今回はかなり軽め。単なる知識の話です。
 風雲黙示録のラス前ボスである獅子王(ちなみに風雲STBでは「影・獅子王」が公式キャラ名であり「獅子王」ではありません)。
 KOFにてストライカーで出てきた時は何故か「KING LION」表記。獅子の王という事で、意味はわかるんですが、何故、風雲で使われた「SHISHIOH」では無かったのか?
 えー、何でかわかりません。

 つまり、海外版での獅子王が「KING LION」。本来であれば、KOFにおいても海外版のみにすべきものだったのを、日本語版と海外版とで名前を差し替えるのが面倒だったから…と、その程度の理由しか思い浮かびません。獅子王という普遍してる単語をキャラ名に使えなくなったなんて事態になってるとは聞いた事ありませんし。
 そもそもが海外でも「SHISHIOH」ではダメだったのか?という疑問がありますが、獅子王というのは固有名詞というよりは「百獣の王の王」を名乗っているというのを示したかったのでしょうから、意味が伝わりにくい「SHISHIOH」よりは、そのまんまな「KING LION」を採用したんじゃないかなーと。

 ちなみに「真・獅子王」は日本では「SIN SHISHIOH」でも「TRUE SHISHIOH」でもなく「REAL SHISHIOH」(NBCの場合、公式サイトやアルカディアムックではSIN SHISHIOHとしていますが)。
 ここで、REALという英単語を使うのが風雲的で面白いですね。では、海外版ではどうなるのかというと「KING LEO」。
 ライオンとレオ…どちらが上なのかよくわかりません。というか、キングレオだと何かバルザックとかサントハイムって単語が頭に浮かんできちゃいます。
 えー、オチは無いですし、考察も無いです。最初に書いた通り、単なる海外版でのキャラ名知識です。
 獅子王は影武者だった!とかいう展開で本物の「獅子王」が出てくるから意味がわかるわけで、名前が違うと何だかわかりませんね。ジパングシティを支配していた人物は「KING LION」と呼ばれていて、でも、その「KING LION」はニセモノだった。本物は別にいる、でも名前は「KING LEO」…じゃあ、「KING LIONは本物のKING LION」であってニセモノというなら「KING LEOのニセモノ」じゃん、と。STBにて敢えて「影・獅子王」を名乗ったアボットの心とかが伝わりませんね、海外版だと。
 風雲STBでは「REAL KING LION」なる言葉も出てきて、真・獅子王も「KING LION」と呼ばれているのですが。