声優:フランキー仲村
名前 | 暁 武蔵(あかつき むさし) |
一幕で常世へと去ったので、二幕では出番はありませんでした。しかし、キャラ的に消すには勿体なく…ネオジオCD版では「対戦モード」でのみ復活、使用可能となりました。よって、当然ながら二幕におけるあらゆる設定は存在しません。
DC版でも対戦モードでのみ使用可能となっています。
キャラ的には所詮は元々いなかったキャラを無理矢理二幕に登場させただけなので一幕と大差なく新技があるわけでもなく(それどころか飛刀二連と劫炎剣が無くなってます…)、一幕とほぼ同じ感覚で使っていけます。
挑発も存在していませんが、これは容量不足の「ネオジオCD」版の特徴で、武蔵だけでなく全キャラに挑発はありませんでした、ネオジオCD版二幕。そのネオジオCD版からキャラを引っ張ってきているのでDC版でも挑発は無いわけです。…折角のFinalEditonなのに、ここで何で手抜きしちゃうかな。元々、1幕からコピーしたキャラなんだから挑発も持ってこよーよ、DC版。
宮本武蔵の興した二天一流が二刀流の元祖と言われています(二刀流の極意が存在する、型が存在するというのではなく、二刀を主としたのは二天一流が元祖って事ですかね?)
二刀を振るう事が前提なのではなく、「刀」は片手で使うものである!という持論から派生し生まれたものですが、武蔵は…どうにも「自分」がそうなのだから、他の人も!と考えているようで…自身が「剣の天才」である事を失念しているように思います。
極めれば二刀流は強いでしょうが…極められないのが実状でしょう。剣道でも二刀流の使い手がほとんどいないのですから、剣術となると威力の面においても…。そして武蔵自身も実戦においては二刀で闘ったかどうかは非常に疑わしい…というよりは最低でも全盛期に二刀で闘った記録は無いとのこと。
暁武蔵の振るう二天一流改では「防御」という概念なく、左右どちらの刀も攻撃用に存分に振るいます。二天一流「宮本武蔵」との最大の違いがここにあるかと思います(正直、ゲームで見る限り二刀の意味無いのではないかなーと思いますけどね。まあ、2D対戦格闘で二刀流を表現する事が難しいので仕方無いんですが)。
ゲームで二刀流といって思い出すのは侍魂の柳生十兵衛ですね。侍魂のマニュアルにて、覇王丸は
「十兵衛、拙者はお主の秘密を知っているぞ。柳生十兵衛は二刀流だったかなぁ?あん、どうなのだ!二刀流は宮本武蔵ではないのか」
十兵衛を問いつめています。一見して自虐ネタですが、キャラ担当者がこれを書いたわけでもなく…
まず…覇王丸のモデルは知っての通り、宮本武蔵(橘右京は佐々木小次郎)です。覇王丸は二刀流ですか?
そして…そもそもが侍魂の柳生十兵衛は私達が知る柳生十兵衛三厳とはそもそもが別人です。三厳は江戸初期の人物であり、江戸後期の侍魂とは時代が全く違います。そして侍魂の十兵衛の父親は偶然にも宗矩という名前ですが…十兵衛は実は養子なので血はつながってません。そして…新陰流には二刀流の極意は存在してます。つまり江戸後期の新陰流の使い手である侍魂の柳生十衛が二刀流でも全然おかしくないんですね、これが。まあ、モデルが「柳生十兵衛なのになんで二刀流なんだよ?」ってツッコミなんでしょうが…
↓↙←A溜め押し
いわゆるパワー溜め動作です。
前作からコマンドが変更され、そして前作のようにどう見ても溜めているっぽい動作に入っているのに実際はその動作に入ってからかなり経たないとゲージ溜めが始まらないという事はなく、動作と溜め開始は同期しており、割と使える技となりました。
1回の動作で最大でゲージの9割ほど溜まります。最大まで溜めさせてくれる人はいないでしょうが。
「ぬぅぅぅぅん」
↓↘→B
見た目通りの技です。前作同様に何故か3ヒット技です。
劫炎剣がなくなってしまったのでゴリ押しは出来なくなりましたが、この技自体は相変わらずなので上手く使って相手を近づけさせないように……接近戦は苦手ですから。
……どうでもいい事ですがボイスがなくなり無言で繰り出すようになりました…ちょっと怖い。
←↙↓↘→B
突進して突進が当たると3連斬攻撃を行う技です。
今回も主力技で連続技の要…そして当然、昇華も出来ます。今回も剣質「力」大活躍♪
→↓↘B(溜め可)
ローゼス・サンクシオンみたいな技です。この技は溜める事が可能で溜め続けるとガード不能となります。
でも、今回もそこまで溜める事は無理でしょう…。使い方は前作と同じで間欠泉をイヤがる相手への対空等に使います。
見た目と違って攻撃力は武蔵の技にしては低いですが…あくまでも武蔵としては、なので…。
「どわぁぁ」
→↘↓↙←B
コマンド投げです。前作とは演出が変更された技で刀で相手を捕らえ高空から地面叩きつけるのは同じなのですが、その動作は1回で終わってしまい何が「二連」なのかよくわかりません。
叩きつける時に間欠泉が発生するのも前作との違いで…これで叩きつけ回数を減らした分のダメージを補っているのでしょうか?何故、演出を変更したのかは私にはわかりません。
威力は何故か剣質「力」よりも剣質「技」の方が上です。
→↘↓↙←→AB
前作同様の技で、突進が当たると5連斬攻撃を行う技です。
脅かしを昇華する事で簡単に連続技に組み込む事が出来、威力は絶大です。
やたらと強いので剣質「力」以外を使うのはもはやハンデでしかないかと。
「ち すい か ふう くう ごりんつらね」
→↘↓↙←→↘↓↙←B
まず、四連斬…「かくごせよ」の攻撃が当たると、画面いっぱいに広がる十字の閃光が発生し大ダメージ!
前作にあった枕二連動作は無くなっており「無双剣」というボイスも無くなりました。
今回は強斬りキャンセルから連続技になりますが、五輪連ねと攻撃力に大差なく…というより脅かし>五輪連ねの方が…つまり使い道ないんですよね、この技。
「ふん はっ ふん かくごせよ」
↓↓AorB
二幕で標準装備された乱舞奥義でパワータイプに属します。
この技を使えるという事は「技」か「極」という事で…「力」でない時点で魅せているのでこの技は使わないといけません。
止めの技は通常ルートが間欠泉、下段ルートが十字構え、打ち上げルートが切り上げ、特殊ルートが脅かしとなっています。打ち上げルートが一応はお勧めですぅ。
詳細はここにて。
「かくごせよ」