの」
「ちゃむちゃむ、落チ着イテ喋ル」
「フラミンゴが言ッてたの!」

 デンキウナギの味が忘れられないチャムチャムは、村の外れの湖に漁に出掛けた。お日様が顔を出し始めてから、頭の真上に来るまでデンキウナギを捜し続けたが、結局何も捕まえる事ができなかった。くたびれたチャムチャムが水辺で遊んでいた時、フラミンゴの噂話が聞こえてきたのである。
《ねえねえ、ご存じ?ハレハレ山(※1)の山頂には、何でも願いの叶う不思議なたからものがあるんですって》
《ええ、知っているわ。何でも願いの叶う不思議なバナナンでしょ》
《そう、ハレハレ山はとても危険で、あたしたち鳥でもたどり着くのが困難なのよ》
《でも、一度見てみたいわ。不思議なバナナン》
《そうね。見てみたいわね》
 グリーンヘルの村の人間の大半、特に子供達は動物の会話を聞くことができた。
 話の一部始終を聞き終えたタムタムは、ハレハレ山はとても危険だから、行ってはいけないとチャムチャムに言った。
 ハレハレ山は「聖なる魔が住まう山」とも言われ、足を踏み入れるものはいない。
「えーッ。ボク、バナナン欲しいよ。バナナン見つけるンだ。タム兄ちゃンがダメッて言ッてもボク行くンだからね」
 一度言い出したら聞かない妹の性格をよく知っているタムタムは、大きな溜め息をつき、仕方がないので一緒に「不思議なバナナン」を見つけるため、ハレハレ山へと向かった。

 ハレハレ山は常に濃い霧に包まれ、視界は非常に悪く気温も低い。道らしい道は何も無く、熱帯の植物があったかと思うと、いきなり針葉樹の林が広がる。
「ハレハレ山ッて、おもしろいね。タム兄ちゃン」
 脆い岩場をよじ登っていると、不意に、大きな鳥がチャムチャム一行の前をよぎった。翼に爪の生えた大きな鳥はグリーンヘルでは見ることができない。
「あのね、ボクからタンジルストーン(※2)を取ッてッた鳥も、あんな鳥だッたよ。でも、あの鳥は悪い鳥じゃないね」
 ハレハレ山は不思議な山だった。爪のある大きな鳥に加え、大きなとかげ、毛むくじゃらの象など、普段見ることのない動物をたくさん見かけた。(※3)
 谷に落ちそうになったり、何度か動物に襲われそうになったりもしたが、機敏に回避しようやく霧の晴れた頂上に着くことができた。
「バナナン、バナナンは!?」
 辺りを見回すが、バナナの樹など見当たらない。だが、微かにバナナの匂いはする。タムタムは小さい妹の肩を叩き、岩場の蔭に隠れている一本のバナナの樹を指さした。
「バナナンだッ」
 そこは黄金に光り輝くバナナンのなるバナナの樹が一本あった。甘い、甘い、バナナの香りがいっぱいに広がる。
「ちゃむちゃむ、何デモ願イノ叶ウ不思議ナばななん。何ヲ望ム?」
 タムタムは高い背を屈め、チャムチャムの顔をのぞき込んだ。
 チャムチャムは少し宙を見て、大きな声で叫んだ。
「おいしいバナナが食べたい!」
 かくして、チャムチャムは冒険の末、不思議なバナナンを見つけだし、念願のおいしいバナナを食することができた。
 数日後、チャムチャムは素朴な疑問が浮かんだ。不思議なバナナンはどんな味がするンだろう、と。
(※1)より正確に日本語のカタカナ表記をすると「ハゥレハゥレ山」となる。
(※2)より正確に日本語のカタカナ表記をすると「ゥトァワレンディェル」となる。パレンケ(ゥピャレンクェ)ストーンと同じく、「ゥトァワ」にアクセントを持つと「気高い」や「聖なる」の意となるが、真ん中「レン」にアクセントがくると「破壊」「破滅」といった逆説的な意味となる。
(※3)ハレハレ山には始祖鳥やディノニクス、マンモスなど今現在では絶滅生き物がたくさんおり、年代もバラバラである。

プロローグ
 普段、滅多に捕れないデンキウナギを見つけてチャムチャムは漁に熱中していた。
「こいつを捕まえて、タムタムと一緒に食べるンだ。がンばッてよ、パクパク!」
 子分のチンパンジーに声を掛けたとき、何かがチャムチャムの首元を掠め、ぶら下がっていた「タンジルストーン」を奪い取った。
「アアッ!こらー、かえせー!」
 咄嗟に飛びかかったが、鳥の姿をした魔物はヒラリと身を翻して何処へかと去って行った。
 タンジルストーンとはチャムチャムの家に代々伝わる家宝であり、普段はその石から放出されるエネルギーを封じる結界の中に保管されている。だが、チャムチャムはタンジルストーンがとても気に入っており、しばしば親の目を盗んで持って出ては遊んでいた。
「どうしよう、おとうさンに叱られるよー。そうだ!おじいちゃンに相談しよッと」
 彼女の祖父は村の捜し物の名人で、タンジルストーンのある方角をチャムチャムに告げた。
「わかッた。ちょッと探しにいッてくるねー」
 ちょっと、と言ったきりチャムチャムはその日帰ってこなかった。祖父は、まさかそんな遠くにあるなどとは思ってもいなかった様で、後で大騒ぎになったのは余談である。

挑戦メッセージ
同キャラ対戦
 あッ、あの人もブーメランだ!ボク、はッきり言ッて自信ないよ〜
その他
 えいやッと!頑張ッて闘うぞー、パクパク!
 (LET'S KICK SOME BUTT!!)

