プロローグ
　キングは自分が経営しているバーの後片づけをしていた。ふと、時計を見上げたキングはため息まじりにつぶやいた。
キング「そろそろくる頃ね」
　そう思った瞬間に、元気にユリが店に飛びこんできた。
ユリ「こんにちはぁ！キングさぁん！！」
　キングはその元気さに圧倒されたように
キング「はぁ……。やっぱりねえ……」
ユリ「あれぇ……驚かしてやろうと思って、せっかく何も言わずにイギリスまできたのに、なんで驚かないの！？」
キング「あのねぇ……」
　そのとき玄関が開いて舞が飛びこんできた。
舞「キングさん！こんにちはー！！」
ユリ「あ〜舞さんだぁ！こんにちは」
舞「あっ、ユリちゃん！ひさしぶりぃ」
キング「は〜あ……。あなたたちの行動パターンって、まったく予想どおりね」
舞「あら、お見通しだったの……」
キング「私のところにもこれがきていたからね……」
　そう言ってキングはふところからキング・オブ・ファイターズの招待状を取りだした。
ユリ「なぁんだ。なら話は早いわ。また一緒にチーム組みましょう」
キング「う〜ん……」
舞「どうしたの？キングさん。まさか……」
キング「残念だけど…私、今回はやめておこうと思ってるの」
ユリ「え〜！な、なんでなんですか！？キングさんがいないと私たち……」
舞「そうよ！この３人以外にメンバーなんて考えられないわ！」
ユリ「理由を聞かせてください！理由を！」
　キングは、しばらくうつむいているが、そのうち肩を震わして笑いだす。
キング「ク、ク、ク、アッハッハッハッ！！」
舞・ユリ「……？」
キング「冗談だよ」
ユリ「あ〜！！」
舞「もう〜！ひどいなぁ、だますなんて……」
キング「ごめん、ごめん。２人を見るとつい……」
舞「で、結局のところはどうなの？」
キング「一度あなたたちに火をつけられちゃったからね。この１年が待ち遠しかったくらいさ」
ユリ「やったぁ！よぉ〜し、見てろよぉ、お兄ちゃんたち」
舞「これで、再び最強女性格闘家チームの登場ね！」
キング「２人とも、出場するからには狙うは当然優勝よ。いいわね」
舞・ユリ「ええ！！」

中間デモ
秘書「ルガール様・・・・。ただ今、キング・不知火舞・ユリサカザキのチームが４回戦出場を決定いたしました。」
ルガール「フッフッフッフッ・・・気の強いお嬢さんか。今度こそ剥製にして居間に飾ってやろう。ハッハッハッハッ！」

柴舟戦前デモ
マイ「な、何、これ！？」
ユリ「ガス！？な、何で・・・！」
キング「し、しまった！罠か！く、くそ・・・・。」
ユリ「う、ここは・・・。」
ルガール「お目覚めかね、お嬢さん達。」
キング「ルガール！？生きていたのか！？」
ルガール「フッフッフッ、私は不滅だよ。早速で悪いのだが、間もなく諸君には死んでもらう事になるだろう。これは、私の崇高な趣味の邪魔をし、この私に屈辱を味あわせた君達へのプレゼントだ。」
マイ「そんなに私達に懲らしめられたいの！？は〜ん。さては、あなたマゾね！」
ルガール「ハッハッハッ！面白い事を言うお嬢さんだ！是非私の手で殺してやりたくなったよ。だが、君達にはまず彼と戦っていただこう。」
柴舟「フッフッフッ。お初にお目にかかります。ワシの名は草薙柴舟。どうです、わしと一つお手合わせ願えぬかな？」
ユリ「草薙！？まさか、京さんの・・・！？」
マイ「洗脳！？そ、そんな！」
キング「く、汚いぞ！ルガール！」
ルガール「ハッハッハッ！実に心地よい響きだよ。君達を殺した後は、前回の約束通り剥製にしてあげよう！では、行くぞ！」

ルガール戦前デモ
柴舟「フッ、さすがですな。これで生きて汚名をさらしていた私もやっと・・・・・。」
ルガール「フッフッフッ！ここまでは敵ながらあっぱれ、よくやったと誉めてやる！だが、この新たなる力を手に入れた私を倒す事ができるかな！オオオオオオオ・・・・」

エンディング
ルガール「クッ、このパワーを持ってしても勝てぬとは・・・・・！」
　「！？・・・・何だ！か、体が・・・・。」
ルガール「ば、ばかな・・・この私がこんな事で・・・・。」
「フフフフ・・・まあいい、この世界が私を必要とする限り、私は必ず蘇る！・・・・。」
「さらばだお嬢さん達・・・・。」
　　
マイ「一体、何がどうなったのかしら！？」
キング「たぶん・・・・・、暴走したエネルギーのパワーに、ルガールが耐えられなかったのでしょう。」
「しかし・・・・・、あの邪悪な影は一体・・・？」
ユリ「う〜ん・・・・まあ、みんな無事だったし。」
「優勝もできたし。」
「それでいいんじゃないの！」
マイ「うん！そうそう。」
「明るくぱあ〜っと行きましょうよ。」
キング「・・・・・そうだね！よし・・・！」
「早速、店に戻ってパーっと行くかい！」
マイ・ユリ「やった〜！」
マイ「や〜い！アンディ！」
ユリ「ざまあみろ〜！お兄ちゃん！」
マイ・ユリ「キャハハハハハハ！」
キング「はぁ〜・・・・全く。なんなの、この２人は・・・。」

