「むぅ。…超人学園ゴウカイザーという作品の基本となるストーリーは」
 大いなる意思、全ての存在の共通意思が地球人の消滅を願ってる。そんな「大いなる意思」と同じレベルにまで精神が達した地球人がいて、その意思と同一化しちゃった。で、「その意思」は自分の意思だけど、地球人でもある彼は自分の意思を止めてくれる存在を求めた。
「その為に彼が利用したのが天才を集め育てる学校…ベルナール学園。彼は学園長として自分を倒す可能性を持った生徒を探してたわけです」
 燐が昨日言ってた絶対正義の人っていうのが、この学園長…王崎冰。本名はわかんないけど。
「ちなみに燐っていうのは私の名前です」
 …そんな説明しなきゃいけない程にキミは名前を知られてないのか。
「王崎は本来、正義でも何でもなくて豪鬼みたいな、ただ力…強さのみを求めてた人なんですけど、強さを求めた結果として、表面上の力だけじゃダメだって事に気付いて、結局、悟りの境地に達したんでしょうな。王崎が言うには「悟り」じゃなくて「独覚」ですけど」
 こっからはキャラ紹介って形にしてった方がわかりやすいかもしんないよ?
「そーっすね。じゃあ、まずは…じゃあ、また、OVA画像使わせてもらいます。著作権違反なのかもしれませんが、ゴウカイザーを紹介したいという意図です」
 ゲーム画像にしてもそーだけど、著作権者に注意受けたら当然、消す。
「迷惑はかけてないと思うのでやってます」


王崎冰(CV:速水奨)

 ベルナール学園の4代目の校長先生。名前は偽名なんだそーです。
「1999年に関東全域を襲ったっていう大地震…復興後の東京湾上、約3万ヘクタールの人工島が作られる。そこに首都機能をまとめて、その中心に作られた学校が生徒数10万を超える高校「国立ベルナール学園」…この学園の特徴は…」
 園長じゃなくて校長って呼ばれる。
「……いや、それは」
 西暦2017年、王崎冰が新校長に就任。物語が始まる。
「強さだけを求めて宇宙意思と合一化してしまった超人。この人がゴウカイザーキャラにとって悪の元凶で、そして…世界にとっての絶対正義」
 ゴウカイザーの祖父で、バトルマスター神龍の父親…凱座狛雲、それからヘルスティンガーの両親、ハイド=ギュースタンとマリー=ギュースタン…後、京介の姉、紫紅美禰を殺して…立花一輝をブライダーに改造。
「ゴウカイザー知ってる人でも…「えっ、そうだったん?」って情報が一部混ざってるかとは思います…神龍の父親を殺してたとか」
 公式ストーリー自体が埋もれてるのに、その公式ストーリーにさえ出てこないもんねー、凱座狛雲なんて。
「ただ、狛雲を殺したっていうのと、美禰を殺したっていうのは意味が違うんですけどね。ただ、どれも「宇宙意思」としての「正義」の為なんかじゃなくて、人として行った事」
 狛雲以外は自分を倒す駒を作る為の殺人。それは悪行だけど、地球人を滅ぼそうとする自分を止める人材を育てる為には仕方のない悪行だった。
「要は多くを助ける為に、少数を犠牲にするって選択ですね。それで殺された人はたまったもんじゃないんですが、美禰は納得して死んだような気がします」
 声は速水さん。格好いいよー。
「声優に詳しくない人の為に軽く今までどーいうキャラを演じてきたかを言うと…グラヴィオンだと、クライン=サンドマンですな」
 あと、ガリアンのちっちゃい人ー。
「…ハイシャルタットな」
 ちっちゃい人ー。ダンバインのバーン=バニングスとか、とにかく格好いいよ。
「マジック総帥とかザーボンさんとか」
 アニメの餓狼伝説だと…劇場版のハワー。


絶対神 王牙

「宇宙意思…CDドラマとOVAではオムニイグジストって呼ばれる存在と一体化した王崎の姿で…ラスボス」
 絶対の存在で、彼は常に正しくて、彼の行いが正義。彼に間違いはない。
「神の視点から見た正義ですね。ただし、神の代理人なんじゃなくて、世界の代理人」
 王崎としての意思は宇宙意思に勝てない…だから自分で自分の行為を止める事も出来ないし、基本的には止めようとも思ってない。
「ネオジオの対戦格闘ではこの王牙を上回る存在はいないでしょうね。神凰拳のルシファーはたかが、魔界の王、KOFのオロチも所詮は、地球の代理人」
 世界の代理人…王牙。絶対の存在…でも、存在が絶対なだけで強さは絶対なんかじゃなかった。
「ゲーム中での強さは凄まじいですよ。ネオジオ最強ってわけじゃあないですけどね」
 で、この王牙の力の一部を「結晶」として固体化したものが「カイザーストーン」って呼ばれる石で、この石の力を使うには何か才能が必要みたいなんだけど、その才能さえあれば自身の力を何倍にもしてくれる。
「このカイザーストーンを王崎は何人かに与えて、自身を倒してくれる事に期待しました」


朝比奈亮(CV:石川英郎)

 ベルナール学園3年…生徒会長。
「カイザーストーンを渡された人間の1人で…王崎側の人」
だね。
「声を担当した石川さんは最近結構聞いてた気がする」
 ネオジオ的には…電撃CD文庫版餓狼伝説のダックキング。
「ゲームのゴウカイザーだと亮以外にキャプテンアトランティスも演じてましたね」
 バトルファイターズ餓狼伝説とモーションピクチャー餓狼伝説にもチョイ役で出演してたみたい。


朝比奈鈴(CV:永島由子)

 ベルナール学園3年で副生徒会長。
「亮の双子の妹で、同じくカイザーストーンの持ち主。っていうか…亮と共有してる」
 ショートカット美少女…何で人気ないんだろね?
「マイナーだから」
 この子はまた後で紹介する事になるかな。
「声を担当した永島由子さんは…私はリューナイトのカッツェで初めてその名前を意識した方です」
 やっぱり、バトルファイターズ餓狼伝説にチョイ役で出てたみたいだよ。


朝比奈兄妹

「校長…王牙を守る忠実な生徒会幹部」
 この2人の関係は…こーいうものです。

「兄妹愛なんてものがマイナーっていうのもヘンですけど、一部の方々だけの趣味の代物だった時代だからこそ可能だったのかもしれない2人です」
 本気で2人はお互いを愛してるし、お互いを必要としてる。
「鈴は体が弱くて、病気で死にかけて……」
 亮兄さんは当然、一緒に死ぬっていう道を選んだ。それは…世間で認められない…現世では認められない愛を成就させる唯一の道でもあったわけで。でも、それを救ってくれたのが王崎。
「カイザーストーンの力で、別次元で亮と鈴の体をつなげて体を共有する事で、元気な亮の力で病を弱らせる」
 結ばれる事があっちゃいけない2人…でも、カイザーストーンの力でどんな愛し合う2人にも手に入れる事の出来ない、2人だけの永遠を手に入れた。
「私…この2人って好きなんですよねぇ」
 わかる!!兄妹愛っていうのもあるんだけど、お互いがお互いを必要としてて…いいよね。
「永島由子さんの弱々しい声で、「お兄ちゃん…ダメだよ」とかっていうのは、かつて兄妹愛を信奉した人間として言わせて頂くと…最高ですね」
 この2人ってやっぱり鈴の方が弱いんだけど、どこまでも対等っていうのが好きなんだ。双子だからこそなのかもしんないけどね。
「結ばれる事が許されない兄と妹…。実の兄でもないというのに悠さんも最愛のお兄さんと結ばれる事無かったです。だからこそ、私は本気で愛し合ってる兄妹なら、結果としてもしそれが不幸な結末になるんだとしても、この世界で結ばれる事を希望します。2人にとってはそれは幸せな事なはずなので」


