声優:小林 清志
個人データ
名前 | 柳生 十兵衛(やぎゅう じゅうべえ) |
流派 | 柳生新陰流・改 |
武器銘 | 大和守 虎鉄・助広 |
生年月日 | 寛延二年三月六日 |
出身地 | 土佐 |
血ノ型 | O型 |
身長 | 六尺一寸 |
体重 | 十九貫目 |
好きなもの | あんみつ |
嫌いなもの | 軟弱な男子 |
コンプレックス | 斬った後に罪悪感を感じてしまうこと |
尊敬する人 | 先祖(柳生宗矩) |
剣の道について | 柳生新陰流を極めることにある |
特技 | スズメの餌付け |
平和を感じるとき | スズメが餌をついばむ瞬間 |
好みのタイプ | 年下の若い娘さん |
物語&設定
幕府より公儀隠密の任に与する隻眼の剣士。柳生新陰流・改を極めんと精進の日々を過ごす。「兇國日輪守我旺に翻意の疑い有り」その風聞の真偽を問うべく、服部半蔵とは別行動にて日輪の地を目指す。
公式ストーリー
人里を離れた竹薮の中、十兵衛は人目を憚るようにして急ぐ。
これより取り掛かる任は、事態が事態である。万一に備え、旧知の仲であり同じく公儀隠密である服部半蔵の協力が必要と十兵衛は判断した。北へ向かう街道の宿場町と宿場町の中間にある竹薮。そこで半蔵と夕刻に落ち合う手筈を調えている。
人の気配は無く、風の流れに従って、微かに笹の葉が揺れる。
半蔵はまだのようじゃ――
「――ッ!」
疾雷の如き太刀筋。振り向きざまに抜刀し、背後に突如として現れた気配を斬つ。加減など配慮する間もない、柳生新陰流の無常の斬撃。その風圧に土埃と笹が舞う。手応えはない。右の太刀は振り抜いた。即座に左の太刀で、反撃に備える。瞬きを一度できるかできないかの僅かな間に、十兵衛は二十手先まで読み、あらゆる状況に対応する――それこそが、十兵衛の会得した心眼。
舞い上がる土煙と笹の向こう、十兵衛の間合いを切っ先ひとつ分だけ外した場所に、黒装束に身を包んだ服部半蔵がようやくその姿を見せる。
十兵衛は、自分より先に半蔵はここを訪れ、隠れていたこと理解した。
刀を納めつつ、十兵衛は半蔵に厳しい視線を向ける――戯れが過ぎると。
「半蔵……。お主、人が悪い。柳生の間合いにみだりに踏み込むものではない」
腕を組み、半蔵は肩を揺すって笑う。
「十兵衛殿、此度の任……申されよ」
「うむ、そうであったな。日輪國領主、兇國日輪守我旺が謀反を企んでおるとのこと。真偽を確かめ、その如何によっては――」
「……滅」
半蔵は下忍にいくつかの指示を出すと、十兵衛の前から忽然と姿を消す。
十兵衛は思う。戯れが過ぎると。半蔵と死力を賭して斬り合うことなど有り得ない。いずれかが徳川より離反しない限りは――。いくつもの死線を共に越えてきた仲だが、一度限りでかまわない、斬り結んでみたいと欲する己の中の鬼を十兵衛は抑えつける。剣を手にしたときから鬼は目覚めたのか、あるいは、鬼が目覚めたからこそ剣を手にしたのか。
伊賀忍軍頭領・服部半蔵との真剣勝負――それは叶わぬ戯れ。
「うむ。では不貞の輩、江戸に飛び火する前に狩り取ってくれるわ」
十兵衛は竹薮から街道に戻り、日輪に急ぐ。
挑戦メッセージ
対シャルロット
欧羅巴の剣術、如何ほどのものか、新陰流が見極めてくれる!
対黒河内夢路
我旺のもとに神夢想一刀流の達人ありとの噂……おぬしに相違あるまい? ゆくぞ!
その他
我が剣魂に怯むな!新陰流を前に怯えは即ち死じゃ!
これよりは公儀の任。若輩者の出る幕はない。お引き取り願おうか。
勝利メッセージ
完勝
刹那の見切りを誤りおったか。これも真剣勝負の宿命。許せよ。
普通
生あるものは必ず滅し、形あるものは必ず砕けん。心得よ。
辛勝
その太刀筋、気に入った!これより新陰流の門下とする!
開幕デモ
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| 十兵衛 | 半蔵……。お主、人が悪い。柳生の間合いにみだりに踏み込むものではない。 |
| 半蔵 | 十兵衛殿、此度の任……申されよ。 |
十兵衛 | うむ、そうであったな。日輪國領主、兇國日輪守我旺が謀反を企んでおるとのこと。真偽を確かめ、その如何によっては── |
半蔵 | ……滅。十兵衛殿は表より、拙者は裏より……委細承知。 |
| 伊賀忍者 | 半蔵殿。 |
半蔵 | 我旺と通ずる奸賊がいるやもしれぬ、裏を洗え。──散ッ! |
伊賀忍者 | ──承知ッ。 |
| 十兵衛 | 日輪より出でる邪気、災いの元となろう。 |
半蔵 | 十兵衛殿、油断召されるな。──御免! |
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| 十兵衛 | うむ。では不貞の輩、江戸に飛び火する前に狩り取ってくれるわ。 |
一戦目終了後
公儀隠密、柳生十兵衛。いざ、日輪に行かん!
