みぞおち

技解説
 前方に滑りつつ拳を振り下ろしつつ前方に滑る技。鳩尾を攻撃してるようには見えないし、そもそも技名は「みぞおち」であって「みぞおち打ち」だとか「鳩尾砕き」とかでないので、「溝落ち」とか意味のわからない技名の可能性もアリ。でも、技名の事なんて割とどうでもいいって気もする。

 

 コマンド :→AB
 ダメージ :6
 ヒット効果:のけぞり
 ヒット数 :1
 ガード数 :1
 ガード  :全
 得点   :500

 一般的な格闘ゲームなら特殊技扱いになっていそうな技。当然、判定は中段だったり。でも、このゲームではあくまでも奥義で中段判定でもない。威力もかなりカス。
 使わなくても十分に闘っていけるという類の技ですが、使いこなせば強くなると思います。
 ダメージが小さく、出が早いわけでもなく(中攻撃キャンセルから連続技になる程度なので遅くも無いんですが)判定が強いわけでもない。しゃがみガードでも立ちガードでもガード可能。あまりにも平凡っていうか…平均以下の技に感じますが……。
 攻撃判定の持続時間が長いという長所があります。真伝は攻撃判定の持続時間の短い技が多いので相手の技を一方的に潰せる事も多いかと(判定が強いのではなく、ただ単に相手の技の攻撃判定がすぐ消えるだけって事です)。攻撃が下向きなので特に足払いを潰すのに効果的です。ジライア本体を直接蹴られると相打ちになるでしょうが、そんな距離から使うような技でもないので「対足払い」としては高性能と言って差し支えありません。…まあ、足払い自体、リスクの大きい技なんであまり使われないんですけど、真伝。

 問題となるのは硬直時間ですが、攻撃判定が出現した瞬間にヒットさせたとしても1フレ有利。終わり際を当てればヒットすれば8フレ程、ガードされたとしても2フレ程有利なので、中間間合いでは「強かまいたち」よりも効果的な技と言えます。しゃがみ中斬りキャンセルから出すと間合い的にいい感じではありますが…生出しが基本だと思います。
 弱点はあまりにも無防備な頭。