プラトニックツインズ

「カイザーストーンの力で兄妹が合体して生まれる巨人、それがプラトニックツインズ」
 ゲームだと、王牙の前に出てくる…ラス前の中ボス。使うキャラによっては王牙よりも苦戦するぐらいに強い。
「かなりキャラ性能高いです」
 ちなみに、変身する時のかけ声がスゴイです。

愛の力、見せてあげるわ!
メタモルツイーーーーンズ

 …正直なとこ、朝比奈兄妹は好きだけど、こんな「愛の形」は嫌です。
「亮の前面に鈴が張り付いてるんで、ダメージのほとんどは鈴が受けるんですよね、これ」
 他人を欲しいって思う。一緒にいたいって思う。でも、1つになりたいとは思わない。同一の存在になりたいなんて思わない。…望んだ事はあるけど、全然いい事なんかじゃなかった。
「意思が完全疎通した状態になった事があるんですよね、確か」
 そっ、…キノの旅の時にどんな感じなのか確か…。

 心がつながった事が無い人にはわかんないかもしんないけど、「思う」必要も「考える」必要も無くてそこに「言葉」って概念なんて無い。誤解は有り得ないんだ、絶対に。
「ん?」
 伝えたくない事まで伝わっちゃうから、怖い。そう提起されてるんだよね、この話で。でも「伝えたくない事」なんて概念が有り得ない。伝えたくない事が伝わっちゃって「私のことバカだと思ってるのかしら?」って言われちゃった人がいるんだけど、それって心伝わってないし、全然、相手の心を理解出来て無い…人の痛みを分かってないよ、そんなの。相手の「言葉」をそのまま受け取るのって。口に出す…音にするか音にしないかの違いだけで、お互いをつなぐのに言葉って回線を必要としてる。そんなんじゃ、相手を理解するなんて無理。そうじゃないんだよ、心がわかるっていうのって。感じるんだ、理解出来るんだ…「何を考えてるかわかる」…そんな事じゃない。言葉で表せないけど敢えて言葉にするなら「違う」としか。行き着くとこってそれって人間って生命の終着…個人の消滅にしかならない。だから、心はつながっちゃいけない、それがどんなに心地よくても。でもね、みんながみんな、全員がつながらなくてもいい…うー、上手く言えないよー。
「人間という種族全体が1つの心を持ち、それを個々で共有する。1つの生命となる、それは………怖いですね、かなり。私なら拒否します」
 ボクもね。けど、他人の考えてる事がわかる程度で人の痛みが分かるなんて思い違いしちゃうぐらいだったらとも思うかな。
「NTの場合はそうじゃないんですよ」
 難しいけど、個の集合かな。1つの心を共有してたとしても個が失われるわけじゃない。相手が今何を考えてるかはわかんない、けど信頼は出来る。間違いは無い。自分が人間にとって必要だって理解できてて、人間が自分自身を必要としてるってわかる。


 結局、心がつながった状態っていうのって、体が別なだけでそれって同じ存在になってる。その時は別にそれでいいし、幸せに思えてた。けど、二度とあんな状態にはなりたくない。
「結局、プラトニックツインズっていうのは名前通りですよね」
 誰もあの2人の愛を邪魔できないし、その愛は純粋そのもの。2人は双子で生まれてきた事自体が間違ってたんだと思うよ、きっと。
「で…武装錬金の早坂姉弟…ほぼ確実にプラトニックツインズが元ネタでしょうね。兄妹が姉弟にはなってますけど」
 カイザーストーンの代わりに核鉄っていう存在を必要としてる。
「そして、死が2人を別つまでっていう、あの2人を象徴するセリフ。これは元々は…プラトニックツインズの勝利メッセージです」

「死が二人を分かつまで、俺たちは敗けん!」「うん、お兄ちゃん!」

「和月先生がゴウカイザーをプレイするとは思えないんですが、ネオジオ作品ですし、全くつながりが無いってわけでもない…そして、あまりにも設定が被ってる事を考えるに偶然じゃあないでしょう」
 何かおねーさまの方は…強気な真鏡名ミナみたいな感想持った人はいたけど。
「ただ単に弓矢を使ってるだけなんじゃ…むしろ、セックスピストルズ」
 …武装錬金は基本的にギャグ漫画です。何があっても気にしちゃいけません。
「何かふと気付くともうこんな時間ですか。後、1キャラ紹介して明日以降に続きをしましょう」
 いいかもね、それって。ネタに尽きることないし。しばらく。


プラトニックスレイブ

 OVAオリジナルのキャラで、亮を失って、その「愛」だけが残された鈴の………鈴ちゃんの成れの果てっとこかな。
「スレイブ…何の奴隷なのか。亮を失って行き場を失った愛の奴隷みたいですね、どうやら。肉体も精神も「愛」に捧げられてる。その愛は誰に向いてるのかっていうと、もうどこにも向いてない…亮に向けられてるんですけど、その亮がいないので憎しみの感情が彼女を支配してる」
 愛じゃなくて憎しみの奴隷なんじゃないかなって思うけど、そうじゃなくて、原因は兄への愛にあるから、ね。
「ちなみに変身のかけ声は」

今こそ愛の力、見せてあげるわ!
メタモルツイーーーーンズ

 1人になっても「ツインズ」である事を捨てない。正しいのか…哀しい事なのか。
「そして、憎しみの力を、愛の力と言うのも、これも…憎しみと愛が表裏一体なんだとすれば正しい事なんですが…亮が望んでるのは鈴の幸せですから」
 どこまでも哀しい戦士として描かれるのがプラトニックスレイブ。
「んで、「亮が死んだら鈴も死ぬんじゃないか?」とか思った方々の為に説明しますと…実物見た方が早いですかね」


「体に直接、カイザーストーンを埋め込む事で、亮の力を受け継いでそして生命を保ってます」
 何か…BLUE SEEDみたいだとか、そーいうのは言っちゃダメだよ。
「っつうか、この辺りも武装錬金は真似してる気がします」
 補足しておくと、別にカイザーストーンを取っちゃっても、元気な体を手に入れてるなら死ぬ事は無い…はず。
「鈴にとっては、あのカイザーストーンは今となっては亮そのもので、愛の結晶なんでとても大事なモノなんですがね」
 じゃあ、今日はここまで。兄妹愛…大事にしてね。恋人なんて失っても新しい恋人出来るかもしれない。けど…兄弟に代用は無いから。
「その考えはどうだろう?」
 ハンター×ハンターのドキドキ2択クイズだったっけ?あれだと失格だね。非道な事言ってるっていうのわかるけど、別に失うって「死ぬ」とかって意味じゃないよ?
「それならOKです。…いや、OKかなぁ?」