個人データ
ユリ　サカザキ（声優：ほりえかおり） −悪いけど、優勝はもらっちゃうからね！−
名前ＹＵＲＩ　ＳＡＫＡＺＡＫＩ（ユリ　サカザキ）
格闘スタイル極限流空手（ただし、彼女なりにアレンジされている）
国籍日本
誕生日１２月　７日
年齢２０歳
血液型Ａ
身長１６８cm
体重５０kg
スリーサイズＢ８２・Ｗ５６・Ｈ８０
趣味カラオケ（自分ではうまいと思ってるらしいが……）
好きな食べ物甘口カレー（リョウは甘口が嫌い）
得意スポーツソフトボール（ハイスクールではソフトボール部のピッチャーだった）
大切なもの友だちとママの形見のパールのイヤリング
嫌いなものタコ（もしくはタコみたいな人）
勝利メッセージ
主人公チーム
　君達！人気者になったからって油断は禁物だよ！
龍虎チーム
　これで私も極限流の免許皆伝でしょ！ねっ、みんな！
餓狼チーム
　さっすがぁ！でも、今回は実力を発揮できなかったみたいね！
怒チーム
　軍人さん達、相変わらずだね！もっと明るく行こうよ！
サイコソルジャーチーム
　よく頑張った方じゃない！超能力も捨てたモンじゃないわね！
キムチーム
　正義って、ホントに正義のチームなの！とてもそうは見えないよ！
女性格闘家チーム
　本物の私を倒さない限り、極限流の名は手に入らないわよ！
ライバルチーム
　そんなに、ひねくれなくっても、いい事もきっとあるって！
エディットチーム
　あーん！もう！どうしてそんなに弱いのよ！楽しみにしてたのに！
　私ってどうしてこんなに強いのかな。やっぱり才能かなテヘヘ！
　全くもー！よく考えてチーム作らないから簡単に負けちゃうのよ！

必殺技

虎煌拳こおうけん

　↓→ＡorＣ
　１年で何があったのか…前作では最悪レベルな飛道具だったのに今回はトップクラスの高性能な飛道具である。画面端の相手にはヒット後に通常技が当たる程に硬直が短い。よくよく１年で変化するのが好きな娘である。
「こおーけん」

雷煌拳らいおうけん

　↓→ＢorＤ
　虎煌拳程ではないが性能がよくなっており大蛇薙とかを簡単に無効化できる。
「らいおーけん」

砕破さいふぁ

　↓←ＡorＣ
　気のグラフィックが変化して、龍虎版に近くなった。硬直も短くなり起き上がりに重ねたり…なかなかに使える技である。真のユリファンならばちょうアッパーではなく、この技を無理にでも対空に使うべし。ふっとばし攻撃でもいいけど。
「さいふぁ」

百烈ひゃくれつびんた

　→↓←ＡorＣ
　弱では’９４同様のコマンド投げ、強では龍虎でお馴染みのダッシュ投げとなりました。ダッシュ投げバージョンはガードこそされてしまうものの、攻撃避け中の相手を捕まえる事が可能な為、なかなかに使い道のある技となっています。
「こんのぉ」

覇王翔吼拳はおうしょうこうけん

　→←↓→ＡorＣ
　これもかなり性能は良くなったが、それでも極限流最弱である。龍虎２よりかは硬直短いので…まあ使えない技ではない。
「はおーしょーこーけぇぇん」

ユリちょうアッパー

　→↓ＡorＣ
　……対空技…性能はともかくとして、すっげー格好悪く、ユリのイメージが壊れるから絶対に使用してはいけない技。暴発で出たとしても使ってしまった時点で精神的に負けであり…ユリファン失格であるといえよう。…この技の見方で龍虎ユリファンとＫＯＦユリファンは判別可能。なお、９６以降は明らかに別人なので龍虎ユリファンでも使用してもよい。というかユリ自体使わないんだがな、龍虎ユリファンは。

超必殺技

飛燕鳳凰脚ひえんほうおうきゃく

　→←→↓←ＢＣ
　この技だけは相変わらず、全然ダメすぎ。ガードされても気にせずに駆け上るぐらいの根性を見せてほしいものである。
「ひえんほーおーきゃく」

不知火　舞（声優：曽木亜古弥）　−不知火流忍術は華麗で最強なのよ！−
名前不知火　舞（しらぬい　まい）
格闘スタイル忍術
国籍日本
誕生日　１月　１日
年齢２１歳
血液型Ｂ
身長１６４cm
体重５０kg
スリーサイズＢ８５・Ｗ５４・Ｈ９０
趣味おせち料理を作ること
好きな食べ物お雑煮
得意スポーツ羽根つき（羽子板使用）
大切なものおばあちゃんの形見のかんざし
嫌いなものクモ
※年齢：前作では１９歳だったんですが……

