プロローグ
 地中海のある小島にて修行中だったテリーとアンディのもとにジョー・ヒガシがたずねてきた。
ジョー「テリー、アンディ!2人ともせいがでるなあ」
テリー「よう、ジョーじゃねえか。いま着いたのか?」
ジョー「ああ……。ところで、さっきホテルによってきたんだが、オレたち宛にこんなものがきてやがったぜ!」
 そう言ってジョーはふところからキング・オブ・ファイターズの招待状を取り出した。
アンディ「こ、これは!キング・オブ・ファイターズの招待状!?」
テリー「おいおい、またかよ。いったいどういうことだぁ」
ジョー「さぁね。あっ、それと、さっきまで舞ちゃんもいたんだがな……」
アンディ「えっ?ちょ、ちょっと待て。ひょっとして舞もきてるのか……」
ジョー「ああ、きてたことはきてたんだが、この招待状を見たとたん、どうせアンディはあなたたちと組むんでしょ!って、怒ってまた飛行機に乗ってどっか行っちまったぜ!まったくアンディは女泣かせだなぁ!」
アンディ「な、なんでそうなるんだ!まあ、たぶん舞は前回のメンバーとチームを組むつもりなんだろう。また強敵になるな」
テリー「それにしても、今度の大会はいったい誰が主催者なんだ?ルガールは前回死んだはずだし……。まさかギースやクラウザーが……!」
ジョー「そのことだがな、キング・オブ・ファイターズの招待状といっしょにこんなのもきてたぜ」
 ジョーはふところからキング・オブ・ファイターズのほかにもう1枚の手紙を取りだした。
アンディ「これは……」
 手紙をだしてそれを読むテリー。
テリー「テリー君、アンディ君、ジョー君。この手紙が届くころにはちょうどキング・オブ・ファイターズの招待状が届いてると思う。前回同様あいにく私は参加することができないのだが、今大会にはちょっとした余興を用意しておいた。ぜひ楽しんでくれたまえ。君たちが優勝することを祈っている……。−ギース・ハワード−」
アンディ「ギースが、この大会に何か仕掛けているというのか!?」
ジョー「ふ〜ん。まあなんにせよ、これで今回の主催者はギースじゃねえってことがはっきりしたってわけだ」
アンディ「それじゃあ、クラウザーなのか!?」
ジョー「いや、そりゃわかんねえぜ……」
テリー「アンディ、ジョー。いまはそんなことどうでもいいじゃねえか。世界のどこかでキング・オブ・ファイターズという名の格闘大会が開催されるっていうのなら、当然、オレたちも出場しなきゃならねえってことだよ!」
ジョー「ヘッ、そうだな、そのとおりだ!とにかく出場して勝ちゃいいんだよ!」
テリー「よし、そうと決まればさっそく準備にかかるか」
アンディ「ああ!」
ジョー「よっしゃあ!また暴れてやるぜ!」

中間デモ
秘書「ルガール様・・・・。ただ今、テリー・アンディ・ジョーのチームが4回戦出場を決定いたしました。」
ルガール「フッフッフッフッ・・・やはり残って来たか。相変わらずの強さだが、その伝説に私が終止符をうってやろう。ハッハッハッハッ!」

柴舟戦前デモ
ジョー「な、何だ!?こいつは!」
アンディ「これは?ガスだ、兄さん!」
テリー「クッ、しまった!罠か・・・・・・・・。」
アンディ「う、ここは・・・。」
ルガール「お目覚めかね諸君。久しぶりだな。また会えて光栄の至りだ。」
テリー「ルガール!生きていたのか!?」
ルガール「フッフッフッ、私は不滅だよ。早速で悪いのだが、間もなく諸君には死んでもらう事になるだろう。これは私の崇高な趣味の邪魔をし、この私に屈辱を味あわせた罪の償いだよ。」
ジョー「凝りねえ奴だな!てめえの技はもう見切ってんだよ!」
ルガール「フッフッフッ、頼もしいものだな。だが、君達にはまず彼と戦っていただこう。」
柴舟「フッフッフッ。お初にお目にかかります。ワシの名は草薙柴舟。どうです、わしと一つお手合わせ願えぬかな?」
テリー「草薙!?まさか、京の・・・」
アンディ「ルガールめ、彼を洗脳したのか!?」
ルガール「ハッハッハッ!どうだ。またとない機会だろう。さあ、伝説の拳をたっぷりと味わってくれたまえ!」
 ※凝りねえ奴:懲りねえ奴の間違い!…まあジョーだしな…

