SNKギャルズアイランド どきどきパズルショック!

配信日2009年4月20日
登場フィオ・ジェルミ、麻宮アテナ、クーラ・ダイアモンド、キング、B.ジェニー、不知火舞、ユリ・サカザキ、レオナ、いろは、シャルロット
ゲームイラストロジック(お絵かきロジック)

 SNKギャルズシリーズ第1弾。ここからSNKプレイモアの新たな暴走が始まった。

 「エサカ島」って島の住人が洗脳されて、服を着るという事が異常な行為と感じるという状態にッ。こうなったらイラストロジックで勝負するしかない!
 教師も警官も看護師もみんな制服を着用しないから職業がわからない。こんな奴らはイラストロジックでわからせるしかないだろう。

 ストーリーは大体こんなもん。まるで、脱衣麻雀ですね。「こうなったら麻雀で勝負だ」。脱衣ではなく着衣なのがポイントですが。
 ただし、服を着るという行為には嫌悪感を示すものの、全員…水着着用です。水着は水場で使うものだ。使い方を間違っている、貴様らは。

 パズルショックなんていうタイトルですが、上記の「よくわかるストーリー」を見て頂ければわかる通り、イラストロジックです。公式サイトでは「ロジックパズル」と呼んでますがね。
 各キャラに挑戦していき、イラストを何個か完成させる度に何故か、ギャルズは敗北感に襲われなすすべも無く主人公に無理矢理着衣させられます。そして、着衣させられた羞恥心から怒りを燃やし、更なる戦いを挑んでくるのでイラストロジックで撃退します。この繰り返し。
 最初にフィオ、最後にシャルロットというのは決まってますが、それ以外のギャルズは誰から攻略していってもOK。好きなキャラから攻めるも、好きなキャラを残しておくも自由。あ、いや、いろはもボス扱いでラス前だったっけか?

 完全着衣完了で洗脳は解け、ご褒美として「ギャラリーモード」に一枚絵が追加されるです。

 ゲームとしてはごくごく普通なイラストロジックですが、操作性があまり良くないので、一列塗りつぶすとか面倒なことこの上無いです。
 時間制限があるんですが、長いのでオーバーする事はまず無し。ただ、間違えて塗ってしまうと、ペナルティで時間減。以後、間違える度に減る時間が増えていき、最大で1回に3分減るんだったかな?
 この仕様により、「間違えて塗った場合、その場ですぐわかる」。とっかかりがつかめない場合でも「とりあえず適当に塗ってみる」、あってれば何事もない。間違ってるならペナルティで時間が減るだけという「実につまらない」事になってしまってます。イラストロジックは「途中で間違えた場合」、後になって「どこが間違ってるのか探すのが難しい」からこそ面白いんじゃあないか。

 ランダムでアイテムが出現し、時間を増やしたり、間違ってもペナルティ無しになったり、指定した地点周囲を「塗る場所だけ塗ってくれ」たりと、いたれりつくせり。
 紙上で行うものは何度かやってますが、コンピュータゲームでのイラストロジックは他にプレイした事が無いんで評価が難しいんですが、「これはダメだろ」と思います。
 それでいて、連続ロジックとかで4問連続プレイしないとクリアにならないものもあり、「時間の無駄」感を味わえます。特に終盤。

 出てくる絵はSNKキャラ多めですが、言われないとそうとはわからないキャラも多数。とにかく無駄なまでに問題数が多い…それが感想。検索してみると、任天堂のピクロスが最もメジャーっぽいですが、スーパーピクロスというのが、300問で7800円…高ェ。面白いつまらないはおいておくとして、この作品は問題数の割にはかなり安価。ヒマつぶしとしては悪くはないかもしれませんね。

 ストーリー上、ラスボスとなるシャル様を倒しても完全に事件は解決しておらず、更なる黒幕の存在が示され続編をにおわせます…が、実際に続編が出たのは随分と経ってからだった。
 人気キャラのほとんどを使ってしまっているので、続編どうするつもりなんだろう?と思っていたら…。

ギャラリー

 初期衣装の水着での一枚絵。金髪3人は言われないと誰なのかわかりにくい。特徴無いんですね、デザインに。

試着室

 着衣ゲーム第1弾なのでバリエーションが薄い。正直、面倒なので少しづつ追加していこうと思います。