勝利メッセージ
主人公チーム
　私達に勝とうなんて、到底無理無理！もっと力つけなさいよね！
龍虎チーム
　極限流空手もこの程度？忍術の方がよっぽど使えるわね！
餓狼チーム
　今更チーム組みたいって言っても、もう組んであげないからね！
怒チーム
　最新兵器も私達の前では、ただのガラクタよ！おわかりかしら！
サイコソルジャーチーム
　あなた達の技、忍術に似てるわね。でも私の忍術の方が少し上ね！
キムチーム
　さすがキムさん、面倒見いいわね！これからも頑張ってね！
女性格闘家チーム
　その程度の強さと美貌で私たちを語らないでほしいわ！全く！！
ライバルチーム
　そんなに強がっても、案外子供っぽいのね！オホホホッ！
エディットチーム
　女相手とか、そんな風に考えてるから油断するわけよね！
　忍者の術中にハマったらおしまいよ！私の勝ちってとこね！
　自分が強いっていう思い込みも必要だけど、実力も伴わないとね！

必殺技

花蝶扇かちょうせん

　↓→ＡorＣ
　ユリの虎煌拳ほどではないが、かなり性能が上がっている。が、所詮は舞であり、ユリちゃんにはかなわないのである。
「かちょうせん」

龍炎舞りゅうえんぶ

　↓←ＡorＣ
　こちらも性能はあがっており、様々な場面で使用可能。
「りゅうえんぶ」

必殺忍蜂ひっさつしのびばち

　←↓→ＢorＤ
　つまり突進技。無理して使う必要はない。…何か相手を突き抜けたりする事もありよくわからん技。

ムササビの舞まい

　↓溜め↑ＡorＣ　又は　空中↓←ＡorＣ
　空中で使用可能になり実に幻惑性がアップした。９５の舞はかなり無茶な動きが可能で実に忍者っぽい…ちょうアッパーとかバカな技を使い出したユリなんぞとは大違いである…あれ？
「たぁぁ」

飛翔龍炎陣ひしょうりゅうえんじん

　→↓ＢorＤ
　陽炎の舞の代わりに追加された対空技。見た目、性能ともに良く９５の舞のかなめともいえる技である。個人的に餓狼に逆移植して欲しかったのだが最後の最後まで陽炎の舞だったのが悲しい。

超必殺技

超必殺忍蜂ちょうひっさつしのびばち

　→→ＢＣ
　簡単に連続技に組み込めて威力絶大というユリにしてみれば羨ましい技。コマンドの短さがその魅力である。

キング（声優：生駒治美）　−痛い目に会いたくなかったら、さっさとお帰り！−
名前ＫＩＮＧ（キング）（本名不明）
格闘スタイルムエタイ
国籍イギリス
誕生日　４月　８日
年齢２４歳
血液型Ａ
身長１７５cm
体重５８kg
スリーサイズＢ８６・Ｗ５６・Ｈ８５
趣味ワイングラス・コレクション
好きな食べ物野菜（ベジタリアンなので）
得意スポーツビリヤード（腕には自信あり）
大切なものこの美しい美貌かしら（笑）
嫌いなもの不潔なヤツ（ジャック）
※痛い目に会う：漢字あってるんでしょうか？痛い目に遭うが正しいような…自信ないですけど。

勝ちメッセージ
主人公チーム
　まだまだ荒削りだけど、なかなかのテクニックね！おしいわ。
龍虎チーム
　無敵の龍、最強の虎、極限流師範！その程度とは情けないわ！
餓狼チーム
　あんた達のファンもがっかりするだろうよ！悪かったね！
怒チーム
　どう！これで傭兵稼業にも見切りつけれるんじゃない！？
サイコソルジャーチーム
　歴史は創るものよ。この次はもっと強くなっておくことね！
キムチーム
　フッ、話にならないな！その程度なら負けても仕方ない！
女性格闘家チーム
　所詮は真似ごと、本気を出すほどの事もないわね！
ライバルチーム
　良くも悪くも、勝負は結果だからね！もっと強くなって出直しな！
エディットチーム
　今日の所はこのくらいにしといてあげる！甘くみてると怪我するよ！
　私と互角にわたりあいたきゃ、もっと経験を積んでくる事だね！
　女と思って舐められちゃあ、なおさら負けるわけにはいかないね！

必殺技

ベノムストライク

　↓→ＢorＤ
　かつての最強飛道具。
「ベノムストライク」

ダブルストライク

　→←→↓ＢorＤ
　ベノム２連発な技。
「ダブルストライク」

トルネードキック

　→↓←ＢorＤ
　コマンドが変更されました。
「トルネードキック」

トラップショット

　→↓ＢorＤ
　変化してません。
「トラップショット」

サプライズローズ

　→↓ＡorＣ
　驚愕のバラ。

超必殺技

イリュージョンダンス

　←→↓ＢＤ
　幻惑舞踏。