声優:氷上 恭子
名前 | RERA |
コピー | 冷徹な風の巫女 |
流派 | シカンナカムイ流刀舞術 |
武器銘 | 宝刀・チチウシ |
生年月日 | 明和八年十月十一日明け方 |
出身地 | アイヌモシリ・カムイコタン |
血ノ型 | AB型 |
身長 | 五尺一寸 |
体重 | 語らず |
三体数 | 二尺五寸、一尺六寸、二尺八寸 |
好きなもの | シクルゥ、リムルル |
嫌いなもの | 道義的に悪党と区別できる人間 |
コンプレックス | いつも見ているだけの自分 |
尊敬する人 | 父様 |
剣の道について | 邪魔者を排除する手段 |
特技 | シクルゥと話ができる |
平和を感じるとき | シクルゥ、リムルルと昼寝(してみたい) |
好みのタイプ | 父様 |
闘いたくない。闘わなければならない。
ナコルルの心の均等が崩れるそのとき、レラはその意識を覚醒させる。
ナコルルから分離した心の闇の存在。
闘いから逃れたいと思う感情と、闘わなければ大事なものが失われていくという現実が、ナコルルの心を苛む。
その結果、ナコルルの感情は二つに別れ、レラという存在を生み出した。
ナコルルと同じく、大自然の危機を救う志を抱いている。ただ、ナコルルよりも冷静に物事を判断する性格のため、倒すべき敵を斬ることに対するためらいはない。
「やめて! お願い、落ち着いて!」
その言葉は届かなかったのか、無視されたのか――。一縷の悲鳴さえも漏れなかった。ナコルルの何倍はあろうかという巨大な暴れ熊の突進をその身に受け、ナコルルは大地に横たわる。痛みを感じるより先に意識が途絶えたことは幸運と言えよう。
白く霞む世界でナコルルは見た。倒れている自分を見上げる、もうひとりの自分を。
「闘いなさい、ナコルル。逃げたって何も解決しないわ。あなた、死ぬわよ? 父様を探せないまま、自然を守れないまま、そしてリムルルを残して――死んじゃう。それでいいんだ?」
答えられない。それは、ずっと、いつも、ナコルルが悩み通している命題……。
「私はそんなのお断りね。ナコルル、あなた、しばらくじっとしてなさい。私が戦うから。見てなさい」
視界が完全に白く染まっていく。深層意識も完全に途切れ――もうひとりの自分が立ち上がる。全身を砕かれた痛みも衝撃も意に介さず、もうひとりのナコルル――レラは立ち上がる。再び迫りくる暴れ熊に、冷めた瞳で対峙する。
「邪気にあてられて、自分を見失ったのね」
風に乗せて囁くような呟き。それはレラからすれば、精一杯の慰めの言葉――。
刹那、地を蹴るレラの姿は暴れ熊の裏側にあった。振り抜いたチチウシの刃先から、紅の雫が静かに落ちる。
「ガアアアアアアアア!?」
その巨躯に見合った断末魔の咆哮。その終わりは喉から逆流する吐血に掻き消えた。
冷たい輝きをその瞳に宿し、間もなく息絶えるであろう暴れ熊を見下ろす。レラは頬の返り血を拭い、チチウシの血を払い、そして言い放つ。
「父様を探しに行くの。あなた、邪魔よ」
ナコルル | やめて!お願い、落ち着いて! | |
クマ | グルルルル! | |
レラ | 闘いなさい、ナコルル。逃げたって何も解決しないわ。あなた、死ぬわよ?父様を探せないまま、自然を守れないまま、そしてリムルルを残して── | |
クマ | グルルルルルルル! | |
レラ | ──死んじゃう。それでいいんだ?私はそんなのお断りね。ナコルル、あなた、しばらくじっとしてなさい。私が戦うから。見てなさい。 | |
レラ | 邪気にあてられて自分を見失ったのね。 | |
クマ | ガアアアアアアアア!? | |
レラ | 父様を探しに行くの。あなた、邪魔よ。 | |
レラ | シクルゥ! | |
レラ | 父様のにおい、わかる?追って! |
シクルゥ、父様は?……あっちね。急ぐわよ!
父様……すぐに行くわ。
嫌な気が広がりすぎね。これじゃ、父様の気が……。
自然の声も聞こえづらいわね……。
夢路 | 少しは楽しめると思いましたが……失望させてくれますね。おや……いささか場違いな娘さんですが……。迷い込んだ、というわけでもなさそうですね。その服装……もしや、アイヌの戦士。これは珍しい。さて、せっかくです。これも一期一会というべきでしょうか。我旺様に仕えるに値するか、試させていただきましょう。 |
レラ | 急いでるんだけど……力尽くってことかしら?そういうの嫌いじゃないわね。 |
三九六 | ちょっと待てぇ!次は俺様の番だぜ!が〜はっはっはっは!鬼と恐れられた、この俺様に勝てるかなぁ? んん〜? |
夢路 | いいでしょう。お任せします。次に会うときは我旺様に与する同志であると期待しておりますよ。 |
レラ | 御託はいらないわ。かかってらっしゃい。シクルゥ! 闘るわよ! |
三九六 | クハァーッ!たまんねぇなぁ!いっぺん若ぇ女をボッコボコに痛めつけてみたかったんだぜぇ!? |
無駄な時間だったわね。シクルゥ、急ぎましょう。
胸騒ぎが止まらない……。嫌な気分ね。
父様の気が!シクルゥ、あなたもわかる?