「武装錬金はちと驚きました。実のとこ、昨日言いかけてやめた事なんですよねぇ」
 …まさか、キミ…ボクの…。
「何の話ですか?」
 本当のお兄さん!
「んなわけない。あんたにホントの兄さんもホントの姉さんもいない。いるのは姉的存在と妹的存在だけ」
 そーだろーとは思った。
「ツインズの未来なんですよ、実は。王牙が倒れた後、あの2人は多分、本来の意味での兄妹愛…異性間の愛じゃなくて血のつながった兄弟としての愛に変化して、それぞれ別の道を歩むんだろうなって思って…それを言いかけた。で、それって、多分…幸せな道なんだと思ったんです。でも、それは異性としての兄と妹が結ばれる事そのものが不幸なんだって言われてるようで認めたくなかった」
 今更、兄妹愛に思いいれも無いでしょ、キミの場合?
「いや、無くもない。ただね、兄と妹だからって、その道は不幸が多い…2人だけの世界に閉じこもってるだけだから、もっと外を見ろ!とかって考え方はかなりイヤだって思ったんです」
 実のとこ言うと…没雑記。
「実のとこ言うと、第一稿では「王牙が倒れた後」云々の事、話してました。で、消して…決定稿の」

結ばれる事が許されない兄と妹…。実の兄でもないというのに悠さんも最愛のお兄さんと結ばれる事無かったです。だからこそ、私は本気で愛し合ってる兄妹なら、結果としてもしそれが不幸な結末になるんだとしても、この世界で結ばれる事を希望します。2人にとってはそれは幸せな事なはずなので

「に差し替え。雑記は「会話」を文章化してるっていう「建前」があるので、裏話って事でこの辺りの話は聞かなかった事にして下さい。王牙が倒れた後云々の話は公式に「言おうとしておもいとどまった」になります」
 ヘンな日記…公式設定って。
「いや、あんまりにも私が想像したツインズの未来と今週の早坂姉弟が同じだったんで。で、私はあの展開を否定したいわけじゃないんで。アレは間違いなく幸せへと至る道ですから」
 ただ、それだけじゃない。2人だけの世界を持つ事もまた幸せで、それを否定されたくはないっていう事。
「多分、この世界で生きてる限り、やっぱり不幸な結末待ってる事多いと思うんです。だとして、その不幸がイヤだから、本当に愛してる人を愛する事をやめて、新しい道を見つけるのがいい事なのかっていうと、そうは思えなかっただけです」
 逆に言わせてもらうとね、兄と妹だからっていうそれに溺れるようなのはダメだよね。…現実にはいないだろーけど。
「んにゃ?」
 よーするに「禁断の愛」だからこそっていう。
「あー、そりゃ確かに現実にはいないわ。っていうか兄妹で愛し合うっていうのが現実にそうそう無い」
 早坂姉弟の場合は異性同士の愛っていうのとは何か違ってたけど、どーいう関係だったんだろね?
「一心同体。1つになりたかったんですよ」
 そのまんまだ。
「そのまんまなんですよ。で、だからね…私ね、かなりガッカリしたんですよ、悠さんの選択」
 そー言われてもなー。…だから、ラブれとか、しつこかったのか。
「まあ、実際には不幸がどうとかもっと幸せな道があるとかじゃなくて、一番幸せな道を選択しただけみたいですけど」
 うん!わかってもらえるとすっごく嬉しい!!
「じゃあ、ゴウカイザー行きますかな」
 行こっか。無駄な元気もかなり消えて、落ち着いてきたし。
「ただ、時間無いから2人ぐらいかな」


凱座勇人(CV:檜山修之)

「ベルナール学園2年。一応、主人公らしいっすよ」
 それだけ。
「それだけじゃあないだろ」
 何かあるかな、他に。
「んー…」
 無いよね?
「冗談抜きで無いっすね」
 声を担当した檜山さんは、もう語るまでもないだろーけど、ネオジオ的には餓狼伝説のジョーかな。
「元々はアニメが先ですけどね。対戦格闘でお馴染み…ヴァンパイアのデミトリとドノヴァン。それから、フラッシュハイダースのスピノザ=サンダーヘッド。魔剣道2のマケンカー」
 一文字 伐、ジークフリート シュタウフェン、天童 凱、吉光…ラスブロのトミーもそうだね。
「そして、我らが沢田隊長!!」
 ハラキリッ。


ゴウカイザー

「勇人がカイザーストーンの力でソウルギアをまとって、変身した姿、それがゴウカイザー」
 変身のかけ声は!

行くぜッ
カイザァァーー ゴォー!!

「金髪碧眼になります」
 ネオジオだからだよ。
「悠さんが何やらバカ言ってますが……事実です」
 事実だよ。
「表向きの主人公なんで特徴が特に無いんですよね。…熱い男っていうだけかな」
 特徴無いんだよねぇ。ゲームでもエンディング無いし…この人だけ。
「主人公なのにエンディング無いんですよね。無いっていうか絵しかない」
 特別扱いだけど、そんな特別扱いはやだ…。
「ゲームでは一応、父親との対決なんかもあるんですが、その他のメディアではオヤジの存在は無視されてます」
 主人公なのに紹介がこんなすぐに終わっちゃうとは予想外だった。


エルフィ エルフマン(CV:桑島法子)

「CDドラマオリジナルキャラで、ベルナール学園の3年生……王崎校長の実の娘」
 あー、ネタばらししたなー。
「ちなみに、上の画像は実際には変身した姿なんですが、エルフィとしてはアニメに登場してないんで、まあしょうがなく」
 っていうか、エルフィ自身は設定画自体が無いでしょ?ネクロカイザーしか。
「そー言われればそーですね」
 ヨーロッパに伝わる美しき妖精「エルフ」みたいに美しく育って欲しいって事で「エルフィ」って名づけられたらしいけど…それって指輪物語以降のイメージで、本来のエルフは美しい妖精なんかじゃないって事は言っておく。
「指輪物語の影響はデカイですね。…で、エルフィのプロフィールを一応」

個人データ
本名エルフィ エルフマン
校内所属第22区学徒校舎ベルナール聖教学探求クラス3年
年齢18歳
生年月日1998年 6月16日
血液型AB型
身長160p
3サイズB90、W56、H89
好きな物動物全般、詩文作成
嫌いな物暴力、権威
宝物羊皮のカトリック経典、昔、父に読んでもらった絵本「眠れる森の美女」
「設定的に優しいお父さんな王崎なんてほぼ有り得ないんですが、CDドラマでは実際にそうなんで、まあしょーがないです」
 父を止めたくてカイザーストーンを奪って逃げて…勇人にカイザーストーンを渡す事になった人。…ゲーム版だと、勇人にカイザーストーン渡したのって名前さえわかんないおじさんなんだけどね。
「元々、ネクロカイザーっていうのは男を予定してたって事ですから、多分…あの、おっさんが本来はネクロカイザーだったんでしょうねぇ」
 OVA版でも、全くそんな場面は描かれてないけど、インターナショナル版で、勇人にカイザーストーンを渡したのはエルフィだってあかされた。
「とっても優しい人で、王崎にとっても自分が「人間」でいられる救いの存在だった。大きな視点で見ると、だから最も罪深いキャラって事になる」
 彼女が悪いんじゃないから、罪なんて無いよ、全然。悪いのは王崎だ、やっぱり。
「声を演じた、桑島さんは、これまた説明不要っぽいですな」
 ナデシコの船長さん!!
「グラヴィオンだとリィルですね。リィルは…こんな役も出来るんだって驚きました、私」
 ユリカとかエリルとかそーいうイメージしかなかったから。