ルガール戦前デモ
柴舟「フッ、さすがですな。これで生きて汚名をさらしていた私もやっと・・・・・。」
ルガール「フッフッフッ!ここまでは敵ながらあっぱれ、よくやったと誉めてやる!だが、この新たなる力を手に入れた私を倒す事ができるかな!オオオオオオオ・・・・」

エンディング
ルガール「クッ、このパワーを持ってしても勝てぬとは・・・・・!」
 「!?・・・・何だ!か、体が・・・・。」
ルガール「ば、ばかな・・・この私がこんな事で・・・・。」
「フフフフ・・・まあいい。この世界が私を必要とする限り、私は必ず蘇る・・・・。」
「・・・・さらばだ・・・・!」
  
ジョー「一体何がどうなったんだ!?」
アンディ「たぶん、・・・・暴走したエネルギーのパワーに、ルガールが耐えられなかったのだろう。」
「しかし、あの邪悪な影は一体・・・?」
ジョー「ああ、あの影を見た瞬間は全身に鳥肌が立っちまったぜ。」
テリー「・・・・どうやら、ギースでもクラウザーでもルガールでもない何者かが、まだこの世界のどこかで、何かを企んでいるみたいだな。」
アンディ「兄さん・・・・・。」
テリー「まあ、その時はその時だ!」
「それ自体オレ達に関係あるかどうかも分からないからな。」
ジョー「そう言うこったな!」
アンディ「じゃあ、兄さん。ジョー。次があるならその時はまだ!」
テリー・ジョー「ああ!キングオファイターズで!」
 「そうか・・・やはりビリー達には荷が重かったか・・・・。」
「どうやら他人任せではいかんようだな。」
ギース「フッフッフッ・・・・楽しみにしておけ・・・。」
「テリー・ボガード!」

個人データ
テリー ボガード(声優:橋本さとし) −キング・オブ・ファイターズ?なら、優勝は俺たちだぜ!−
名前TERRY BOGARD(テリー ボガード)
国籍アメリカ
格闘スタイルマーシャルアーツ+ジェフ流喧嘩殺法
誕生日 3月15日
年齢24歳
血液型
身長182cm
体重77kg
趣味ビデオゲーム
好きな食べ物ファーストフード
得意スポーツバスケットボール
大切なものジェフの形見のグローブ
嫌いなものなめくじ
勝利メッセージ
主人公チーム
 これで理解できただろう。上には上がいるという事をな!
龍虎チーム
 どうした極限流!今日はいつになく不調だったな!
餓狼チーム
 またお前らか!だがオレ達を語るには荷が重かった様だな!
怒チーム
 あんた達と同じ様にオレ達も修羅と戦ってきた!負けはしない!
サイコソルジャーチーム
 どうだ!オレ達が強いって納得したか!勝ちたきゃ強くなれよ!
キムチーム
 おいおい。何か性格変わったんじゃねえか!?なあ、キム。
女性格闘家チーム
 今回も勝たせてもらうよ!悪いが勝負の世界は厳しいからな!
ライバルチーム
 お前達の拳は血で染まっている!その拳で格闘をやる資格はない!
エディットチーム
 技はさておき、いい根性をしている。またいつでもかかって来な!
 よく腕を磨いている!だが、俺も負けるわけにはいかないんでね!
 真剣勝負!わずかの差で勝ったが、実にいい戦いだった!