チチウシが震えてる?父様に反応してるの……?
夢路 | おや、意外な方がいらっしゃいましたね。外見で判断すべきではありませんが……三九六が遅れをとりましたか。お尋ねしますが、我旺様に仕える心積もりはありませんか? |
レラ | 邪魔しないで。……って言いたいところだけどこの禍禍しい気配、もしやウェンカムイの波動?あなたたち、自分たちが何を相手にしているのか、わかってるの? |
夢路 | 残念です。まぁ……期待はしておりませんでしたが。されど、味方でなければ……敵と言わざるを得ません。返り血で服が濡れるのは好ましくありませんが……黒河内夢路、参る! |
父様……。もしやこの戦にまきこまれて……?
我旺 | 夢路を倒せしますらおはうぬか。よい覇気をしておるわ! |
レラ | ウェンカムイに憑かれている!?……もう手遅れね。けど、アイヌの戦士の娘として放ってはおけないわね。 |
我旺 | 國賊に与する下衆め!ならば聞けい!我が志は、國賊徳川を打ち滅ぼし、真のますらおによる國を築くこと。ならば!うぬの如きますらおは得難き宝であるとは言え我が覇道の仇と成るなれば斬って捨てるのもやむを得まい。ゆくぞ、ますらおよ!死して時代の礎となれぃ! |
我旺 | ふははははっ!震えが止まらぬわ!うぬの如きますらおと相対する喜び、久しく忘れておったわ!だが、我が覇道、もはや曲がることも許されぬ。されど止まることも許されぬ。ワシの心震わせしますらおよ!礼を言おうぞ。最期に人の心を思いだしたわ。そして……人を捨てる決意も固まったわ!闇キ皇よ!我が魂、存分に食らえぃ! |
レラ | ウェンカムイと融合するなんて……!野放しにするにはあまりにも禍禍しすぎるわね。いくわよ、シクルゥ!自然のためにも負けられない! |
レラ | さすがにきつかったわね でも、勘違いしないで。あなたの言うとおり、闘わずに済むならその方がいい。だけど、闘わなければならないときがある、ってことは確かね。 逃げてばかりじゃダメ……。 闘ってばかりでもダメ……。 ナコルル、ひとつに戻りましょう。 私たちはずっと一緒だから。 | |
ナコルル | ……夢? 夢だったの?ううん、違う……。夢なんかじゃ……ない……。 私は……ナコルル……。 逃げてばかりじゃダメ……。 闘ってばかりでもダメ……。 …………。……………………。 | |
ナコルル | 私たちはずっと一緒だから……。 | |
? | ナコルル……。 | |
ナコルル | !? | |
ママハハ? | ナコルル……強き心を身に付けましたね…… |
あなた、邪魔ね。
怪我だけじゃ済まないわよ。
生きてても仕方ないでしょう?自然に還りなさい。
邪魔って言ったでしょう?
私も負けられないのよ。私だけの身体じゃないから。
空中↓C
15フレーム。
踵落とし。
ナコルルの同名の技とほとんど同じですが、攻撃判定が2回発生するので、安定度高し。少し早めに出すと2回、ちょっと遅らせると1回だけ攻撃判定が出て着地。何げに厄介かも。
↓↙←C
シクルゥに乗ります。今回は「またがる」ではなく「乗る」…乗り物か、シクルゥ?
狼に乗っていても防御崩しだとか喰らえるのが危険。見た目の印象だと無効化出来そうなのに。
あと、剣気ゲージも自然回復はしなくて、相手の攻撃をガードしないと回復しない。
カムイリムセすらも奪われてしまったので狼に乗っていないと必殺技が使えない。
「いくわよ シクルゥ」
狼に乗った状態で空中↓↘→AorBorAB
15フレーム。
シクルゥにまたがったまま「カムイ ムツベ」を仕掛ける技です。
カムイムツベと比べると発生遅いですが、分離攻撃で逃げる事が出来る事を考えれば悪くはない技かと思います。
「イメルシキテ」
狼に乗った状態で←↙↓AorBorAB
12フレーム。
シクルゥが光を散らしながら突進します。
今回もまた…ヒットしても不利で分離攻撃で追撃しないと反撃を受けかねない技となっています。
「メルシキテ」
狼に乗った状態で↓↘→AorBorAB
12フレーム。
シクルゥが前方に跳び上がります。
この技は単体でもダウンを奪えます。だからといって分離攻撃しない事にあまり意味はありませんが。
「カントシキテ」
イメル シキテorメル シキテorカント シキテ中 レバー+C
20フレーム。
上記3つの狼乗り必殺技中に使える6つの突進方向を選べるアンヌムツベだかレラムツベ。
連続ヒットさせるだけでなく、逃げる為に使うというのも有り。
「ヤッ」
↓↘→CD(要武器)
通常:42フレーム 狼乗り中:13フレーム
シクルゥに乗って突進しジャンプ強斬りの体勢で垂直に上昇して行き、頂点でカムイリムセする技です。…使えるんじゃないか、カムイリムセ!!…普段から使ってくれ…乗ってない時に楽になるんだから、それだけでも。
っていうわけで、狼乗り中なら発生早いので連続技に使っていけます。ガードされても隙小さいですし、相手の反撃を誘っておいてこれを使うのも有効。っていうか相手が何かするの見てからでも間に合います。
「シクルゥ トゥカーン しぜんのいたみをしりなさい」