ニ戦目終了後
順調順調。茶屋で一服するか。
三戦目終了後
謀反の風聞、虚言であればよいが……
四戦目終了後
半蔵はどのあたりにおるのか。あやつに限って心配は無用か。
三九六戦デモ
夢路 | 少しは楽しめると思いましたが……失望させてくれますね。おや……こんなところで出会えるとは光栄です、柳生十兵衛さん。うわさは聞き及んでおりますよ。しかし、あなたが日輪の地を目指す理由、察するに我々には凶事となりかねません。されど、剛の者であることに違いはありません。我旺様に仕えるに値するか、試させていただきましょう。 |
十兵衛 | その構え、神夢想一刀流……なかなかの使い手と見た。面白い!新陰流にどこまで通じるか、楽しみじゃ!存分にかかってくるがいい! |
三九六 | ちょっと待てぇ!次は俺様の番だぜ!が〜はっはっはっは!鬼と恐れられた、この俺様に勝てるかなぁ? んん〜? |
夢路 | いいでしょう。お任せします。次に会うときは我旺様に与する同志であると期待しておりますよ。 |
十兵衛 | 斯様に巨大な木槌の使い手とは!面白い!新陰流にどこまで通じるか、楽しみじゃ!存分にかかってくるがいい! |
三九六 | なんだと、てめぇ!ぶっ殺してやる! |
五戦目(三九六戦)終了後
謀反の企み、信憑性が増したのぅ。
六戦目終了後
うむ。これまでの報告はしておくべきじゃな。
七戦目終了後
日輪に兵が集っておる。予断は許せぬな。
八戦目終了後
幕府軍が動き始めたか……。ワシも日輪に急がねば。
夢路戦デモ
夢路 | やはり、あなたでしたか。柳生十兵衛さん。今一度、問います。お尋ねしますが、我旺様に仕える心積もりはありませんか? |
十兵衛 | 剣術指南を授かり公儀隠密の任に与るこのワシを懐柔しようなど、土台無理なこと。残された刻、多くはあるまい。剣こそが言葉。かかってくるがいい! |
夢路 | 残念です。我旺様が拓く次の時代を供に担えるものと信じておりました 相容れぬならばここで果てるが道理。返り血で服が濡れるのは好ましくありませんが……黒河内夢路、参る! |
九戦目(夢路戦)終了後
この戦、長引かせてはならぬ。我旺の首を獲る他あるまい。
我旺戦デモ
我旺 | 夢路を倒せしますらおはうぬか。よい覇気をしておるわ! |
十兵衛 | 我旺、お主の度し難い狂行、その首ひとつでは償いきれぬ!情けじゃ。せめて新陰流奥義で葬ってくれるわ! |
我旺 | 國賊に与する下衆め!ならば聞けい!我が志は、國賊徳川を打ち滅ぼし、真のますらおによる國を築くこと。ならば!うぬの如きますらおは得難き宝であるとは言え我が覇道の仇と成るなれば斬って捨てるのもやむを得まい。ゆくぞ、ますらおよ!死して時代の礎となれぃ! |
我旺戦1ラウンド勝利後
我旺 | ふははははっ!震えが止まらぬわ!うぬの如きますらおと相対する喜び、久しく忘れておったわ!だが、我が覇道、もはや曲がることも許されぬ。されど止まることも許されぬ。ワシの心震わせしますらおよ!礼を言おうぞ。最期に人の心を思いだしたわ。そして……人を捨てる決意も固まったわ!闇キ皇よ!我が魂、存分に食らえぃ! |
十兵衛 | 馬鹿者が!狂気に取り憑かれおって!精神修行が足りぬわ!新陰流を学んでおれば、このような過ちもなかったであろう!次の世においても人に生まれ変われたならば即刻、新陰流の門を叩けぃ! |
エンディング
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| 半蔵 | 十兵衛殿。謀反人の最期、確かに見届け申した。 |
十兵衛 | うむ。……公儀の任、これにて終了。 |
| 伊賀忍者 | 半蔵殿。 |
| 半蔵 | 何とした? |
伊賀忍者 | 将軍が逝去された次第、報告いたします。 |
| 十兵衛 | なんと!? |
| 伊賀忍者 | 半蔵殿の読み通り、幕府内に奸賊がおりました。老中 田沼意次、兇國日輪守我旺と懇意にあった様子。十兵衛殿、慶寅様が日輪の地におわします故、よしなに──との言伝賜っております。 |
| 半蔵 | 十兵衛殿。拙者、これより奸賊田沼意次、誅殺し申す。 |
十兵衛 | では、ワシは慶寅様を江戸にお連れいたすとしよう。 |
半蔵 | ──御免! |
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| 慶寅 | おぅ、十兵衛。アンタも来てたのか。 |
十兵衛 | いや、それはともかく……お父上が御逝去されました。至急、江戸にお戻りくだされ。 |
