猿巻旋風脚さるまきせんぷうきゃく

技解説
 軽く浮き上がり、片足を前に突き出した状態でクルクル回りつつ前進する技。
 あまりにも足が短い為、旋風脚には見えない。
 技名の猿巻はよく意味がわからないがきっと、よく考えないでどこかの格闘家の使う技の名前の一部を変えたのだろう。…変えちゃいけない部分を変えて意味がわからなくなっているがバカだから気付いているわけはない。

 

 コマンド :↓←CorDorCD
 ダメージ :1ヒットにつき8
 ヒット効果:ダウン
 ヒット数 :2
 ガード数 :4
 ガード  :両
 得点   :1ヒットにつき1000

 弱・中・強のどれで出しても性能は同じ…だと思います。
 1フレ発生のひっかき、かみつきにはさすがに劣るものの発生が早い為、弱技からもつながり連続技に使いやすくなっています。
 が、あまりの足の短さの為、遠い相手には届かずにつながらなかったりも。
 なお、ヒット効果はダウンですが、この技には空中追撃能力がある為、1回転目が当たれば、間合いや当たり方にもよりますが落ちてくる相手に最後の回転が当たって2ヒットとなります。
 遠くからこの技を出して3発目だけが当たれば、昇猿拳で追撃可能となりますが…突進速度は大した事無い上に攻撃判定が強いわけでもなく、遠くから使うというのはほとんど有り得ませんね。
 そして…連続技に使う事もほとんど有り得ません。昇猿拳は24ダメージで、こちらは8ダメージ。つまり16ダメージ損。猿巻が2ヒットするパターンなら強昇猿拳で追撃可能ですが、その為にはかなり近い間合いで弱パンチをヒットさせないといけないので、現実的とは言えませんね。

 この技の真価は1発目をガードさせた時で、この時は何故か、最後の1回転に攻撃判定が発生して4回ガードさせる事が出来ます。これで8ダメージ…ですが、そんな8程度の削りを真価と言っているわけではなく、通常は発生していない4回目の攻撃判定が発生するという事は、着地寸前に相手にガード硬直を与えるという事…。つまり、この場合は8フレームも有利となります。
 この技の発生が7フレームなので、画面端の相手には猿巻>猿巻が連続ガードになるという極悪さを発揮。残念ながら少しづつ間合いが離れていく為、しゃがんでいる極楽に対して4ループが限界…かと思われますが、2ループでも16ダメージ。8フレ有利という真価に16ダメージというおまけまでついてくるわけですね。
 この8フレを何に使うかは当然ながら自由ですが、相手が画面端にいるなら、ひっかきがお勧めです。バックステップでも回避出来ず、煙幕、ナメクジ神隠しで逃げるのが精一杯。ひっかきを「確認」してから入力しても到底間に合わないので、マントーがひっかきを使うのを先読みして使うしかないわけです…あの異様に硬直の長い技を……。
 相手が画面中央にいるならジャンプ強パンチでめくり狙い、そこからひっかきや密着からの猿巻で。…この猿、ヤバいです、強いです。

 あー、あと…綱手ですら、しゃがんでも回避出来ませんから、この技。