ネクロカイザー

 エルフィがカイザーストーンの力でソウルギアをまとって変身した姿だよ。
「アニメ版には未登場です。実際、登場したのはソウルギアをまとったネクロカイザーでしたけど、見た目も中身もエルフィでしたし」
 ネタバレも何もないだろーし、言っちゃうけど…洗脳されて王崎側の戦士になっちゃったのがネクロカイザー。だから、こんなにも毒々しい。
「変身のかけ声は」

ハァァァァ
ネクロマニックフラーッシュ

「頭の羽根は何の意味がある!とか…何かかなり素敵なデザインしてますが、所詮、CDドラマ…ラジオドラマなんでデザインなんてどーでもいーって事です」
 何か頭の羽根が闘ってる時もぱたぱたして、きっと可愛いかったと思います、動いてたら。
「ぱたぱたしてたらな」
 してるよ、きっと!…しかもぱたぱたして垂直上昇!!
「ちよちゃんは頭のアレをぱたぱたさせて飛べますが…ネクロカイザーは重いから無理」
 体重データ無いよ?
「おや?シャイアは公開してるっていうのに」
 って…エルフィってかりんちゃんよりちっちゃかったの!?…160cmしかないよ?
「つっても、あんたよりは大きいんだがな」
 ボクの事は放っておいて下さい。小さい方が好かれるんだぞー。
「一般的に好かれたくはない人達にな」
 …。
「今日はここまでかな。1時過ぎたし」
 だいじょーぶ、身長なんてその人の魅力にほとんど関係無い!
「そうですね」



「さあ?……じゃあ、そろそろゴウカイザーかな。でも、時間無いな」
 1人だけでもやらないと、「もういいや、やめ」とかって明日辺り言い出す。
「そうですねぇ。じゃあ、せめて1人だけでも」


カッシュ ギュースタン(CV:緑川光)

「ベルナール学園の2年で、貴族の息子さんですね」
 一言で言うと、ポジティブな八神庵。
「庵よりもこちらの方が先に生まれてるんで、別にSNKのキャラを盗んだわけじゃないですよ」
 交響楽の英才教育受けて育って…天才すぎて……今の自分の姿がイヤになった。
「ありがちな話ですよねぇ。で、カイザーストーンを手に入れて…ヘンになっちゃった」
 王崎に両親殺されたけど、別にそれをどうとも思いもしなかった。…彼は自分の為に生きてる。
「一応は勇人のライバル的存在ですけど、別に勇人とは何のつながりも無いんですよね。ゲームの方でただ単にそういう風に設定されただけで」
 だから、ボイスドラマでもアニメでもゴウカイザーのライバルとしてはキャラ不足で…ネクロカイザーだのプラトニックスレイブだのそんなキャラが。
「一応は王崎側にいるんですけど、別に忠誠誓ってるわけでなし。王崎自身の人間の心はそもそもが自分に歯向かってくる事を願ってるわけですし…結局、勇人とかと一緒に対王崎の側に行っちゃうっていういい加減な立場な人です」
 一番、自由に生きてる人…かな。正義とか悪とかどーでもいーし、彼自身はどっちかっていうと悪だし。
「鈴とくっつくのは認めない。エンディングでいい雰囲気だし、OVAに到っては兄さん死んでるんでますます何か鈴とカッシュ…くっつきそうな雰囲気ですが認めません」
 認めない。永遠に1人だ、鈴。友達もなしだ!
「…何か個人的な恨みでもあるかのような…」
 恨みは無い。でも、お兄ちゃんを裏切るようなら、その罪はおっきいよって意味。
「声を演じたのはお馴染み、緑川さん。グラヴィオンだと…レイブンですね」
 大張さんの作品って声優偏りすぎ。問題あるんじゃないかな、そーゆーのって?
「テクノス的に言えば、ビリーから引き続いての」
 王崎校長がマジック総帥なら、カッシュはシンタロー。
「子安さんとライバル関係なキャラ演じてる事が多い事でも有名ですよね。ゴウカイザーには子安さんいないけど」


ヘルスティンガー

「カイザーストーンの力でソウルギアを纏ったカッシュ」
 変身のかけ声はァ!

ハイパーボルテージ
カミング ヘルスティンガー

 格好悪いけど、格好いいよ。
「何ですか、それは?」
 コウモリ男。
「ゴウカイザーとライバルっていうのは勇人にカイザーストーン渡したおっさん…エルフィでもいいけど、それを追ってきたのがこいつだったから」
 つまり!ゴウカイザーと最初に闘ったのがヘルスティンガー。ただそれだけ。
「主人公でもないし、別に王崎に恨みあるわけでもないし…スナフキンみたいな」
 スナフキン違う。
「スナフキンまで知ってるとは。結構古いぞ、ムーミン」
 自由な立場だからこそ、好き勝手に動かす事が出来たキャラなんじゃないかな?普通にやっちゃうと、あっさりストーリー終わっちゃうし。
「なんだかんだで…こいつ全然、「勝ってない」んじゃないかって思うんですが、彼自身が別に「どーでもいー」とかって思ってそうなんで私もどーでもいーです。最終的な勝利は手に入れてないですけど、おいしいとこ持ってくし、ちょこちょこちょこちょこと」
 ゲームでは、溜め系だから何か…地味だよ。
「空中戦が得意なキャラとかマニュアルに書かれてますけど…悪いんですが、地上で弱足払いが基本だと思います、この人」
 コウモリの羽根…役に立ってない。
「今日はここまで。明日は真の主人公、京介クンです」



「さて、もっと語りたいんですが、時間も無いんでゴウカイザー行きます」
 結構楽しかったんだけどなぁ、ギース様談義。
「またいつかな」


紫紅京介(CV:置鮎龍太郎)

「ゴウカイザーの真の主人公がこの人です」
 影の主人公とかって言われてるけど、実際には真の主人公。
「元々がネオジオの対戦格闘として最初に企画されてて、で、ネオジオは海外でも稼動してるわけで…京介は「ゲームキャラ」って点では「国内」でしか通用しない面があるんですよ」
 で、表向きの主人公として、いかにもなゴウカイザーっていうキャラを用意してストーリーは…普通に京介を主人公として動いてるっていうヘンな事になっちゃったってわけ。
「ネオジオっていうのは結構、海外を意識してるんで…その結果として日本国内では「何で?」っていうような事が結構起きちゃうわけです。人気無い狂死郎が出続けたりとか、ドラゴンの名字にキムってついたり」
 アテナがセーラー服で闘う事が出来なかったり。…カプコンは気にしないでやっちゃったけど。
「でも、アテナのはただの言い訳と違いますかね?GANGAN行進曲とか草薙京とか可能で、アテナのセーラー服だけ「海外では理解されない」とか無いと思うんですけど」
 京介クンの…何だっけ、これ。
「ボールボーイのデータによると「ハクラン…前世紀の遺物、不良の強さの象徴」だそーです」
 そー、白ラン。これも理解されないと思うな。ハクランと木刀…日本でなら、どーいうキャラなのかわかりやすいけど、いかにもな感じで。
「草薙京のライバルも「ハクラン」っていうのは考えられてたらしいですよね」
 それはそれで見てみたかったけど。
「海外で理解されるかどうかはともかくとして、主人公は主人公。シスコン…妹の方じゃなくて姉ですけど」
 不健全、不健全です!兄と妹ならともかく、姉と弟だなんて!
「いや、そーいう関係じゃあないんじゃ」
 姉さんが王崎を恋人として連れてきちゃって、王崎に嫉妬。姉さんはともかくとして、京介クンは…どーだろね?
「京介はゴウカイザーキャラの中で唯一、本名…フルネームで登場するキャラで…変身しないのもロボットのマリオンを除けば、京介以外では神龍だけと、かなり異質な存在です。つまり、「強い」んです」
 強いから、王崎は期待した…自分を倒してくれる事をね。
「でも、京介は姉に甘えるだけのシスコン君。しょーがないんで、姉の方に近付いて…で、本命の京介に接触して力を伝授。その上で姉を殺して…京介の甘さを断つと同時に自分に殺意を抱かせる」
 思いっきり主人公だね、やっぱり、京介クン。
「京介はカイザーストーンだとか肉体改造だとか無し。王崎が独自に会得した力…その使い方を伝授されただけ。伝授されたって言っても王崎が何年もかけて到達したその境地をわずかな期間で身に着けたっていうのが京介の恐ろしさですね。王崎が目をつけただけはある存在です」
 京介クンは王崎を憎んでる…けど、愛してもいる。慕ってもいる…。愛してた姉を仲介して、姉が愛した男を慕ってるっていう面はあったとしても、ね。