必殺技

パワーウェイブ

 ↓→AorC
 ジェフ直伝の飛道具。性能はそこそこ。しかし、テリーの場合…こんな技を使ってるんだったら攻めた方がいい。
「パワーウェイブ」

バーンナックル

 ↓←AorC
 ジェフ直伝の突進技。燃える拳で突進する。連続技の友であり、これで簡単に気絶を奪える。基本的に強は使わず弱のみを使っていく。
「バーンナックル」

クラックシュート

 ↓BorD
 94と違い、こちらも活用する必要が出てきた95。割と空中の相手にヒットさせやすかったりする。
「クラックシュート」

ライジングタックル

 ↓溜め↑AorC
 無敵対空技なので頼りになる。バーンナックルをガードさせて、こいつを使うと割とひっかかる。ガードされても隙は小さめでおいしい技だ。
「ライジングタックル」

パワーダンク

 →↓BorD
 万能迎撃技。対空にはもちろん、対突進技なんかにもOK。これさえあればライジングタックルなんかいりませんです、っていう技。餓狼3のよりも明らかに高性能である。まぁ、その分クラックシュートが…
「パワーダーンク」

超必殺技

パワーゲイザー

 ↓→BC
 先読み対空として有名な超必殺技。しかしKOFシリーズでは連続技として使用する事が多い。KOF95でも当然、立強Pからつながる。
「パワーゲイザー」

アンディ ボガード(声優:難波圭一) −やれやれ、またかい?でも、やるからには勝たせてもらうよ−
名前ANDY BOGARD(アンディ ボガード)
国籍アメリカ
格闘スタイル骨法
誕生日 8月16日
年齢23歳
血液型
身長171cm
体重69kg
趣味修行
好きな食べ物納豆スパゲティ
得意スポーツショートトラック
大切なもの修行時代の記念写真(師匠の不知火半蔵と一緒に写っているもの)
嫌いなもの
勝利メッセージ
主人公チーム
 以前よりも技のキレは良くなっている様だが、まだまだだな!
龍虎チーム
 無駄を省いたその動き。前大会より格段に磨き上げられているな!
餓狼チーム
 よく修行した様だが、物真似では決して本物以上にはなれないよ!
怒チーム
 絶対的な自信が命取りになったみたいだな。
サイコソルジャーチーム
 中国武術もまだまだ研究の余地ありと言う事だな。がんばれよ!
キムチーム
 修行の成果は十分出ている!だがオレ達も遊んでいた訳ではない!
女性格闘家チーム
 いい調子だ!その感じで鍛えればいいトコまでいくんじゃないか!
ライバルチーム
 オレ達に勝ちたいのなら、もっと平常心で挑んで来る事だな!
エディットチーム
 無駄な動きが多すぎるんじゃないか!もっと鍛錬する事だな!
 さっきまでの強気はどうした!身構えるだけでは勝てはしないぞ!
 勝利するには心構えが必要だ!それを身につけるんだな!

必殺技

飛翔拳ひしょうけん

 ↓←AorC
 声は餓狼3式になったのにこの技は餓狼2式だったりする。でも、出が早いので結局、性能的には餓狼3に近い。
「ひしょーけん」

斬影拳ざんえいけん

 溜め→AorC
 前作とは比べ物にならない程に技後の硬直が長く…かなり使いにくい技と言えよう。餓狼3のように追加の裏拳を出せないのも痛い。
「ざんえいけん」

空破弾くうはだん

 →BorD
 斬影拳が弱体化した為、出番が回ってきた技、でも実は餓狼3には存在していない技であった為、ボイスがちょっと無理してる。
「てやぁ」

昇龍弾しょうりゅうだん

 →↓AorC
 やっぱり餓狼2式の昇龍弾。対空技としての性能は普通。まあ、こんなの使う場面はあまりないでしょう。
「しょうりゅうだん」

撃壁背水掌げきへきはいすいしょう

 ↓←BorD(×3)
 3連コマンド技であるが…途中で止めるメリットがなく毎回最後までコマンド入力する必要のある技。投げ間合い発動の現在のものより95のこちらの方が遥かに使いやすかったのだが…ちなみに雲のジュウザの同名の技とは全然別もの。

