1.のけぞり時間&ガード硬直時間
2.バックステップ時間&バックステップ無敵時間
3.ジャンプ発生時間

 連続技において「理論上可能」という表記がある。つまり、連続技とは実戦で試すまでもなく「各技」の発生時間、硬直時間、そして相手の喰らい時間さえわかっていれば「後は技のリーチ」と「ヒットバック」を考慮するだけで、机上で簡単に「組む」事が可能なのである。

 そこで天外真伝における「のけぞり時間」を以下にまとめる。公式データではないので誤差はあるかもしれませんが。

のけぞり時間
地上弱攻撃:12
地上中攻撃:19
地上強攻撃:22
空中弱攻撃:12
空中中攻撃:14
空中強攻撃:15

 となります(一部例外はありますし、奥義、術はそれぞれ別に設定されてます)。
 ジャンプ攻撃が弱、中、強のどれでも、のけぞり時間に大差無いのは意外でしたが、強攻撃からでも連続技がつながりにくい原因はこれだったんですね。
 それはともかく、このデータと「カブキの遠弱斬り」のデータに基づいて…連続技の作成を。
 なお、本サイトにおいては「入力と同時に攻撃判定発生」する技を「0フレ発生」ではなく「1フレ発生」とします。理由はガードさせると「5フレ有利」という技があったとして前者のカウントの仕方の場合「5フレ発生」の技では相手に1フレ自由な時間を与えてしまうという事で「わかりにくい」からです。「5フレ有利」とう時に「5フレ」で発生する技までなら連続ガードになるという考え方をした方がわかりやすいからです。

カブキの遠立弱斬り
動作時間:24
発生時間:9

 この場合、9フレ目に攻撃が当たり、残り15フレームが硬直となります。

 のけぞり時間が「12」なので15フレームも硬直するという事は…連続技どころかヒットしても「12−15」で「3フレ」不利という事になります。
 しかし奥義でキャンセルすれば「12フレーム以内」で発生する技ならつながるという事になります。
 カブキの場合、カブキ羅砕刃、弱カブキ閃風弾が12フレーム以内に発生するので、この2つの技がつながる…はずですが、距離が遠いので「相手」に届くまでに時間がかかる「閃風弾」はつながりません。
 ま、とりあえず「22フレーム」以内に発生しない奥義はキャンセルから出しても「つながらない」という事ですねぇ。

 一方、ガード硬直ですが…

弱攻撃 :8
中攻撃 :13
強攻撃 :16
特大攻撃:22

 地上攻撃、ジャンプ攻撃問わずにこうなります。

 となります。先の「カブキの遠立弱斬り」は、ガードされてしまった場合「7フレ」も不利になります。これは7フレ以内に発生して、カブキに届く技で反撃を受ける事を意味します。現実としてそんな技は「カブキ羅砕刃(発生:5)」ぐらいしか無いのですが、危険な事には変わりはありません。

バックステップ
名前全体無敵硬直
自来也2420 4
綱手2416 4
大蛇丸2420 4
戦国 卍丸2420 4
カブキ 団十郎2420 4
極楽 太郎2420 4
2420 4
八雲534310
マントーA4033 7
邪神斎5353 0
ルシフェラー25 0 5
※綱手:開始から16フレーム無敵なのではなく、開始4フレに無敵が無く5〜20フレーム目が無敵

 自来也から絹までは(綱手は特殊ですが)フレーム数に関しては性能は同じで、地面に脚がついた瞬間に無敵が途切れます。
 ルシフェラーは一切無敵時間がありませんが、地面に脚をつくまでは空中判定になっているので1発しか攻撃は入りません。ルシフェラーの表にある硬直時間は地面に脚がついた後に硬直している時間の事です。
 邪神斎は一切隙が無く「バックダッシュ」「ダッシュ」を出し続けた場合、ずーっと無敵のままです。

ジャンプ発生(空中判定発生)
3フレーム
 大蛇丸、戦国卍丸、カブキ団十郎
4フレーム
 自来也、絹、八雲
5フレーム
 綱手、極楽太郎、マントーA
7フレーム
 ダッシュジャンプ(全キャラ共通)
9フレーム
 カラクリ兵

 空中ガードの説明にも書いてますが、空中判定になった瞬間から空中ガード可能です。
 空中判定になるまでは当然ながら、ただの隙です。