今こそ精算のときだ…義兄さん…

「京介を象徴するセリフです、これが。…DVD版…つまりインターナショナル版だとカットされちゃいましたけどね」
 カットされてたっけ?
「えぇ」
 有名なセリフだから、逆に…無くても「無かった」って認識出来てなかったか。
「有名だからこそ、「アレ?おい、カットするかよ、このセリフ!」ってなりましたけど、私。見てから何年か経つと記憶が混在しちゃったりもするでしょうが」
 あー、そーだ、京介クン…王崎直伝の「力」だけじゃなくて、式神使う力も持ってる。
「京介がゲームで使うのは3体です。で、CDドラマとアニメで出てくるのはそのウチの1体のみ」
 …このまま紹介したいんだけど、置鮎さんにまだ触れてないから、それ先に。
「格ゲーだと闘神伝2のカインが有名ですね。ショウもそうですけど」
 ゴウカイザーの檜山さんがジャス学でバツやってるけど、置鮎さんはロイ。…ホンット、いかにもなやくどころ、2人とも。 「ライトニングレジェンドと妖怪武闘伝にも出てたりしますね。妖怪の方だと…ぬ〜べ〜つながりなんでしょうね、多分。偶然とかじゃなくて…」
 つまり…鬼だった。
「私が置鮎さんを意識したのは、永島由子さんと同じでリューナイトで、グラチェス…でいいんでしたっけ、名前?」
 リューチーフ「シャインバラム」のグラチェス。ちなみにカッツェはリューガンナー「デリンガー」だね。コミック版だと名前違うけど。
「まあ、アニメだと有名どころいっぱいあるんでこれ以上は言いません」


宮毘羅(CV:大本眞基子)

「京介が使役する式神の1つで、犬型で、女性人格」
 京介が使役する式神の1つで猿型のバサラとは仲が悪いらしいけど…アニメにはバサラいないから気にしなくていい設定かな。
「ゲームでも、同時に2体は使えないんで気にしなくていいです」
 あとは…CDドラマとアニメ版だとしゃべってるけど、ゲームだとしゃべんないから。
「設定として京介を慕ってるっていうのと女性格っていうのとで多分、マルチメディア展開において京介のパートナーとして選択されたんでしょうね。3体いてもTVアニメとして展開するならともかく、そうじゃないんで時間の無駄と、視聴者の混乱招くだけなんで」
 ちなみにDVDにあるキャラ紹介だと漢字間違ってて、「ビ」が「比べる」の「比」になってるけど、正しくは「昆布」の「毘」。
「…ッ」
 何か面白かった?別に笑える事言ってない…けど?もしかして…っていうかもしかしなくても何か間違った、もしかして?
「もしかしてが多い!お言葉ですが…昆布の「こん」ですか?…あれは「ビ」とは読まないと思います。漢字は似てるけどね、確かに」
 ウソ…………あ…い、今のカット。
「まあ、いいですけどね」
 えと、ゲームだと犬の姿のままで闘うけど、アニメだと人間の姿に変身して闘う。


「人間の姿じゃ、犬型って設定が意味無いと思うんですけどねぇ。ただでさえ、アニメ版、女性キャラ含有率高いのにバカな事を」
 でも、もし見た目、14歳ぐらいだったら文句言ってないよね、多分…キミ。
「いや、言う」
 ホントかなぁ?…声を担当した大本さんは…知らない、ごめんなさい。
「私も知りません。何か劇場版ストリートファイターIIでチョイ役として出演してたみたいです。んで、このDVDにある声優さん紹介によればゾイドのフィーネ役として人気に火がついたとありますが、それでもわかりません、私」
 でも、こっちならわかる。天使な小生意気な花華院美木役っていう。
「それならね、あと、星のカービィのカービィだって」



 じゃあ、ゴウカザーいこっか。
「シャイアじゃなくて、かりんでいいですか?出来る限り大きなキャラから扱っていきたいんで、主人公寄りの人を」
 ゴウカイザー寄りなのはかりんちゃんだけど、京介クンに近いのはシャイアだよ。
「まあ、別にどっちが先でもいいんですけどね」
 じゃあ、シャイアで。
「わかりました。じゃあ、シャイアで」


菱崎シャイア(CV:冬馬由美)

