千両 狂死郎

声優:稲毛 一弘
個人データ
名前千両 狂死郎(せんりょう きょうしろう)
コピー歌舞伎の異端児
流派舞闘流歌舞伎
武器銘世話女房
生年月日1758年12月14日
年齢30歳
出生地江戸
血ノ型B型
身長5尺4寸
体重16貫目
趣向髪の毛の手入れ
家族構成3年前に父親と死別
宝物自分が描かれている浮世絵
好きな物大衆の前で舞った後の歓声
嫌いな物
コンプレックス前座長(父親)に勝ったと感じたことがない
剣の道について生死をかけた舞台技
公式ストーリー
 狂志郎は、江戸の町では知らぬ者は無いとまで言われた売れっ子の歌舞伎役者であった。その誰もが振り返る派手な容貌は、著名な浮世絵士達がこぞって描いた、という逸話が残されている。(※1)そもそも「狂志郎」とは座長であった父親の芸名であり、その父が病に倒れた時に息子に譲ったものである。

 「狂志郎」を襲名した彼は、前座長である父を越える歌舞伎を演じねばならぬ、と考えた。当然の事、座を観にくる観客は座長としてのスケールアップした彼の舞を期待するであろう事を、狂志郎は肌で感じ取っていた。そこで彼が思いついたのは、剣技と歌舞伎の融合、というアイデアである。生命を賭けた真剣勝負の緊張感は、歌舞伎の立ち回りにとって大きな利点となるに違いない。そんな事から彼は薙刀を練習し始めたが、思いの外その腕前は上がっていったが、彼はあまり争いは好まぬ理性的な人であり、舞台の上以外ではその剣技を披露する事はまず滅多に無かった。旅の風来坊や剣術師範がたまに狂志郎の力量を見破り、勝負を挑んで来る事があったが、極力戦いは避けようと努めた。(※2)

 そんな狂志郎が本格的に戦いに身を投じるようになったのは、師であり目標でもあった父の死がきっかけであった。臨終の際に父は狂志郎にこう言い残した。
「狂志郎、お前はこの父を遙かに越えた。剣技と歌舞伎、それは死と芸術の融合であり、死に向かう私にはその素晴らしさがはっきりと解る。お前の持つ究極の芸術を世に広めよ。よいな、狂志郎……今のお前にこの名前では器が合わぬな……。……これからは狂死郎、千両狂死郎と改名し、広く名を轟かせるのだ。死と……芸術……それは……人が人を越えて……」
 それが先代「狂志郎」の最後の遺言であり、厳しかった父から初めて聞いた称賛の言葉でもあった。
「死と芸術の融合か……。あいわかった、もはやこの狂志郎、いや狂死郎、もう戦いを避けはせぬ。武術しか知らぬ無骨者を手始めに、狂死郎歌舞伎の素晴らしさ(※3)を広めようぞ!」

 彼の思いに一座の者も感激し、賛同してくれた。狂死郎の行く場所ならば何処へでもついて行く、とまでいう者も多かった。
「狂死郎歌舞伎、決して一人で演じられるものでは無い。皆のその申し出、心からうれしく思うぞ。広く世の人に生と死のうつろいを舞ってみせよう。さあ出発じゃ!」
 以後、狂死郎は戦いを避ける事は無く、舞踊るような剣さばきは以前にも増して美しく、人々の心を魅了したという。
(※1)それらの浮世絵は、後に狂死郎自身の手によって回収され、現在では保存状態が極めて悪い数点しか残されていない。真の歌舞伎道が全く見えていないのにも関わらず、世間からちやほやされていた自分を顧みる事が耐えられなかったようだ。
(※2)戦いを避けようとすればする程、彼の中に内在する剣術家としての資質が様々な武術家を刺激して引き寄せてしまう。必死でのらりくらりと歌舞いたりする姿はやや哀れである。
(※3)この日を境に彼の歌舞伎は大きく変化した。戦いの場は即座に大舞台となり、剣の火花は光り輝く照明、吹き出す血潮に狂死郎はエクスタシーを感じた。ただ注意したいのは、彼が血に歓喜するだけの変質者では決してなく、「殺気」「火花」「汗」「血」などを全て演出の一部として舞っているという事。

挑戦メッセージ
同キャラ
 わしの名前をかたるのか?なればこの舞、舞ってみぃ
 (TO FACE ME IS TO FACE PERFECTION. ACT WELL.)
その他
 おぬしの見事な負けっぷり皆が心まちにしておるぞ!
 (NOW IN THIS SCENE, I RIP OPEN YOUR BELLY.)
 わしの舞に見惚れるな、見惚れすぎると死ぬのみぞ
 (WHOOPS! SO MUCH FOR AN ENCORE. I KILLED HIM.)