慶寅 | ……そうか。すぐに戻ろう。だが、ちょっと待ってくれ。野暮用があってな。 |
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| 十兵衛 | 慶寅様と覇王丸。左様で……。しからばこの十兵衛、野暮用、見届けさせていただきますぞ。剣術指南役として、慶寅様が幼少の頃より剣の道を説いて参りました。よもや、覇王丸に遅れをとるような指南はいたしておりませぬ。……されど、慶寅様が逝去されるような事態になれば皆……斬らねばなるまい……。このワシが涅槃の御供仕りまする故、慶寅様、ご安心召されよ……。 |
必殺技紹介
喝咄 水月刀
↓
→AorB(要武器)
弱:11フレーム 中:20フレーム
地面をかするように刀を振るい、剣戟波を走らせる柳生の必殺の剣。
弱斬りからでも連続ヒットする弱をメインに…。でも、硬直長いっていうか相手のガード硬直短いから至近距離でガードされると反撃受けるですよー。
「すいげつとう」
烈 水月刀
↓
→AB(要武器)
27フレーム。
狂死郎とかリムルルと違ってAB同時押しで見た目が変わる技でも技表では技名が同じ。でも、どー見ても烈 水月刀なので別にしてみました。
「れっつ すいげつとう」
二ッ角羅刀
→↓
AorBorAB(要武器)
弱:8フレーム 中:12フレーム 強:18フレーム
強烈な踏み込みから切り上げのジャンプにつなぐ柳生の剣。
技名に「改」は入ってませんが「改」と同じで、相手に当たらなければ切り上げ動作はしないのでフェイント動作として使えるのは真侍と同じ。
連続技や反撃に使えますし、弱はほとんど走らないのでフェイント用としてはとても使える技です。
弱・中ニッ角なら弱斬りからでもつながりますが、キャンセルキツいので連続技として使う時は中斬りから強ニッ角が基本ですかね。
「いくぞ」→強のみ「こわっぱめが」
八相発破
AorBorAB連打(要武器)
弱&中:17フレーム 強:13フレーム
二振りの刀を交互に無闇やたらに突き出して…突きまくる技です。
今回も公式コマンドではレバーを「→」に入れないと出ないはずですが、実際にはボタン連打するだけで出てしまいます。
弱&中「はっそうはっぱ」 強「みきれるか はっそうはっぱ」
柳生 心眼刀・天羅
↓
←C(要武器)
刀で相手の攻撃を受け止め、二ッ角羅刀で無防備な相手を切り裂く奥義。
受け止める事が出来るのはジャンプ武器攻撃と一部の必殺技。地上の必殺技を受け止めると相手は空中に瞬間移動して、ジャンプ攻撃モーションにされてしまいます…インチキ。
対空技としてはかなり使いやすく、かつダメージがかなり大きい為、相手はジャンプ斬りを使いにくくなるという効果があります。…つまり、実際に対空技として使われる可能性は低い技…相手がジャンプ斬りしてこないから。…対必殺技用になりますかね。スプラッシュファーントとかに反撃出来るのはかなりの利点。
「はっ」→「やぎゅうのけん ぬしではみきれぬわ」
柳生 心眼刀・相破
↓
←B(要武器)
一方の刀で相手の攻撃を受け止め、もう一方の刀で無防備の相手を切り裂く二刀流ならではの技。
受け止める事が出来るのは地上の武器攻撃のみで、武器攻撃であっても飛び道具と化している技は受け止められません。
弾き動作とあまり差は無いんですが、こちらの方が早くて、受け止めやすい。ダメージも大きい。
「はっ」→「ひよっこめが でなおせぃ」
柳生 心眼刀・水月
↓
←A(要武器)
一方の刀で相手の攻撃を受け止め、水月刀っぽい技で反撃する技です。
受け止める事が出来るのは下段の武器攻撃と一部の必殺技です。下段判定かどーかでなくてヒット箇所が腰より下にあるかどーかで判定されてるみたいです。
「はっ」→「こわっぱめが しゅぎょうがたりん」
絶 水月刀
↓
→CD(要武器)
37フレーム。
ダブル水月刀とでもいった感じに刀を振るい、ぶーーーーっとい気柱を発生させる技。
天草降臨程の極悪さは無いですが、ガードされても間合いがかなり離れるので痛い反撃を受けにくいという安定した技。っていうか、あんまし調べてないけど…反撃出来ないキャラはいると思う…炎邪とか。
遠距離から適当に出す以外では、弾き返した後に。アルカディアでは「中斬り」を弾いた時のみ確定となっていますが、相手の硬直が最も短い強斬りを弾いた時でも十分に間に合うので、どの技を弾いたかは気にせずすぐに入力してOKです。…強斬り弾いた時に使ってもあんまし意味は無いですが。
「ぜつ すいげつとう」