王狼斬おうろうざん

技解説
 両手に持った扇を思い切り振るい、それで斬り付ける技。所詮は扇なのであまり痛くはない。
 鈴がカランカランと鳴るのが特徴。

 

 

 コマンド :↓→AorBorAB
 ダメージ :弱6 中8 強12
 ヒット効果:ダウン
 ヒット数 :1
 ガード数 :1
 ガード  :両
 得点   :1000

 弱〜強にかけての変化は発生速度の遅延及び硬直時間の増加。そして、ダメージの増加とリーチの増加。リーチというか中と強は滑りながら出すので相手との間合いが縮まります(つまり、その分、ヒットしなかった時は反撃を受けやすい)。
 発生が早く隙も小さい…と「思われている」技ですが…。
 実際には、最も発生が早い弱でさえ、ほとんどの通常技より遅く、硬直も長い技です。攻撃時に喰らい判定がかなり前方に突き出すという欠点もあります。
 具体的には発生は弱は13、中は15、強は22フレーム。ガードさせた場合の硬直差が弱で−16、中で−23、強で−29フレームとなります。

 数字だけ見るとガードさせても危険な感じですが、実際にガードさせた場合はかなり間合いが開き、ギリギリ当たる間合いから使えば画面端同士にまで広がり、これに対して反撃出来るのは極楽のダッシュ特大攻撃のみとなります。

 ダメージこそ小さいですが、攻撃範囲が広く、ヒットすればダウンを奪えガードされても(極楽以外には)反撃を受けないので弱で振り回すのはそれなりに有効な戦法です。ただし、あくまでも間合いが広がるからこそ反撃を受けないだけで硬直が短いわけではないので飛び込まれると危険な技であるという事はお忘れなく。ダメージ6の技に飛び込まれて50ダメージ超の連続技を喰らっては割にあいませんから。
 相手を画面端にまで追い込んだ場合は、遠い間合いからこの技でチマチマと攻撃するというのも有効な攻撃です。間合いが広がりにくい為、反撃を受けやすくなりますが、ギリギリの間合いで使う分には、やはり極楽以外からは反撃を受けません。
 下段のしゃがみ中斬りにキャンセルをかけて出すというのもそれなりに有効で、中斬りがヒットしていれば連続技となり、ガードされても一部キャラにしか反撃を受けません。
 言うまでもない事ですが、上記で使用しているのは全て弱です。硬直が長く間合いが広がりにくい中と強は一部の硬直の長い技に対する反撃以外には使い道無いです。

 CPU戦においては、「ダメージが小さいダウン技」という事でスコアアタックに活躍する技です。

 一応、各キャラの弱王狼斬ガード後に「反撃しやすい技」を。発生速度には問題無いのでガード後の間合いだけが問題となります。
 5段階評価で、反撃に使える間合いが広い程、高い数字をつけておきます。1がついてるようなキャラは「反撃」出来ないと思ってください。そんな間合いで王狼斬使うわけないので。どっからでも反撃出来る極楽は天敵。とてもじゃないですが王狼斬使えません、極楽相手には。

自来也
 4:ダッシュ特大攻撃(DM15&ダウン)
綱手
 1:立中斬り(DM13)
大蛇丸
 3:ダッシュ特大攻撃(DM12&ダウン)
戦国卍丸
 4:立弱斬り(DM8)
カブキ団十郎
 1:立強斬り(DM15)
極楽太郎
 5:ダッシュ特大攻撃(DM11&ダウン)

 2:弱犬(DM7)
八雲
 2:中王狼斬(DM8&ダウン)