勝利メッセージ
同キャラ
 形マネても無理なこと、この舞、舞えるのはわしだけじゃ!
 (TO THE FIRES OF HELL WITH YOU, HAM!)
斬勝利
 なんとたあいのない奴じゃ!これでは わしがひきたたん!!!
 (CHASING AWAY MY AUDIENCE!! IDIOT!! FACE YOUR PUNISHMENT.)
必殺技勝利
 舞うように斬り、そして勝つ。これが本物の歌舞伎者じゃて!
 (YOU FOOL! YOU・・・YOU CRITIC! TO THE PITS OF HELL, SLIME!)
その他勝利
 わしの舞とここまでやるとは!いやなかなかの演技じゃて!
 (THE CURTAIN DRAWS NEAR. AND NOW, THE BLOODY FINALE!)
エンディング
 やはり、わしのこの舞こそが本物の歌舞伎であったようじゃの!
 (THIS IS HOW A REAL KABUKI DANCES! WOOGIE WOOGIE WEE!)

ステージ4後デモ
千両狂死郎見事な負けっぷりじゃ
(YOU LOSE WELL.)

(!)
何じゃろ?
(NO AUTOGRAPHS, SON.)
天草四郎時貞クク、クククク‥‥‥。我こそは天草が怨霊。さぁ暗黒神がおよびだ
(CALL ME AMAKUSA,AMAKUSA!)
千両狂死郎なんと、天草とな!
(WHAT? AMA KUSA)
天草四郎時貞ククク‥‥見事な舞だ。我が暗黒神の前で死ぬまで舞続ける気はないかね。
(HEH, HEH. THAT'S RIGHT,MY CRITIC'S PUNCHING BAG. JOIN THE DARK GUY, NOW!)
千両狂死郎わしをかどわかすとはまようたか、天草
(YOU CAN'T SCARE ME, AMAKSUA.)
天草四郎時貞ククク‥‥‥ならば死をまっておれ
(THEN DIE,YOU CRAZY FUNSTER!)
千両狂死郎おそろしや‥天草‥
(YIKES!!!)

エンディング
貴殿にも歌舞伎のすばらしさ、わかっていただけたかな。
(HAVING BEEN TROUNCED, I THINK YOU KNOW REALIZE THE SUBLIMITY OF KABUKI.)
むう!きづかぬとはうかつ、なかなかの絶景なり。さてさて皆の衆、よったり、よったり!
(WHAT A GREAT PLACE! WHY, OF COURSE・・・LORDS AND LADIES, COME HITHER.)
 
 
 
 
 

必殺技紹介

風裂扇ふうれつせん

 ↓←AorBorAB
 ふところから扇を取りだして投げる飛び道具技。扇が無限にあるのはこの手の技のお約束♪
 全体的に隙が大きく、通常技で消され…そして攻撃力も低く攻撃判定も小さいという割と使えない技ですね。削り用に斬り技に仕込んでおくといいと思います。
「はっ」「あ、そぉぉれ」

火炎曲舞かえんきょくぶ

 →AorBorAB
 口から巨大な炎を吹きだし、扇でパタパタと仰ぐ技。これが狂死郎歌舞伎なのかッ!薙刀とかどうとかよりも炎に真髄があるのか!?
 この技、起き上がりに重ねると「ヒットバック」というか「ガードバック」がなくなるのでかなり削れます。
「あ、そぉぉれ」

跳尾獅子ちょうびじし

 ↓←CorDorCD(要武器)
 世話女房を支点にしての棒高跳び蹴り。ビリーのアレとの違いは技後に元の位置にまで戻る事と燃えてる事。どうやって戻っているのかはよくわからない。
 対空、削り、地上の相手への牽制、そして浮いてる事を利用しての対足払い等、かなり万能で優秀な技です。
「ちょうびじし」

回転曲舞かいてんきょくぶ

 →AorBorAB(要武器)
 世話女房を肩にかついで高速でクルクルと回りながら前方に大ジャンプする技です。高速回転による世話女房による切り裂き攻撃…なのか?ジャンプの頂点付近で回転をやめちゃうので落下中は無防備なのが欠点。
 見たまま横方向への攻撃判定が強いので対空技として優れています。移動力も高いので画面端からの脱出なんかにも使えますね。
「かいてんきょくぶ」

血煙曲輪ちけむりくるわ

 ジャンプ頂点付近で↓AB(要武器)
 空中回転曲舞です。回転曲舞はジャンプ頂点付近で回転をやめてしまいますが、この技はジャンプの頂点付近から回転を始めて着地するまで回り続けます。
 空対空として優れていますが、攻撃判定が横に広いのでめくり攻撃にも使え、対地技としても優秀です。
「はっ」