勝利メッセージ
同キャラ対戦
 怖かッた〜。やなンだよブーメラン同士の戦いッて。ぶるるッ、震えが止まらないよ〜。
殺害勝利
 え〜ン、怖かッたよ〜。
 この人も「黒い神」に惑わされていたみたいだね、パクパク。帰ッておじいちゃンに相談だー!
その他勝利
 村のきまりだからッて、ボクには荷が重いよ〜。誰かかわッてくれないかな〜。

開始デモ
島原の凶事より時は流れ いま再び 嵐の予感があった
「いくぞ、パクパク!・・本当は怖いけど。」

ステージ8後デモ
チャムチャム「パクパク〜、本当にこっちでいいのかい?」
黒子    「大丈夫、オーケー!自分を信じてゴーです」
チャムチャム「へんなひと!」

ステージ12後デモ
「えらい事になッちゃッたよ〜、パクパク〜。」
ラキキラ無理無理キキキッ!ンキキラッ、喰ってやろうか!!!!
「何だか知らないけど、ハラがたッてきたよ!」

エンディング
チャムチャム「タムにいちゃん!!」
タムタム「コノタタカイハ、オマエノタタカイダッタ。ダカラ、カミニタノンデぱくぱくトナッテ、オマエヲタスケタ。」
タムタム「ガンバッタナ!コレデムラニカエレル。」
タムタム「けつぁるくあとるガオマエニナニカクダサル、ナニガイイカ?」
チャムチャム「う〜んとねぇ・・・・・」
チャムチャム「たべもの!それもすごくおいしいの!」

技紹介

ブーメランげ・よこ

 ↓→AorBorAB(要武器)
 ブーメランを投げる技です。技名がいい加減ですが「チャムチャムが命名」してないので便宜上の名前としてこの名前になっているのだと思われます。
 他の飛道具を一方的にかき消し飛んでいくので対飛道具技として優秀です…帰りには攻撃判定はありませんが、それはまあ仕方ないでしょうね。ちなみに帰ってくるまでは素手状態となります。
「やっ」

ブーメランげ・うえ

 ↓←AorBorAB(要武器)
 ブーメランを斜め上に投げる技です。
 性質は横と同じです。だからといって空中から飛道具が来る事などほとんど無いですから、先読み対空として使う事になりますね。
 しかし…帰ってくるまで素手になる事を考えるとあまり使える技とはいえませんね。
「やっ」

とびひっかき

 ↓→CorDorCD
 とびかかって、爪グローブでひっかきまくる技です。これまたチャムチャムが命名してないのでこういう技名になっているのでしょう(天草降臨SPではジャンポ・ウングイス(跳ぶ爪)という技名がついてます♪)。
 判定がむっちゃくちゃに強く、ほとんどの技を潰す初心者殺しの技です…が、ガードされると反撃受けますから、多用は出来ません。…対空に使うのが無難ですが、その用途だと攻撃判定持つ前に潰される事も多く…何か使えない技かも。
「えいっ このっこのっこのっこのっこのぉっ」

パクパク・デオス

 →←C(要猿)
 パクパクにパグナ・デオスを行わせる技。実は「行けっ」とか命令する前にパクパクは技準備に入ってたりします…。
 下段判定なので便利そうですが、硬直がかなり長く、出も遅いのでほとんど使い道ありません。
「いけっ パクパク」

ムーラ・パクパク

 →←D(要猿)
 パクパクにムーラ・ガブルを行わせる技。これまた命令前にパクパクは投げる準備してます。
 この技も出が遅く、硬直も長いので使いにくいですね。ブーメラン投げの方がマシな場合が多いです。かなり弾道低いのに伏せでかわされるのも痛いです。
「パクパクやっちゃえ」

パクパク・ガブル

 →←CD(要猿)
 パクパクにアハウ・ガブルを行わせる技。これも当然、命令前にパクパクは準備してます。
 この技もかなーり攻撃判定が出るのが遅いので起き上がりに重ねる以外の使い方した場合、反撃受けるかと。
 最大で6回も削れるので起き上がりに重ねての削り専用としておきましょう、その用途には高性能です、十分に。
「パクパクやっちゃえ」

メタモアニマルアタック

 →←→A
 巨大化して突進する技…というかチャムチャムの持つ特殊能力。
 出が遅く…そして無敵があるわけでもなく…技後に元の大きさに戻らないといけないので、硬直も長く…ほっとんど使えません。
 対空…に使うには判定弱いので、相手の消極的なバックジャンプや退き込みに当てるみたいな使い方が理想。
「いくぞっ」