「ファンクラブまで存在してるベルナール学園のアイドルです。ゲーム版とドラマCD、アニメ版との設定が一番違う人」
 今までアニメ版、ドラマCD版って言ってるけど、実のとこ、同じ設定のコミック版もあるんだよね。
「で、それとは別のコミゲ版では主人公的存在だったようです。打ち切られちゃったんで何とも言えませんけど…第1話で打ち切られちゃったんで」
 池上竜矢さんだったっけ。何か漢字が怪しいけど、間違ってたらごめんなさい!
「ゴウカイザーの女性キャラは基本的に2人で、かりんとシャイア、それにプラスして鈴がいるっていう程度なんですが…何となく想像はつくかと思うんですが、一般人気は、かりんの方に集中しちゃってて、それじゃシャイアが可哀想だからって事で、シャイアを中心に据えて連載しようとしたらしいんですが…」
 シャイアってそーいう運命なんだろーなー、きっと。
「でも、大丈夫です、かりんを主役にした小説も第2話で打ち切りっていう目にあってますから」
 ゴウカイザー自体がそーいう運命なんだろーなー。
「ってわけで、シャイアさん。ゲームでは宇宙人…宇宙刑事さんだったんですが…」
 宇宙刑事シャイア…名前の由来ってシャイダーかな?シャイダー自体はどーいうものか全くしんないけど。
「イメージとしてはメルティランサーみたいな感じで、エルツにいても全然違和感無いと思います、多分」
 でも、この設定…マルチメディア展開には邪魔だったみたいで…地球人にされちゃって、設定は…ベルナール学園の科学主任か何かの孫娘。
「で、それに従って…プロフィールも一部変更されてます。まあ、実のとこ、勇人とか他のキャラもちょこちょこといじられてんですけど」
 身長が縮んで、嫌いなものにチョコレートとかマッチョな男とかが追加されてる。
「シャイア自体…ストーリー的にどーでもいーキャラなんで、設定がどれだけ変わろうと、シャイアっていうキャラの方向性さえ変わらなければ別にどうでも良かったんでしょうね」
 女の子だから出演できたっていうだけで、ストーリー的には出番無くても何の問題もなかった。
「ゲーム版の頃からそうなんですけど、シャイア自身は戦闘能力は非常に低いです。超人ばっかりのゴウカイザーの中にあって、一般格闘家以下…いわゆる普通な人と同程度です、シャイアは」
 だから、どう使ってもいい。何してもいいキャラ…かな。
「アニメ版だと…いわゆるサービスカットとかあるわけですが、劇場版餓狼伝説の舞以上に凄まじい事になっちゃってます。到底、この雑記で「参考までにこんな感じ」とかやれません」
 出来ないです。
「んで、舞を意識して作られてるのはほぼ確実で…ゲーム版の没ボイスに「宇宙一ぃ」とか非常に危険なものまであります。サイトロンの1500シリーズか、それかネオジオCD版のDBで聞く事出来ますんで、シャイアさんの「宇宙一ぃ」を聴いてやって下さい」
 収録しちゃうんだったら、やっちゃえば良かったのに、勝利ポーズ。
「ゲーム版の設定画にはレースクイーン姿もあるんですが…これはダブドラのアモンのエンディング見ていただければ意味がわかるかと思います。ダブドラと並行してゴウカイザーの企画は立ち上がってたって事でしょうね」
 じゃあ、声を担当した冬馬さん。この人も説明不要って感じだけど。
「対戦格闘ではDOAのレイファンが一番有名ですかね。でも、実は他にも結構あって、闘神伝2のソフィア…これも有名かな」
 それってアニメ版じゃなかったっけ?
「いや、ゲーム版。鉄拳3の凌 暁雨とニーナ、それから、ソウルキャリバーのアイヴィーもそうですね。面白いとこだと、らんまの超技乱舞篇のひな子先生。…アニメに登場してなくて、ゲームでまず登場して、ゲーム版で演じたった事で、OVAでも冬馬さんがひな子先生を演じる事になったそうです」
 発売時期からして、OVAでとっくに配役は決まってたんだと思ってた。
「チャイルドひな子とアダルトひな子…声優さんをいちいち変更するんじゃなくて、1人で。まあ、当然ですけどね」
 アニメだと…これは外せない!!…ドラゴンクエストのゴメちゃん!
「…普通、ディードだろ」
 それからフォーチュンクエストのシロちゃん。
「わんデシ、わんデシ」
 わんわんデシ。
「あんたは何か。冬馬さんに何か思うところでもあるのか?」
 いや、何かそーいうもんなのかなって。
「一応補足しとくと、フォーチュンつってもOVA版の方ですから」
 一応っていうと、ドラマCDの春麗っていうのも、対戦格闘的には外せないかな。
「不遇の主人公…「後編が発売されなかったゲーム」…モンスターメーカー闇の竜騎士のライアっていうのもありますね。折角の主人公なのに…後編無いんじゃ」
 何か、魔法ファンタジー作品多いね、冬馬さん。


ミスティ・シャイア

「変身したシャイアさんです、変身のかけ声は…どーでもいーや、変身でも何でもないし」
 行くわよ、ボールボーイ!です。
「ミスティ・シャイアっていうのはアニメ版とかの設定で、ゲーム版だとどこぞに「シルキー・シャイア」とかって書いてあったけど、公式設定では「シャイア仮面」名乗ってるみたいですね。仮面してないけど」
 シャイア名乗ってるし、正体も何も無いけど。
「変身したからって別に強くなるわけでもなくて、ただ何か服装が変わるだけ」


ボールボーイ(CV:幸野善之)

 シャイアがいっつも連れてる小型ロボット。闘うのはシャイアじゃなくて、このボールボーイ。
「自我がある…まあ、アトム的にいえば「心のあるロボット」ですかね。設定は当然、ゲームとアニメとで違うんですが、どうでもいいかと思います」
 シャイアには絶対服従。結構ヒドい目にあってるけど、離反なんてしない。
「可愛いヤツだと思いますよ、かなり。シャイアのエンディングに出てくるロザリー…ロザリア=ロクサーヌが連れてる、黒いボールボーイとはお友達」
 多分、彼もヒドい目にあってるんだろーなー。
「ちなみに彼の名前はアルフォンス。こいつはボールボーイ。名前に差が…差が」
 そんな事、気にしない。
「で、ボールボーイはシャイアと一緒にやっぱりゴウカイザーより一足先にダブドラでアモンのエンディングに登場してます」
 でも、ゴウカイザーとダブドラの世界はつながってないからね。あくまでもゲスト出演で。
「つながってたとしても時代が違うし」
 声を担当した幸野さんなんだけど…またまたごめんなさいです。
「何か最近見た気がする、この名前。ゴウカイザーだとマリオンも演じてます。マリオンもロボットだけど」
 他には?
「バトルスピリッツ龍虎の拳にも出演してたみたいですね。…一応、ネオジオコンテンツ持ってる身としてアレも買うかな。録画したけど、どこにテープあるかわかんなくなっちゃったし」
 リョウがハムの人なバトルスピリッツですか?
「面白くないんですよねぇ、でも、アレ。続編作れるように終わらせたのに、結局作られなかった。…っていうか大張さんとSNKプレイモアとで組んで、バトルファイターズの続編作って下さいよぉ」
 リリィとスーリアの幽霊に悩まされるテリーが除霊する話。
「ダメです、そんな事しちゃ。スーリアなら、秦兄弟救えるかもしれないんですから」
 でも、姿見えるのテリーだけ。
「そう、だからこそテリーは秦兄弟を救いたいって思う。餓狼伝説の主人公はギースかもしれませんが、バトルファイターズの主人公はテリーです」
 ゴウカイザー終わったら、バトルファイターズ餓狼伝説とモーションピクチャー餓狼伝説の紹介する、じゃあ?



「時間も無いし、じゃあゴウカイザー。今日は「かりん」です。ゲーメスト的には「かりんちゃん」ですかね」
 何がどうメスト的なんだか。
「当時のメストはキャラ名として「かりんちゃん」を使いました。オフィシャルを無視して」


孫華鈴(CV:桜井智)