超必殺技

超裂破弾ちょうれっぱだん

 ↓溜め→BD
 昔懐かしの真下溜め…餓狼時代よりはかなり強く、無敵時間を使ってのバクチ的な使い方も有効。
「ちょうれっぱだん」

ジョー 東(声優:檜山修之) −おっしゃあ!天才ジョー・ヒガシ、嵐と共に見参!−
名前東 丈(ひがし じょう)
国籍日本
格闘スタイルムエタイ
誕生日 3月29日
年齢23歳
血液型AB
身長180cm
体重72kg
趣味ケンカ
好きな食べ物ワニの唐揚げ
得意スポーツ格闘技全般
大切なものはちまき
嫌いなもの学校
勝利メッセージ
主人公チーム
 オレが日本にいたなら、てめえら代表にはなれなかったぜ!
龍虎チーム
 空手と言えば、極限流か!それなりに強かったと思うぜ!
餓狼チーム
 毎度毎度、なんでこんな凝りねえ連中が多いんだ!冗談じゃねえ!
怒チーム
 よっしゃあ!あんた達の分まで暴れてきてやるぜ!
サイコソルジャーチーム
 悪りいな。あんたらはオレ達の引き立て役だったって訳だ!
キムチーム
 鍛錬のたまものだ!チームの結束も強くなってる!十分戦えたぜ!
女性格闘家チーム
 相変わらずいい度胸だが、それだけで勝てるほど甘かねえぜ!
ライバルチーム
 確かにお前らは強い!だが、やってる事はチンピラと同じだぜ!
エディットチーム
 悪りぃな!強い奴とはマジでしたくなるんでね!また戦おうぜ!
 よっしゃあ!この調子で優勝を狙うぜ!
 格闘やるなら知ってるだろ!俺はムエタイチャンプジョー東様だ!

 ※凝りねえ連中:だーかーらー、懲りねえ連中の間違いだってのさ!!

必殺技

ハリケーンアッパー

 ←→AorC
 割と普通な飛道具。前作同様、飛び込みからの連続技に使える。
「ハリケーンアッパー」

爆烈拳ばくれつけん

 AorC連打
 餓狼3では爆烈ラッシュにその座を奪われ消えてしまったがKOF95では安定して存在していたこの技。ボタン連打し続けてもフィニッシュまで出さなくなったが…
「おりゃぁ」

爆烈拳ばくれつけんフィニッシュ

 爆烈拳中↓→AorC
 ボタン連打ではなくコマンド式になっただけ…だが、いわゆる投げキャンセルに使用可能な為、やたらと有用であった…この技そのものではなく、そのコマンドが…

スラッシュキック

 →BorD
 割と使いにくい突進技。ハリケーンアッパーを追い掛けて見る?
「スラッシュキック」

タイガーキック

 ↓BorD
 技エフェクトが餓狼と全然違うが使い方はそれほど差はなく対空技である。地上の相手に使うのはあまりお勧めしない。
「タイガーキック」

黄金おうごんのカカト

 ↓←BorD
 クラックシュートもどき。性能はそこそこ。私はクラックシュートよりもその光の軌跡からサイクロンブレイクを思い出す…まぁ、どっちにしろオリジナル技であるとは言い難い。そもそもハリケーンアッパーもタイガーキックも…
「オラオラァ」

超必殺技

スクリューアッパー

 →←BC
 でっかい竜巻でお馴染みの超必殺技。94と違い竜巻がかなり前進するようになった為、ガードはさせやすくなっている。
「スクリューアッパー」