「133代目の斉天大聖…ネオジオ対戦格闘には多い孫悟空の1人ですね」
 孫悟空じゃなくて孫華鈴だけどね。ちなみに、他のはワールドヒーローズパーフェクトと神凰拳。
「猿娘っていうとMVC2のソンソンがいますけど、かりんの方が遥かに古いですね」
 ストーリー的にはどーでもいーキャラで、人気稼ぎの為に作られたキャラだね、明らかに。
「活発で、ちょっとバカで、天然でショートカットでいかにもなキャラなんですよね。で、惜しい事実として…当初はもっと控え目だったっていう」
 控え目だけど活発。
「そう!控え目だったんです、胸は…悠さんみたいに」
 そう、ボクみたいに。って、ボクよりはマシだったんじゃないか、それでも。って、何回言ったら、それがセクハラ発言だって理解するかな。
「実に惜しい!……大張さん、わかりますか……あなたは選択を間違ってしまったんですよ!!」
 間違ってるかどーかはわかんないけど。
「間違ってますよ。シャイアがいればいいじゃないですか。16歳なら人によってはロリ系として認識してくれるというのに」
 16歳は違うよね、16歳は。
「人による。で、かりんは…ゲームでの設定はゴウカイザーが好きだけど、変身前の勇人には特に興味が無いっていう…あまりにもそれはっていう子だったんですが」
 アニメとかだと、最初から「ゴウカイザー = 勇人」って結びついてるし、そうでなくても普通に、勇人クンの事が好きみたいだよね。
「勇人は相手してないんですけどね。かりんの何が気に入らないんだかわかりませんけど」
 妹みたいにしか思ってないだけじゃないかな。
「妹って扱いは残酷ですって。所詮、妹。大事な存在だったとしても所詮、妹。友達よりはある意味、上ですが、決して恋人じゃあない。友達なら恋人に格上げだか格下げだか」
 どっちでもなくて属性が変化するだけかな。友達よりも恋人っていう関係の方が上だとか下だとかってそんな事無いから。
「そう、まあ変化はある。でも、妹って思われちゃったら変化は難しい」
 多分、かりんちゃんと勇人クンの関係ってずーっとあのまんまだろーなーっていうのは感じる、確かに。
「OVAでは唯一「超必殺技」を使うキャラ…ですね。ゴウカイザーがバーニィサモナー使うけど、あれは分類的に超必殺技じゃないし」
 それだけ、かりんっていうキャラがストーリー上は「あんまし強くない」って認識されてるって事なんだろーけど……シャイア以下!?
「だって、シャイアの超必ってすーぱーしゃいあ人だし、あんなの映像化しても」
 超必殺技使ってさえ、足手まといなレベルだった、OVAかりんちゃん。
「『弱すぎるぅ』っていうのは狂死郎じゃなくて、かりんちゃんが先に使った勝利ボイスですが…かりん…本人が弱すぎ」
 ちなみに「もういっぺん…する?」っていう方の勝利ポーズはABCD+↑で没になった勝利ポーズが出るから、知らなかった人は見てみてね。
「私がサイト開設した頃には全然知られてなかったんですけどね。私…とあるサイトに投稿したんですよ。そこから広まったのか、そことは違って別に「普通に知ってた人」がサイトを開設したのか知らないですが、最近はこのネタを公開してるサイトも結構あります」
 広まるっていうのはいいよね。埋もれちゃうより。
「間違って広められるのはすっごいイヤですけどね。じゃあ、声を担当した桜井さんを」
 ネオジオ的には初代リムルルとして有名かな。斬紅郎無双剣のリムルル。
「世間で一番有名なのはミレーヌ=ジーナスですかね」
 同じくネオジオ的にじゅーよーなのはモーションピクチャー餓狼伝説のヒロイン…スーリア=ゴーダマス。
「同じ主人公に恋する大張ヒロインですが、かりんとは結構違いますね。とはいっても、かりんの参考になってる可能性はありますが」
 健気なショートのヒロイン。バカなお兄さんの暴走止めたくて苦しむ事になっちゃった妹さん。
「スーリアさんは参考って事で」


スーリア ゴーダマス

 こらこらこらこら、今回はモーションピクチャーの紹介じゃないぞ、まだ。
「スーリアは普通に可愛いので、「大張餓狼は嫌い」って人も…見てみてはいかがでしょうか?」
 嫌いだったら見れないと思うけど、やっぱり。
「いや、オリジナルだからこそ、見れるって気はします」


かりん

「斉天大聖かりんとしては、この服装です。アホみたいな服装ですが……正装です」
 変身のかけ声は…。

せーてんたいせー
けんざんっ

 何となくひらがななイメージで。
「変身したからって別に強くなるわけでもなくて、ただ衣装変わるだけです、この子も」
 防御力とかは高いんじゃない?もしかしたら。
「ジャンプして両手足を広げて…一瞬で完了。着替えじゃなくて変身なんでしょうな、やはり」
 っていうか、普段から着てて、その上に制服着てるんじゃない?
「いちいち制服破くんか、この娘は」
 無いか、いくら何でも。
「きっと斉天大聖の能力なんでしょう」



「そうですよね。でも、時間がなぁ。っていうわけなのでゴウカイザーです。メインキャラは全員終わったので、チョイ役になりますが、こっからは」
 でヤンスの人じゃないからね。
「今日はそこそこに出番があったって事で不動先生です」


不動鸞峰(CV:堀秀行)

「ベルナール学園の古典教師」
 その正体はAクラスエージェント。っていうか忍者。
「ベルナール学園が何か怪しいって事で潜入捜査してました」
 それだけの存在だからOVAでの出番はほとんど無し。インターナショナル版だとその少ない登場シーンも削られて、ちょこっと登場しただけ…ただの教師として。
「んでゲーム版だと声も違ってて、京介と同じ置鮎さんでした」
 で、OVA版の堀さん。ゲルマン忍者なキョウジ兄さんで有名だからみーんな知ってるよね。
「シュバルツ」
 一輝兄さんでも有名かな。力強い兄さんって言ったら堀さん!
「星矢の時に堀さんの話した気もしますね。沢村一気ことイッキマンも演じたんですが、この時は弟だったとか」
 惜しいのは…ゴウカイザーにも「立花一輝」っていう「イッキ」がいたのに、演じなかった事かなぁ。兄さんとイッキは堀さんで!!


不動丸

 不動先生のエージェントとしてのコードネームが不動丸。
「インターナショナル版では出番ありません」
 可哀想な不動先生。
「ジャス学でも教師の立場なんてたいしたものでもないですし、学園モノでは教師などオマケです、オマケ」
 出番無いし、とーぜん…ストーリーに絡まないよ。
「元々の出番は国連でのベルナール学園潜入捜査の結果報告の時の回想シーンだけで、それ以降は出てこない。国連は結局何もしてない」
 不動先生も任務じゃないから、王牙とは闘わない。
「外来語が好きじゃないみたいで、金髪碧眼は嫌い。ゴウカイザーなど問題外でしょうな」
 日本語を使え!ってヘルスティンガーに言いつつ、自分も「テスト」とか使っちゃう。
「以上です。後、OVAに出てるのは立花とランディの2人。あとちょっとでゴウカイザー紹介終了です」



 ん、24:00間近。そろそろゴウカイザーの時間!
「やるんかぁ?」
 やらないと4月10日って日付がウソになっちゃうけど?
「じゃあ、ぱっぱっと」


立花一輝(CV:檜山修之)

 ベルナール学園の3年生で応援団の総団長!らいぶらりぃのとこで2年生って書いてあるけど…参考にした資料が間違ってたみたいです。
「直さないとな」
 ベルナール学園の総番なんだそーだ。
「ブライダーのエンディングって立花が「せんぱい」って呼んでるし、2年っていうのが正しい気もするんですがねぇ?」
 5年制かもしんないし。でも、総番。
「別にストーリー的にどーでもいーキャラなんでOVAではほとんど出番無いです。不動先生よりは多いけど」
 不動先生の扱いが悪すぎるだけだと思う、それは。
「立花、結構いいと思うんですけどねぇ」
 で、声はみなさん、知っての通り…ゲーム版では大張センセー自ら担当。
「まあ…下手ですけどね」
 うん、下手。


十文字三郎(CV:幸野善之)

 ベルナール学園の1年生で応援団の団員。立花の舎弟の1人。
「立花の秘密を知ってしまったが為に…悲惨な目に遭ってしまった人」
 ゲームだと出番無いのに、OVAで出番与えられた稀有な人。出番って言っても、ちょっとだけだけどさ。
「何で、三郎なのか!二にしときなさい、二に」
 声は、公表はされてないけど、ゲーム版だと反田誠二さんが担当してる。
「ゲーム版だと出番無いって言わなかったか?とかってツッコミがありそうだな、おい」
 気にしない気にしない。反田さんは大張センセーと組んで仕事してて、モーションピクチャー餓狼伝説とかVIRUSでも一緒に仕事してるね。
「具体的に何やってる人なのかはよく知りませんけど」


ブライダー

「立花も三郎クンも改造人間です。そして変身すると…ブライダーとなります。手前が立花が変身した一号で、奥が三郎が変身した二号」
 つーまーりー、三郎クンは出てないけど、二号が出てるから、CVって概念が存在してたのです。
「王崎が拉致って改造して、脳改造…洗脳される寸前に目覚めて脱走。設定はかなりアレですが、ゴウカイザーのストーリー的には実のとこ「どーでもいー」キャラじゃあなかったはず」
 どーでもいーって言ったのはキミだ、キミ!
「うにゅう。当然、王崎はわざと逃がしたんですね、これ。逃げられないようであれば期待はずれって事で本気で洗脳してたでしょうが」
 自分を倒す可能性を持った男。でも、京介クンみたいに負の力を使えるような男じゃあない…正義感強いし、ね。で、カイザーストーンを使える才能も無い。だから、改造手術!
「設定がどうあれ、立場としてゴウカイザーとかと同じで、対王牙の戦士なんですがねぇ」
 キャラ多すぎてもまとめらんないから消されちゃったんだろーなー。
「で、二号の方は、立花が変身するとこ見ちゃって…立花に改造されました。まあ、学園のマッドサイエンティストが改造には協力したようですが」
 やな学校だ。
「っていうかそのうち、応援団員全部…ブライダーとかって事態になりそーだ」
 やな応援団だ。
「言い忘れてましたが、変身のかけ声は」

超ッ変ッ身ッ

「ブライダーはゲームでは最強キャラです」
 可哀想なのはやっぱり二号かな。
「ゴウカイザーってゲームは、倒した相手の必殺技をもらえる、必殺技トレースシステムがある。そして、ブライダーの必殺技は高性能なものばかり。その中に1つだけ全く使い物にならない技があるんです」
 二号を呼び出して、一緒に飛び蹴りをする「ダブルブライダーキック」。単なる魅せ技…なのに、ブライダー倒して覚えられる技がダブルブライダーキック。
「自分を倒す程の漢!…頑張ってくれ、友情の証だ、力を貸そう!…………………二号がな」
 そんな感じだよね、本気で。何をトレースしても使えそうな技ばっかりのブライダーなのに、よりにもよって役にも立たない技をトレースさせる意地の悪さ!
「そして……お前がやれよ!って言いたくなるトレース技。立花が「漢」と認定する度に二号は「呼び出し喰らう相手」が増えるわけです」
 ダブルブライダーキック……ブライダー二号を呼び出して一緒に飛び蹴りをする技。…つまり、一号がダブルブライダーキックを伝授するっていう事は「二号を呼び出せる人が増える」って意味。
「一号ったら、無節操に誰にでも伝授しちゃうんで、二号は大変です。ゴウカイザーに呼び出される分にはまだいいでしょう。三郎クンはシャイアのファンらしいので、シャイアに呼び出されるのもまあ悪くはないでしょう」
 でも、お猿さんな女の子とか、センセーとか、見るからに怪しいおじさんとか、男好きそうな全身タイツなアメリカンヒーローっぽい人とか……ロボットにまで呼び出されるのはちょっとねぇ。
「ロボットはなぁ」
 ロボットはいくら何でも勘弁してあげて下さい!
「三郎クンの受難は続く」
 誰がどこで呼び出すかもわからない。かといって呼び出しに遅れると…多分、立花に怒られる。
「ただ、彼にとって幸いだったのは…「ダブルブライダーキック」が全然役に立たないぐらいに攻撃発生が遅い技だって事です」
 そりゃ、誰にいつ呼び出されるかわかんないんだから、現れるのもちょっと遅くたってしょーがない。
「なんつーか、立花…やっぱりお前がやれよ!って言いたくなるトレース技です」
 えと、OVAでは出番…一瞬です。インターナショナル版だと出番…無いです、カットされました。
「さて、残るはランディただ1人!」



 ダンディ…やっぱりすっかり消えちゃったけど…ただ流されるだけの一般大衆ごときにダンディの良さなんてわかんないって事です!
「何故、とーとつにダンディなのかは説明したくもありません、懐かしきは超通常技伝授」
 何がゲッツだ!ダンディの持ちネタはそんなんじゃない!ダンディの本領は…ダンディの本領は…あの可愛らしい寒さだ。
「本人は多分、不本意です」
 そーいうわけだから、ボク…田村悠は変わらず彼を支持していきます♪
「じゃあ、ゴウカイザー行きますよ…っつうか、ダンディダンディ言うから、まるで狙ったみたいになっちゃったじゃないですか」
 んに?あーーー、ランディだっけ、今日。…ぐーぜんです。


ランディ リッグス(CV:石川大介)

「ベルナール学園2年で考古学研究してます」
 かりんちゃんの事が密かに好きなんだよねー。
「報われないと思います」
 あと、アメコミも好きみたいだね。言っていいのかどーかわかんないけど、ボクは好きじゃないです、アメコミ。
「濃いしな」
 っていうか全身タイツで筋肉なヒーローがイヤです。
「ランディはこんなもんですかねぇ。ランディ自身は別にどーって事も無い普通の人なんで」
 ゲームだとアメコミヒーローみたいな「キャプテンアトランティス」に変身するんだけど、OVAでは無し。…いてもやだけど。
「世界観変わりますな」

 チビッコ達…。何事にも勇気を持ってぶつかっていけば、この私のようになれるんだ。ガンバリたまえ!

 エンディングでのキャプテンのセリフだけど、彼みたいになりたくないから、てきとーに勇気持たないようにしたいと思います…ボクは。
「キャプテンアトランティスは…おそらくはアトランティス文明が生み出した科学の結晶。ランディが発掘した仮面に記憶やら人格やらを移植して、その仮面をつけた人間を乗っ取る…そーいう類の」
 まるでカーラのよーだ。
「ポカポカってのもありますな」
 かいぞーの前に、久米田先生が連載してた漫画です!…南国アイスとかいぞーの2つは有名なのに、ポカポカはいまいちマイナー。
「今から見るに、「らしくない」漫画って事になるんでしょうな。…普通だし。とてつもなく普通だし」
 キャプテンの場合、肉体情報も持ってるみたいだから、カーラよりもポカポカに近いわけか、考えてみれば。
「キャプテンは正義感強いんですが、「男が好き」っていう致命的な欠点があるのが困ったもんです」
 そりゃアニメに出すにはちょっと辛い。
「兄妹愛はOKなのにな」
 別に描く事自体は問題無いだろーけど、見たくないし。ランディならまだいいとして。
「ちなみにキャプテンのエンディングにはダブドラのブルノフが出てます。シャイアとボールボーイがアモンのエンディングに出てたお返しですね」
 その割に扱いがヒドイ。何かブルノフっていうより、黄金のカンビエみたいだし。
「ちなみに声は…ゲーム版では石川英郎さんでした。ランディじゃなくて、あくまでもキャプテンですけど」
 OVA版の石川大介さんは全然知らない。ネットで調べてみてね、興味あるなら。